Dr.喜作のブログ

2014年4月 の記事一覧

  • 4月30日 狂犬病の集合注射の反省会がありました

    市役所の淀川衛生事業所で 今年の狂犬病集合注射の反省会が行われました。このブログでは何度も書きましたが今年度から枚方市が中核都市になったことにより保健所が大阪府から独立して枚方市の管轄になりました。その結果細かい理由は私には分かりませんが 狂犬病の予防注射の業務がこれまでの市役所さんの管轄から保健所さんに移りました。保健所さんとしても今年度から枚方市で独立した組織としてスタートするわけで それだけでもかなり困惑されておられると思いますが 狂犬病の集合注射が年度のスタートと同時に始まりますので かなり戸惑われることになるのではないかと 獣医師会側としてはかなり心配していました。市役所から昨年までの集合注射を仕切っておられた方が少なくともお一人は保健所さんに移動されるらしいという情報はありましたが、何しろその他の方々は全く初めて集合注射という仕事に取り組まれるわけなので 正直な所かなりの混乱やトラブルが発生することを覚悟していました、

    所が案ずるよりも産むが易しとでもいいましょうか 殆どトラブルや混乱もなくて 役所に寄せられる苦情も例年よりも少ない位だったそうでした。勿論獣医師会側としても 会場の設営などの作業は積極的に手伝うように配慮しましたが 保健所の方々の準備と努力の賜物だと思います。今年は獣医師会の代表を務めておりますので もし何かトラブルが発生したら 直ぐに私が出かけて行ってお詫びをする覚悟をしていましたが 幸いそのような機会は全くありませんでしたので凄くホッとしました。

    会議の途中で私が勘違いして 頓珍漢な発言をしたぐらいで 反省会は和やかな雰囲気で順調に終了しました。反省会の終了後に獣医師会のメンバーだけ残って 若干の連絡などをして 集合注射の打ち上げ会を17日の土曜日に行うことが決まりました。毎年 この時期に獣医師会のメンバーの親睦を深める意味合いもあって 行っています。最近は土曜日も平常通りに診察している病院も多いので 皆がお酒を飲めるわけではありませんが 楽しい雰囲気で飲み食いできる一時です。ただ、参加者は残念ながら会員の半数に満たない場合もあります。例年どこかの食べ物屋さんに昼過ぎに集まって飲み食いするのが恒例ですが 参加率を上げるためには 何か一工夫が必要だと思います。

    例えば趣向をガラッと変えて 山田池公園辺りでバーベキューパーティーにしてみるとか どこかに場所だけ借りて参加者が各自で料理を用意して持ち寄るとか カラオケ屋さんで飲み食いしながらカラオケ大会で盛り上がるなんて言うのはどんなものでしょうか。責任者だからと言って張り切りすぎてかえって逆効果になるかもしれませんから 大人しくしていた方が賢明なのかもしれませんが、せっかくの機会なので提案だけでもしてみようと思います。打ち上げが終われば枚方市獣医師会の活動はほぼ終了なのであと少し気を抜かずに頑張ろうと思います。

  • 4月29日 みどりの日がいつの間にか昭和の日になっていました

    病院の仕事を始めてからは ゴールデンウィークはある意味稼ぎ時なので どっちみち働いているのだし その日が何の日でどういう謂れで休みになっているのかなんて全く興味が無くなっていました。以前は本日が昭和天皇のお誕生日だったことは 勿論明確に覚えています。所が昭和天皇様が崩御されたことにより天皇誕生日は12月23日に替わってしまいました。しかしゴールデンウィークを形成する祝日をなくしてしまうのは如何なものかと いう事で最初は季節的にも新緑目に鮮やかな時期なので「みどりの日」と呼ばれていたように思います。

    所が平成17年に五月三日の憲法記念日と五日のこどもの日の間の四日も祝日にすることになり四日を「みどりの日」と呼ぶようになりました。それまでの四月二十九日は昭和天皇のお誕生日という事で 「昭和の日」という名前がついて祝日として残り現在に至っているのだそうです。自分が仕事を休むわけではないので 殆ど興味がなくていつの間にか祝日の名前が変わってしまっていることに全然気が付きませんでした。まあ、お休みされているサラリーマンの方々もどこまで各祝日の意味合いをご理解されているのかは疑問に思いますが まあそんな事はいいでしょう。

    ちなみに十一月三日は「文化の日」として定着していますが 実は明治天皇のお誕生日が祝日として現在にまで残っているのだそうです。戦前までは「明治節」という名の祝日だったのだそうですが 近代文化が目覚ましく発展した明治時代を象徴する日として 「文化の日」と呼ばれるようになったのだそうです。

    病院の仕事を続けている限りはゴールデンウィークにのんびりする事はないとおもいますが 仕事を引退してからも 混みあうし渋滞するし高くついてその上サービスの悪いこの時期に遊びに出かけることは恐らく絶対にないと思います。

  • 4月28日 本日はにわとりの日だそうです

    毎月28日はにわとりの日なのだそうです。文の日、風呂の日、に続いてゴロ合わせもかなり苦しいように思いますがまあ良しとしましょう。にわとりは勿論最初は野生に存在していたものを家畜化したのですが 中国で四千年も前の事だそうです。日本にも縄文時代には伝わっていたのだそうです。ただ 当初はにわとりは観賞用のいわゆるペットみたいな存在だったのだそうです。庭をうろうろしている所からにわとりという名前がついたのだそうです。

    卵を食用に用いるようになったのは江戸時代の中期に南蛮人が到来して卵を食用にする文化が伝わったのだそうです。鶏肉を食用にする文化は明治維新後に牛鍋が広まったのとほぼ同時期に鍋の食材として広まったのだそうです。鶏ガラをグツグツ炊いてとった白くて濃厚な御出汁で鶏肉や野菜を炊いて食べる水炊きはお鍋の種類の中でもかなり好きな方です。

    若い頃はすき焼きが一番大好きでした。霜降りのたっぷりと入った上等の柔かい牛肉を砂糖と醤油でグツグツする濃厚な味付けとそれを溶き卵につけて食べる贅沢な気分が味わえて 最高に幸せなひと時でした。子供の頃に日曜日の夜にしかすき焼きは食べられなかったので日曜日の夜はひょっとしてすき焼きではないかとワクワクしながら期待していました。

    ただ最近は年をとって 油濃いのが苦手になり甘辛い濃厚な味付けも 受け入れにくくなってしまったので すき焼きが一番大好きではなくなりました。少し値段が張るけれど上等の鶏肉を購入して 美味しいポン酢であっさり食べる水炊きの方が好きになってきました。以前はスーパーで安く売っているいわゆるブロイラーなるトリ肉ばかり食べていましたので から揚げなどの濃厚な味付けをしてしまうと そこそこ美味しく食べられますが お鍋の場合はその肉の旨味が正直に味わえるので安物の肉では当然安物の味しかしなくて 水炊きを美味しいと思ったことがあまりありませんでした。以前にもらい物で名古屋コーチンのそれも結構上等の鶏肉を頂いたので 水炊きにして食べたところ非常に美味しく感じました。

    それ以来 当たり前ですが上等の鶏肉は凄く美味しい事に気が付いて 鶏肉やさんを探して 美味しい鶏肉を探して購入するようになりました。私はコーヒーや紅茶の微妙な違いを判別できない味音痴な人間だと以前にも書きましたが やはり鶏肉でも 有名なブランド例えば名古屋コーチンや比内地鶏などは価格もかなりするし それなりに凄く美味しいとは思いますが 残念ながら銘柄によるそれほど明確な味の違いは 正直な所よく分かりません。でも当たり前の事かもしれませんが 上手いものを食べようとすると 高くつくのはしょうがないのかなあと思います。

    やすくて美味しいものを見つけるのが 本当の食通の方なのだと思いますが 私のように繊細な感覚を持ち合わせずに生まれてきた人間は 美味しいものを食べるためには少々高くついても致し方のない事なのだと思います。もう残りそんなに長くない人生なので 美味しいものを頂く幸せを存分に味わいたいと思っています。

  • 4月27日  本日は婦人警官の日だそうです

    1946年の本日警視庁に初めて婦人警官が62人採用されたのだそうです。警察官と言えば 犯罪者と直接接触する機会もある仕事ですから 男性それも屈強な男性が望ましい職業だと思いがちです。当時日本は戦争に敗れて連合国軍の最高司令部(GHQ)の支配を受けていたわけですが そのGHQの指令により婦人警察官が採用されることになったのだそうです。男女同権の精神なのか 女性犯罪の捜査には女性目線も必要だと判断されたからなのかわかりませんが 終戦直後でまだ大和撫子がもてはやされていたであろう時代に 一度に62人もよく婦人警官を採用できたものだと感心します。

    現在では女性の自衛官もごく普通に存在するし 男性オンリーと思われていた職場への女性の進出は さほど珍しくもなくなりました。女性が男性に頼らずに立派に自立して生きていかれるのは 素晴らしいことだと思います。来院されるご夫婦を見ても 殆ど主導権は奥様が握っておられることがよく分ります。勿論私と奥様の関係においても 圧倒的に奥様がイニシアチブを握っておられます。

    けれど私の個人的な希望としては 女性はやはりお淑やかで 大人しくて 控えめな性格の方がいいです。乃木坂46でいうと なあちゃんやマイマイみたいな女の子です。白石麻衣や生田絵梨花の方が美しいとは思いますが 相当に気が強そうでやっぱりなあちゃんやマイマイと一緒にいたいです。

    理想と現実はなかなか一致しないものだし 正直申し上げて私の様にすごくだらしなくて 怠け者で不器用な要領の悪い人間には 奥様のように しっかりしていて私を正しい方向に引っ張って行ってくださる女性でなければ 私はまっとうな道をあゆめない事は自覚していますから 奥さまと暮らしていくしかないことも納得しています。

    というよりも奥様は一人でもたくましく生き抜いていかれることは間違いないので 私が奥様に見捨てられて一人ぼっちでおいて行かれないように 十分な注意が必要だと思っています。日頃から奥様のお役にたちたくて傍によると「役に立ちたかったら傍に来て邪魔をしないで」ときっぱりと言い渡されてしま ゙がっくりする毎日です。

    物理的には私の方が腕力があるはずなのですが 強引に奥様を抱きしめようとすると 必ず奥さまの反撃を受けて 抱き締めることすらできません 最初から気合負けしているのでしょうが恐らく私は一生奥さまを抱きしめることは出来ないだろうと思っています。すごく悔しいですが 奥様と一緒に生きていくしかしょうがないので 思い通りにならない人生だけれど あきらめざるを得ないと思っています。これ以上書くと 更に悲しくなるのでこの辺で終わりにします。

  • 4月26日 本日は風呂の日だそうです

    毎月二十六日は 風呂の日だそうです。文の日もそうですが単純なゴロ合わせです。私は正直な気持ちお風呂があまり好きではありません。子供の頃から風呂に入る時間が何故かもったいないような気がして風呂に入るのが嫌いでした。子供の頃には 勿論夜に入浴していました。両親と妹と四人暮らしだったので 大体入りたいときに風呂に入れます。小学生の事には 遅くなると入浴するのが面倒になるので 外で思い切り遊んでから 家に戻ると夕食前にさっさと済ませることが多かったようです。

    中学生になり夕食後に勉強をするようになってからは 先に風呂に入ると直ぐに寝てしまうので 十一時頃の寝る直前にさっと入浴するようになりました。洗う順番は子供の頃から今も殆ど変っていませんが まず体を洗います。それほど丁寧にごしごし洗うんではなくて 石鹸のついたタオルで撫でるようにして取り敢えず全身に泡が付着すれば良しとしました。次にシャンプーで頭を洗い、石鹸で顔を洗ってから、一気にお湯を頭からかけて泡を洗い流します。この荒い方なら約五分で全身を洗って流せるので合理的で時間を節約できるような気がするからです。

    中学の時の友人がまず顔を洗ってから頭を洗うべきだと主張しました。順番が逆だと顔を洗う時に一旦洗い流した髪の毛に石鹸がついてしまうからなのだそうです。私のように頭と顔を同時に洗い流す合理的なやり方を彼は知らないようなので 心の中でクスリと笑ってやりました。同時に洗い流す場合、先に顔を洗うと 目が開きにくいのでシャンプーの場所が分かりづらいので頭を洗ってから顔を洗う方が合理的なのです。私にしてみれば風呂に入っている時間を一秒でも短くしたいので 合理的な体の洗い方を大切に考えます。一度に全部を洗い長右方がお湯の節約にもなり 地球に優しい入浴法だと思います。

    勤め始めてからは 朝風呂に入浴法を変えました。岐阜大学時代の友人が寝る前に入浴しないと 布団やシーツが汗臭くなってしまうと主張していました。彼女は人間が寝ているうちにどれだけ大量に汗をかいているのか全然ご存知ないみたいなので 心の中でクスリと笑ってやりました。人間は快適な環境で眠っていても 相当量の寝汗をかくものなのです。寝る前に入浴して寝る前までにかいた汗を洗い流しても眠っている間に書いた汗を洗い流さずに翌日の生活を始めるのは 私は感心しません。やはり朝起きて直ぐにお湯につかると徐々に頭がシャキッとしてきて 寝ている間にかいた汗まですっかり洗い流せますから 私は朝一で入浴するほうが その日一日をさっぱりと清潔に過ごせる合理的な入浴方法だと思います。

    世間では寝る前に風呂に入る方と朝起きた時に風呂に入る方のどちらの方が多いのでしょうか。別に各自が好きなタイミングで入浴されれば結構だとおもいますが 私は恐らく死ぬまで朝起きた時に入浴をすると思います。

  • 4月25日 25日と言えば今でもお給料日の定番なのでしょうか

    本日は日曜日なので25日にお給料日の方は多分23日の金曜日に繰り上がって振り込まれているのだと思いますが いろいろと時代が変化していますから お給料日も以前は25日が定番みたいでしたが もっといろんな日にお給料を受け取っておられるのでしょうか。私も数年ですが塩野義製薬に勤めて サラリーマンを経験させていただきました。現在はどうなのか分かりませんが 私が務めていた三十数年前の時代には 製薬会社はかなりお給料に恵まれた業種でしたので一年目からかなりたっぷりと頂いていました。私は当時から勿論お酒を嗜みませんし ゴルフは三年目からかなり凝りだしましたが最初は全然興味がなくて お金のかかる遊びは全然縁がないので 取り立てて給料日前に余裕がなくなることはなくて それほど給料日が楽しみでもありませんでした。

    ボーナスもいきなり50万円以上頂きましたが これと言った使い道がないので 殆ど銀行の定期預金に入れていました。まあ、たいして遊びにお金を使わないのは 現在も似たり寄ったりで 普段は近所のカラオケに通うぐらいだし、年に二回出かける旅行の時にはある程度思い切って贅沢をしますが 二回の旅行で合わせて十泊ぐらいですから その金額もたかが知れています。洋服はポロシャツとトレーナー、下はジーパンしかはきません。靴は年間を通してサンダルしかはきません。ギャンブルは一切やったことがありません。お酒もタバコも全く縁のない生活ですから 殆どお金を使う機会がありません。

    勿論、守銭奴みたいにお金をがつがつ貯め込んでいるわけではありませんが この病院を廃業して奥様と南の島で のんびりと優雅に暮らせるくらいの金額は貯蓄したいとは思っています。その為にはあと数年は頑張ってお仕事を続けなければなりません。元気で体が十分に動くうちに引退して 南の島で中古のクルーザーを買って毎日トローリングを楽しむつもりです。小さな畑を作りバナナやマンゴーの木を育ててみるのが夢です。ほんの少しだけですから 素人が初めてもなんとかなるような期待をしています。

    病院を廃業した時に病院を売却したり小規模企業共済から受け取る退職金などで一時的に収入が増えるはずなので その税金対策として民宿を営もうと思っています。民宿やクルーザーを購入する費用などが 必要経費として課税対象から外れるからです。勿論民宿で儲けようという気持ちはなくて 友人や親せきが遊びに来てくれやすいアイテムのつもりです。病院の患者さんでも希望される方があれば 恐らく南の島の第一候補は石垣島ですが 殆ど料金を頂かずに大歓迎いたします。

    宮古島と石垣島のどちらに移住しようか悩んだ時期もありましたが 石垣島の方がよそから移住してきた人が優しく受け入れてもらえるという評判を聞きましたので石垣島が第一候補に挙がっています。竹富島や小浜島なども魅力的ですが 年寄になってからの移住ですから ある程度病院などの施設が整っている島を希望すると 石垣島に落ち着きそうな気持ちです。

    将来の夢 というか希望に話が飛びましたが 給料日に話を戻します。病院を開業する前に開業の準備と診察や治療の勉強の為に数年豊中にある病院に勤めました。要はその病院に丁稚奉公に入るようなものです。給料も驚くほど少なかったです。交通費も残業手当も全くなくて 自宅から通っていましたが 殆ど自分の自由になるお金はありませんでした。塩野義に勤めていた時の方が遥に裕福でした。まあその病院だけが獣医師を低賃金でこき使っていたわけではないので 文句を言っても始まりませんが その数年は給料日がさすがに楽しみでした。

    ボーナスもほんの雀の涙でしたが 普段の給料が少ないだけに 有難かったです。私は岐阜大学時代の六年間 親から一切の援助を受けずに学費や生活費をアルバイトで賄って過ごしましたが 岐阜大学時代よりも動物病院に勤めている時の方が 経済的にはもっと辛かったように思います。病院を開業してからは 毎日数万円の売り上げが上がっていますが病院として利益が上がっているのかどうかさっぱり分かりません。開業当初は 一日の売り上げや経費は伝票にあげて 売上帳や金銭出納帳の記帳は自分でしていましたが 決算して申告する作業の殆どを父親に代行してもらっていたので 決算しても病院自体が儲かっているのかどうか全然実感できませんでした。ただ借金を返済して 薬屋さんなどの支払いをして 生活費を抜いても病院にお金があるので 多少は儲かっているのかな という感覚しかありませんでした。

    自分が開業してからは 自分が貰う給料日は勿論なくて アルバイトの子たちに給料を支払う立場になりました。月初めに前月分のアルバイト料を手渡すとにっこり笑顔で受け取ってくれるので こちらも思わずにっこりしてしまいます。自分のお給料日としては 貧しかった病院勤め時代には楽しみでしたが 余裕のある塩野義に勤めていた時期には何も感じませんでした。別にとくに裕福になりたいとは思いませんが やはり経済的に貧しいと 気持ちの上でも余裕がなくなりますから ある程度余裕のある生活を続けたいと思います。

  • 4月23日 今日は文の日だそうです

    毎月23日は文の日なのだそうですが 手紙というものをもう長い事かいた記憶がありません。以前に父方の祖母が生きていたころにはよく手紙を送ってくれましたので 返事を時々返していました。私はブログでも結構長い文章をダラダラと書くことが嫌いではないので 手紙を書くこと自体がそれほど辛くて面倒な作業とは思いません。ただ、祖母が百歳まで生きましたが 最後の最後までしっかりした文字できちんと時候の挨拶から始まる丁寧な手紙を送ってくれていたので その返事をワープロで出すわけにもいかず 便箋に手書きで拙い文字を書き並べるのが 恥ずかしくて嫌でした。

    そんな最後まで元気でしっかりしていた祖母に手紙を書かなくなってからは 全く手紙というものを書かなくなってしまいました。勿論 年賀状はだします。以前は病院の患者さんにも出していましたが 全員に出すわけにもいかず フィラリア予防と混合ワクチンをしてくれている犬の飼い主さん、猫は混合ワクチンをしてくれている飼い主さんにお出ししていました。所がある年に常連さんの飼い主さんだけれど年賀状を出す条件を満たしていなくて 知り合いの飼い主さんが当院からの年賀状をもらったことを知って 何故私の家には年賀状が届かないのかと お叱りの電話を頂きました。何年も当院に通っていながら年賀状をもらっていないのに 納得がいきかねるとの事で 年賀状を出す飼い主さんには一定の条件を設けてコンピューターから抽出したので その方には年賀状が届かなかったことを説明しましたが 御腹立ちは収まらなかったみたいで それ以降は来院してもらえなくなってしまいました。かといって患者さん全員に年賀状を出すのは経費と手間がかかりすぎます。

    私の家にも薬屋さんや買い物をした家具屋さん 宿泊した民宿などから 所謂営業の為の年賀状が結構届きますが そんなもの貰ってもちっとも嬉しくありません。そこで病院から患者さんへの年賀状をそんなとらぶるもありましたので 全廃してしまいました。親戚や友人仕事関係の方々には勿論出していますが この歳で恥ずかしいのですがほんの数十枚程度です。普通私ぐらいの年齢になれば年齢相応に年賀状をやり取りする方の数も 増えていなければならないと思うのですが 筆不精なもので つい直接のお付き合いが無くなった方には年賀状を出さなくなってしまい、現在お付き合いのある方々としか年賀状のやり取りをしていません。

    以前は文面は印刷屋さんに頼むか プリントゴッコで作成していました。でも現在は パソコンのソフトで文面を作成し 住所録で宛名書きまでしてしまいます。自分ですることはソフトの文面を丸ごと利用しないで いくつかのカットを寄せ集めて文書も自分なりに打ち込んで 出来るだけオリジナリティを出すように工夫することぐらいです。出来上がった年賀状に相手の事を考えて一二行でいいからコメントを書き足すように心掛けていますが 忙しくてその時間もない時には そのままポストに投函してしまいます。

    友人からもらった年賀状などに 私に当ててのコメントが書き添えてあると凄く嬉しいので 今後はサボらずにコメントを書き添えようと思います。今はコンピューターの住所録に新しく出来た友人や古くからの知り合いの住所を少しずつ増やしていってますので もう少し沢山年賀状を出せるようになると思います。もう何年も会っていない人と年賀状のやり取りだけででも繋がっているのは 日本の有難い習慣のお陰だと思いますので 年賀状だけのお付き合いでも数をこれからでも増やしていこうと思っています。

  • 4月22日 ホテルの予約が低調です

    今年はゴールデンウィークと言っても曜日の巡り合わせが最悪なのかもしれませんが 後半の四連休ぐらいしかお休みが続くという感覚がありません。ペットホテルの予約状況も後半の四連休にばかり集中していて前半はあまり予約が入っていません。やっぱりまやかしのアベノミクスでは実質的に景気が回復している状況とは程遠いのだと思います。アベノミクスなんて偉そうな名前を付けていますが実際にやったことは日銀が金融機関から国債を限度を決めずにジャンジャン買い漁っていたから円の流通量が増加して 相対的に円の価値が下がり円安につながっただけの事です。円安になれば当然輸出産業が今まで円高で苦しんでいた分を取り戻して潤います。更には将来に対する配慮が全くないので ジャンジャン国債を発行して公共投資を増やしたのでゼネコンを中心とする土建屋さんがかなり儲かりました。自動車やゼネコンなど日本を代表するような企業が儲かれいますから 当然その株価は上昇します。自動車やゼネコンなどの極わずかの巨大企業では当然儲かっていますから社員の給料も上がるでしょう。でもそれ以外の業種は売り上げが伸びているわけではないうえに 円安差損で材料費などが値上がりするし 消費税が8%に上がったことで消費の冷え込みも予想されて 暗い見通ししかたちようが無いように思います

    結局アベノミクスという経済政策で政府が実際にやったことは円の流通量を増やして 円の価値を下げて円安に誘導した事とむやみに国債を発行して公共投資を乱発してごく一部の企業を設けさせたこと、それに伴い儲かった輸出産業や土建屋さんの株価が上昇したので平均株価も上昇して一見景気が良くなったかのような錯覚を 好景気を期待している国民に幻想させたにすぎないと思います。安倍ちゃんは極一部に起こった給料の上昇が全産業に及ぶようなことをさも自信ありげに演説しているけれど 本心からアベノミクスが一般国民にとって恩恵のある政策だと思っているのかどうか分かりません。

    動物病院を経営していると ペットにお金をかけるのは余裕が十分にある方で 余裕のあまりない方は当然予防を一時お休みしたり旅行に出かけるにしても日程が短くなり当然ペットホテルに預ける期間も短くなります。ですから ペットにしてあげる予防の割合やペットホテルの予約状況で私たち庶民の懐具合が かなり把握できると思います。勿論私自身がそれほど余裕があるわけではありませんが 日本の国民の皆さんが なるべく早く実際に潤って ペットにたっぷりとお金をかけられる世の中が早く来てほしいと思います。

  • 4月21日 狂犬病集合注射に当番医として参加しました

    本日は残念ながらあまり天気が良くありません。小雨が降ったり止んだりを繰り返しそうです。今年の狂犬病集合注射に参加する最後の日で うっかり風邪などひかないように白衣の上からウインドブレーカー位は折ろうかとも思いましたが それほど寒くないし雨粒もまばらだったので 白衣のままで過ごせました。天候が思わしくないので注射頭数減少するかと思いましたが前年よりも若干増えるているぐらいに好調でした。ふしぎなものです。今年は全般的に天候に恵まれた割には是年度の注射頭数を下回った会場が多かったみたいですが 大きな事故やトラブルも殆ど無くて無事に終了できそうなので 有難い限りです。

    もうすっかり桜は散ってしまい葉桜に様変わりしましたが ツツジが綺麗に咲き始めました。さつきのつぼみもだいぶ膨らんでいますからあと数日で可愛い花を咲かせてくれそうです。子供の頃にツツジの花の蜜をすすった記憶がありますが 今の子はそんな遊びはしないのでしょうか。ツツジの花びらを取り除き雄蕊なども外して緑色の花の芯の部分を舐めると確かに甘い味が感じられて ほんの少し元気になったような気がします。

    もう少し早い時期だったように思いますが 子供の頃の春には土筆取りに精を出したことも思い出します。友達数人とビニールの袋を持って原っぱを這いつくばるようにして土筆を一生懸命に探しました。摘んだ土筆を家で調理してもらって食べるわけでもなくて ただ土筆を摘むことが楽しくて一生懸命に這いつくばりました。最後に友人とどれくらいとれたかを比較して一番たくさん取った人が その日は少しだけ威張っていたように思います。

    私は行ったことがありませんが 春には蕨やぜんまいを取りに行ってみたいと思っていました。ぜんまいをオアゲさんと一緒に炊いたのが大好きなおかずでした。奥様が山菜を上手に調理していくれるので そのようなものが晩御飯に出てくると凄く嬉しいです。春を感じさせてくれる山菜を取りに出かけると 寒くて辛かった冬が遠のき穏やかな春の到来を実感できるから凄く楽しいのだと思います。秋ののキノコ狩りも楽しそうですが うっかり毒キノコを採取しそうで不安がありますが春の山菜ならそんな心配は少ないように思います。

    春の穏やかな日々は本当に短くて直ぐに雨がしとしと降る梅雨になりそうなので その前にできるだけ自然と触れ合う機会を持とうと思います。

  • 4月20日 小保方さんの言動を見て感じたこと

    以前にも少し書きましたが 小保方さんと理研の泥仕合にはうんざりさせられます。小保方さんはSTAP細胞の研究の報道関係者担当係みたいな存在なのだろうとは思いますが相当回数の実験でSTAP細胞の作製に成功しているのなら そしてその事実を本気で証明したいのなら 何故厳正なる監視下の公の場で その実験を再現しようとしないのでしょう。世界中の科学者が再現実験を試みても上手くいかないのなら その実験方法の記述自体が根本的に間違っているのであり ある意味論文の写真の間違いよりもずっと大きな間違いであるのに 何故その点についてもっとあのおばちゃんを追求しないのか不思議に思います。写真の掲載ミスにしても 悪意のない間違いだから というところにばかり力こぶを入れていますが 非常に衝撃的な内容であり すごく注目されることが予測される論文を発表するにあたって そのような初歩的なミスを犯すような人間に 世紀の大発見なんてできるわけがないと私は確信しています。

    理研という組織に小保方さんの年齢で 研究実績で 責任あるポストについていること自体が 普通に考えるとありえないことなのです。それ以上に不思議に思うことが今回の騒動に対する理研の姿勢です。本来なら身内の研究者が発表した論文がバッシングを受けている場合 当然その論文を擁護する立場をとるはずなのに 何故かそれも恐らくSTAP細胞の研究の一番下っ端でたまたまちょっと可愛らしい女性だから 発表係を受け持っただけの科学者とはいえ 身内の人間に その責任のすべてを背負わせて 理研という組織には何の責任もない ある意味今回の事で悪い印象を世の中に与えられた被害者みたいな顔をしているのがすごく不思議です。

    この論文を発表するのにかかわった学者にはかなりのベテランの大先生も少なからずいらっしゃるのに何故そんな初歩的な間違いを抱えたまま発表されたのか全く理解できません。悪意のない間違いだから捏造ではなくて罪がないとばかり主張していますが 例え過失であろうと人を殺せばそれなりに重い処罰を受けなければなりません。言葉でばかり言い訳をするのではなくて 自分の主張が正しい事を少しでも早く証明していただきたいと期待します。 STAP細胞自体は素晴らしい発見なのですから その存在を早く証明して世の中の役に立つ方向に進んでいって欲しいと心から思います。