Dr.喜作のブログ

2014年4月 の記事一覧

  • 4月8日  狂犬病の集合注射で午前中休診しました

    毎年どの会場を担当するのかは 市役所さんとの最終打ち合わせの日に全員でくじ引きをして決めます。大体注射を打つ日が二日 当番として予診票を診断する日が二日計四日集合注射にかり出されます。殆どの年は四日のうち休診日の水曜日にかかっていて病院を休診する日は三日で済むのに今年は四日とも水曜日以外の日に当たってしまい四日も病院を午前中休診しなければなりません。その時点で今年は貧乏くじを引いているうえに 担当した会場の頭数が少ない組み合わせの日をひいてしまいました。

    最終的には各人が注射した頭数を合計して平均値を出して 注射した頭数の多い人と少ない人の取り分を公平にするために調整しますが 現在の調整法ですと沢山注射した人の方が 勿論沢山仕事をしたのですから当然かもしれませんが若干取り分が多くなります。ですからなるべくなら二日間で少しでも多くの頭数に注射したいのですが 今年は前年度の実績からするとかなり少ない割り当ての会場に当たってしまっているのでその点でも貧乏くじでした。まあ、頭数が多い年もあれば少ない年もあって長い目で見れば結局はトントンになるのでしょうが なんだか今年はいろんな意味で貧乏くじを引いたみたいです。

    このブログで何度も書きましたが今年は枚方市獣医師会の代表を務めているので そんな個人的な事でグダグダ言っている余裕なんてありません。とにかく自分の担当する会場は勿論ですが集合注射全体で大きなトラブルが起こらないことの方がずっとずっと大切な事です。幸い本日も昨年よりも若干注射した頭数は少なめでしたが無事に終われましたし、保健所さんの話では本日までは各会場とも無難に過ぎていてこれといったトラブルや苦情も起きていないみたいです。この二年間は個人的な事よりも枚方市全体で無事に集合注射が終わってくれることを 心から祈っています。

  • 4月7日 私が子供のころは入学式の日でした

    昔は四月七日が入学式の定番でしたが 今では市町村によって異なる場合もあるみたいです。私が枚方市の開成小学校に入学したのはもう五十年も前の今日でした。半世紀前だと思うとゾッとします。親の世話にはあまりなりたくなかった子供みたいでしたが さすがに小学校の入学式には母親と一緒に登校しました。ランドセルが最初はすごく大きくて重たく感じたのを今でも覚えています。私が小学校に通っているうちに母がリューマチに罹ってしまいましたのでその後はだんだん日常の生活でも不自由をするようになりましたが その頃はすこぶる元気な母親でした。桜が校庭にきれいに咲いていたのをよく覚えています。

    一年一組で出席番号が十八番でした。二年生以降のことはあまりよく覚えていませんが一年生の時のことはかなり鮮明に覚えています。担任の先生が曽我部節子先生で かなりのご高齢の先生だったと思いますが いたずらをしてよく頭をこつんとやられていました。今の時代なら多少は問題になるのかもしれませんが当時は悪いことをしたら 怒られるのは当然の事でした。教室の横の空き地でよく相撲を取ったのを覚えています。私はクラスで二番目位に強かったと覚えていますが池田君という子にはなかなか勝てませんでした。私は走るのはあまり速くありませんが 腕力にはそこそこ自信がありました。

    鉄棒にぶら下がって懸垂が五回できるのが自慢でした。私以外の子はみんなひ弱すぎたのかもしれませんが一回もできたら良い方でした。今思えば懸垂の五回ぐらいは全然大したことがないのですが 当時はかなりの力自慢でした。ある日の休み時間に校庭のブランコで遊ぼうと授業が終わると大急ぎでブランコのあるところへ駆けてゆきました。隣のクラスの授業が早めに終わったみたいで 隣のクラスの女の子が先にブランコで遊んでいました。

    しょうがないのでブランコが開くのを待っていました。授業と授業の合間の十分しかない休憩時間なので うちのクラスでは大体十往復位漕いだら次の人と交代する暗黙のルールがありました。所が、先に来て遊んでいた女の子がいつまでたっても交代しません。十回漕いだら交代するルールはうちのクラスだけのローカルルールですから その女の子がそんな暗黙のルールなんか知る訳もないし 基本的には早い者勝ちが校庭の遊戯具を使う時の常識なので うちのクラスの連中はみんな相当カリカリ来ていたけれど辛抱していました。

    そこで力自慢の私は我慢できなくなって 女の子が乗っているブランコを力づくで止めて「いい加減で交代しろ」と叫びました。女の子が鳴き出して「田中君助けて」と大声でわめきました。そこに田中君が登場しました。ずんぐりとした体格で相当に腕力のありそうなやつだとは想像できましたが こちらも女の子に対して力づくの行動に出たので引っ込みがつかず正面から対決しました。

    結果はあっさりと投げ飛ばされて情けないほどあっさりと負けてしまいました。後から田中君に関して情報を集めたら懸垂を軽く三十回以上できるずば抜けた体力の持ち主と分かりました。私は勝てない喧嘩はしない主義の情けない子供だったので 田中君と体力で張り合う事は以後一切ありませんでした。但しお勉強の方では私の方がかなり上回っているという情報も入ってきましたので次のクラス替えで同じクラスになった時にお勉強の方で授業中に例えばテストの点数を比較したりして叩きのめしてやりました。情けないけれど私は子供の頃からそんな嫌な奴でした。

    体力で劣っているのなら自分の体力を向上して相手に立ち向かうという正攻法よりも 自分が楽で確実に勝てる作戦を選択する卑劣な野郎であることを思い出して、五十年たっても全く人間的に成長していないことを自覚して今更ながら悲しくなってしまいました。まあ「三つ子の魂百まで」ということわざもありますから致し方のない事でしょう。

  • 4月6日 渡辺義美のあまりにみっともない姿にがっかりしました

    選挙にお金がかかることは 子供でも知っていることであり時期的に選挙の前に借金をするとしたら 選挙のために使う金だと考えられても仕方がないのではないでしょうか。大体、渡辺義美はこれまでも汚いお金を受け取ったとされる記述がいくらでもある人物だし 借用書を受け取らない相手にどうやって利息を払ったというのでしょう。借りた金を返したから問題がないなどという理屈が根本的に間違っていると思います。万引きをした犯人が万引きした商品の代金を支払ったからと言って万引きした罪が消えるわけがありません。

    法律には詳しくないので 今回の金の流れが公職選挙法に触れるのか 政治資金規正法に反するのかよく分りませんが 大物政治家だからと言って中途半端な追及をするのではなくて 徹底的に追い詰めて党の代表を辞めるぐらいの生温い処分ではなくて 罪人として刑務所に送り込むぐらいの厳しい処罰を下してほしいと思います。

    しょせん政治かなんて 汚い金にまみれていることは 誰でもが知っていることですし、私の一番大好きな政治家は 小沢一郎ですがもっともっと汚いお金にまみれていると思います。でも小沢さんはその剛腕ぶりを発揮して徹底的に追い詰められながら 辛うじて罪人とは認定されていないように思います。少なくとも追い詰められた時の小沢さんの開き直りぶりには 私としては見苦しい雰囲気がほとんど感じられませんでした。だから今でも人に聞かれたら一番好きな政治家は小沢一郎と答えます。

    小沢さんに比べて渡辺義美の言い訳は鳥肌が立つぐらいに見苦しくて 筋が通っていなくて 一貫性もなくて 最低の最悪です。あんな政治家は二度と選挙に立候補できないように重罪で刑務所送りになればいいのになあとおもっています。

    アイドルネタが続いたので その反動かもしれませんが あまりに過激な発言になってしまいましたが 正直な気持ちです。あんな見苦しい顔も言い訳も二度と見たくないし、二度と聞きたくないので徹底的に追い詰めてぎゃふんと言わされて欲しいものです。

    駄目です。今日は書けば書くほど過激になりそうなのでこの辺で終わりにします。

  • 4月5日  平田梨奈 驚異の柔軟性には参りました

    アイドルネタが二日続くのはあまり好ましいことではありませんが 本日放送された「関ジャニ仕分け」の柔軟女王決定戦は凄すぎました。最近全然興味のないAKBのアンダーメンバー平田梨奈なんて言う女の子の存在は全く知りませんでした。画面に映ったその女の子は かなりの目力のある美少女ながら過去二回の総選挙では圏外という全く無名のアイドルです。きりっとしたその目は生田絵梨花並みの目力で ここで全国放送にたっぷり映ればおそらく今年の総選挙では大幅に得票を伸ばしそうな雰囲気です。

    柔軟女王決定戦とはリンボーダンスのように体をそらせてバーの下を潜り抜ける競技です。リンボーダンスと異なるのは競技者が立っている台がスライドしてバーの下を潜りぬける点です。これまでの女王はSKEの須田亜香里でその記録が28センチでした。28センチなんてデブな私が仰向けねても通過できない高さ、というか低さです。結果的にはAKB対SKEのアイドル対決になりましたが、軟弱な芸能人に出場者を限定しているわけではありません。体操や新体操、フィギュアスケーター等柔軟性を要求されるスポーツでオリンピックに出場経験のあるアスリートが参戦しているのです。そのアスリートたちが全て敗れ去って結果的にアイドル対決になったのです。

    最終的に決着がついたのは19センチでした。これまで三連覇してきた須田が失敗して、平田が成功して女王の世代交代が起こったのです。はっきり言って人間業とは思えません。勿論、平田も偶然に優勝したわけではなくて 医者に過去の大会の映像を見せてトレーニングのアドバイスを受けて徹底的に体を絞り込み、鍛え上げて参加してきているのです。ですから 勿論無駄なお肉は全くついておらず、でもオッパイはそこそこあって きりっとした美少女ですから この日の全国放送でそのアップがたっぷりと放送されて知名度が飛躍的に上がり 今年の総選挙ではどれくらい上位に食い込んでくるのか凄く楽しみな存在になりました.

    昨日も書きましたが ことしはAKBの総選挙に投票するという形で参加するつもりはありませんが 横山由依ちゃんがベストテンに入れるのかどうかと 平田梨奈がどれくらい上位に食い込んでくるのかの二つのポイントに絞ってみようと思います。絶対にありえないことですが 乃木坂のメンバーが総選挙に参加すればどのあたりにランクされるのか非常に興味深いのですがあり得ないことを期待してもしょうがないですね。とにかく本日は人間業とは思えない素晴らしいパフォーマンスを見ることが出来ていい一日でした。

  • 4月4日 乃木坂の新曲「気づいたら片思い」のCDを買いました

    何時も乃木坂関係の買い物は自分でするのがやっぱり恥ずかしいので奥様にお願いするのですが 今回は勇気を出して自分で買いに行きました。大好きななあちゃんがセンターを務める曲ですから 売り上げがさらに伸びるようにABCの三タイプを全部買うつもりでしたが発売直後なので予約をしていなければ 運がよくないと買えないのだそうです。そこそこ運が良かったみたいで予約なしでもABタイプの二枚はその場で買えました。病院に戻ってすぐにDVDを再生しました。いつもアイドルのCDを買った時に思うのだけれども CDを買ったのにCDを聴くのは旅行に出かけるドライブの時ぐらいで病院で使うのは殆どPVの入ったDVDばかりです。このDVDにはPVの他にタイプによって異なる特典映像がついています。

    そのために一曲のCDを三枚も買わされてしまうという 秋元さんの作戦にまんまとはまってしまいます。PVはインターネットですでに何度も見て知っていましたが やはり自分のDVDで見ると一味違います。「気づいたら片思い」のPVはストーリー仕立てになっているので曲の途中でセリフが入ったりしています。そのストーリーもなあちゃんの優しくて儚げなイメージにぴったりのもので まるで一片の短編映画のように素晴らしく魅力的に仕上がっていました。

    ただ困ったことがあってPVがストーリー仕立てになっていると カラオケで歌うときにご本人映像にはならないのが凄く残念です。やっぱりアイドルのカラオケはご本人たちの顔を見ながら歌わないと盛り上がりません。AKBの曲でも好きな曲はいろいろありますが 申し訳ないことにご本人映像の曲しか歌わなくなってしまいました。ちなみに私がカラオケのお店に行って、最初に歌うのは決まっていてその曲は勿論乃木坂の「会いたかったかもしれない」です。初期の乃木坂のメンバーの笑顔が見られるすごく可愛らしいPVです。いつも最初に歌うのでその採点の点数でその日の喉の調子を占えます。

    今年は乃木坂のコンサートのブルーレイも買ったし シングルCDも複数枚買ったし自分へのご褒美にたくさん出費しているので毎年AKBの総選挙で横山由依ちゃんに投票するために投票権のついたCDを十枚ずつ買っていましたが今年はおそらく買わないと思います。だって今はAKBよりも断然乃木坂の方が好きになってしまったのだからしょうがないでしょう。はっきり言って今のAKBは主力メンバーが次々に卒業していって 殆ど可愛いメンバーがいません。やっぱりアイドルは可愛らしくてなんぼの存在でしょう。更にNMBに至ってはもっと質が落ち込んでしまって 大阪人なので応援したい気持ちはありますが メンバーの写真を見るととても虚しくて残念な気持ちになります。AKBグループでは唯一HKTだけが可愛らしく思いますが 何故なのか理由を探すとやっぱり構成メンバーの年齢が一番低いからかもしれません。やっぱりアイドルは年齢を重ねるとどうしてもフレッシュさが減少してくるので魅力を感じられなくなってしまうのはどうしょうもないことなのかもしれません。

    本当は自分の年齢を鑑みると三十代から四十代の女性に魅力を感じるべきなのは重々承知しているのですが やっぱり十代のぴちぴちした女性に魅力を感じてしまうのです。ぽつんと年寄りがいることになるでしょうから 恥ずかしくてとてもコンサートには行けそうにありません。そもそもチケットが入手困難で行きたくても行けないのだけれど 正直恥ずかしくて人に乃木坂の大ファンだとは言えません。まあ、このブログでは散々書いていますが そこは目をつぶってください。これからも恥ずかしながら乃木坂のファンを続けていく哀れな老人を見捨てないでやってください。お願い致します。

  • 4月3日 肛門嚢破裂の縫合手術をしました

    朝一で来院された猫ちゃんが肛門嚢破裂を起こしていました。肛門のわきに大きな裂け目ができている、と仰って血相を変えて入ってこられました。割と大人しいネコちゃんだったのでバスタオルで上半身をくるんで幹部の辺りを観察しました。普通に肛門嚢が破裂した場合はその破裂した傷跡が一センチ前後のものが多いのですが この猫ちゃんはなんと三センチぐらいの大きな穴が開いていました。普通の大きさの破裂の場合は 場所が肛門のすぐわきで不潔になりがちなので日に数回消毒して抗生物質の軟膏でも塗擦してもらいながら肉が盛り上がり皮膚が再生するのを待つのですが この子の場合はあまりにでっかい穴が開いているので縫合した方が猫ちゃん本人と飼い主さんの負担が軽くて済むと判断して 傷口を縫合手術することにしました。

    手術の承諾書を頂いて飼い主さんには一旦帰宅して頂き 昼に病院を閉めてから手術をしました。導入麻酔を投与して気管チューブを挿入して 手術が始まりました。まずは手術する部分の毛を刈りました。するとこの子は今回の破裂の数か月前にも一度破裂していたみたいで 思っていたよりも広範囲で皮膚が壊死しているのが見つかりました。直ぐに写真を撮って飼い主さんに電話をして事情を説明しました。術前に予測していたよりもさらに広範囲の壊死した皮膚を除去して縫合する必要があるわけです。電話でそういわれると半年ほど前に下半身を触ろうとすると非常に嫌がる時期があったことを飼い主さんが思い出されました。

    まあ、手術の範囲が倍ほどに広がったわけですが 手間暇をかけて丁寧にお肉の部分に死控ができないように吸収糸で縫い合わせました。次に皮膚を更に丁寧にナイロン糸で縫合しました。予定よりも手術の範囲が広がったので その分時間が余計にかかりましたが患部の場所が場所なのでいつも以上に丁寧に縫合しましたからきれいにくっ付いてくれると思います。傷口を舐めないようにエリカラーを装着して 抗生剤などを注射して手術が無事終わりました。

    飼い主さんに飲み薬の投薬と 傷口の丁寧な消毒の説明を十分にしましたから 十日後にはきっと無事に抜糸できると思います。肛門嚢は全ての犬猫が持っています。溜まりやすい子と殆ど溜まらない子がいますが それは体質の問題だと思います。溜まりやすい子はきちんと絞って嚢を空にしても十日もすればまた溜まってしまうかもしれません。におい袋がたまった時の特有のしぐさとしては排便時に地面に肛門をこすり付けたり しょっちゅう肛門の周囲をなめまわしたり、手足の裏の肉球の辺りを舐めたり噛んだりします。もしこのような仕草を見つけたらすぐに病院に連れて行きましょう。におい袋の絞り方を飼い主さんにお教えしますので 出来たら覚えて頂いてまた溜まってきたら自宅で絞ってあげましょう。出来ないようなら面倒でも病院で絞ってもらいましょう。破裂してしまうともっともっと面倒なことになってしまいますから。

  • 4月2日  STAP細胞と小保方さんについて思う事

    私は申し訳ないけれど「STAP細胞」について 最初に発表があった時になんか胡散臭いなあと感じた為 ほとんど興味を持ちませんでしたので その具体的な内容は殆ど知りません。ただその発表された内容が真実ならノーベル賞ものの大発見なのだろうぐらいにしか感じませんでした。そもそもその発見の主役が三十歳そこそこの若い女性であるところからしていかにも胡散臭いです。その発表をしたのが理化学研究所であり その所長もSTAP細胞の研究の指導をしていたのであるのなら ましてやノーベル賞ものの大発見をなぜ自分の手柄にせずまだ研究所に入って数年の若手恐らく研究所では一番下っ端のはずの しかも女性にその主役を演じさせたのでしょう。

    世間がひっくり返るぐらいの突拍子もない新しい発想から生まれる大発見であるのなら 少なくとも日本では有数の研究所が 何故こんなに大事件になるまで その内容の信憑性を確認する実験をしていないのでしょう。誰がどんな条件下でやっても再現性のある結果が得られることを繰り返し確認することは この類の論文で画期的な内容を発表する際の常識です。それを取ってつけたように今更その信憑性を確認する実験を一年かけて行うなど 手順が明らかにおかしすぎます。

    理化学研究所といえば 鈴木梅太郎や湯川秀樹、朝永振一郎などを輩出した日本では最も歴史と権威のある研究所だと思います。その理研がなぜ今回のような浅はかな大失態を演じたのでしょうか?自然科学の研究者は昔ほどではないでしょうが やはりその研究の年数やそれまでに発表した業績によって 大きなピラミッドが形成されているはずです。そんなピラミッドのなかの最下層に位置するはずの小保方さんが 画期的な発見の責任者として登場すること自体が 私が直感的に胡散臭いと思った原因です。

    若くてそこそこチャーミングな女性がその世紀の大発見の責任者ということで よりドラマティックにマスコミに取り上げられることを期待していたかのようです。もし本当の大発見ならもっと古めかしい大先生が登場したはずだと私は思います。今になって その発表内容に捏造や改ざんが認められるとしたら それは全て理化学研究所の名前のもとに発表されたわけだから 理化学研究所にこそあると思います。今更 小保方さんだけを悪者にしてその責任を全て個人に擦り付けようとしている理化学研究所は 研究所としておかしいと思います。

    話は変わりますが クリミヤのポクロンスカヤ検事総長が話題になっていますが これもまたご本人の容姿があまりに美しすぎるからだと思います。私の想像ですが 問題になっている検事総長はこの方だけではないように思いますが この方があまりに美しいので マスコミがこの女性だけを取り上げているように思います。世界中のマスメディアが 若くてチャーミングな女性を求めるのはそれだけ反響が大きいからでしょうが もっと内容をしっかりと吟味してその容姿にまどわされないで 正当な報道をしてもらいたいと思います。

    それにしてもポクロンスカヤさんはあまりに美しすぎるのかもしれません。白石麻衣、生田絵梨花と並んでも遜色ないぐらいの美人ですから。

    ちなみに本日は私の大切な奥様のお誕生日です。プレゼントはホワイトデーのお返しとあわせてふとんの西川の「ローズテクニー」を贈りました。敷布団の上に敷いて 温熱効果と通電効果で 体を十分に温めて通電により全身のこりをほぐしてくれるのだそうです。もう暖かくなってきていますので 少し季節遅れですが まあ仕方がないでしょう。ただ、奥様が温熱作用を試してみた所 暖かすぎて掛布団を蹴飛ばして寝ていたために逆に風邪気味になってしまわれたそうです。上手に利用して奥様が少しでも元気になっていただくことを期待しています。

  • 4月1日 25年前の本日から消費税3パーセントがスタートしました

    本日から消費税8パーセントがスタートしますが 25年前即ち1989年の四月一日から 初めての消費税三パーセントがスタートしました。消費税というのは 世界的には1954年フランスでスタートしました。納税の仕方は間接税ですが、国民の感覚的には自分のお財布から直接出ていきますから直接税です。消費税が始まった時にはまずモノの価格が一円単位になり 非常にめんどくさく感じました。病院ではややこしくなるので 十円未満は切り捨てにしましたが 世の中ではそれまであまり日の目を見ていなかった一円玉が活躍するようになりました。

    最初は外税か内税かによって表示されている価格の意味合いが異なりますから 先ずその段階で途惑いました。病院の仕事については患者さんとのお会計では十円未満切り捨てのルールを徹底しましたから それほど戸惑いはありませんでしたが 薬やフードの仕入れ価格が非常に細かくなり伝票を確認するときに多少は面倒でした。まあ、ひと月分ずつまとめて銀行の口座から引き落としされるので 実際にはそれほど面倒には感じませんでした。

    1997年に五パーセントに引き上げられたときには 共産党を筆頭に野党の政治家が庶民の生活はどうなるのかと 大騒ぎをしましたが 私はたった二パーセント高くなった位で生活が苦しくなるはずはないと思っていましたので 全然平気でした。反って五パーセントの方が計算しやすいくらいで病院の料金は百円単位なので 計算書には五円単位で正確に表記して切り捨てせずに頂けるので有難い位でした。この時から俄然五円玉が活躍するようになりました。

    そしてついに今日から消費税八パーセントの時代になりました。病院で使用している計算書はもともと治療費の合計を算出してそれに対する消費税を算出して その額を加算して頂く料金を記入するように作ってありましたので 昨日までは項目ごとに消費税込の金額を記入してその合計を頂いていましたが 表記法を改めさせて頂きました。一年半後にはさらに十パーセントに上がるのが目に見えていますからこのやり方で今後いった方が対応法を変えずに済むと思うからです。尚狂犬病の料金には消費税がかかりませんので 狂犬病関係の料金は別に伝票を起こさなければなりませんのでその分面倒ですが まあしょうがないでしょう。

    増税前に駆け込みで消耗品や食料品などを買い貯める方もいらっしゃったみたいですが 確かに車や家を購入する場合は金額が大きいのでその差額もそこそこになると思いますが トイレットペーパーや洗剤なんか 確かに確実に使うものだろうし腐るわけではないけれど 安くつく差額がしれているので あまり有効な対策だとは思いません。ヨーロッパ諸国では二十パーセント前後が普通なのでいずれもっと税率は上がっていくのでしょうし、それなりに社会保障が充実していけばおさめる側も納得がいきますが ヨーロッパ諸国に比べて日本の社会保障制度は貧弱すぎるのでなかなか庶民の納得は得られないと思います。

    あと食料品などに対する軽減税率もしっかりとしたみんなが納得のいくシステムを構築してほしいものです。現実的には自民党が公明党に気を使って軽減税率の導入のフェイントをかけているだけのようで とても庶民が納得できるものにはならないと思います。まあ、前回の総選挙で自民党に大勝させてしまったのは国民なのだから 自民党が好き勝手な政治をするのはある意味国民にも責任はあるのでしょうし 民主党が政権を取ってもやっぱり駄目だったのだから どう転んでも一般庶民の生活が苦しくなる政治は致し方のないことなのかもしれません。

    私もいずれ仕事を辞めて年金生活者になるわけだし その時にあまり惨めな生活を送らなくて済むように 今から無駄遣いしないでせっせと貯め込んでいくしかしょうがないのかもしれません。特に自営業者ですから 国民年金だけならほんの小遣い程度しか毎月もらえません。後は宝くじでも買って夢を膨らませながら生活していくのだと思います。まあ、宝くじにはあまり期待しない方がよいと思うのであと数年は頑張って仕事を続けて老後の資金をたっぷりと備蓄しようと思います。このブログをお読みの皆さん あと数年はどうぞよろしくお願い致します。