Dr.喜作のブログ

2015年4月 の記事一覧

  • 4月19日 待望の「乃木坂工事中」が始まりました

    一時は「乃木どこ」が終了してしまうという事で 乃木坂ファンは途方に暮れて泣き暮らしましたが 本日から「乃木坂工事中」という一風変わったタイトルにリニューアルして 再スタートを切りました。工事中 という番組は毎回一人のメンバーをヒゅーチャ―して そのメンバーのやってみたいテーマに基づいて 番組が形作られていくのだそうです。

    栄えある第一回目にヒゅーチャ―されたのは 私の大好きなナーチャンでした。ナーチャンが太ったハトが好きな話は有名ですが 今回はもう少し枠を広げて 動物好きなナーチャンが 動物園に出かけて動物と触れ合うロケシーンから始まりました。ゲストのアンタッチャブル柴田は かなりの動物博士であることが伺えましたが いい加減にあしらわれていて面白かったです。

    スタジオではナーチャンが蛇を飼いたい希望があるので中型の蛇が二匹スタジオにやってきました。ナーチャンが二匹とも首に巻かれて喜んでいたり ナナミンが全然平気で蛇と触れ合っているのに マイヤンがわざとらしく怯えてみせているのが興醒めでした。

    スタジオには十名プラスαのメンバーが参加していましたが 私の期待通りに アンダーメンバー特に二期生とバナナマンが交流するために毎週ひとりずるピックアップされて紹介されていくみたいなコーナーもありました。このコーナーの栄えある第一回目のメンバーは 二期生で私が一番のお気に入りである 佐々木琴子でしたので 私としては凄く楽しい放送になりました。琴子は 見た目は少し古風な日本的美少女ですが 中身は相当に替わっているように想像していましたが 想像以上に替わったキャラクターの持ち主のようで 今後の活躍が楽しみです。

    以前の「乃木どこ」、今後の「乃木坂工事中」いずれも日曜日というか厳密には月曜日の午前零時からテレビ大阪で放送されていくはずですが 残念なことに乃木坂46同様に知名度というか認知度が非常に低いのが 残念であり悔しい所です。これまでに出会った人でこの番組の存在を知っていた方は皆無でした。それらの全ての人にこの番組の視聴をお奨めしましたが 実際にご覧いただけた方は 恐らく殆どいらっしゃらないことでしょう。

    今後 この番組と乃木坂46の認知度が少しでも上がって 今年の年末の紅白歌合戦には必ず出場できるようにするのが 乃木坂ファンに課せられた重大な使命だと考えております。少なくとも このブログをお読みいただいている方々 多分実数は凄く少ないと思いますが その方たちだけでも 新番組「乃木坂工事中」をご覧になってくださるように 深く深くお願い致します。冗談ではなくて本気でお願いしている事ですので 本当に宜しくお願い致します。

  • 4月18日 1943年の本日山本五十六さんが戦死されました

    59歳でお亡くなりになられました。私が今年の誕生日を迎えると58歳になります。山本さんのように凄く偉大な方と私を比較するだけでも恐れ多いのかもしれませんが ほとんど同じ年齢なのに成し遂げてきたことのあまりの違いに生きていくことが辛くなってしまいます。

    今の若い方にはあまり有名ではないのかもしれませんが 第27代連合艦隊司令長官を務められた海軍大将で戦死後元帥となられた方です。海軍の要職についておられながら 当時としては驚くべき先見の妙があって 日本とアメリカが戦っても国力にあまりに違いがありすぎて 万に一つも勝ち目がない事を分かっていて 徹底的にアメリカと戦う事に反対されました。勿論太平洋戦争が始まってしまってからは 日本の為に精一杯働かれました。

    但しアメリカに勝つためではなくて 太平洋におけるアメリカの海軍の拠点であるハワイ、マニラ。ミッドウェーを徹底的にたたいて アメリカの戦意を喪失してもらい 日本との戦争に本腰を入れないうちに 日本に有利な講和を結ぶためのものでした。

    当時から日本がアメリカに勝てるわけがない事に気付いていた日本人も多少はいたかもしれませんが その様な事をうっかり口走ったら 非国民として警察に捕まり 悪くするとシベリア辺りに送り込まれた時代ですから 大多数の国民は「鬼畜米英、日本万歳」と叫ばざるを得なかったのかもしれません。59歳で亡くなられたわけですから

    山本さんが戦前に予測していたように 開戦して一年二年は日本海軍は大活躍をして有利な戦いをすすめました。しかし、アメリカが本腰を入れて戦争の準備を全力で始めたら 所詮戦争は消耗戦ですから 国力の違いが如実に表れて日本の敗色がすぐに濃厚になりました。早い時期での講和を目指していた山本さんとしては自分の予想通りの展開に頭を痛めて 前線の士気を高めるために飛行機で出かけて その情報がアメリカに傍受されて飛行中に攻撃を受けて戦死されました。

    山本さんの名前を有名にしたのは 連合艦隊司令長官としての活躍とともに 残された多数の名言にあると思います。もっとも有名は発言が「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ」というのがあります。一度きいただけでも 素直に納得できる名言だと思います。この名言にはさらに続きがあって、「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば 人は実らず」というものです。

    山本さんの器の大きさが感じ取れる名言だと思います。こんな偉大な方が わずか59歳で亡くなられてしまったわけですから やはり戦争は二度と繰り返してはならないと思います。陰ながら山本さんのご冥福を心よりお祈りいたします。

  • 4月17日 狂犬病集合注射の予診について考えました

    現在本年度の狂犬病集合注射を実施している最中です。今年は残念ながらお天気の悪い日が続いて 注射頭数も減少傾向なのが残念ですが 今の所注射による副作用や 飼い主さんから寄せられる苦情の報告も全然ありませんので その意味では非常に順調なようで 責任者としては凄く嬉しく思います。何度も書きますが私の枚方市獣医師会の会長としての仕事は実質この集合注射までなので無事に終わってくれることだけを望んでおります。

    さて狂犬病の集合注射の形態もここ数年でいくらか様変わりしていることにお気づきの方も多いと思います。以前は 一つの注射会場に獣医師が一人しかいませんでした。注射する際に 昨日今日の体調を口頭で尋ねて 問題が無ければ直ぐに注射していました、ところがそのやり方では 結構注射による副作用が発生して トラブルになるケースが時々ありました。

    狂犬病の予防注射は 犬の為に実施していると思い違いをされている方が結構多いとは思いますが、狂犬病とは人畜共通伝染病ですから 人間に狂犬病が広まらないために 一般市民を恐ろしい伝染病から守るために、狂犬病予防法という法律によって 飼い主さんに自分の飼い犬に狂犬病の予防注射を実施することが義務付けられています。

    ですからせっかく注射会場にお越しになっている飼い主さんの自分の飼い犬に注射をしようという立派なお気持ちを尊重して なるべくなら注射させていただきたいのは注射を担当する獣医師としては本音です。勿論一頭でも多く注射した方が 自分たちの収入も増えるのです。しかし、もし副作用が起こって 最悪の場合死亡するケースまであります。

    勿論死亡するケースは極稀な話ですが 注射の副作用によって犬が急に体調を崩した時に それが病院で起こったのであれば 大部分の獣医師が適切な対応策がとれるはずです。所が 集合注射会場では 最低限度の対応しかできません。出来るだけ早く治療が必要な場合は 近所の動物病院へ駈け込む手筈は整っていますが、注射した先生がその場を離れることになりますから 今度は集合注射会場自体が混乱してしまいます。

    その様なケースを未然に防ぐために 数年前から予診票を飼い主さんに送付しておいて 犬の体調について予め確認できるように記入してもらい 念の為署名まで頂くようにしました。当初は記入してこなくて その場で記入していただく方も多かったのですが 徐々に定着してきましたので 現在ではほとんどの飼い主さんが犬の体調についての質問への回答とと署名を予め済ませて来場されるようになりました。きちんと記入してきた方が よりスムーズに注射が終わりますから当たり前なのかもしれません。

    その予疹票を確認して その犬が注射をしても問題ないのか判断するために 当番獣医師が各会場に常駐するようになりました。当然獣医師としては 会場に出かける日数が倍になりますから 負担も倍になりますが きちんと予疹することによって集合注射会場でのトラブルが減少する事は間違いありませんから 反対意見は出ませんでした。

    予疹を担当する当番獣医師のお陰で 注射業務自体も勿論スムーズにすすみますし 去年、今年と殆ど副作用によるトラブルが発生していないのは 明らかに予疹を徹底するようになった成果だと思います。ただ現在は予疹のやり方を個々の獣医師に任せていますが 先生によって予疹のやり方に結構違いがあることに気付きました。

    今年私が注射する会場で当番を務めて頂いた先生が 殆ど全ての犬の予疹で聴診器を胸に当てて心音を確認し 歯茎の色により貧血の度合いをチェックしていました。私の担当した会場は天気も悪くて午前中が60頭 午後からが70頭と注射頭数が少なかったので たまたまそのような丁寧な予疹ができたのかもしれません。私が担当した市役所なんて午前中だけで200頭近くが押し寄せましたから 予疹票で問題ない場合は 昨日今日の体調を口頭で確認して問題無しなら 犬に触りもしないで そのまま注射OKにしました。

    勿論余裕があるのなら丁寧に 予疹をさせてもらうのはわざわざ獣医師が出てきて担当していますから 飼い主さんにも喜ばしい事だと思います。書類を受け取る時に聴診をしてもらって 心臓に心配があることを指摘してもらった飼い主さんがとても喜んでいたことを奥様から報告されました。

    しかし会場により注射頭数に大きく違いがあることは間違いありませんから 会場によって また担当する獣医師によって 予疹のやり方にあまり違いがあることは望ましい事ではないと思います。飼い主さんとしても 去年はもっと丁寧に診てくれたのに 今年は雑に扱われた 等とあらぬ不満をかきたてることにもなりかねません。

    これまでは各獣医師の自主性に任せて予疹を行ってきましたが ここ等辺りで最低限どこまではチェックする、逆にどこまで以上はやらない といったガイドラインを設ける必要があるのかもしれません。先日書きました獣医師会関係者の葬儀に対する役員の関わり方の問題と この問題と私の任期のうちに出来たらある程度の形まで作っておいた方がよいように思いますので 正直面倒なのですが 皆さんに提案して 集合注射の反省会で話し合う段取りまでつけようと思います。最後のお勤めだと思って頑張ります。

     

  • 4月16日 獣医師会の会員の家族のお葬式がありました

    先日 獣医師会の会員である方のお父様が亡くなられて お通夜と告別式がありました。私は告別式の日には外せない用事がありましたので お通夜に顔を出しました。お亡くなりになられたお父様というのが やはり獣医師さんで獣医師会の会員であられました。つまり私の大先輩に当たられる方でした。

    お通夜も告別式もつつがなく無事に終わられたのだと思います。私としてはお通夜に簡単にですが顔を出せたので 自分としてはきちんと義理を果たしたつもりでした。所が 後日になって葬儀の受付に獣医師会の会員が立っていなかったことに対してクレームがついたようです。

    枚方市の獣医師会の役員は基本的に入会した順に会計、副会長、会長を二年間ずつ勤めて交代していきます。私よりも大分先輩の時代には 獣医師会の会員の関係者の葬儀ある時には 市の獣医師会の役員がお通夜と告別式の受付のお手伝いをすることが慣習になっていたのだそうです。そしてその慣習は代々の役員間で順に申し送りが成されていたのだそうです。

    所が私は役員を務めているこの六年間のうちに 獣医師会関係者の葬儀は何度もありましたが 一度もそのような慣習の申し送りを受けていませんでした。それから、数年前に私の母親が亡くなった時の葬儀でも 獣医師会の役員の方からそのような申し出を受けていません。

    私の母は当然ですが獣医師会とは縁もゆかりもありません。今回の先生のお父様の場合は会員であられた方ですから 市の役員としても対応が異なるべきだったのかもしれません。しかし私としてはそのような申し送りを受けていない以上は 何もできないまま葬儀が終わってしまいました。

    お隣の市ではその辺りどの様な事情になっているのかと考えて 支部長を務めておられる寝屋川市の先生にメールでお尋ねしました。そもそも事の発端は その先生が葬儀に来られた時に獣医師会のメンバーが受け付けを務めていなかったことに対して どうなっているのかという質問から始まった事のようです。

    私としては聞いていないことに対応は出来ない、という気持ちでしたが その先生からは知らなかったからやらなかったでは通用しないとお叱りの言葉を頂戴しました。獣医師会の会員に何か事があれば 獣医師会の役員ならできる範囲でお手伝いをするのは当然のことである とまで言われてしまいました。

    果たしてそうでしょうか?大体お通夜や告別式に参加される方の大部分は親戚筋かご近所さんです。だとしたら受付に立つのも 親戚筋に顔の広い親戚と ご近所さんに顔の利くやはりご近所さんに勤めてもらうのが合理的だと思います。それに受付と言っても専門的な知識が必要なわけではなくて 誰にでも勤まる簡単な仕事です。来られた方の名前と立場を確認して 遺族に取り次ぐだけの仕事です。

    ご近所さんとのご縁が薄くなってきているのかもしれない昨今ですが 普通にご近所づきあいをしていれば 葬式の手伝い位買って出てくださるご近所さんは 事欠かないはずです。親戚筋にも若くて元気な受付向きの人間がきっといるはずです。何も獣医師会がしゃしゃり出なくても受け付けを務めてくれる人は簡単に確保できるはずです。

    わざわざ獣医師会から受付に立つことを申し出られると 役員の人は自分よりも年配であり先輩である場合の方が多いでしょうから 断り辛くてお願いしていたのかもしれません。今後 このような事態を招かないように葬儀に対する役員の関わり方を きちんと文章にして 会則に残してはどうか という提案がありました。

    私としても 獣医師会に所属している方の葬儀に 獣医師会としてお手伝いをする事には勿論反対ではありませんが わざわざしゃしゃり出てまで受け付けを務める必要は無いようにも思います。ですからそのような葬儀が行われる場合には 役員のお手伝いできる時間などの都合を確認したうえで 喪主さんが必要とされるのであれば協力する というスタンスで臨むというのは如何なものでしょう。

    狂犬病の集合注射が無事に終われば 私の会長としての仕事も無事終了と思っていたのに 最後の最後になってまたこんな問題が発生してしまい 正直言ってめんどくさいのですが 自分の任期中に発生した問題ですから 解決できるものであるのなら 解決まで持って行けるように頑張ろうと思います。

     

  • 4月15日  1983年の本日東京ディズニーランドがオープンしました

    私はこのブログに何度も書きましたが ディズニーランドが大好きです。初めて奥様に強引に誘われて 渋々出かけるまでは 遊園地の豪華版ぐらいの類であろうと 舐めてかかっていて 全く期待していませんでした。所がいざ初めて出かけてみた時の楽しさは私の想像をはるかに超えていました。アトラクションそのものが 他の遊園地に比べて 特筆するほど楽しいわけではありません。只 ディズニーランドに滞在している間はずっと俗世間から全く隔離された こんな表現は正直気恥ずかしいのですが 本当に夢の世界にいるように楽しい時間が過ごせるのです。

    勿論日本で一番人気のあるテーマパークなので 人出の少ないはずの二月でさえ 相当に込み合っています。何度も通って 時間を有効に使う術を少しずつ身に着けてきたつもりですが それでも滞在時間のうちのアトラクションのスタンバイで並ぶ時間やパレードなどを見やすい場所で見るための場所取りをしての待ち時間は かなり大きいです。

    二月の寒い時期の待ち時間はかなり辛いのですが 何時だったかとなりで場所取りをしていたお母さんが待ちくたびれた子供に言い聞かせていた「ディズニーランドはとっても楽しい場所だけれど、楽しい事の為にはじっと待っている時間も必要であることを教えてくれるとても親切な場所でもあるのよ。苦労した後の楽しみの方がより大きく感じられるのよ」という言葉が凄く的を得ているように思います。

    今ではディズニー系のホテルに宿泊して とても高い料金を払えば ファストパス(並ばずにアトラクションに入場できるチケット)やパレードなどの催し物を見易い席で見れるチケットが 手に入るようなシステムになってきているようです。

    でも私は楽しい事の為には朝早くから入場ゲートの前で並び 直ぐに息が切れますが入場したら奥様と手分けしてファストパス発券所と人気アトラクションのスタンバイの列に全速力で走って並ぶ努力で お金を使わずに出来るだけスムーズに人気のアトラクションに要領よく入場できる工夫で対抗しています。

    いつぞやのお母さんの言葉のように列に並んだり地道に場所取りをして苦労することでその楽しい事が実現した時の楽しさがより大きなものになると信じて お金を払う事で列に並んだり場所取りをする地道な努力を解決したくはありません。

    しかしまた入場料金が上がりました。ディズニーランドもシーも少しずつアトラクションが増えていっていますから その付加価値が高まっているのは事実ですが それにしても滞在時間の半分近くは列に並んだり場所取りに費やされますから 料金の値上げは辛いです。いい加減で皆が同時に見限って行かなくなってくれれば 空いてくれるのにと思わないでもありませんが どんなに混んでいても待たされてもまた通いたい魅力があるのがディズニーランドなのでしょうがないと思います。

    こんな楽しいディズニーランドに 強引に連れて行ってその楽しさを私に教えてくれた奥様に感謝して本日のブログを終了します。

  • 4月14日 1925年の本日がロッドスタイガーの誕生日です

    私は自分の外見に非常にコンプレックスがあるためか 男性の芸能人はキムタクや福山君など美しい顔立ちの人が好きです。でも映画などに出演される俳優さんはどちらかというとあまり男前ではないので 主役は張れないけれど渋い演技でその映画を魅力的なものにする役者さんが好きです。

    ロッドスタイガーという役者さんも私よりも三十以上も年上ですから 初めて見た時からかなりの叔父さんでしたし、決して男前ではないので それほど印象に残ってはいませんでした。一番の印象的な映画はアカデミー賞主演男優賞を受賞した「夜の大捜査線」です。

    私がこの映画を初めて見たのは中学生の時でした。まだ子供でしたから この映画の主役は殺人事件を華麗に解決したシドニーポワチエ演ずる敏腕刑事だと思っていました。所が この映画が本当に描きたかったのは 殺人事件の解決ではなくて 当時のアメリカの片田舎には根深く存在する人種差別問題だったのです。

    ロッドスタイガーは田舎町の人種差別の象徴のような形で描かれていましたから 何時もガムを噛んでいるいかにも印象の悪い田舎の無能な警察署長でした。しかしシドニーポアチエとともに事件を解決していく中で ポアチエの有能さに気付き 密かに敬意を払うように認識を改めていきました。最初は警察署長の中にも根強くあった人種差別の感覚が徐々に修正されたことをこの映画は描きたかったのだと思います。

    警察署長宅でポアチエとスタイガーが話し込む場面がありますが その会話の内容は 全て両者のアドリブだったのだそうです。そこで「みんな私をミスターティップスと呼んでいる」という アメリカ映画史上の名セリフ百選にも選ばれた名言が誕生したのだそうです。ラストシーンで署長がティップスの荷物をホームまで運び 最後に握手する場面は 映画史に残る名場面の一つに入るのかもしれません。

    私はシドニーポアチエが黒人で初めてアカデミー賞主演男優賞を獲得したのは知っていましたので てっきりこの映画で獲得したのかと思っていましたが ポアチエが実際に獲得した映画は「野のユリ」というやはり片田舎の街で修道女ばかりで教会を再建しようと頑張っている所に通りがかって さんざん再建のお手伝いをさせられて 協会の再建が完成すると去っていく流れ者を描いた映画でした。この映画の挿入歌「エーーメン」と繰り返す歌がとても印象的です。

    話をロッドスタイガーに戻しますが その後はあまり作品に恵まれなかったみたいで印象に残る映画への出演はあまり記憶にありません。アメリカではC級映画の代表作と言われる「マーズアタック」に将軍役で出演していたのは覚えています。

    「エンドオブデイズ」で渋い神父さん役を演じていたのも印象に残っています。十年以上前に77歳で永眠されていますが 心より冥福をお祈りいたします。

     

  • 4月13日 「乃木どこ」の最終回を見ました

    先々週に「乃木どこ」が終わってしまうのではないか といった情報が流れましたので「乃木どこ」を心の支えにしている 多くの乃木坂ファンが途方に暮れてしまったはずです。先週の番組の最後にリニューアルして 新しいタイトルの番組が始まることが発表されて 私は心底ほっとしました。

    新番組が来週から始まる予定で 「乃木どこ」の実質的な最終回が昨日放送されました。能條 愛未と川後 陽菜の二人だけが出演して二人の「乃木どこ」での印象に残った場面などを再現されました。正直な所 さして人気があるわけでもないし、「乃木どこ」でさして活躍したわけでもない二人が 何故ピックアップされたのか分かりません。人気のあるメンバーは 他の仕事で忙しかったのかもしれませんが でも最終回なんだからもう少し人気者、例えばイクチャンとナーチャン辺りが登場した方が ずっと華やかな最終回になったような気がします。

    私はいつも言っているように一押しがカズミンで次いでナーチャン、マイマイがベストスリーですが 愛未と川後も結構お気に入りのメンバーなので その二人が栄えある最終回の出演者に選ばれたことに別に不満はありません。只何となく時間が過ぎてしまい 放送に盛り上がりがかけていたようには感じました。

    来週の予告編がちょっぴり流れましたが 主要メンバーが十人ぐらい机をコの時に並べて座っていました。私としては「乃木どこ」の出演者が 原則としてシングルの選抜メンバーに限定されていましたが 新番組ではアンダーメンバーにも もっと出演の機会を与えてあげて欲しいと思います。

    乃木坂でシングルの選抜メンバーをどのような人たちがどのような基準で決めているのか全然知りません。一説によると握手会でのチケットの売上高が 大きなポイントを占めているかもしれないそうです。だとしたらこの番組は地上波で全国に発信していますから知名度に関して凄く影響力の大きい番組だと思います。

    歌番組に出演する時には選抜メンバーが優先して出演するのは致し方のない事ですが 「乃木どこ」やその後番組はバラエティ番組ですから 出演するメンバーももっとバラエティーに富んだメンバーになってもいいのではないかと思います。この番組に出演する機会が増えることで 知名度が上がり 人気のバロメーターである握手券の売り上げにもつながり 選抜メンバーに入れるチャンスも大きくなれば 更に乃木坂の人気の増大にもつながると思います。

    出来たら 「ノギビンゴ」のように出演者の多くなる企画を考えて アンダーメンバーに出演の機会を沢山与えてあげて欲しいと思います。私の乃木坂メンバーお気に入りベストテンを再度ここで発表すると 一位がカズミン、二位がナーチャン、三位がマイマイ、四位がミュミュ(若月)、五位ラリン(永島)、六位カナリン(中田)七位コトコ(佐々木)八位ミサミサ(衛藤)九位マアヤ(和田)十位ヒメタン(中元)です。

    選抜メンバー五名、アンダーメンバー四名、二期生一名で構成されています。二期生にもまだまだチャーミングな子がいると思いますが どうしても番組で見かける機会が少ないので お気に入りに入るチャンスが少なくなっています。別に私のお気に入りベストテンなどどうでもいいのですが このメンバーになってから久しく変動していません。やはり変動がある方が私個人としても楽しいので もっといろんなメンバーに出演の機会を与えてあげて欲しいと思います。

    カズミンが「乃木どこ」とのお別れの挨拶の時に行っていたように 乃木坂にはAKBグループのような常打ち小屋がありません。毎日出演する劇場がないグループだけに 尚更「乃木どこ」そして新番組の「乃木坂工事中」の知名度を上げるための重要性が高いと思いますので 「工事中」の企画がその方向に向いてくれればうれしいです。

    私は最近知り合いと話をするたびに「乃木どこ」という番組が日曜日の深夜にテレビ大阪で放送されていることを話しますが その存在を知っていた方は皆無です。ぜひ一度番組を見るようにお勧めしてはいますが なかなか見てはもらえていないようです。なんとか新番組「乃木坂工事中」の視聴率の向上に向かって努力するのが 乃木坂ファンの重大な使命だと考えますので 少なくともこのブログをご覧になっている方がた そんなに数は多くもないと思いますが日曜日の午前零時からテレビ大阪で放送が始まります「乃木坂工事中」をご覧になってみてください。心からお願い致します。

  • 4月12日 市役所で狂犬病集合注射が実施されました

    私は 本日会場に出かけましたが 注射を射つ担当ではなくて 予審をする担当でした、市役所での日曜日の実施は去年から始まりました。去年が市役所での初めての注射で 二班体制で臨んで 各250頭前後注射しました。今年は二年目でありますから二割ぐらいは自然増加する事が予測されますし 更に今週はずっと天気が悪かったので 各会場の注射頭数が減少気味でありましたから 本日日曜日に飼い主さんがどっと押しかけるのではないかと 予想されましたので 正直な気持ちあまり集中し過ぎて 何かトラブルが発生しないかと 心配しておりました。

    結果的には注射頭数は 二班とも300頭弱で 自然増加として予想された範囲で収まりました。勿論午前、午後とも90分の注射実施時間ですから 予審をする私たちも 注射を射つ先生方もそこそこ大変でしたが 一番苦労されたのは事務手続きを担当されたスタッフだったと思います。

    合計600頭ほどの犬が大集合したわけですから 犬同士のトラブルや 飼い主さんの負傷 犬の脱走等の事件が起こる可能性もありましたが 幸いなことに 無事に何事も起らずに済んだようです。私は予診 即ち犬が注射をうっても問題がないのかを判断する係でしたが アレルギーの心配される子と 本日嘔吐や下痢がある子の二人には 注射できない旨を説明して 申し訳ないけれども お帰り頂きました。

    市役所は枚方市の中心に位置していますし やはり日曜日にはお父さんがお休みで連れて行き易いので 来年はさらに定着しそうですからさらに注射頭数の増加が見込まれます。頭数が増えると注射をするスタッフへの負担の増加も心配されますが 犬の喧嘩や脱走、飼い主さんが咬まれるなどの事故の心配も高まりますから その類のトラブルが起こらないことを今から祈りたいと思います。

    私は 予診票を受け取って注射出来るか否かを判断するだけの 気楽な立場でしたが さすがに三百人近い飼い主さんの応対をしましたので 結構疲れました。お天気がよくてポカポカと暖かい良い気候でしたが帰りの車の中で何度も欠伸が出るぐらいにはしんどかったです。

    何度も書きましたが この集合注射までが 私の枚方市獣医師会会長としてのお仕事ですので もし何かトラブルが発生した場合には 責任者として対応しなければなりません。これまでの所、トラブルも苦情の報告も一切ありません。本日の市役所で 山場は超しましたが これからもお天気には恵まれないような予報が出ています。

    注射頭数が減少すると 私たちの実入りも減少してしまいますから なるべく沢山注射できればよいのですが それは私たちだけの勝手な希望にすぎません。只 狂犬病の注射は犬の為にするのではなくて 狂犬病の人間への広まりを抑えるための市民の義務であることを ご理解いただき出来るだけ自分の飼い犬にきちんと注射してあげることを考えて頂きたいと思います。

  • 4月10日  朝の挨拶について思う事

    小学校の新しい学年がスタートしましたので 毎朝元気な小学生が集団登校で病院の前を通り過ぎます。うちの病院の前の横断歩道を渡るのが登校ルートになっているみたいで毎朝数人の大人が誘導に立っていらっしゃいます。最初は登校する児童の親御さんなのだろうと思っていましたが 数年ずっと顔ぶれが変わっていませんから 恐らくボランティアで自発的に参加して誘導されているのだろうと思います。

    雨の日も風の日も 暑い日もあれば寒い朝もありますが ここ数年ずっと小学校の授業がある日はほとんど全部 誘導されていますから 大変立派な行動だといつも感心しています。今朝、そのうちの一人の女性が 割と大きな声で集団の戦闘で旗を持って歩いている子供に話しかけておられました。

    普段から 誘導員の方が「おはよう」と声をかけると それに子供たちが「おはようございます」と答えるのが習慣の様になっていました。所がその子は 新しく最上級生になったので 新しく班長さんになったのでしょうが誘導員の方の「おはよう」に対して返事をしませんでした。

    班長さんが返事をしないので その後に続くこともたちも 挨拶をせずに通り過ぎてしまいました。そこで誘導員の方が 班長さんに話しかけたのです。「班長さんが元気よく挨拶をしてくれないから 他の子まで挨拶をしてくれないんだよ」「明日から頑張って挨拶をしようね」と声をかけられていました。

    班長さんはおとなしそうな男の子でしたので 恥ずかしそうに俯いて歩いていきました。その誘導員の方は「学校の先生がきちんと挨拶を教えないから、きっとできないのだろう」と残念そうに呟かれました。

    私は挨拶 それも一番基本的な朝の「おはよう」の一言は 学校の先生に教わる知識ではなくて 人間が上手に生きていく為に必要なある意味最も大切な知恵であり 本来親に教わるものだと思います。親が責任を持って 最低限度の躾として子供に身に着けさせるべきことだと思います。

    私も子供の頃に 朝の挨拶が上手く出来ませんでした。朝起きた時に最初に顔を合わすのは 当然家族です。子供が目を覚ます時間には 勿論親たちは起きていますから 後から起きてきた子供から 挨拶をするのが当然なことは 子供ながらも何となく分かっていました。でも恥ずかしくて なかなかはっきりと「おはよう」の一言が言えませんでした。

    ある朝 父親から「なんで朝の挨拶がきちんと言えないんだ」と叱りつけられました。それで思い切ってかなり大きな弧で「お早うございます」と言ってみました。父も「元気にあいさつできるじゃないか」と嬉しそうににっこりと笑ってくれました。それ以来朝の元気な挨拶ができるようになりました。

    初めて挨拶をするのには凄く勇気がいりますから 通りすがりの誘導員さんや 学校の先生に注意されたぐらいでは なかなかきっかけがつかめないように思います。私の父は非常に短気で怒りっぽい人間でしたが 逆にあっさりとしていて 根に持つタイプではありませんでしたから 思い切って挨拶して笑顔で褒めてもらったのが嬉しくて それを切っ掛けとして どんどん挨拶が友人や学校の先生にも元気よくできるようになっていきました。

    挨拶ができるようになったのは父のお陰だと非常に感謝しています。今朝恥ずかしそうに俯いて通り過ぎた男の子も 旨く切っ掛けをつかんで 元気にあいさつ出来る子になってくれればよいのだがと思ってしまいます。きっかけさえ上手くつかめば 挨拶なんて極簡単なことになると思いますから。

  • 4月9日 ビーフシチューを作りました

    スーパーでシチュー用の割とよさげなお肉が ある程度の量安く売っていたので 買いました。久しぶりにビーフシチューを作ろうと思いました。お肉は私が食べやすい大きさですから 結構小さめに切り分けました。フライパンでお肉の表面をこんがりと焼いてから お鍋にコンソメの元を入れてグツグツと柔かくなるまで煮込みました。お野菜としては弾ね日と人参 それから好物なのでジャガイモをたっぷりと入れて コトコト煮込みました。お肉と野菜に火が通ったら 市販のデミグラスソースを加えて 塩コショーで味を調えました。弱火でトロトロと三時間ぐらいに混んで 取りあえずは出来上がりとしました。

    お皿に盛って食べてみると 久しぶりに作ったわりにはまずまずの出来だと思いました。美味しいのはいいけれど 美味しいとつい食べ過ぎてしまう私ですから どっさりとサラダを作って野菜もたっぷりと食べるように心掛けました。いつもはご飯を炊くのだけれども きょうはおしゃれにフランスパンを買ってきていたので 厚めにスライスして食べました。

    普段は割と地味な和食が多いのですが 今日は結構お洒落な晩御飯でした。明日奥様にも食べてもらって感想を聞こうと思います。奥様の感想は結構辛口なので 心配ですがまあこれ位美味しく出来ていれば きっと褒めてもらえると思います。但し、いつも私はこのような料理を作る時に 大きな寸胴鍋で大量に作ってしまいます。それで数日は食べ続けなければなりませんし 食べ過ぎる原因にもなります。

    ある程度はタッパーに入れて冷凍保存しますが 奥様に持って帰ってもらう事も度々あります。いつも奥様は三~四人分を作るのにちょうどいいお鍋がありますから そちらのお鍋で作るように仰います。確かにそのほうが 一人ぐらいの私にとって適切な量が作れるのだとは思いますが なかなかその鍋を使って料理することが出来ません。

    私は好物の料理を作るときには 出来るだけ大量に作りたいのです。お腹いっぱいの状態に何日でもなりたくて 一生懸命にお料理を作るのです。今回も 確実に作り過ぎであることを先ずは奥様に怒られると思います。こんな事だからいつまでたってもデブなのだとは思いますが 私の性分なので デブは今後当分はやめられそうにありません。