Dr.喜作のブログ

2015年11月 の記事一覧

  • 11月18日 旅行二日目です

    例によって私は朝五時頃には目が覚めてしまいました。そっとテレビをつけて音量を絞りながら見ていました。五時半になったので お風呂にお湯をためてはゆっくりと浸かりました。このホテルは各部屋とも温泉が出るらしくて 自分の部屋で温泉が楽しめるのです。のんびりと浸かって 髭を剃ってサッパリとして上がったら六時半でした。交代に奥様がシャワーを浴びました。

    外のお天気は辛うじて日がさしていますが しばらくすると 雲がわいてきたりして いつ雨が降っても不思議が無いような 昨日と同じような天候みたいでした。七時になったので レストランに朝食に向いました。夕食と同様にバイキング形式ですが 夕食が期待をはるかに上回るぐらいによかったので 朝食にも期待してしまいました。

    ご飯も白ごはんだけでなくて 雑穀米やお粥もあって和食党の私は満足でした。パンが大好きな奥様は 焼きたてのクロワッサンを頂きながら絶賛されていました。勿論オカズやサラダの類も充実していましたし とても美味しかったです。フルーツコーナーに昨日のマスクメロンはさすがにおいてありませんでしたが 桃やナシ、マンゴーなどをカットされたものが山盛りにおいてありましたので げっぷが出るくらいにたっぷりと頂きました。

    このホテルののバイキングは デザート類が充実していて 杏仁豆腐やプリン、プチケーキ、アイスクリームなど種類も豊富なので 奥様のご機嫌もすこぶる良くなっておられました。夕食、朝食ともに 何時も泊まるホテルオークラと比べて 全然遜色なかったし コストパフォーマンスも素晴らしいと感じましたから 是非又このホテルに宿泊してみたいと思いました。部屋もきれいで そこそこ広かったのも気に入りました。

    朝食で満腹になり お天気も辛うじて持ってくれていましたから 今朝もアーリーエントリーで アクロバットの一番乗りを目指しました。残念ながら一番乗りは出来ずに一回目の走行が始まったころに乗り場に到着しました。このアトラクションは 乗り込むと安全バーなどで体が完全に固定されてしまいます。動き出す前に 足元が上がって体が完全に地面と平行になるように固定されてしまいました。

    そこそこの高さまで上がってから滑り落ちていくのですが 宙返りをするときに それこそ頭から突っ込んでいく感じになるので 今までのジェットコースターでは味わえなかった雰囲気で 結構怖かったです。但し 高さ的には大したことはないし落下するスピードも結構ゆっくり目だったので 金玉が縮み上がるほどの怖さは感じませんでした。

    初めての体勢での経験でしたから あまりピンとこなかったので もう一度アクロバットに乗ってみることにしました。何しろまったくならばずに乗り場につけばすぐに乗れるのですから 有難かったです。その後もいろんなアトラクションに次々に乗って楽しみました。本日もやはり奥様がスチールドラゴンはパスされるのだそうなので その乗り場には近づきませんでした。

    それからもう一つ奥様がビビってしまって乗ろうとしないアトラクションがありました。普通に椅子に腰かけて安全ベルトで勿論しっかりと体は固定しますがそのまま回転しながら数十メートルの高さまで上昇するアトラクションです。同様のいすに腰掛けて回転しながら十メートルぐらいだけ上昇するアトラクションがありましたから そちらには乗ってみました。大して恐怖は感じませんでしたが 結構なスピードで回転しますから座っている高さで周囲の木のてっぺん位までは上がっていました。

    普通のジェットコースターなどの類は 危険度と言うかスリリングさが増せばますほど がっちりと体が安全バーやベルトでしっかりと固定されてしまいます。ですからそれなりのコースターに乗っても それほど怖くはないと奥様が仰いました。私は十分に恐怖を味わっているように思いますけれど。所が この椅子に腰かけて安全ベルトを締めただけの状態で足は宙ぶらりんのまま数十メートルの高さまで上昇して 更にかなりのスピードで回転しながら上がったり下がったりを繰り返すのですがら さすがの奥様もパスされていました。

    今日も殆ど待ち時間なしで乗りたいだけアトラクションを楽しんだ頃 予報通りに雨が降り始めました。今日は暖かかったのでウインドブレーカーを着ていませんでしたので 雨が降り始めましたらすぐに 車まで戻ることにしました。別に急いで歩いているつもりはなかったのですが その時に事件は起きました。

    雨に濡れたレンガの貼ってある道を歩いていましたら 殆ど気づかない程度の傾斜があったみたいで つるっと滑ってドシンとしりもちをついてしまいました。更にその勢いで 背中までバタンと直れました。幸い頭は打ちませんでしたが 何しろ百キロ以上もある全体重がお尻にかかってしまいましたから お尻のお肉にかなりのダメージがあったようでした。少しですが雨にも濡れましたから 温泉に入って温まろうと言う事になりました。

    一時から 湯原昌幸ショーがありますので 多少は興味があるので覗いてみることにしていましたから それまで温泉でゆっくりとすることにしました。広い湯船につかると気持ちがいいし お昼ですから他に殆どお客さんもいないので 歌でも歌いたくなるぐらいの解放感でした。お尻を見てみましたが 別に異常はみられませんでしたが 結構な痛みはなかなか引いてくれません。

    仕方がないので 昼寝をするコーナーに行って横になりました。奥様に一時少し前に起こしに来てもらう事にして毛布をかぶったら かなり疲れていたみたいで あっと言う間に大いびきをかいて寝込んでいたそうです。十二時半ごろに目が覚めたので 奥様の携帯に電話すると 今ちょうどマッサージを受けている途中と言う事でしたので 私は一足先に大広間に行って ショーの見やすい場所のせきとりをしました。お尻が痛いので 出来たら掘りごたつの様に腰かける場所に座りたかったのですが そちらは全部埋まっていましたので 仕方なく畳の部屋の席に陣取りました。

    一時少し前に奥様と合流して 一応周囲の食べ物屋さんの商品を食べるための席 といった雰囲気でしたから 奥様がソフトクリーム、私がジュースを飲みながら 開演を待ちました。予定時間になると 湯原さんがステージ上に現れて 軽妙なおしゃべりを挟みながら 正直あまり聞いた事の無い歌を熱唱されていました。

    歌手が地方営業に来ているのですから 新しく発売したCDの営業トークが挟まるのは致し方の無い事かもしれませんが 一寸その営業トークがしつこかったのと お尻が痛くなってきたので 席を立つことにしました。既に開演して三十分以上過ぎていましたが みんなの期待している「雨のバラード」は恐らく最後の最後まで歌ってくれそうにありませんでしたので 諦めて大広間を去りました。

    相変わらず雨は降り続いていましたので 高速道路は慎重に走った方が良さそうでしたから 早目に帰途につきました。お尻が痛かったので 申し訳ありませんでしたが 奥様に運転をお願いしました。奥様は女性ですが 安心して任せておけるくらいに運転がお上手なので 何時も助かっています。途中のサービスエリアでお土産をたっぷりと買い込んで そこからは私が運転して無事に病院に帰り着きました。途中でその日から預かる犬を迎えに言って車に乗せて帰りましたが お休みしていてもお金が稼げてありがたいことでした。

    一泊二日の短い旅行でしたが 相当に充実していて私も奥様も 非常に満足できるいい旅行だったと思います。お天気には恵まれませんでしたが そのおかげで非常に空いていたのかもしれませんから 雨を恨まずにいようと思います。しりもちをついてダメージを受けたお尻が心配ですが まあ軽い打撲でしょうからいずれ直るでしょう。思いっきり楽しみましたから 明日からまた気持ちを切り替えて仕事に頑張ろうと思います。

  • 11月17日 長島リゾートへ出かけました

    火曜日ですから病院は休診しました。シャッターに張り出した紙には 研修の為と書いてありますし ホームページの表紙にも同様に書いてありますが 実は百パーセント遊ぶために出かけました。最初の予定としては 十一月の末から十二月にかけて五連休を取ってディズニーランドと東京観光に出かけるはずでした。所が十一月下旬から 三か月ほど犬を二匹預けたいという依頼を受けました。小さな犬二匹ですが 三か月で約三十万円になる有難い申し出です。病院を閉めている間の売り上げ損失と三か月犬を預かる場合の損得勘定を計算すると 残念ながら旅行は諦めざるを得ませんでした。

    そこで犬を預かる前に一泊でもいいからどこかに遊びに行きたかったので 今回の長島リゾートへの旅行が企画されました。長島リゾートとは長島スパーランドと それに付随するホテル、菜花の里などを指します。長島スパーランドはジェットコースターが何種類もある遊園地です。菜花の里は 昼間は奇麗なお花畑や温室で 草花を鑑賞できますし そろそろ紅葉も色づいていました。でも 今の時期には 暗くなってからの非常に大規模なイルミネーションが素晴らしいのです。数年前に一度日帰りで菜花の里のイルミネーションだけ 鑑賞に来ましたが その凄くスケールの大きなイルミネーションに 大変感動しました。

    今回は一泊しますからゆっくりと鑑賞できますので楽しみにしていました。敷地内にあるホテルのうちで 料金設定の安めのホテルナガシマに予約しましたが それに付随する特典がなかなかのものでした。宿泊する日もその翌日もスパーランドの全てのアトラクションが乗り放題になっていました。菜花の里や 温泉施設も二日間とも利用し放題でした。

    当初の予定としては 一日目に菜花の里でのんびりして 飽きたら温泉に浸かったり かなり大規模なアウトレットショッピングセンターでお買い物を楽しみ 暗くなったらイルミネーションを鑑賞しようと考えていました。所が日頃の行いがよろしくなかったからなのか二日ともに雨が降る予報が出ていました。それと二日目にはぜひ乗ってみたかったホワイトサイクロンと言うアトラクションがメンテナンスの為運休することが分りましたので一日目からスパーランドに入園することにしました。

    それから敷地内のホテルに宿泊すると 一般のお客さんよりも少しだけ早く入園できる特典があり その特典が宿泊する日にも使えることを確認しましたので 初日の開園時間九時半までにホテルに到着するためにかなり早い時間に出発することにしました。割と空いている時期の平日なので そんなに慌てて入園する必要もなかったようなのですが 根がせっかちなために 朝六時に病院をスタートしてしまいました。

    例によって旅行に出かけるときには 私がまた張り切ってお弁当を用意しました。六時スタートなので 車の中で食べる朝ごはんとしてサンドイッチを用意しました。挟む具は平凡でゆで卵をほぐしてマヨネーズであえたものやスライスしたキュウリ、ツナの缶詰、ハムなどをできるだけたくさん挟んで 豪華な雰囲気のサンドイッチを作りました。

    それからお昼ごはんとして いつものようにおにぎりと玉子焼き、竹輪にキュウリやチーズを詰めたもの、サンドイッチの具の余り物で作ったサラダなどでした。いつもさんざん奥様に注意されますので おにぎりを二個ずつ計四個だけ作りましたので やっと褒めてもらえました。

    朝早くからスタートしましたから非常にスムーズに高速を走って 八時過ぎにはホテルの駐車場に車を停めました。ただ宿泊客がまだほとんど帰っていない時間なので 入口からかなり遠い場所しか空いていませんでした。フロントで受け付けを済ませて 入園券などを受け取ったのが八時半ごろでした。

    以前にフジQのホテルに宿泊して アーリーエントリーを利用した時には 開園三十分前には長蛇の行列ができていましたから早目に集合場所に行こうと思ってホテルの人にその場所を尋ねましたが 平日なので 直前に行っても大丈夫ですと教えられましたので ロビーで新聞を読みながら開園時間を待ちました。

    開園十五分前から入園できるのだそうですが その時間に行っても一家族だけが並んでいるだけでした。フジQに出かけたのは三月の春休みの時期でしたから 混み合い方が段違いだったのかもしれません。入園したらまずはお目当てのホワイトサイクロンを目指して歩きました。このコースターはすべて木製なので 規模は大したことがありませんが そのガタガタ揺れる度合いが凄いのだそうです。

    かなりの人気アトラクションのはずでしたが 私と奥様が一番乗りだったみたいでした。一番前の車両に乗っても良かったのですが 怖かったので二両目に乗り込みました。二組目のお客さんが全然来ないので 私たち二人だけをのせて 本日の一回目の走行がスタートしました。予想はしていましたが 凄い振動と音にはかなりビビりましたけれど 高さ的には大したことがなかったので割と冷静に楽しめたと思います。

    天気が辛うじて曇り空で何時降り出しても不思議ではなかったので 次々に手じかにある乗物から乗り込みました。平日の上に天気が良くなかったからなのか 遊園地はガラガラの状態で どのアトラクションも行けばすぐに全く待ち時間なしにのれました。この遊園地の一番の売り物はスチールドラゴンと言って九十メートル以上まで上がって殆ど落っこちるような角度で急降下するジェットコースターです。九十メートルと言えばビルの三十階位に相当する高さです。とても正気の沙汰とは思えません。

    フジQのフジヤマには乗りましたが 高さは六十メートルぐらいでした。かなり怖かったけれど 何とか耐えられる位の程度でした。所がここのスチールドラゴンは最初から遠慮するつもりでした。絶叫マシーン大好きな奥様も下から見上げて さすがにこのコースターだけはパスすることにされました。賢明な判断だと思いました。

    もう一つこの遊園地の売り物であるアクロバットは 本日はメンテナンスのために運休していましたので明日のお楽しみにしておきました。兎に角空いているので待ち時間なしで かなりたくさんのアトラクションに乗れましたが そのうち雨が予報通りに振り出しました。徐々に雨のために運休するアトラクションも出始めましたしちょうどお昼ごろになっていました。期待していた以上に沢山のアトラクションを楽しめましたし 私はウインドブレーカー 奥様はレインコートで歩いていましたが かなり体も冷えてきましたので 一旦車に戻って休憩することにしました。

    車のエンジンをかけて暖房を入れると ホッとしましたから 結構体が冷え切っていたのかもしれません。水筒に用意したコーヒーはまだまだアツアツでしたから それを飲みながら サンドイッチの残りを食べたり おにぎりをつまんだりして昼ご飯を済ませました。体が温もったので 最初の予定通りに菜花の里へ向かいました。雨が結構しっかりと降りだしましたので 今度は傘をさしながら菜花の里の草花を鑑賞しましたが いかんせん雨降りの中傘をさしながらではゆっくりと楽しめません。

    仕方がないので 温室であるベゴニアガーデンに入りました。温室内ですから 勿論雨ふりは関係ないし温かいのでこの中でゆっくりとくつろぎました。正直な所ベゴニアと言うのがどの様な花なのかも全然知りませんでしたが ベゴニアにもかなりいろんな種類があるみたいで 見てくれも全然異なるのがあって ビックリポンでした。

    でも一番印象に残ったのはベゴニアではなくて なすびの一種で フォックスフェイスと言って 黄色くて狐の顔のように見える形をしたものでした。初めてみましたし見たことのある方は少ないと思いますので 写真を掲載しますからご覧ください。

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    温室内は暖かいのでホッとしたら 急激に眠たくなってしまいました。もうホテルをチェックインできる時間になっていましたので 一旦ホテルに戻って 少しだけ休憩を取ることにしました。私は旅行に出かける前には 遠足前の小学生みたいにワクワクしてねられませんでしたしお弁当作りにも結構時間がかかってしまいましたので 睡眠不足だったようです。ホテルの部屋は料金からしてほとんど期待していませんでしたが 結構広くてきれいでした。

    私はとにかく眠たかったのでシャワーも浴びずにベッドに潜り込み一時間ほど昼寝をしました。一時間ほどしたら目が覚めて 頭はすっきりしているし 体力的にもかなり回復できていたみたいでした。それで再び菜花の里に向いました。イルミネーションの点灯式に辛うじて間に合いました。

    昼間は雨降りの中うろついたので あまりイメージがよくありませんでしたがライトアップされているとかなりきれいになり印象が良くなりました。依然としてしっかりと雨が降っていましたが そのおかげかもしれませんがかなり人出は少ないみたいでした。前回訪れたのは十二月になってクリスマス気分が盛り上がっていた時期だったし天気も良かったので 相当に混み合っていましたから 空いているだけラッキーだったのかもしれません。

    イルミネーションの会場に着くまでにかなり長い光のトンネルがあるのですが 雨粒が落ちてくるので 傘をさす人が多くてせっかくの美しいイルミネーションが見えにくくなってしまうのが残念でした。イルミネーションのメイン会場につきましたが 前回来た時にはあまりに混み合いすぎていて 自分の意志で移動ができませんでしたが 今回はすいていましたから 見えやすい場所に簡単に移動できましたし 列の一番前までそれほど時間がかからずに移動できました。

    前回は日本の四季をテーマにイルミネーションが動画のように点滅しましたが 今回はアルプスの少ハイジがテーマで 有名なアニメーションの画像がそのまま映し出されていました。前回に比べて 時間的にもボリューム的にも若干物足りないようにも感じましたが 前回があまりに素晴らしくて感動したので 今回は期待を膨らませ過ぎていたのかもしれません。勿論イルミネーションとしては非常に大規模であり素晴らしいものであることは間違いありません。

    今回の旅行の一つのメインイベントを 傘をさしながらではありましたが 十分に楽しめました。雨の為にすごく空いていて鑑賞し易かったのかもしれませんから雨をそんなに恨まずにおきましょう。紅葉もライトアップされていましたから そちらもしっかりと楽しんでホテルに戻りました。ホテルに宿泊すると 夕食と朝食がバイキングでついていました。料金的に結構安めの設定でしたから 正直あまり料理の内容には期待していませんでした。

    ホテルに戻ると 取り敢えずシャワーを浴びてすっきりしてから レストランに向いました。食べ始めてみると 品数も十分にありましたし 料理の材料も予想以上にいいものを使ってありましたし 凄く美味しく味付けもしてありましたから 私も奥様も大満足できました。私たちがディズニーランドに出かけるときの常宿であるホテルオークラのバイキングと比較しても遜色ないように感じました。

    デザートも充実していましたしフルーツとしてマスクメロンが熟して食べごろのものがどっさりとおいてあったので 堪能するぐらいに頂きましたし ケーキやアイスクリームまで種類が豊富だったので 奥様も大大満足なご様子でした。部屋に戻ると 温泉施設も充実しているみたいなので そちらに出かけました。大広間には立派なステージがあり そこそこ有名な歌手が出演してるみたいでした。

    私はあまり温泉に長く浸かっていると 何故だか不思議なのですが 痔が痛くなってしまうので そこそこで切り上げて部屋に戻りました。露天風呂めぐりをしようかと思っていましたが 土砂降りの雨でしたから 風邪をひきそうでしたから 諦めました。明日の天気が心配です。部屋に帰り着くと ばたんきゅーで眠りに落ちて 旅行初日が終わりました。

     

     

     

  • 11月15日 入院した父のリクエストに答えるために実家を訪れました。

    昨日父親が 私のかかりつけの枚方公済病院に入院しました。急な入院だったので入院するための準備が殆どできていませんでしたから 父親が当面必要なものをリストアップして それを私が交野の実家に探しに出かけました。パンツやシャツと言った下着類と靴下、髭剃りにブラシ、皮膚にできる湿疹に使っていた軟膏、現在飲んでいる薬の一切合財、退屈しのぎに読む小説の文庫本の束、毎日飲まないと落ち着けないドリップタイプのコーヒーなどでした。

    私も仕事をしていますから その合間を見て出かけるのですが それぞれの置いてある場所の説明が 結構あいまいなので探すのにかなり苦労しましたし そこそこの時間がかかってしまいました。私は長男ですから 親の面倒をみるのは当然かもしれませんが 私も奥様もそれぞれにしなければならない仕事があって 忙しいのです。妹が枚方市内に嫁いでいるので 手伝ってくれますが 妹の家も自営業をしていますから 専業主婦の様に暇を持て余しているわけではなくて 結構忙しくしているのです。

    大分前にこのブログで書きましたが 父親は昨年に耳の奥にできた腫瘤を摘出するために全身麻酔をかけての手術を受けました。その際に一時的に急激にボケが進行してしまい 入院するまでは要支援一の状態だったのが退院するときには 要介護三の状態にまで悪化してしまいました。その時に私は退院するまでのわずかな期間で 老人ホームの種類と受け入れてくれる老人の状態を調べて 父のその時の状態に丁度いい施設を探して 父をそこへ連れて行って 見学させました。施設側も喜んでい受け入れてくれると返事をもらっていましたし 父も一旦はそのような施設に入所する覚悟を決めてくれたようだったので ホッとしていました。

    所が 退院直前になって どうしても自宅に帰りたいと主張し始めました。結局は父の主張を受け入れざるを得ないだろうと言う事になってしまい 自宅に帰ることになりました。私の感覚からすると そのような施設に入ってしまった方が 勿論自宅にいるよりもいろんな制約は受けるのでしょうが 食事の準備から掃除洗濯まで すべてお任せで済むのです。常に世話押してくれる人の目が届いているわけだし こちらも家族として安心できます。同世代の似たような境遇の人たちが集まっているのですから それなりに友達もできるでしょうし、楽しくて楽ちんな老後が送れそうですから 父親がかたくなにそのような施設に入ることを拒否する気持ちが全く理解できません。

    そのような施設に入ってくれていれば 今回のようなことがあっても 殆どの面倒はその施設の方が見てくれるはずですから家族にかかる負担はずっと軽くて済んだはずです。これまでにも何度か急に具合が悪くなって入院したり 所在不明になってしまい その度に私と妹に少なからぬ心配と負担がかかったことがありました。実の息子と娘ですから 父親の緊急事態には無条件で対応するのは 当然かもしれませんが 結局は父のわがままで自宅で暮らしているから そのような状況が発生してしまうのではないかと思います。

    実際に今回の事も 入院する数日前から異常は感じていたらしいのですが 自分の勝手な判断で 適切な処置が出来ていなかったから風がこじれて肺炎になってしまったのだろうと思います。施設に入っていればもっと早い段階で適切な治療を受けることができたはずですからこんなに大騒ぎになっていなかったのではないでしょうか。私としては 父の現状にマッチした老人ホームに入ってくれることが 安全であり かつ家族としても安心できますし 結局は長生きにつながるのではないかと考えます。

    担当の先生と話をしたときにも退院するときには自宅へではなくて その類の施設に受け入れてもらう事も必要かもしれないと言われてしまいました。一年前の退院時と 今回退院できるようになった時の状態は 客観的に見てどれくらい違ってしまうのか分りません。前回受け入れてくれそうだった施設で 今回も受け入れてくれるのか予想がつきません。

    私のような素人では判断がつかないので 普段からお世話になっているケアマネージャーさんにお願いして判断を仰ごうと思っていますがどのような方向に話が向かうのか正直不安です。まあなるようにしかなりませんから父の回復具合と相談しながら考えていこうと思っています。長生きしてくれることは嬉しいのですが 心配事もつきません。贅沢な悩みなのかもしれませんし父が亡くなってしまえば 心配したり悩んでいたこともいい思い出になるのかもしれません。後悔だけはしないように一生懸命に考えていこうと決意しました。

  • 11月14日 父親が 入院してしまいました

    私の父親は88歳です。若い頃から心臓を患っていましたし 直ぐにかっとなる短気な性格ですから 正直な所 こんなに長生きしてくれるとは思っていませんでした。とは言っても一日でも長く生きてもらいたいのが 家族としての本音です。最近は慢性の心不全で治療中でしたが 風邪をこじらしたのか 肺炎まで併発していたようで かなり危険な状態の様でした。

    取り敢えずは 近所の交野病院に入院しました。しかしこの病院は 最近新しく出来たので見た目は立派になりましたが 医者の質が悪すぎます。特に循環器内科はひどくて 専門に循環器を診れる医者がいないようなのです。実は私も心臓を患っていますので 枚方公済病院にここ数年お世話になっています。こちらの循環器内科は非常に優秀な先生が揃っておられますし 二十四時間手術のできる体制まで整っていますから 常に万全な状態で安心なので その日のうちに枚方公済病院に転院させました。

    私が交野病院の先生を信頼できないのは 患者の病状をきちんとわかるように説明してくれないからです。例えば心臓の状態を説明するのに 心電図を使って説明した時も 非常に雑な説明しかしませんでした。私は獣医師ですから 勿論動物の心電図は取りますし その見方も一応は理解できているつもりです。その私がほとんど理解のできないような説明ですから 初めて心電図を見るような方なら 猶更全く理解できないはずの説明でした。私が心電図の見方からもう少し理解できるように説明を求めたら 舌打ちをされてしまいました。その医者がつぶやいた言葉は 「なんで心電図のイロハから説明しなければならないのや」でした。

    私は父親の病状を真剣に心配しています。心配しているからこそ その病状をできるだけ正確に理解したくて説明を聞こうとしているのです。その医者はこれまで何年にもわたって 患者の家族に病状説明をしていたのでしょうが その家族の方々がどれだけその患者の病状についてそんな手抜きの説明で理解できていたのか凄く疑問に思えます。

    日本人は必要以上に医者の権威に怯えすぎているように思います。私はほんの数年ではありますが 塩野義製薬と言う薬屋さんでサラリーマンをしていましたから 医者と言う職業の人間が どれだけ薬屋に対して傲慢な態度を取るのかとか 金や女に対して 意地汚いのかよく知っているつもりです。勿論医者の中には 真摯に医学と向き合い 治療に懸命に取り組んでおられる 立派な尊敬すべき先生方が少なからずいらっしゃることは事実ですが それ以外の傲慢で金と女に貪欲なだけの輩が山ほどいるのも間違いありません。

    患者は医者に病気やケガを直してもらう立場ではありますが 個人として向き合うときには対等の立場にあると思います。直してもらったことに対しては 勿論感謝の気持ちを持つのは自然な事かもしれませんが 医者は病気やケガを直すのが仕事ですから ある意味当然のことをしただけの事で 患者が必要以上にへりくだるのは間違っていると 私は思います。

    医者が患者の病状について 説明して 勿論聞く側が分ろうと頑張っていて 理解できないのであれば わかるような説明を求めるのは当然の事なのです。分らない等と言って 医者の機嫌を損ねたら きちんと治療してくれないのではないか 等と遠慮して全くわからない説明を受けたのに わかったような顔をする人が多すぎるから 心電図を使って説明するのに 心電図のイロハの説明さえするのをめんどくさがる医者が大きな顔をしてのさばっているのです。

    そんなことがありましたから私は交野病院の先生が全く信頼できないので 枚方公済病院に転院させたのでした。父ももう88歳ですから 何時命に関わることがあっても不思議ではない年齢です。ひょっとしたらこのまま自宅に退院できないままに一生を終えるのかもしれません。ですから 猶更信頼できる先生の治療が受けさせたかったのです。これから先 あまり多くの事を望むつもりはありませんが 出来たら年内のうちに退院できて 自宅で正月を迎えることが出来ればと願っております。

  • 11月13日 中学生の実習二日目です

    前日に続いて 中学生の職業体験実習二日目です。まずは掃除から昨日とは担当を変えて始めてもらいました。その後 手術を終えて帰る子や入院を終えて退院する子の伝票やワクチンの証明書を実際に書いてもらいました。三人とも丁寧に そしてとても上手な字でそれらの書類を書き上げてくれました。

    その後本日の大まかな予定を説明して また私に質問してもらいました。私もせっかく質問してもらったので なるべく幅広く答えて 少しでもたくさんの事を知ってもらおうと張り切りすぎて 結果的にはまとまりに欠けてしまったのかもしれないけれど いろいろと喋りました。本日は私が自分の病院に出かけるために途中で抜けてしまうので 本来なら昼に病院を閉めてから行う歯石取りを 朝一でやることにしていました。

    犬は毎日歯を磨きませんから 年齢を重ねるとどうしても歯に歯石が沢山付着してしまいます。歯石は人間と同様に歯周病の原因にもなりますし 口臭の素にもなりますから 出来たら定期的に除去することが 人間と同様に犬も必要なようです。本日の歯石取りをする子は残念ながら それほどたくさん歯石が付着していませんでした。ひどい子になると 歯よりも巨大な歯石を抱えている子もいますから そんな子が病院に入ってくると その口臭で病院中が臭くなることもあります。

    取り敢えずは昨日と同様に 導入麻酔を静注して 気管チューブを挿管しました。昨日の子は直ぐに安定した麻酔状態になり 定期的に呼吸を繰り返してくれましたが この子は麻酔が効きすぎたみたいで 呼吸が停止してしまいました。体質により個人差があるみたいなのですが 麻酔が安定してかかってくれる範囲の広い子と 凄く狭い子がいます。安定してかかってくれる範囲の狭い子は 浅すぎると麻酔から覚めて動き出すし 深いと呼吸が停止してしまったりして面倒な子も時々います。

    この子は普段は性格も穏やかで とても扱いやすいいい子なのですが 事麻酔を安定してかけることに関しては かなりめんどくさい子だったようです。呼吸が止まってしまった場合は 麻酔がかかりすぎているわけですから 直ぐに麻酔の供給をストップして 刺激を与えて目を覚ましてもらいます。

    普段なら体を大きくゆすったり 場合によっては鼻先を鉗子で挟んで 多少乱暴に目を覚ませますが 本日は見学者がいますから あまり荒っぽいことは出来ませんので 大声で呼び覚ましたり 手のひらでほっぺたをたたいたりして 目覚めるのを待ちました。直ぐに息を吹き返したので 今度は慎重に麻酔薬を吸入させて 何とか安定した状態に持っていきました。

    麻酔が安定してから 超音波のスケーラーで 歯に付着している歯石を除去する作業を見学してもらいましたが いかんせんこの子はあまり歯石が付着していないので 除去する処置をしても あまり変わり映えしないので みていてもそれほど面白くなかったのかもしれません。歯石の除去よりも 呼吸が停止した時の処置の方が ひょっとしたら勉強になったのかもしれません。

    当然ですが 私たちが相手にするのは 生体で一匹一匹条件が異なります。同じように麻酔をかけても すんなりと安定してくれる子もいれば 呼吸が停止してしまうような手のかかる子もいるのです。手順としては同じことをするのでも 反応がその子そのこで異なりますから 常に気を抜かないように心がけなければならないわけです。だからこそ この仕事にやりがいを感じられるのかもしれませんが 気を抜けない分めんどくさい仕事の様です。

    歯石取りは直ぐに終わってしまいますが 麻酔が覚めて普通の状態になるまでは きちんと観察しておかなければなりません。その後中学生には トリミングのお手伝い、シャンプーしたりドライヤーで乾かしたりを 体験してもらいました。三人とも犬を飼っているので 自分の犬を洗ったことがある子もいたようですが 初めて経験する子もいたみたいでした。みんな犬が大好きな子たちでしたから 楽しそうに犬を洗い乾かしてくれました。爪切りや肛門嚢絞りは 初めての体験で おもしろかったみたいでした。

    私は昼前に時分の病院に行くために 病院を抜け出しました。自分の診察が済んで病院に戻ると 中学生が楽しそうにトリミングに取り組んでいてくれました。私は大急ぎでお弁当を作りました。オムライスとサラダと デザートとして梨とグレープフルーツを切ってタッパーに詰め込みました。もうすぐ実習もおしまいですから 中学生を連れていつも奥様と出かける展望台に行って みんなでお昼ご飯を食べることにしました。

    先日出かけた時には その場所は日当たりが良くてポカポカして過ごし易かったのですが 本日は曇っていて風がきつくて かなり寒くなっていました。あまりの寒さのために みんなで慌ててお昼ご飯を食べ終わり お菓子でも食べながらゆっくりと話でもしようと思っていましたが 仕方がないので狭い車に戻ってから みんなでお菓子を食べました。五人が乗るにはあまりに狭い車なので ここでもゆっくりできずに病院に戻りました。

    最後に感想や質問を受け付けていると 実習の終了時間になりましたので 予定通りに無事体験学習を終えることができたみたいです。三人とも凄く楽しかったと言ってくれたので 私も奥様もホッとしました。

     

     

     

     

     

     

     

  • 10月12日 中学生が職業体験でやって来てくれました

    昨年から 近所にある杉中学の職業体験学習と言う行事で中学生が実際に働く場に出かけて行って職場の雰囲気を感じて体験してみようという趣旨の様ですが 依頼を受けたので引き受けるようになりました。昨年は女の子が二人やってきました。今年はなんと三人もの可愛らしい女の子がやって来てくれました。

    先日 下見がてら 挨拶に来てくれていましたから 初対面ではありませんが 本人たちはかなり緊張しているような表情でした。まずは病院の掃除から 三人に分担してもらって 始めてもらいました。掃除が終わったところで 医局で座ってもらって 実習の心構えや本日のスケジュールを説明しました。

    先日挨拶に来た時に 何でもいいから私に質問を考えてくるように宿題を出しておきましたので その質問をしてもらいました。三人ともそれなりに一生懸命に考えてくれたことがうかがえる質問でしたので こちらも一生懸命に答えました。しばらく話したので ある程度は仲良くなれたような気がしました。以前はアルバイトで高校生の女の子を雇っていましたから 当時は若い女の子と話すことに慣れていましたが 何しろ十四歳の女の子相手では 両親よりも私の方がずっと年上ですから こちらとしても それなりに気を使うし 緊張もしていました。

    話が終わって 預かっている動物に朝ごはんをあげてもらう事にしました。ある飼い主さんが持ってきた缶詰はプルトップではなかったので缶切りでふたを開けなければなりません。中学生に缶切りを渡したところ 三人とも初めて缶切りを見るらしくて 使い方も見当がつかない様子でした。

    私が子供の頃にはプルトップタイプの缶詰など全く存在していませんでしたから 誰でも缶切りを使って缶詰を開けて食べていましたが 改めてジェネレーションギャップを感じてしまいました。しかしプルトップタイプではない缶詰も確実に存在しますから 缶切りの使い方もマスターしておくべきことなのではないでしょうか。教えたらなんとか三人とも時間はかかりましたが 缶詰を缶切りで空けることが出来ました。家にきっと缶切りは存在するはずだから 確認しておくように指示を出しました。昼から犬の避妊の手術の予約が入っていましたから その準備を見学してもらっているうちに十一時半ごろになりました。昼から手術と往診が一件予定に入っていましたが 急に往診がもう一件入りましたので 中学生には先にお昼ご飯を食べてもらう事にしました。

    三人は持参したお弁当を食べ始めましたが 殆ど会話が無くて 凄く静かでした。女の子が三人もいれば 賑やかな食事風景を予想していた私は 心配になって「なんで何にもしゃべらないで食べてるの?三人とも仲が悪いの?」と尋ねてみました。三人はクラスが違うので殆ど初対面なのだそうですが 勿論仲が悪いわけではないのだそうです。ある一人が答えてくれましたが お弁当を食べている時間が 皆夢中で食べているので 教室が一番静かになるのだそうです。

    十二時になり外来時間が終わりましたので 表を閉めて直ぐに手術に取り掛かりました。導入麻酔を静注して 気管チューブを挿管して手術を始めました。小さなプードルでしたから 慎重に麻酔を安定させてから術野を消毒して 私は手を洗い滅菌済みの手袋をはめていよいよ手術が始まりました。

    おへその下を正中切開して腹腔内まで開いて 子宮と卵巣を引っ張り出しました。動脈を切断しますから しっかりと絹糸で括って慎重に切断して子宮と卵巣を摘出しました。ここまでスラスラと書きましたが 実は普段はしないような失敗をしでかしていました。腸間膜にある割と太めの静脈をうっかりと傷つけてしまい そこから予期せぬ出血がありました。

    私は実に小心者ですから 中学生とはいえ見学者がいるので 緊張してしくじってしまったようです。勿論慌てたそぶりは見せずに出血点を探して鉗子で挟んで止血しました。手術中の事ですから出来るだけ出血は少ないに越したことはありませんが もし出血してしまったら 慌てず騒がず止血をすればそれで御終いです。

    他には出血している所が無い事を十分に確認してから 閉じるために縫合する過程に入りました。まずは腹膜を縫合します。続いて皮下識を縫い合わ背ました。最後にナイロンで皮膚を縫い合わせて手術は無事に終了しました。麻酔を切るとすぐに目覚めましたから 傷口に外用薬を塗って エリカラーを装着して 犬舎に戻しました。

    続けて二件の往診に出かけました。一件目はちょうど十日前に本日と同じ避妊の手術をした犬の抜糸に伺いました。飼い主さんが毎日きちんと消毒してくれていたみたいで 非常にきれいに切開した個所がくっついてくれていました。私が下半身を固定して奥様にハサミとピンセットで抜糸してもらいました。中学生は先ほど傷口を縫合した場面を見た直後に 奇麗にくっ付いてくれている傷口を見て 安心してくれたみたいでした。

    続いては初めての患者さんで 猫八匹にワクチンをうってほしいとの依頼でした。そのお宅を訪ねてみると なんとその他に犬も数匹いて大騒ぎをしていました。出来たらワクチンをうつところも中学生に見学してもらいたかったのですが 飼い主さんが捕まえた猫に次々に注射していくので精一杯で 見学までしてもらうほどには 余裕はなさそうだったので 申し訳ないけれど家の外で待っていてもらう事にしました。

    何とか順番に飼い主さんが猫を捕まえてくれたので 一匹ずつ初めてなので 診察したかったのですが しょうがなくて注射をうっておしまいにしました。病院に戻って 本日の感想や質問を受けていたら 終了予定の三時になったので帰ってもらいました。取り敢えずは無事に見学してもらえましたし 手術の準備やワクチンを大量にうつ準備 避妊の手術 往診の様子などを見学してもらえたので それなりに充実していたのではないでしょうか。元気に三人とも自転車で帰って行ってくれました。明日も実習はありますが 無事に終わってくれることを期待しております。

     

     

  • 11月10日 NHKの朝ドラ「あさが来た」が面白くて楽しみです

    わたしはNHKの朝ドラが結構好きで 殆ど見ています。毎回予約録画してありますので 自分の都合の良い時間にのんびりと鑑賞しています。私が歴代の朝ドラで 一番大好きなのは「ちりとてちん」です。はっきり言って 主役の貫地谷しほりさんを初めてみた時には このドラマがこんなに気に入るとは思いませんでした。女優さんとしては ストーリーの中でもB子を演じているわけで 私は正直A子さんの方がずっとチャーミングだと思いました。

    でもその後の 貫地谷さんの活躍ぶりは素晴らしくて A子さんを演じられた女優さんは このドラマ以外では 全くお見かけしていませんから 女優さんは美しければ活躍できるわけではないことが よく分りました。ドラマが展開していく中で 落語家として成長していく貫地谷さんは 徐々に魅力的になっていかれましたし 脇役を固められた俳優さんが どなたも素晴らしくて ストーリーも感動的でしたし 本当に大好きなドラマになりました。

    逆に気に入らないドラマとしては 「あまちゃん」をあげたいと思います。脚本が工藤官九郎さんですから それなりに面白いストーリーであるのは 間違いないのかもしれませんが いかんせん主役の女の子がいかにも田舎臭くて リアルタイムでは全く見る気にならず 毎回予約録画もしていませんでした。

    最近 BSで再放送したので 一種の社会現象にまでなってしまったドラマの魅力を確認しようと思って みてみました。よく見ると 橋本愛さんや有村架純さんといった非常にチャーミングな女の子も出演していました。ただどうしても主役の子は あまりに田舎臭くて 私が生駒里奈を絶対に好きになれないように やはり気に入りませんでした。

    話の展開も 女の子がアイドルにあこがれる気持ちは分らないでもありませんが 話の流れが いかにもAKBの二番煎じ的なストーリーなどがあって 録画されていても見ないでそのまま消去する日が続きました。終盤になって 震災がらみの展開になってから やっと見る気が起こったので また見始めましたが 私には こんなドラマが一体どうしてそれほど注目を集めたのか さっぱり理解できませんでした。

    「あまちゃん」に続いて放送された「ごちそうさま」や「花子とアン」はとても面白くて 殆ど毎回欠かさずにみて楽しんでいました。事実視聴率的にも この二作品は「あまちゃん」を上回っていたのだそうですが それほど話題にならなかったのが不思議に思えます。主役の杏さんも吉高さんも非常にチャーミングでしたし ストーリーもしっかりとしていて 見ごたえのあるドラマだったと思います。

    つい先日まで放送されていた「まれ」も大好きな作品でした。主役の土屋さんが 私の中ではAKBの横山さんとそっくりなキャラクターに思えて大好きでした。私が現在AKBで唯一興味のある存在である横山さんは アイドルとしては程々に可愛いのかもしれませんが 何となくもっちゃりとしているように思えてなりません。まあそんな結依ちゃんが好きなのですが 土屋さんも私の中では結依ちゃんと同様にそこはかとなくもっちゃりとしていて 私には非常に安心感と言うか 絶対的な魅力を感じさせてくれる存在でした。

    そんなわけで 私としてはかなりのお気に入りの作品「まれ」に続くドラマですから 正直あまり期待はしていませんでした。でもいざ放送が始まったら 非常に面白くて 毎日が楽しくなるぐらいになりました。主役の波瑠さんが 初めて見た時にはそれほど魅力的ではありませんでしたが 徐々に惹かれていってしまいました。私の一番大好きな作品「ちりとてちん」と似たような展開になっています。また脇を固めている玉木君やあおいちゃんが素晴らしくて 今後どのように展開していくのか非常に楽しみです。

    来年は大河ドラマもすごく楽しみですが この朝ドラは 毎日放送してくれるので毎日楽しく過ごせそうです。

     

  • 11月9日 1909年の本日 キャサリンヘプバーンが生まれました

    日本ではヘプバーンと言えば オードリーの方が有名かもしれません。オードリーの方も米国映画協会 の「最も偉大な女優50選」で三位にランクインしていますから 超一流の女優さんであることは間違いありません。しかし キャサリンの方は 同じ50選で堂々の一位に輝いています。オードリーがアカデミー主演女優賞を 「ローマの休日」で一回受賞しただけですが キャサリンは同賞を実に史上最多の四回も受賞しているのです。ですからキャサリンの方が オードリーよりもさらに格上の女優さんであることは間違いないように思いますし 日本での極端に知名度が低いのが不思議に思えます。

    キャサリンと言う女性は きりっとした凄く男前の女優さんでありますし 役柄もそれに応じたものが多いのかもしれません。オードリーは折れそうなほどほっそりとしていて憂いを含んだ表情が特徴ですから いわゆる日本人好みの女優さんだったから 凄く日本で人気が出たのかもしれません。

    私の好みから言わせて頂くと ナーちゃんの様に優しい顔立ちの女の子が好きなので どちらのヘプバーンもあまり魅力を感じません。ナーちゃんも今年初めて連続テレビドラマに主演しましたから 来年は映画界に進出して せめて日本アカデミー主演女優賞位は狙える女優さんに成長してほしいと思います。

    体調が悪くてブログの更新が凄く遅れてしまっていますので 本日は短いですがこのあたりで御終いにさせて頂きます。

  • 11月8日 1935年の本日 アランドロンが誕生しました

    私はアランドロンが大好きなので多分去年の本日もアランドロンについて書いたと思います。この一年でアランドロンについては新しい情報がありませんから 恐らく昨年の似たような内容になってしまうと思いますが申し訳ありません。今年で80歳の御爺さんになっておられると思いますが もし亡くなられたら絶対に大きなニュースとして報道されるはずですし 追悼番組として何本もの出演映画が放送されるはずですから まだご存命のはずです。

    私は自分の外見に対して 非常にコンプレックスを持っています。その反動かもしれませんが 男性は男前 と言うか美男子が好きです。日本人でいうとキムタクや福山君、小栗君等が大好きです。現在日本人で一番魅力的な男性は GACKT様かもしれません。女の子は 目が垂れていて愛嬌のある顔立ちが好きです。ナーちゃんがその代表格かもしれません。逆に顔立ちの整った美人であるマイヤンやイクチャンは あまり好みではありません。

    外国人でいうと私が中学生ぐらいの頃から 男前の代名詞になっていたのがアランドロンでありました。歌謡曲の歌詞にもアランドロンと言うのは男前の代表として 時々登場していました。その他でいうとロバートレッドフォードなんかも好きでした。兎に角男性は顔だちの整った男前が好きでした。最近はあまり洋画を見ないので 若手で好きな俳優さんは思い浮かびません。

    話をアランドロンに戻します。私が好きな映画を三本あげると 「シェルブールの雨傘」「フィールドオブドリームス」「冒険者たち」の三本になると思います。フランス映画が二本も入りましたが その何ともまったりとした雰囲気が好きなのかもしれません。「シェルブールの雨傘」については 少し前のこのブログで書きましたので 今日は省略しますが ある意味女性は信じられないな と言う気持ちになった映画で 初めて見た高校生の頃には 大人の男女の関係は全く理解できませんでした。

    「フィールドオブドリームス」が大好きなのは 自分が父親との関係があまりうまくいっていないからかもしれません。あと数年したら 南の島に移住する予定ですが その時に野球場が出来るぐらいの農地を買いたいと思っているのは この映画の影響かもしれません。勿論実際に野球場を作るつもりはありませんが それ位余裕のある土地でゆったりと暮してみたいのです。

    「冒険者たち」はアランドロンが 凄くカッコよくて 魅力的な映画です。私が南の島の海の近くで老後を過ごしたく思っているのは やはりこの映画の影響かもしれません。いくら金持ちになっても幸せにはなれないのかもしれない と言う事を教えてくれているような気がします。しかしやはりある程度優雅に暮らしていくのには ある程度お金が必要であるのは間違いないようにも思います。

    ちなみに私が特にアランドロンがカッコ良かったという印象のある映画を三本あげると この「冒険者たち」と「ボルサリーノ2」、「さらば友よ」辺りになると思います。現在 相当のご高齢になっておられますが たまに日本にも来られるみたいですが いまだにカッコいい男性であることは間違いない事のように思います。

    好きな映画として洋画ばかりをあげましたが 邦画で好きなベストスリーをあげると 「七人の侍」「蒲田行進曲」「なごり雪」だと思います。これらの映画については 日を改めて好きな理由などを書きたいと思います。

  • 11月7日 本日は枚方市の合唱祭に参加してきました

    今年の夏ごろに友達が増やしたくて 入団しました合唱団ハーモニーでの 初めてのステージが この合唱祭でした。初ステージと言っても沢山の合唱団が集まっての顔見世興行みたいなものですから たった二曲 時間にしてわずか7分間ほどのステージでした。合唱祭が昼の十二時にスタートしますし 出番が四番目でしたので 本日は午前中の診察を30分繰り上げて11時半に終了しました。病院でステージ衣装である黒ズボン、白カッターシャツ、蝶ネクタイに黒靴まで着替えて出発しました。

    白いブレザーは 誰かに見られると恥ずかしかったので 会場についてから 着用しました。以前に書きましたが ブレザーはレギュラーサイズの一番大きなものをチョイスしましたので 購入した時には若干きつめでしたが 何とか減量出来たみたいで ギリギリ窮屈ではない状態で着られたみたいです。本当はおデブさん体型用の一番小さなブレザーの方がフィットしていたのかもしれませんが 何とか普通体型の方用の一番大きなサイズが着用できましたからホッとしました。

    保健所さんに 申し訳ありませんが お休みでどなたもいらっしゃらないはずなので 車を停めさせて頂いて、集合場所である市民会館の地下にある小ホール前に駆けつけると ギリギリで間に合ったみたいでした。車の中で軽く発声練習をしながら運転していましたので、順番が来て小ホールで最後の練習 と言ってもわずか七分間ですが に臨みました。一通りサラッとうたっただけで時間が来て 舞台そでにスタンバイしました。

    私たちの前の合唱団は三十人ぐらいの女声合唱団で 無難に演奏を終えられたみたいでしたが 舞台そでで待っていると 各団体持ち時間は同じで 入退場も含めて八分間のはずでしたが 凄く長く感じました。やっと出番が来てステージに上がりました。正直言ってまだ合唱祭も始まったばかりだし ちょうど昼飯時だったので 恐らく客席はガラガラなのだと思っていました。

    所がステージに上がって客席を見ると ほぼ八割がたの席に人が座っていましたから驚きました。勿論純粋に合唱祭を楽しみに来られたお客さんは殆どいなくて 午後から出番のある合唱団の関係者が大部分だとは思いますが やはり聞いてもらえる人が沢山いる方が歌う立場としては気合が入ります。

    とは言ってもわずか二曲 時間にして七分間ですから 実際に歌いだしてしまったら あっと言う間に終わってしまいました。合唱のステージに立つのはひょっとしたら三十年ぶりぐらいかもしれませんが 久し振りではありますが 気持ちよく そして自分としてはミスなく歌い終えれましたから、とりあえずは満足でした。

    普段着に着替えてから 奥様と客席に移動して 他の合唱団のステージを聞かせてもらいました。特に上手な団体は目につきませんでしたが 皆さんそれぞれに楽しそうに歌っておられましたから 合唱と言うのは年をとってもできる良い趣味の一つではないかと思います。私も友達が欲しくてハーモニーに入団しましたが 男性陣はテナー、ベース合わせて十数名しかいませんが まだ顔と名前の一致しない方もいるぐらいであり女性に関しては 代表者の方位しか 顔も覚えていません。

    私がお酒がたしなめると 男性なら飲みに誘って直ぐに親しくなれるのかもしれませんが 生憎と下戸なもので 個人的に親しくなれた方がいらっしゃらないのが残念です。まあこれから年末に向かって忘年会などこれまで以上に親しくなれる機会はきっとあると思っていますので そのような機会には頑張って参加してみようと思っています。

    女性陣に関しては 正直興味の枠方が殆どいらっしゃらないので 恐らくは顔と名前の一致しない方ばかりの状態がずっと続きそうですが 奥様はそれなりに親しくなられた方がいるみたいで 結構楽しそうにしておられますから 最初は乗り気ではないのにお誘いして 一緒に入団してよかったと思います。今年私に起こった一番の変化は 合唱団に入団したことかもしれません。何もないよりは 小さなことですが取り敢えず一歩を踏み出したわけですから きっと良かったのだと思います。

    勿論この合唱団に不満なことがないではありません。私はこれまで一つ目の大学時代から合わせると六つの合唱団を渡り歩いてきましたが 勿論各々の合唱団ごとにそれなりの個性がありました。個々の合唱団の指揮者の先生は 言葉の表現を大切にされていて その考え方には私も同感です。ただ音符の動きに 歌詞を合わせて歌うだけでは伝わりにくいことが 話すように歌う事で伝わるものが大きいと私も思います。その点は良いと感じるのですが この合唱団では「が」とか[場]等の破裂する音を歌うときには鼻濁音、いわゆる鼻にぬいた発音で歌うことを強く要求されるのです。「が」や「ば」をストレートに強く発音する響きが汚いと感じる方が多いみたいなのです。私はこれまでに所属した合唱団で 多少鼻濁音に意識を持つ団体はありましたが 殆ど鼻濁音なんて意識しないで歌えていました。

    所がこの合唱団では鼻濁音で歌わないと しつこく注意されるのです。私は出来るだけ話し言葉で歌う というこの合唱団の歌い方には凄く賛同できますが 普通に話すときに鼻濁音で話す方は殆どいないと思いますから 鼻濁音にそんなに拘ることには納得がいきません。ですからよほど鼻濁音を意識して歌わないと つい普通の発音で歌ってしまい 注意されてしまうのです。

    どうしても納得がいかなければ 他の合唱団に移ることを考えなければならないのかもしれませんが せっかくできた知り合いを歌い方が思い通りにならないと言う事で 捨ててしまうのはもったいないような気がしますから もうしばらくはこの合唱団に所属して歌ってみようと思います。取り敢えずはせっかくできた知り合いともっと仲良くなってから 自分の考え方をぶつけてみて受け入れてもらえないのなら その時にどうするか考えてみようと思っています。まあ本日は久しぶりにステージに立って 奥様とも度も気持ちよく歌えたことに満足していようと思いました。