Dr.喜作のブログ

2016年2月 の記事一覧

  • 2月16日 1851年の本日 水野忠邦さんが亡くなられました

    58歳で亡くなられたようですから 私と同い年で百年以上昔の方とはいえ若くして亡くなられたようにも思います。江戸幕府の三大改革の一つ 天保の改革の実行者として 受験のための歴史では必須う人物のように位置づけられているように思います。イメージとしては 悪名高き田沼意次の賄賂政治から 脱却して 幕府の財政を立て直した清廉潔白で立派な人物のように思っていました。

    所が ウィキペディアで水野忠邦の人となりを見てみると もとは長崎の唐津藩主でありましたが 長崎にいては長崎警備を任されるために 中央での出世が望めないと知るや 浜松へ転封願を出して 実質の石高で六割ぐらいの小さな浜松に移転しています。当然自分の家来からは給料が減るわけですから 凄く反発を招いたみたいです。相当に出世欲の強かった人物みたいであり 出世のための付け届けなどは かなり派手に行ったのだそうです。

    付け届けなどが功を奏したみたいで 結構なスピードで出世できたみたいです。老中のトップに立ってから いわゆる天保の改革に着手したみたいですが 人返し令や株仲間の解散 上知令などを断行したために 庶民から各地の大名まで 敵に回したみたいであり 自分の配下の役人にまで裏切られたそうで ほんの数年で改革が十分に効果をあげたのかどうか疑問の残る段階で 失脚してしまったみたいです。暫くして 他の老中が失態を繰り返して 老中首座に返り咲いたみたいですが やる気を全くなくしてしまったみたいで まさに木偶の坊の様だったのだそうです。

    正直な所 私がイメージしていた人物像とは 水野さんはかけ離れているようで 少しがっかりしてしまった気持もありますが 何か事をおこそうとすると 反発を招いてしまうのは 致し方の無い事なのかもしれませんし 事をなそうとするには ある程度の権力を持たなければなりませんから その権力を手にするためには 他人との競争に打ち勝つためにそれなりの行いが必要とされるのも当然かもしれません。

    幕府の三大改革の実行者として その死後百年以上たっても 名前が知れ渡っている人物ですから それなりに充実した人生だったのかもしれませんが 晩年の処遇は決して満ち足りているとは 考えにくいかなり惨めなものですから 人間何をもって幸せとするかは難しいなと思いました。

     

  • 2月15日 旅行の予定が変更になりました

    当初の予定では 今年の旅行も定番のディズニーランドと富士周辺と ナガシマスパーランドに出かけることになっていました。三か所とも言ったことのある場所ですから 道順やホテルもよく分っていて それなりに気に入っている場所ですから 新鮮味には欠けますが 安心して出かけられる旅行になりそうでした。

    所が 奥様がある雑誌を見て 伊勢志摩の辺りに出かけてみたい と言う気持ちになられました。伊勢志摩と言えば 伊勢神宮や鳥羽の辺りには 小学校の修学旅行に出かけた思い出と 立命館大学の高分子研究室のセミナーハウスが 伊勢にありましたので その時期に何度か訪ねたことがありましたがもう数十年 足を踏み入れた事の無い地域でした。

    伊勢志摩ならば 秋に出かけた長島の割と近所ですし 朝早めに出発すれば まだ空いているうちにお伊勢さん参りからの 旅行が楽しめそうです。その後は定番ですが 鳥羽の水族館にでも出かけてゆっくりと過ごして 二見が浦で夫婦石を観光したりして 一日目の宿泊先に行こうと予定しています。一泊目は鳥羽から少し離れた 岬の突端という結構辺鄙な所にある民宿です。

    何しろその民宿の先には 展望台と灯台しかないような場所ですが 夕方についてから 展望台で海に沈む夕日を眺めてから 温泉にゆったりと浸かってから イセエビやアワビをたっぷりと使った 豪華な料理を頂きます。その民宿としては 一番高い値段設定のコースなので 一人当たり伊勢海老が多分三匹ぐらいつくはずなのでとても楽しみです。

    二日目は ご当地体験ツアーに参加するつもりです。船で小島にわたって 漁師さんの生活をのぞかせてもらって漁師さんだけが普段頂かれているお昼ご飯を頂けるのだそうです。せっかく獲れても 美味しいのに痛みやすくて市場に出回らないような たぶん私がこれまでに食べた事の無いような食材の料理が出てきてくれることを期待しています。昼からは真珠島やイルカ島などの近所の観光地を巡って 鳥羽を楽しもうと思っています。

    二日目の宿泊は 全国にチェーン展開している 湯快リゾートを予定しています。何しろ7500円でアワビステーキのついた食べ放題の夕食と朝食が付いてきますから 正直その料理や部屋に期待はしていません。まあ旅行も二日目ですから疲れもたまってきていると思いますから のんびりと出来たらそれで十分だと思っています。

    三日目は鳥羽から志摩の方へ南下してドライブと クルージングを楽しもうと考えています。複雑なリアス式海岸ですから ドライブして 時々展望台辺りから景色を眺めるだけでも十分に楽しめると思います。観光船が結構な数ありますから 乗船して海からの眺めものんびりと楽しみたいです。旅行に出かけるからには 勿論晴れてくれることを期待しますが ディズニーランドなどの場合は アトラクションが基本的に屋内にありますし、天気が悪いと 相対的にお客さんの数の減少が期待できますから それほど雨降りの天気も嫌ではありません。反って雨足が強い時には ミッキーなどのキャラクターが 普段は登場しない場所に出没してくれたりするサービスが あったりする場合も期待できます。

    所が今回の旅行は殆どが屋外で行動することになりそうですし 何しろ海辺に出かけますから 空が青くなければ海も青くありません。この所旅行に出かけた時のお天気にはあまり恵まれていないように感じていますが 今度はいつも以上にお天気で楽しさが左右されそうなので 今更遅いのかもしれませんが 日ごろの行いを改めようと思っています。

    三日目の宿泊予定の民宿は やはり結構ひなびた場所にありますから 静かに過ごせそうです。料理については一泊目と同様に相当に期待できそうなので 海の幸を堪能したいと楽しみにしています。何しろ周りに何にもなさそうな宿ですから 出来たらきれいな星空が眺められたら最高です。

    四日目は 朝から長島スパーランドに移動して 秋に楽しんだ遊園地でもう一度楽しく過ごそうと考えています。昨秋に旅行して凄く楽しかったので もう一度訪れることにしました。秋の時期よりも大学生などが春休みになっていますから 混み合うことは覚悟していますが まあディズニーランドのように人気のアトラクションでも何時間も待たされることはないでしょう。

    四泊目の宿泊は 昨秋に泊まって 期待以上に素晴らしかったホテルナガシマに再び宿泊します。このホテルは安めの料金設定の割には 部屋もそこそこでしたし 食いしん坊の私たち夫婦が凄く気に入るぐらいに充実したバイキング料理でしたので そんなおいしい食事をまたまた期待しています。

    五日目は朝一でまた遊園地を楽しんで 昼から桑名観光を一か所ぐらいして帰ろうと考えています。兎に角 三重県への本格的な旅行は 初めてなので欲張って予定を立てすぎているのかもしれません。私たちの旅行は 休みを楽しむというよりも 欲張って予定を立てすぎて 帰り着いたころにはクタクタになっている場合が多いのですが 恐らくは今回もそのような結末になると予想されます。クタクタになれるぐらいに充実できるかは お天気がかなりの比率を閉めていそうなので 久し振りにテルテル坊主のお世話になろうかと思ってます。

  • 2月14日 奥様から 案の定 「義理チョコ」を頂きました

    何度もこのブログには書きましたが 私は見てくれが良くないだけではなくて 人間的にもシャキッとしていないからだと思いますが 女性にもてた記憶が全然ありません。当然これまでにバレンタインデーに本命チョコを貰ったこともありません。まあ、これは世の中の男性のそこそこの割合の方が同様なのではないかとも 思わないではありませんが。

    まあ奥様からは 「死ぬまで一緒にいてくれる」と言うお言葉を頂いていますから 一応本気でお付き合い願えているのだと思いますが その奥様とのお付き合いも 初めて出会った時に 私としては結婚を決意いたしましたので 出会ってほんの何回目かで 押し倒して体の関係を結びましたから 初めてバレンタインデーを迎えた時も 「渡したくて渡すわけではないので 義理チョコと思っておいてね」と言われてしまいました。

    私は女性に全然モテませんが それでも奥様以外の女性とお付き合いしたことが皆無と言う訳ではありません。但し女性とお付き合いをした と表現しますからには 当然肉体的な関係まで進んだ女性が数名いらっしゃったと言う事になります。女性とそのような関係に進む場合も 女性の気持ちをくみ取ってあげて きちんと手順を踏まれる男性が多いのだろうと思いますが 私は 殆どの場合かなり強引にことをすすめてしまって 一方的にこちらの欲望を押しつけてしまって 関係を結んでしまいます。

    でもこれまでに そのような行動に及んでも 警察沙汰になったことはありませんから 女性も多少は不本意な気持ちもあったのかもしれませんが その後も同様の関係を継続できていましたから 私の気持ちは受け入れてもらえたのではないかと思っております。そもそも 私がそのような行動に出るのは 密閉された空間 主に私の部屋でしたが にその女性と二人っきりの状況ででしたから 女性の側にもある程度私の強引な要求を受け入れる心の準備があったのではないかと 勝手に自分の都合で解釈しております。

    何しろ私は不器用な人間ですから 相手が男性であっても 同様になかなかうまく友達になれません。私は昨年の夏に合唱団に入団しました。合唱は大学時代から 働いている時期も含めて かなり長い間 経験がありましたから 活動に参加するのが簡単であろうと言う事と 友人を作りたかったのが 入団を考えた最大の理由です。所が 入団して半年が過ぎましたが 全然友人 と言ってもそれほど深い関係は求めていませんが 一緒に食事をしたり カラオケに出かけたりする程度のお付き合いで十分だと思いますが そのような方が一人もできていません。

    勿論友人が全然できないのには 私に大きな理由があるのかもしれませんが 友人が欲しくて入団したのに その目的が全然達成できないのであれば 恐らく一年経ってもそのような友人が一人もできていなければ もともとそれほど合唱がやりたかったわけではありませんから この団体からの離脱を考えようと思っています。正直な気持ち あと半年の間に一人でも そのような友人が出来てくれることを期待しています。

  • 2月13日 栗本薫さんのお誕生日です

    多分去年も同じ日に同じ栗本さんについて語ったと思います。2009年に56歳と言う若さで すい臓癌で亡くなられました。作家と言うお仕事ですから 癌などと言う忌まわしい病気に侵されていなければ あと二十年は余裕でお仕事できたと思います。代表作である「グインサーガ」が126巻で未完結のまま終わってしまいましたが あと二十年以上の寿命があればおそらく200巻位で完結したはずですから この長大な物語も完結できたのではないでしょうか。

    栗本さんの当初の予定としては 「グインサーガ」は100巻位で完結する見込みで 書き始めたのだそうです。けれども主要登場人物の紹介を五巻目まで位で終えるはずが 自然と話が膨らんでしまって 人物紹介が終えられたのが十五巻目ぐらいだったのだそうです。その時点で完結するまでに二百巻位はかかる覚悟をされたような話を 何かのインタビュー記事で読んだように思います。 栗本さんの執筆が凄く速いのは有名な話でしたが グイン以外にも幾つもの長編シリーズを抱えておられましたから 年間四巻位出版されるのが限界みたいでした。

    私が「グイン」と出会ったのは 岐阜大学の一年生の夏休みです。このエピソードは勿論去年も書いた覚えがありますが 立命館時代の友人と岐阜大学時代にできた友人と 確かバイトで知り合った友人 関連性の全くない三人の友人から ほぼ同時に偶然勧められたので 読み始めました。当時は既に四十巻位まで出版されていたように思いますが 一巻が多分300ページ位の割と薄い文庫本だったので 一日に一冊を読破したと思います。

    大学は夏休みでしたから 特に宿題もありませんでしたので 塾の講師のバイトに精を出す以外にはたっぷりと時間がありました。ですから とにかく面白くてたまらなかったので 日に一冊のペースで読み進められました。但し親から一銭の援助も受けていない貧乏学生でしたから 安い文庫本とはいえ経済的にはかなりの負担を感じましたが 食費を切り詰めてでも 本屋に並んでいる限りは 買い漁りました。

    それ位にはまり込んでしまうほど面白くてたまりませんでした。所がすでに出版されている分をすべて読みつくしてからが この物語との本当の御付き合いの始まりでした。先ほども書きましたが 栗本さんの執筆の速さは特異なほどでしたが それでも年間約四から五冊 即ち二三か月に一回しか出版されません。

    アメリカの人気ドラマ「トウェンティフォウ」と同じで レンタルビデオを借りてきたら 借りてきた分は全て見ないではいられない位にワクワクしてストーリーの続きが楽しみでたまらないのです。そしてこの辛い待たされる時間が これから先何十年も間違いなく続いていくのです。待ち続けてやっと出版された本は直ぐに読み終えてしまいますから 暇を持て余します。 でも栗本さんの世界から離れていたくないので 「魔界水滸伝」等の他の長編シリーズも読み始めます。しかしこれらも直ぐに出版されている分は読み終えてしまいますから 「グイン」で イライラしながら待たされているのと同じ状態になってしまうのです。

    栗本さんも イライラしながら待ちくたびれているファンの気持ちを察してくれて 特に「グインサーガ」では あとがきにたっぷりと近況報告などのメッセージを込めてくれます。ですから 熱心な「グイン」のファンは新しく出版された本を手にすると 勿論本文を少しでも早く読みたい気持ちは山々ですが 先ずはあとがきから読み始めていたはずです。少なくとも私はそうしていました。

    「グインサーガ」は話のまだまだ途中ではありますが 個人で書いた小説としては 世界で一番長いことが ギネスブックに認定されていたほどの長編小説です。ある程度年を取ってくると 記憶が薄れてきますから だいぶ前に敷いてあった伏線的な内容などは忘れてしまう事がよくあります。ですから時々途中からでも読み直さないと 話の展開をきちんと理解できにくいことがちょくちょくあります。やはり一編の小説としては あまりにも壮大であり 読む側から言わせていただくなら あまりに長大過ぎるのだと思います。

    栗本さんほどの天才作家であっても さすがに自分の寿命についての正確な予測は出来ていなかったみたいで 癌と言う忌まわしい病気で ご本人の予定よりもかなり短い人生を閉じてしまわれました。その為に「グインサーガ」と言う小説で 何十年もファンの気持ちを鷲掴みにされたまま 永眠することは 凄く不本意だったと思います。

    「グイン」の最初の頃のあとがきに 最終巻のタイトルはもう決まっている と言う表現があったと記憶していますから栗本さんの頭の中では グインが最終的にどのような人生をたどって どのような結末をむかえるのかまで 出来上がっていたのだと思います。そのファンがどうしても知りたい完結する形まで 墓場に持って行かれてしまったので 残念でたまりません。出来ましたら生まれ変わってまたグインのシリーズの続きを書き出してくださることを グインのファンはきっと強く望んでいると思います。

  • 2月12日  乃木坂14枚目シングルがセブンイレブンから予約すると特典が付くのだそうです

    十二枚目の「太陽ノック」の時も セブンイレブンから予約すると かなりの特典(コンサートのチケットが抽選で当たる等の)がありましたから 生駒がセンターだし 曲もしょうもなかったけれども かなり売り上げが上がりました。今回はマイマイが最初で最後のセンターを務める曲ですから 秋元さんとしても 気合の入った曲をおくりだすでしょうし 出来たら乃木坂の代表曲になってほしいですし 売り上げ的にも最大のヒット曲になってくれることを ファンとしては待ち望んでいると思います。

    申し込みの期限にはまだ余裕がありましたが 一定数を超えると特典が締め切られるようなことが書いてありましたから 慌てて近所のセブンイレブンに 奥様に予約に行ってもらいました。全部で五タイプ発売されますが そのうちの四タイプを予約しました。今回のCDには握手券もついているみたいですが 対象となる握手会が 京都で五月の五日なのだそうです。ゴールデンウィークでなければ 病院をお休みしてでも 出かけてみたいのですが さすがに一番の稼ぎ時だけに無理みたいです。

    本当は大好きな乃木坂のための行動ですから 自分で予約をしたい気持ちもありますが やっぱり自分で出かけて行って 店員さんにこんな爺さんが乃木坂に夢中になっているのかと ばれるのが恥ずかしかったから奥様にお願いしました。普段のCD屋さんへの予約も 奥様にお願いしています。これまでは乃木坂のCD発売の時だけの事でしたが 四月には 欅坂46のデビューシングルの発売が決まっています。乃木坂の妹分でありますし 織田や原田、上村、鈴本等かなりのお気に入りメンバーもできてきましたので これもほとんどのたいぷのCDを 購入する予定ですから 結構な出費になりそうです。まあ私には他にお金のかかる趣味もないので 奥様も許して下さるでしょう。

  • 2月11日 不倫して国会議員が辞職したことについて思う事

    国会議員とは 少なくとも何万人から投票してもらえてやっとなれる 政治家としては上り詰めた地位のように思います。勿論国会議員の中では更に上下関係 格差などがあるのでしょうが。例え一番下っ端であっても国会議員ならば それなりにステータスとそれに伴う力 かなりの収入は保証されているのではないでしょうか。

    昔から 男が金と力を手にしたら 次は女遊びに手を出すのは 必然的な事だと思います。現職の国会議員で 奥さん以外の女性とセックスをしていない男性は 皆無とは申しませんが かなりの少数派になるのではないでしょうか。年齢的に考えても国会議員ならば その大部分が妻帯者でしょうから かなりの割合で不倫は起こっているはずで 議員さんにとっては不倫なんて ひょっとしたら日常茶飯事なのではないでしょうか。

    なのにどうして 今回不倫が発覚した議員さんだけが大騒ぎされているのでしょう。一つには不倫相手が芸能人であり 更に自宅で事に及んでいた と言う事実が よりスキャンダラスに捉えられているのかもしれません。ましてや 奥さんが妊娠していて出産間際だったことで 本人が育児休暇を取って 家族孝行をしようとする いかにもいい人ぶったパフォーマンスをしていたことが 火に油を注いだように思われます。

    ひょっとして選挙運動の公約の中に 奥さんが出産したら自分が育児休暇を取って 家族孝行をすることで 世の中の一般男性が育児休暇を取りやすくしたい と言うような項目を掲げていたのでしょうか。議員辞職を発表した時も 議員さんご本人としては 何となく同情を買おうとしているようなそぶりが感じられましたが その態度が余計に反発を買ったようにも思われます。同じ党の議員さんたちからも 彼を擁護するような意見はまるで聞こえてきませんでした。

    この事件での 最大の被害者は 勿論出産間際の奥さんと 生まれてくる赤ちゃんでしょう。最悪なことに奥さんも議員さんみたいなので 顔と名前が知れ渡っています。一般人の奥さんなら 直ぐに離婚して どこか地方にでも転居すれば 生まれてくる赤ちゃんとともにひっそりと暮して行けたのかもしれませんが インターネットが普及した昨今ですから 恐らく赤ちゃんには 不倫をして議員辞職した父親の子供 と言うレッテルが一生ついて回るでしょう。赤ちゃんには何の罪も無い事なのに 悲惨な人生だと思います。

    そしてこれから育児休暇を取ろうとして計画していたお父さんたちが とんだとばっちりだと思います。ただでさえ 育児休暇の申請はしにくい雰囲気の職場が多いと思います。もし勇気をもって 申請したとしても そのことが大ぴらになれば 絶対に不倫が疑われて 痛くもない腹を探られてしまう事になるでしょう。

    それにしても 不倫をした責任を取って議員を辞職する と言うのはどうなのでしょう。本人が犯した罪は 議員さんとしては日常茶飯事かもしれないたかが不倫騒動です。議員さん本人としては 自分なりの政治に対する信念があって 立候補して当選したはずです。その信念は 不倫が発覚したことで 消滅してしまったのでしょうか。辞職することで ご本人としては自己満足なのかもしれませんが 何万票もの得票を受けて 当選した議員の仕事を中途半端で投げ出すのは すごく無責任なように感じるのは私だけでしょうか。国会で詰り倒されても 任期いっぱいを務めるのが本当ではないでしょうか。

    勿論ご夫婦は離婚されるのでしょうし 莫大な慰謝料が請求されても 奥さんと生まれてくる子供に対する謝罪の意味では 当然かもしれませんから 辞職しただけで全てが許されるわけではありません。今後欠員が出来た議席に対して どのような処置がなされるのか知りませんが また無駄な税金が使われるのは間違いないでしょう。私がもしその議員さんに投票して国会に送り出したのであれば 少なくとも選挙区の隅々まで 土下座して回るぐらいの事はしてほしいと思います。国会議員を辞めた位で 犯した罪の贖罪が完了したなどとは勘違いしてほしくありません。

    それにしても 今回の議員さんは 不倫をしました。人としての倫理に反する行為をしでかしてしまいました。しかし別に法律に反する行為をしたわけではありませんし 十分すぎるぐらいのバッシングを受けていますが 議員を辞職しました。つい先日大臣を辞職された議員さんの場合は 政治資金や献金に関する法律に触れる行為があったと疑われていますので 大臣から退かれました。もし法律に反する行為が証明されれば それなりの罪に問われるわけですが この方は議員を辞職されてはいません。

    同じ国会議員さんでも 大臣を務めるぐらいの偉いさんになれば 問題を起こしても役職から降りただけですみ 下っ端の議員になると辞職しなければならないのでしょうか。それとも国会議員も大臣クラスになれば 多少の不正なお金を受け取ることは 不倫と同様に日常茶飯事で 大した問題とは捉えておられないのでしょうか。

    私もそろそろ自分の仕事を納めるときの形やタイミングを考えだしていますから 男としては引き際位はカッコよく決めたいと考えています。現実にはなかなか難しいのかもしれませんが 私の人生にはカッコいいところなど一つもなかったように思いますから 最後ぐらいは ビシッと決めて 奥様に褒めてもらえるような形で終わりたいです。

     

  • 2月10日 1904年の本日 日本がロシアに宣戦布告しました

    所謂 日露戦争が開戦した日なのです。ロシアは国土も人口も 軍事力を含めた国力でも日本と比較にならない位の大国です。そんな大国を相手に戦争を仕掛けるなんて 常識では考えられない出来事ですが 何とかヨーロッパの列強と肩を並べたかった当時の日本は せっかく日清戦争に勝利して得た中国の租借地を ロシアを中心とする三国干渉によって 変換させられましたから ロシアへの恨みが募っていたのかもしれません。利害の一致したイギリスと日英同盟を結べたので 勢いづいて大国ロシアに宣戦布告してしまったのです。

    その後 何度も映画化されていますが 旅順 203高地を乃木将軍が多くの犠牲を出しながら 何とか攻略して 東郷さんがバルチック艦隊を日本海で打ち破りましたから その勢いで アメリカの仲介によって何とかポーツマス条約を結べました。戦争としては 序盤戦で日本が勝利して その勢いでなんとか戦争を終結させましたから 一応は日本が勝利した戦争と言われています。

    しかし当時の両国の状態としては 日本側は開戦と同時にダッシュして何とかロケットスタートを切れましたが そこまでで力を使い果たしていました。ロシアにすれば 日本から三国干渉などで掠め取った租借地を奪い返されただけで ロシアの領土には日本軍は全く侵入もしていませんから この時点での戦争終結と言われても 例えばライオンの尻尾にアリがたかって咬みつかれたくらいの感覚しかないはずです。

    もし大国ロシアが本腰を入れて 日本との戦争に乗り出して来れば それこそ赤子の手をひねるぐらいに簡単に 日本は叩きのめされていたはずです。日本の外交作戦が功を奏して イギリスやアメリカがうまく仲介してくれたために 何とか日本が有利な状態のままで 講和条約を結べたのです。

    所がロシアにすれば 米英が仲介したので 両国の顔を立てて 戦争を終わらせただけで 戦争に負けた等と言う感覚は全くなかったはずです。日本はスタートダッシュには成功しましたが そこまでの国力しかなくて 青息吐息の状態だったわけで 形の上では一応日本に軍配が上がりましたが 決してロシアに打ち勝ったわけではありませんでした。

    日本にすれば 「眠れる獅子」と恐れられていた中国に勝ち 更に大国ロシアとの戦争にまで 形の上では勝利を収めましたから 日本が列強と言われた欧米諸国と肩を並べたと 勘違いしてしまったのだと思います。その為に日露戦争で結ばれたポーツマス条約で 日本は国民が期待したほどには 大きな戦果が上がりませんでした。

    この不満と勘違いが 第二次世界大戦における 超大国アメリカへの宣戦布告と言う 愚行につながったような気がします。第二次世界大戦でも 真珠湾攻撃はフライングで かえってアメリカ国民の士気を高めてしまう失敗だったのかもしれませんが 序盤戦は日本軍が快調に戦線を拡大していきました。しかしアメリカが本腰を入れて戦争に取り組んでからは その圧倒的な物量作戦に圧倒されてしまいました。

    第二次世界大戦は 日本が対外的な戦争で経験した初めての敗戦でした。それまでのもう少し規模の小さな戦争で敗戦を経験していたら こんな無謀であり悲惨な結末をむかえる戦争は起こさずに済んだのかもしれません。

    兎に角 日本人は日露戦争と言えば 日本が勝利した戦争と思い込んでいるのかもしれませんが ロシアにすれば 決して日本に敗れた戦争と言う認識はないはずですから 両国の見解の全く異なる戦争が始まったのが 本日と言う話でした。

  • 2月9日 1881年の本日ドストエフスキーが私と同じ59歳で亡くなりました

    ドストエフスキーの「罪と罰」を読んだのは 立命館大学に通っていた二年生の時だったと思います。大学生活にも慣れて 何となくのんべんだらりんと過ごす日々に 危機感を感じて 取り敢えず小難しそうな小説にチャレンジしてみました。最初はトルストイの「戦争と平和」に取り組んでみましたが 登場人物の名前がロシア人なので 長ったらしくて 全然馴染が無いので なかなか覚えられなくて 何度読んでもストーリーが頭の中に入って来なくて 諦めました。

    あんなに登場人物が多くて 人物関係もややこしくて その上各々の名前が長ったらしくて覚えにくい 小説を最後まで読み通せる人などいないと 当時は思っていました。続いてチャレンジしたのが 同じロシアの作家 ドストエフスキーの「罪と罰」でした。同じく長ったらしい名前には手こずりましたが まだ登場人物の数が少なかったので 何とか読み進めることが出来ました。

    ただ ロシア人の特有の感情かもしれないのですが その心情にはなかなか理解しがたいものがあったように感じて なかなか読んでいても共感を持てませんでした。ただ当時の友人たちに 最近読んだ小説は「罪と罰」というと 幾分優越感に浸れましたから 何とか最後まで読み通せました。

    ただ 取り敢えずは読み終わりましたが ドストエフスキーがこの小説で何を訴えたかったのかはほとんど理解できていなかったように思います。人間だれしも取り返しのつかないような大きな過ちを犯してしまう事は ありがちなことだと思いますし、その罪の意識にさいなまれるのは当然のことのようにも思います。

    罪の意識が強すぎて 自殺を考えるのも 何となくは理解できますが この物語の主人公は 結局は自殺を思いとどまり 警察に自首して物語が終わっています。長編の小説ですから 主人公の人生にはかなりの紆余曲折がありますが 結局は罪を犯してしまい 自責の念に駆られて 自殺まで考えますが 結局は自首する と言うある意味平凡な結末を迎えていますから 私の様に感受性の鈍い人間には 通り一遍で当たり前の出来事のように思われて 心に印象的に残るものも 突き刺さることもありませんでした。

    しかし、この「罪と罰」と言えば ドストエフスキーの代表作として 名前が残っているわけですから 読むべき人が読めば 感動できる小説なのだと思います。何にしても 私の年齢で亡くなられた方が残した小説が 亡くなられて百年以上たっても 語り継がれ 書物として存在しているわけですから 作家としては大変大きな仕事を成し遂げられたのだと思います。

    そんな立派な作家さんと自分の人生を比較すること自体がおこがましい事であるのは重々承知しているつもりですが 人類の歴史に全く何の足跡も残せていない私の人生が 何とも寂しくて味気のないものに感じてしまいます。

  • 2月8日 1983年の本日 男子高校生の平均身長が170センチになったと発表されました

    私の身長が中学三年生の時に 170センチになって そこから延びることが止まってしまいました。当時の体重は60キログラムあるかないかでしたから 現在の約半分でした。その後体重の方は着実に増え続けましたけれど 身長は何度測ってもジャスト170センチでしたが 現在は還暦まじかになりましたから 多少は縮んでいることが心配されるぐらいです。

    私は小学生の頃から クラスで身長順に並んだ時 後ろから何番目かで 一応大きい方の部類に入っていたように思います。所が最近では中学生、高校生がヒョロヒョロと身長ばかり高くなってしまったようには感じていました。岐阜大時代に中学生の塾の先生のアルバイトをして生計を立てていましたけれど 私はいつもおもろいオッサンを演じてはいましたが 結構偉そうな態度も取っていました。なのに時々私よりも背が高くて若干見上げるような姿勢で 説教を垂れている自分をみじめに感じたことが何度もありました。

    私たちが若かった頃には 女の子で身長が160センチあれば 結構大きい方だったと思いますが 今では私と同じ170センチクラスの子がぞろぞろいます。そしてそんな子に限って手足がすらっと長くて顔が小さい いわゆるアイドル体型の子 つまり同じ日本人のはずなのに根本的に私と体のつくりが異なる子が多いように感じます。

    男子の平均身長は伸び続けているのでしょうから この三十年でどれくらい伸びたのか知りませんが 私の身長では高校生の中に入ると小さい部類に入るのかと思うと 若干悲しくなってしまいます。別にこの歳になって 今更スマートになって 女の子にもてたいとは思いませんが 健康で長生きするためには もう少し体重を減らさないと 今のところは全然問題がありませんが 膝や腰に負担がかかりすぎて 体が思うように動かせなくなってしまったら 楽しい老後が過ごせなさそうで 心配です。

    今後身長はなるべく縮まないように 体重はなるべく減少するように 注意して生きていこうと思います。

  • 2月7日 マクドナルドがかなりの赤字を計上したみたいです

    マクドナルドと言えば 外食産業のトップを切って走っているようなイメージがあったのはいつごろまでの事でしょうか。異物が商品に混入していたことは かなり前から噂されていました。それでもマクドナルドの人気はなかなか揺るがなかったのが不思議でしたが 大きな会社になり 大量に材料を用意して 大量に効率的に調理しようと思えば 人間の行う作業ですから ある程度の間違い、失敗は必然的な事だと思います。

    ハンバーガーに虫が混入していることを経験した友人がいました。気づいた友人が店の人に文句を言うと 大量に頼んでもいない商品を渡されて 黙っていてくれるように頼まれたのだそうです。所謂口止め料を渡されたのです。勿論人の口に戸はたてられなくて 私がその話を聞いたのですから 他にもたくさんの人がその話を聞いたのだと思います。私は異物が混入している可能性は全ての外食産業において否定できないけれども それはごく一部の運の悪い人 日ごろの行いの良くない人が そのような不運に遭遇するのだと 割り切ってそれからも平気でマクドナルドの商品を購入して食べていました。

    所が中国産の鶏肉を食材として中国人が調理しているというニュースを聞いてからは マクドナルドの商品を一切口にしていません。私は中国と言う国と中国人と言う国民が心底大嫌いです。ですから 自分がスーパーで食材を買いものするときにも 気づかずにうっかりと購入していることがあるのかもしれませんが 中国産と銘打ってある商品には絶対に手を伸ばしません。

    大量の食材を扱い まとめて調理するときに不幸な偶然から異物が混入する可能性は許せても 材料費と人件費が安い中国製の食材を中国人が調理したものなど 金輪際食べたくはありません。ですから今後も私はマクドナルドの商品をうっかりと口にすることはあるかもしれませんが 自分の意志でこの会社の商品を購入して食することはありえません。

    以前は日曜日の昼下がりなど マクドナルドのドライブスルーに並ぶ車の列の為に 渋滞が起こっていた道路がありましたが 最近はそのような渋滞が無くなり本当に喜んでいます。何も私と同じような考えの方ばかりで マクドナルドからお客さんが離れたわけではないと思います。

    日本マクドナルドの外国人のトップが 直ぐに現れて素直に謝罪すれば まだ同情を買えたかもしれないのに 強気の姿勢で自分たちの非を認めずに強気で突っ撥ねた対応が火に油を注いだように思います。あの対応を見て のんびりした日本人でもさすがに反発を感じてマクドナルド離れが進んだのだと思います。

    まあ現在の私からすれば ハンバーガーは炭水化物と油やコレステロールの宝庫の様な食品ですから 健康のためにも食べない方が望ましい食品なので猶更ですが 今後は他の会社の商品も含めてハンバーガーの類は口にしないように心がけて 長生きできたらと考えています。食品を販売する会社としては 利益を出すためには 食材が安くて人件費も抑えられる国で 食材の鮮度を生かすためなどの理由から 現地で現地のスタッフが調理する方法を取らざるを得ないのは 分らないでもありません。でも日本人が食べるものですから 日本人が安心して口にできる製品を 責任を持って作り販売してくれることを期待したいと思います。