Dr.喜作のブログ

2016年8月 の記事一覧

  • 8月17日 寝屋川にできた 「湯快のゆ」 に出かけてみました

    今年の春先に伊勢志摩に旅行に出かけた際に一泊した 「湯快リゾート」で非常に不愉快な思いをしました。同じ系列が経営しているスーパー銭湯のような施設です。料金設定は 他のスーパー銭湯と比較してもまあまあ安目ではありますが 宿泊したホテルが私がこれまでに宿泊したホテルのうちで 最悪の印象でしたから 殆ど期待はしていませんでした。

    一号線沿いにありますので 分り易い場所でした。正直な気持ち あまり気乗りはしませんでしたが 奥様のご希望でしたので 取り敢えず朝一で出かけてみました。平日は朝の八時から 土日はなんと六時から営業しているので 朝風呂好きな方には有難いのかもしれません。駐車場も結構混み合っていましたが 施設の中に入るとお客さんがあふれかえっていました。お盆は一応あけているはずですが この混み方は ひょっとしたら予想以上に期待できるのかもしれないと思いました。

    入浴料と様々な岩盤浴のできる料金で 奥様と二人で三千円でお釣りが来ました。この料金でソフトドリンク飲み放題がついていますから ちょっと嬉しくなってしまいました。取り敢えずは奥様と待ち合わせの時間と場所を決めて 男風呂と女風呂に分かれて入浴しました。お風呂は露天風呂も結構充実していましたし 備え付けのシャンプーを使ってもそれほど髪がパサパサニなりませんでしたから それほど質の悪いシャンプーではないのかもしれません。ゆったりと汗を流して すっきりサッパリしてから 奥様と合流しました。

    風呂上りで汗が引くまで新聞や雑誌を読みました。その後館内の施設を見て回りました。トレーニング用の器具が並んだ部屋が結構空いていましたので 覗いてみました。勿論トレーニングに励むつもりはありませんが 見たことはあるけれども触った事の無い器具がありましたので 座って試してみました。ほんの数分 器具の使い方を確認してみただけでしたが 普段全く使わない筋肉に ほんの少しだけ負荷をかけてしまったために その後数日は筋肉痛に悩まされました。情けないし恥かしいので 奥様には黙っていましたが 今後はトレーニングマシンは触らないように気を付けます。

    その後さまざまな岩盤浴を試してみましたが ここの岩盤浴は他のスーパー銭湯に比べて温度設定が高いからなのか かなりたっぷりと汗をかきました。休憩室でソフトドリンクを何杯も頂きながら 体を休めました。壁に岩状の突起があり それに手をかけあしをかけて壁上りを体験できる施設などもありましたが 私は勿論眺めただけで終りにしました。

    一時を過ぎましたから 結構レストランが空いてきましたので お昼ご飯を頂くことにしました。ブッフェ形式でしたが 宿泊したホテルの食事が本当に最低最悪だったので 全く期待していませんでした。所がかなりハードルを下げながら 食事を始めましたが 意外にも結構種類も豊富だし 使われている素材や味付けもそんなに悪くありません。普通に美味しく 楽しく食事が出来ました。

    美味しく食事をしていましたが かなり汗をかいてしまい体を冷やしたのが原因かもしれませんが 私の体調が悪くなってしまいました。食事の途中でしたが トイレに駆け込みました。恥ずかしいのですがかなり下痢をしてしまいました。勿論食事に理由があるのではなくて 私の体調不良によるものです。本当はここの岩盤浴が結構気に入っていましたので 夕方までのんびりしてタップリと楽しんでから帰るつもりでしたが しんどくなってしまったので もう一度風呂に入って たっぷりとかいた汗を流してから 直ぐに帰宅することにしました。

    私の率直な感想としては 「湯快リゾート」に対して 凄く悪い印象しか持っていませんでしたが このお風呂の施設自体は 結構気に入りました。たまたま汗をかきすぎて体調を崩してしまいましたが 機会があればもう一度訪れてみたいと思いました。体調を崩してしまったのは 残念でしたが 次回は汗をかき過ぎないように注意して 慎重に入浴しようと思いました。結果的には しんどくなってしまいましたが 良い休日だったと考えています。

  • 8月16日 出産直前の猫の避妊手術をしました

    昨日 夜に外来で診察にみえた日本猫の飼い主さんから 生まれてしまっても面倒をみれないので お腹にいる胎児ごと子宮を摘出してほしいとの依頼がありました。母猫の状態から見て 今日明日にも出産してしまいそうな状況でしたので 本日緊急で胎児のいる状態の子宮と卵巣を摘出する 結果的には今後とも妊娠の心配のなくなる避妊の手術を行いました。正直な気持ち せっかく新しい命がもうすぐ誕生するはずなのに 生まれる前の段階でストップをかけてしまう訳ですから やる気がわいてくる手術ではありません。しかし例え生まれても 明るい未来が待っていないのなら 飼い主さんのご希望に従うしかないのかもしれないと考えて 手術を行う事にしました。

    以前にも書きましたが 私は手術のうちで 出血が多くなることが予想される場合は 気が重くなります。ましてや現在まだ元気に生きている胎児たちの生命を終わらせてしまう手術ですから猶更でした。通常避妊の手術は 勿論妊娠などしていない普通の状態の子宮を摘出します。普通の状態の子宮の場合は それほど血流も多くないので 殆ど出血することなく手術が終えられます。しかし妊娠している場合 猫の妊娠期間は普通60日+アルファと言われていますから 一つの卵細胞をその期間で子猫にまで成長させるために 沢山の栄養を送り込まれるので 子宮には太い血管が発達して血流量が凄く豊富になります。

    勿論太い血管の場合は 糸で結紮して出血を押さえる処置をしますが 結構数は多いし 面倒な作業です。場合によっては胎児の動きが観察される事もありますから 出来るだけスムーズに終わらせたいのですが 不要な出血を押さえるためには丁寧な作業を要求されるので 緊張感の続く疲れる手術になってしまいます。本日の手術もそうなりました。結局三匹の胎児が生まれることなく その寿命を終わりました。

    獣医師としては 飼い主さんの要求にこたえるのが仕事です。そのお仕事のおかげで 生活できているのですから 心情的にはやりたくないこともやらねばならない事等 これまでにもさんざん経験してきました。でも本日は 肉体的にも精神的にも かなり疲れましたから 早目に休んで 元気回復に努めようと思います。

     

  • 8月15日 セミの鳴き声に驚きました

    昼から予定がなかったので お弁当を持って交野山に登り 白旗池のほとりで のんびりしました。以前にも書きましたが 私は子供の頃 蝉取りが大好きで 暇さえあれば 補虫網を持って 炎天下に帽子もかぶらずに出かけては 近所の山をさまよい歩いていました。当時はこの地域には アブラゼミとニイニイゼミしかいませんでした。秋が近づくとツクツクボウシが出現してきましたが いわゆる夏の盛りには 羽に色のついたセミしかいませんでした。

    子供の頃 両親が福岡県出身なので 夏休みに母の実家へ遊びに行くことがありました。福岡県では 勿論アブラゼミやニイニイゼミもいましたが クマゼミと言う 体長や鳴き声の大きさから言っても 一番のセミが沢山いました。私の三つ年上の従兄弟が蝉取り名人みたいで 沢山セミを取ってくれました。それも網を使わずにセミを捕まえるのでビックリしました。長い竿の先に とりもちと言うベタベタした物体を塗りつけて その部分をセミの体に押しつけて セミを捕まえるのです。網が入らないような細い枝が茂っている部分にとまっている蝉でも 簡単に捕まえていました。私も真似してやってみましたが 全然出来ませんでしたので その従兄弟の事を神のように尊敬していました。

    話が横道にそれましたが 要するに数十年前までは この地域にはアブラゼミとニイニイゼミ 秋口になるとツクツクボウシしか存在していませんでした。所が ここ十年ぐらい前からのように思いますが 徐々にクマゼミがこの辺りにまで出没するようになってきました。日本全体の気温が上昇してきていますから クマゼミもどんどん北上してきているのだと思います。今ではクマゼミの鳴き声を聞いても 五月蠅いなあと言う感想しかありませんから だんだんクマゼミがこの地域に存在するのが当たり前に感じるようになってきていました。

    それで 本日のお昼にお弁当を食べながら セミの鳴き声を聞いていました。クマゼミのシャアシャアと言う鳴き声や アブラゼミのジリジリと言う鳴き声 ニイニイゼミのニイニイ と言う聞きなれた鳴き声に混じって 気の早いツクツクボウシまで泣いているのには嬉しくなってしまいました。所がその時 ききなれないセミの鳴き声が聞こえてきました。「ミンミンミーン」と言う鳴き声です。この鳴き声は勿論ミンミンゼミの鳴き声です。

    ミンミンゼミの鳴き声は 子供の頃にキャンプなどで 人里離れたようなかなり山奥でしか耳にしたことがありませんでした。その泣き声をまさか 交野山の山頂近い辺りとはいえ まさかこんな近所で耳にすることが出来たのには 大変驚きました。この辺りの自然が素晴らしいので ミンミンゼミまでもがやって来てくれたのでしょうか。セミに全く興味のない方にすれば どうでもよい話なのだと思いますが 子供の頃に蝉取りに熱中していた人間のなれの果てとしては 非常に驚いたのと同時に すごく嬉しいひと時でした。

    枚方市や交野市も徐々に人口が増えて 都会化していっているように思っていましたが ことセミの分布状況については 凄く自然が豊かなのではないでしょうか。もうすぐ仕事を引退してからは たっぷりと日本の自然と触れ合いたいと考えている私にとっては とっても嬉しい出来事のあった一日で ご機嫌でした。

  • 8月14日 1876年の本日 北大の母体となる札幌農学校が開校したのだそうです

    「少年よ大志を抱け」で有名なクラークさんが始められたのだとはなんとなく知っていました。その大学の敷地面積は 研究用の森林や農場を含めると日本一広大で なんでも日本の国土の570分の一を占めているのだそうです。高校時代に 妹が所有していた三浦綾子さんの小説「氷点」、「積み木の家」、「羊が丘」、「塩狩峠」等などを熟読していましたから その影響で北海道 特に北大に対するあこがれはかなり強かったのかもしれません。

    北大の受験を考えないでもありませんでしたが 当時は現在と受験のシステムが全然違いました。大きく三つのコースに分かれて受験していたように記憶しています。医学部にだけ進めるコースと 文化系の学部 例えば文学部や経済学部、法学部などに進めるコースと理科系の学部 例えば工学部や理学部、農学部、獣医学部等に進めるコースの三つに分かれて受験して合格者がコースごとに発表されます。希望の学部学科を各自が申請しますが 教養課程の成績次第で優秀なものから 優先的に振り分けられるみたいでした。獣医学部は北大の看板学部でありましたから 当然希望者も相当に多いはずで 相当に優秀な成績を収めていなければ進めない様な話を聞いていました。

    せっかく北大に進学できたとしても 希望の獣医学科に進めなければ わざわざ北海道まで出かける意味合いが薄れてしまいそうで 受験を躊躇してしまいました。そもそも北大を受験して 合格できそうなレベルの学力も全然ありませんでしたから あくまで現実味の薄い 憧れで簡単に終わっていたのかもしれません。

    情けない話ですが 私はこの歳になって一度も海外に出かけたことがありませんが 実は北海道にも行ったことがないのです。北海道でぜひ見たいのが 雪まつりと 広大な原野 流氷 そして北大の名物であったポプラ並木です。ポプラ並木は 写真で何度も見かけて憧れていましたが 現在はポプラの木が老朽化してしまった上に 台風で甚大な被害を受けてしまったので 現在はさし木をして再生を図っているのだそうです。一時期は安全の為か 立ち入り禁止になっていた時期もあったのだそうですが 現在は一般人でも散策が許されているそうなので 私は引退してキャンピングカーで 北海道に旅行した時には 北大に二三日滞在して キャンパスの隅々まで見学して回りたいと思っています。

    自分の通った 立命館大学と 岐阜大学のキャンパスも時々訪れてはみますが それなりに思い入れもあるし 魅力的ではあると思います。でも多感な高校生の頃に強く憧れた北大キャンパスへの思いは 相当に根強いので 早く引退して日本中を旅してまわる生活を始めたい気持ちです。

  • 8月13日 お盆の本番を迎えたようです

    私は不勉強ですので そもそもお盆の意味合いやしきたりを殆ど知りません。いい歳こいて大変お恥ずかしいのですが 両親が福岡県出身で幼稚園から大阪で通いましたから 両親の実家である祖母ちゃんの家には たまには帰省しましたが お盆に親戚が集まって行うお盆らしい行事に参加したことも殆どありませんでした。

    サラリーマンであった父が会社が休みになって家にいた記憶はありますが 混み合う上に料金設定の高いお盆の時期に 旅行などに出かけた思い出もありません。その時期は大人も夏休みになるのだな と言う認識しかありませんでした。情けないお話ですが 結構似たような認識の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

    お盆について簡単に調べたところでは ご先祖様の霊が13日に家に帰って来られるので お迎えをして 14日、15日と一緒に過ごして 16日に送り出すのだそうです。京都の五山の送り火が 恐らく日本最大のお見送りのセレモニーなのだと思っていますが 間違っていないように祈ります。所で お盆とお彼岸には墓参りがつきものの様ですが 13日にご先祖様をお迎えに上がるためにお墓参りをするのが正しいのだそうです。14日、15日は自宅にご先祖様が来ていらっしゃるので お留守の時期にお墓参りをしても あまり意味がないのかもしれません。

    テレビなどで キュウリやナスに爪楊枝をさして 精霊馬や 精霊牛を作って飾ってあるのを見かけますが 関西とは異なる地方の習慣なのだそうで つい最近までそのような存在すら知りませんでした。日本は狭いようですが 様々な文化が存在しているようなので 仕事を引退してから 色んな地方の様々な習慣と じっくりと触れ合ってみたいと考えています。

    今朝も早くから高速道路がしっかり渋滞しているみたいですが 帰省される方 行楽に出かける方など本当にご苦労様です。この時期は 一番道路も観光地も混み合っていますし 蒸し暑い時期ですし、宿泊施設の料金設定も一番高くなっているはずです。勤め人の方は この時期しかまとまってお休みが取れないので しょうがないのかもしれませんが 私は自営業者で何時でも自分の休みたいときに休めますから この時期にしか出かけられない方に心よりお見舞い申し上げます。

    お盆の期間中は 有難いことに ホテルも満員だし トリミングの予約もびっしりです。他の病院がお休みしている所が結構あるみたいで 患者さんもそこそこお見えになっています。病院が忙しいことを喜ぶのは罰当たりかもしれませんが 私は涼しくなってから 行楽地の人出が落ち着いた時期に また旅行にでも出かけるつもりです。リッチな旅行が出来るように 稼げるうちにせっせと稼いでおこうと思います。

  • 8月12日 本日は吉岡秀隆さんの46歳のお誕生日です

    吉岡君のイメージと言えば 私にはどうしても「北の国から」の黒板純君が あまりにも強烈です。同時進行で寅さんの映画にも諏訪満男役で出演していましたが 個人的には何となく違和感がありました。どちらの作品でも ほんの小さな子供の頃から 一人前に成長した男性の役まで演じ続けていましたから 彼の大人になっていく姿をリアルタイムで見てきましたので 余計に身近に感じられる役者さんかもしれません。

    若い人にしたら 放送された期間は短かったけれども「Drコトー診療所」や「三丁目の夕日」での作家さんあたりののイメージが強いのかもしれません。ウィキペディアで出演作の一覧をみると かなり有名な作品にもたくさん出演しておられます。まあ仕事が忙しすぎて せっかく結婚した内田有紀ちゃんと 分れてしまったみたいですから 他人事ながら勿体無いことをしているように思います。

    「北の国から」は 北海道に強いあこがれを持っていた時期に放送されたドラマでしたから 連続ドラマの頃から 毎週欠かさずにみていました。但し北海道ですから当たり前なのかもしれませんが 冬は雪にうずもれてしまいそうな生活に 恐れをなしてしまって 現在は暖かい南の島での老後を夢見るようになりました。

    純君の初恋の相手を演じた 横山めぐみさんは 現在のナーチャンと同じくらいに評価が高くて 一時期は凄く憧れました。その後かなりポッチャリとされた時期があったみたいで 熱が覚めましたが蛍ちゃん役の中嶋朋子さんと同じくらいに注目していました。「北の国から」は 老後の生活がテーマになっていると聞いていましたので 主役の田中邦衛さんが 亡くなるまでシリーズは続くと期待していましたが 番組を長年支えてきたスタッフが 次々に定年退職していってしまったので 2002年の「遺言」が最後の作品になってしまったのだそうです。

    このドラマの主人公の候補としては 高倉健さん、菅原分太さん、緒方拳さん、北島三郎さん、仲代達矢さんなどそうそうたる人たちが上がっていたのだそうですが 情けない表情の似合う役者さんとして田中さんが選ばれたのだそうです。もし健さんが主役を務めていたら カッコ良すぎて 全く雰囲気の違うドラマになっていたことでしょう。恐らく二十年以上も続くシリーズにはなっていなかったように思います。

    とにかくこのドラマを通じて二十年以上にもわたって 吉岡君の成長をみんなで見守っていたようなものですから 吉岡君はそれほど男前ではないけれども 皆が応援してしまう存在だと思います。特定の役柄のイメージが固定化されてしまうと それ以外の役を演じることが難しくなりそうですが 吉岡君はある意味 純君と満男をほぼ同時進行で演じていたために イメージが分散していたので スムーズにいろんな役を演じられたのかもしれませんから 私には若干の違和感がありましたが ご本人にとってはラッキーな事だったのかもしれません。

    現在も四十代の男性としては 何となく頼りがいのなさそうなイメージですが 色んな役柄を上手に演じ分けておられるようなので 今後のさらなる活躍をお祈りいたします。

  • 8月11日 本日は「山の日」だそうです

    今年から始まった国民の祝日だそうです。知らずに当日を迎えた方も結構いるのかもしれません。子供にしてみれば夏休みの期間中の事なので 全く関心がないのかもしれません。大人から見れば お盆休みの枠が広がりそうなので 結構興味深い話なのかもしれません。私は自分に全く関わりのない話なので 勿論全然興味が湧きません。「海の日」が何時ごろで来たのか もう忘れてしまいましたが ある程度浸透してきたみたいですけれど 「山の日」が国民の祝日として しっかりと認知されるのにも数年かかるのでしょう。

    人間の好みとして「インドア派」と「アウトドア派」に分かれるのかもしれません。アウトドア派では更に 「海派」と「山派」に分かれるので 日本の山関係の人たちが「海の日」があるのだから「山の日」も作るべきだ と言う意見が出たために 本日が祝日になったのだそうです。「海の日」も当初は7月20日に固定されていましたが ハッピーマンデー制度により 何時の間にやら7月の第三月曜日 と言うように流動的な設定になってしまいました。「山の日」はお盆休みとの兼ね合いがありますから 恐らく固定されたまま続いていくことでしょう。

    私はインドア派かアウトドア派かと問われれば 子供の頃は明らかにアウトドア派だったと思います。夏休みは朝から蝉取りに出かけたくてうずうずしていましたし、クワガタなどを取りに行くときには まだ朝の薄暗い時間から 嬉々として出かけていたことを覚えています。スポーツは 自分が熱中したのはバレーボールとボウリング と言うどちらも室内で行うものでしたから インドア派に属するのかもしれませんが 観戦するスポーツとしては ラグビーと野球でしたから アウトドア派と言えるのかもしれません。高校野球なんて わざわざ甲子園にまで出かけて 朝から夕方まで 四試合ともしっかりと観戦して 一日で真っ黒に日焼けしながら過ごしたことも何度もありました。

    まあ今となっては 炎天下の甲子園での野球観戦なんて 一試合で帰りたくなるでしょうし ラグビー観戦は逆に寒い中での観戦ですから あまり積極的には出かけようとも思いません。歳をとるとともに 体を動かすことがだんだん面倒になってきたのかもしれません。体を動かさないので 余計に体重が増加してしまったのかもしれません。

    でもあと少ししたら 仕事を引退して南の島へ移住するつもりです。のんびりできる時期が来たら 取り敢えずは小さなクルーザーとキャンピンがカーを購入する予定です。クルーザーは勿論免許を取って自分で操縦するつもりですが トローリングに挑戦して カジキなどを釣ってみたいのです。キャンピングカーを使って 狭いと言われる日本でも行ったことがないところばかりなので のんびりと旅をして回りたいのです。完全にアウトドア派の生活を目指しますから 今のうちから 体を鍛えておかなければ と思っていますが 肉体改造は遅々として全然進んでいません。

    まあ焦っても仕方がないので 徐々に進めていこうと思っています。少しでも元気で長生きしたいので その為にももう少しスマートになる必要があります。よく女性は恋をすると 痩せて美しくなると言いますが 私は今更恋愛を始めるのは難しいし もし奥様のいる身で始まってしまったら それはそれで大問題になりますから まあ大好きなナーちゃんに会えた時に気持ち悪いと思われないために 位の気持ちで頑張ってみようと思います。

    もし現在よりもスマートになれた時には ナーちゃんは乃木坂のメンバーですから 個別握手会のチケットを入手出来たら 実際に会って話が出来るのです。但しナーちゃんは不動の一番人気ですから 握手券を入手するのが相当に難しいという話は聞いています。もしナーチャンのチケットが無理なら 一押しのカズミンか四押しのミュミュあたりのレーンに並んで 取り敢えずは握手会と言うものを体験してみたいと思っています。こんな年寄りが握手会に参加してもいいのかどうか かなり不安ではありますが 一生懸命に応援しているのですから 嫌われてしまう事はないでしょう。

    「山の日」ですから 山へ行楽に出かけられる方は多いのかもしれませんが あまり気楽な気持ちで迂闊に出かけてしまうと 遭難などの事故が起こるかもしれません。自然は舐めてかかると 結構厳しいしっぺ返しをするものです。楽しいはずのお出かけが 悲惨な結末にはならないように 十分な下調べと それなりの装備を整えてから出かけるように心がけて頂きたいです。皆様のご無事を心からお祈りしています。

  • 8月10日 髪の毛のボリュームが 又ダウンしてしまいました

    私は十代 二十代の頃には 髪の毛が多すぎてめんどくさいといつも感じていました。髪の毛の一本一本が太いうえに 軽く天パがかかっているので よりボリュームがアップしていました。体毛も濃くて 特に足は脛から太ももにかけて びっしりと生えていましたから 「夏でも黒いタイツを履いている」等と友達にからかわれて恥ずかしい思いをしていました。

    私の父は私が子供の頃からずっとオールバックの髪型でしたが 結構おでこが広かったので いずれは髪の生え際が後退していって 禿頭になっていくのだろうと予想されていましたから 自分も将来は禿頭になることを 何となく覚悟はしていました。しかし五十代になってから 急激に白髪が増えてきて 現在では黒い髪よりも白髪の方が多いのではないかと言う状態になってしまいました。

    勿論白髪が凄く増えてしまったことは 喜ばしい事ではありません。でも白髪であっても 一応頭髪ですし 何にもなくなってしまうよりはたとえ白髪であっても 枯れ木と同様に一応賑わいではあると思います。何とか白髪でもいいから 頭部に踏みとどまって欲しいと願っていました。年々記憶力は薄れていくし 基礎的な体力の低下も否応なしに実感させられています。頭で考えていることが うまく言葉になってくれなくて 特に感情が高ぶった時などは 上手くしゃべれなくてイライラすることもあります。太っているので それほどしわは目につきませんが 皮膚に張りや弾力が無くなってきているのは 何となくわかります。昔嫌と言うほど生えていた体毛もいつの間にか失われていて 現在は脛の辺りなどツルツルになってしまいました。腕の体毛に白髪が混じり始めた時には かなりショックを受けましたが 今では見慣れてしまって 特に悲しくもありません。頭髪の白髪の比率も 確実に右肩上がりのように感じています。

    本日は昼から暇だったので 奥様に髪の毛をカットして頂きました。私はここ十年以上 散髪に出かけたことがありません。ですから現在の散髪料金の相場も全然知りません。以前散髪に理容室に出かけていたころは 確か 二~三千円だったと思います。散髪に出かけると 当然待ち時間もあるでしょうし カットされてシャンプーされて 髭まで剃ってもらえますが 下手すると二時間以上もかかってしまいます。私にはその料金と時間が無駄に思えますので 最近はずっと奥様が犬のカットをするためにそろえられた道具を使って 私の髪もカットしてもらっています。

    本日も昼から予定が入っていなかったので昼ご飯を食べてから 病院の処置室でパンツ一丁になり丸椅子に腰かけました。かなりうっとおしさを感じていたので 頭髪をカットして頂くためです。髪に水を垂らして 湿らせてカットしやすい状態にして 待ちます。奥様がハサミを持って近づいてきて 「近頃更に髪のボリュームが無くなったみたいね」等と嫌味を言いながらカットを始められました。正味十数分で サッパリとカットして頂きました。

    勿論プロの理容師ではない奥様がごく短時間でカットするのですから 仕上がりが雑であるのは覚悟の上です。でも私はどうせ見てくれが悪いのは十分自覚していますから 頭髪も清潔感があって だらしなくなければ それで十分だと思っていますので 恐らく私が死ぬまで奥様にカットしてもらうだろうと思います。さて本日もいつものようにカットが終わって 切り落とされた髪が 足元にたまっていたのですが その毛の量がいつもよりも明らかに少なかったので ショックを受けてしまいました。いつもは両掌に受け止めるぐらいの量が落ちているのに 本日は軽く片方の手のひらに収まるぐらいしか落ちていませんでした。

    その事をうっかり口にすると 奥様が「そんな事に今頃気づいたってもう手遅れの状態よ」と言われてしまい 更にショックが大きくなってしまいました。ガンバレ私の頭髪、白髪になってもいいから何とかしがみついていてくれ、と檄を飛ばしたいのですが ショックが大きくて力が入りません。人間も年をとれば必然的に老化するわけで 髪の毛の量も減少するのは致し方の無い事かもしれません。脳が老化して 記憶力が低下しますし 当然体力が失われるのも明らかです。いずれは生きているものは必ず死ぬわけですから 死に臨んで 心残りのないような生き方をこれから心掛けていかねばと思います。

    私は友達も少ないし 親戚づきあいも殆どしていませんから死ぬときは奥様に看取られていれば それだけで十分幸せです。生きているうちに奥様には散々ご苦労をかけてきましたし これからもかけ続けると思います。ですから 奥様には私から解放されてからの 本当にのんびりとやりたい事が出来る老後をある程度は残してあげたいのでやみくもに長生きしようとは考えていません。覚悟が決まったら 一切延命的な活動はしないで 速やかにそして潔く最期を迎えたいと考えています。私の最後の最後の望みが叶えられることを心から祈っています。

  • 8月9日 若い人の考えていることが理解できません 歳をとったと言う事でしょうかね。

    今夜八時になったので 病院のシャッターを下ろそうとして表に出た時に パトカーがサイレンを鳴らしながら疾走していきました。その前方を見ると 原付に二人乗りした若者たちが必死に逃走しようとしていました。前方の信号をみると赤信号だったので その地点で停止して捕まったのか 信号無視をして更に罪を重ねていったのかまでは確認できませんでしたが とにかく理解しかねる行動を目撃しました。

    原付にノーヘルで二人乗りしている時点で 既に二つの微罪を犯していますが 警官の制止を振り切って逃げようとしたことで 公務執行妨害と言う結構重たい罪を重ねてしまいました。更に信号無視して逃走を続ければ 信号無視と言う罪に危険運転と言う事になれば とてもきついお説教だけでは返してもらえそうもありません。パトカーとしても あまり追いつめてしまって 交通事故でも起こされたりしたら 取り返しがつかないので マイクを通じて制止する事しか出来ずに追走しているみたいでした。

    今どきの若者にしたら原付にノーヘルで乗ることも二人乗りすることも 日常茶飯事なのかもしれないけれども 運悪く警察に見つかってしまったのだから 潔くお縄を頂戴して たっぷりとお説教でもくらって 神妙に反省したような顔をしていれば 勿論大きな減点をもらいそこそこの罰金位は覚悟しなければならないでしょうが その日のうちに自宅に返してもらえたことでしょう。

    原付のナンバーは細工をしてばれないようにでもしてあったのかもしれません。だから 逃げおおせればそれで済むと安易に考えたのかもしれませんが 日本の警察はかなり優秀ですから細かく情報を集めて恐らくその場では逃げ切ったとしても 犯人にたどり着くのは目に見えています。勿論その時点で捕まれば れっきとした犯罪者ですから それ相応の罰則が科せられるでしょう。なんでそんな自明の理に反する行動を若者が取るのか 私には理解できません。

    先日まだ二十代と思われる夫婦が幼稚園児位と思われる子供を連れて来院しました。ハムスターが怪我をして出血しているので診て欲しいとのことでした。診察してみると右のわき腹の辺りの皮膚が少し裂けてそこから出血していました。傷口から内部をのぞいてみると割と太い血管が傷ついていて そこからの出血が確認できましたので その血管を焼らくして 止血をしました。]皮膚の裂けている部分は 医療用の接着剤で閉じ合せました。抗生剤と消炎剤を注射して同じ作用の飲み薬を渡しました。

    こちらとしてはごく普通の対応をさせてもらったつもりですし それ相応の料金を請求しました。その請求した料金を見て 突然飼い主が怒りだしました。「このハムスターは一匹千円で買ったのに なんでその治療費がその何倍もするんや」と言い出したのです。「そんなにかかるのやったら 治療なんかしなくてもよかったんだし 薬もいらない。こいつが死んでも子供には新しいハムスターを買ってやればそれで済む」と怒鳴り散らして 結局一銭も払わずに帰っていきました。

    突っ返された飲み薬だって そのハムスターの体重や状態に合わせて調合したシロップ薬ですから 他の動物に代用できるはずもありませんから 捨てるよりほかはありません。こちらは太い血管からの出血を止めて 裂けた皮膚を閉じ合せて 抗生剤などを注射したのですから それに値する料金を請求したつもりでしたが やったことがすべて無駄になってしまいました。勿論治療にかかった実費は小さな動物ですから 微々たるものですし 大して損害が出たわけではありません。治療費を踏み倒されたことも残念でしたが ハムスターと言えども わずか二年ぐらいで寿命を迎えますが 尊い命を持って生まれてきたのです。その動物が死んだら次の動物を買う と言う子供に与える玩具のような感覚でとらえているのが 凄く悲しかったです。

    自分が考えていたよりも治療費が高額だったからと言って その全額を踏み倒して堂々と帰っていく若い夫婦の感覚に呆れ返ってしまって 警察に連絡しようかとも思いましたが 僅か一万円足らずの金額で 余計に神経をすり減らしたくなかったので そのまま放置してしまいました。こんな夫婦が子供の給食費なども払ったら損だ と言う感覚で色んな支払いを踏み倒しながら 生きていくのでしょう。そんな両親が育てた子供がまともな人間にならないことも間違いないでしょう。日本の未来は明るくないと思ってしまいます。何だったらその飼い主の名前と住所と電話番号を明らかにしてやりたい気分ですが そんなことしても一銭もお金が入ってきませんでの やめておきます。私もこんなことをされて 文句も言わずに引き下がるなんて 人柄も体型も丸くなってしまいました。

    別に今更 若い人たちと仲良くしたくもありませんし なるべく関わらずに生きていこうと思います。こんな不愉快な思いをする仕事から直ぐにでも引退したい気分ですが まあどんな仕事でも 真面目に頑張っていても納得のいかないことは 珍しい事ではないのだと思いますから あとちょっとだけ頑張ってみようと思います。せめて六十を過ぎなければ 老後を楽しむにはいささか早すぎるように思いますから。

  • 8月8日 スポーツイベントが花盛りですが 全く興味が湧かないのは 歳をとったからでしょうか

    何時の間にかリオでのオリンピックや 甲子園の高校野球大会が始まっていました。私は運動神経が全然ダメな体形をしていますから スポーツを自分でやるのは苦手ですが 結構スポーツ通を自認していたつもりでした。プロ野球は子供の頃からドラゴンズ一筋でしたが 開幕前にその戦力を分析して 他チームと比較検討して ドラゴンズだけの最終順位を予想していました。下手の解説者たちよりもずっと的中していたように思います。

    高校野球も 各地の予選の段階からチーム力や個人の能力、精神力までチェックして かなり正確な優勝候補を挙げていました。塩野義に勤めていたころには 分室でみんなが参加していたトトカルチョのチーム分けを任されていたりもしました。所が最近では地元大阪の代表の高校名すら全然知りませんし 春の選抜大会での優勝校も全くわかりません。プロ野球もドラゴンズのファンを辞めてから 今年は楽天と阪神を応援しようと開幕前に決意しましたが 現在両チームがどの様な成績で何位なのかも全然知りません。

    オリンピックも体操がお家芸だった頃には 難しくて華やかな技の動きやその名称 難易度 どの選手の持ち技であるのかまで 殆ど事前に知っていましたから 凄く楽しみにしていました。柔道も出場選手の戦績や得意技、外国人選手との相性なども調べていましたから 凄く熱狂しながら観ていました。現在は 体操競技で次々に登場するとんでもない動きの新技は全く知りませんし、柔道に出場する選手の名前さえ一人も知りません。

    昔は四年に一度のオリンピックに出場する選手を マスコミがもっと取り上げてその選手の成績や人柄、メダルの可能性などなどを丁寧にフューチャーしていたように思いますが 今回のリオのオリンピックについては 果たして競技場の建設工事が開催日までに間に合うのかとか 現地特有の伝染病や衛生面の不安な点、選手村の対応の不手際等ばかりが報道されているのが目についた位でした。

    取り敢えずは無事に競技が始まっているようですが チケットが事前に売れ残りすぎて 投げ売りされているようなニュースも見ましたが 観客がガラガラでは各競技場の雰囲気が どうしても盛り上がりに欠けるのではないでしょうか。現地の治安の悪さも かなり報道されていましたが わざわざ見物に出かけた観光客の方が 無事に帰国されることを祈っています。取り敢えずはリオデジャネイロの治安を少しでも高めるために 各地の警官をかき集めているのだそうですから オリンピック期間中は他の地域は普段以上に無法地帯になっているはずです。ついでにブラジル観光に出かけると 非常に危険であるのかもしれないそうなので 尚更気を付けて頂きたいと思います。

    ブラジルは日本の真裏に当たりますから 時差が十二時間ぐらいあって 生中継がなかなか難しいのかもしれませんが テレビでは色んな競技の模様が放送されているのでしょうか。全く興味がないので オリンピック関係のニュースとしては 日本の選手の成績が 芳しくない と言う事ぐらいしか知りませんが こんなにオリンピック気分が盛り上がっていないのは 私だけなのでしょうか。それとも日本全体としても 盛り上がっていないのでしょうか。全然わかりませんし それについて調べてみようという気持ちにもなりません。

    私の関心事としては ナーちゃんの今度のソロ曲の出来が今一だなあ とか 欅坂のシングル第二弾がどれくらい売れるのか と言ったことしかありません。兎に角暑い毎日ですから 可愛い女の子の事でも考えて 元気を出すしかないと思ってしまう私です。