Dr.喜作のブログ

2016年10月 の記事一覧

  • 10月4日 野菜が高騰しているのには 驚いてしまいます

    私は個人的な理由 次回の病院での検査が十一月一日ですので 十月は基本的に炭水化物は食べないように心掛けます。勿論絶食は健康に悪いし この年齢になってからは きついのでこの時期は殆ど野菜だけを食べて過ごします。血液検査で血糖値とヘモグロビンA1cを下げるためには致し方ありません。還暦まじかの爺さんですから スマートになって女性にもてたい という気持ちはそれほどありませんが 健康に気を付けて少しでも長生きしたいという欲求は強いですので 今月は野菜を頑張って食べます。
    と言う訳で 十月は野菜ばかりを食べての生活なのですが 予想はしていましたけれども こちらの覚悟を上回るぐらいの 野菜の高騰に 驚き困ってしまっています。なんでも夏から秋にかけての日照時間が記録的に短かったのだそうです。あまり実感していませんでしたが 九月は晴れた日がほんの二三日しかなかったのだそうですから 日照時間が短かったのは致し方がないのかもしれません。その上に大雨を伴った台風が頻繁にやってきましたから 降水量が多すぎたことも 野菜の不作につながったのだそうです。例年は台風の被害とは無縁のはずの 北海道までもが 相当な被害を受けてしまいました。
    北海道は玉ねぎの生産量が全国一位なのだそうですが 正直に玉ねぎは高くなっているように思います。普段だとサラダを中心に献立を考えますが レタスやサニーレタス、グリーンリーフが とんでもなく高くなっていますから とても買う気にはなりません。キュウリはまだそれほど高くなっていないみたいなので 大入り袋を買ってサラダの主役になってもらっています。トマトもあまり高くなっていないみたいですが あまり好みではないので買いません。
    野菜の高騰への対策として ネットで紹介されていましたのが 冷凍野菜を有効に活用することなのだそうです。冷凍野菜は 旬の時期に沢山とれた野菜を材料にしていますから 結構栄養価も高いし 上手に調理すれば美味しく食べられるのだそうです。可食部分だけが販売されていますし 長期保存で傷んでしまい結局は捨ててしまうような無駄が出ませんから 結構経済的でもあるそうです。冷凍野菜といえば これまではコーンやニンジンやグリンピースと混合されたミックスベジタブルは よく利用していました。炒飯を作る時や カレー、シチューの具材として彩もいいし食感も悪くないので重宝していました。現在はレンジで解凍して サラダに加えて食べています。それ以外の冷凍野菜は あまり利用したことがありませんが 今回の野菜高騰を切っ掛けに いろいろと利用してみようかとも思っています。
    今回の野菜の高騰は 自然のなせる業ですから 甘んじて受け入れなければ 致し方の無い事なのでしょうが 私たち消費者は 「高くて買えやしない」等と文句を言っていればおしまいですが 野菜を生産されている農家の方にすれば 死活問題なのだと思います。自然を相手にする仕事ですから 自然にもてあそばれることもありますが 普段は自然の恩恵を被っておられるのですから 常に覚悟はされておられるのだと思います。但し 不作で大きな被害を受けられた農家の方も少なくはないのでしょうが 逆に例年通りに収穫できて 高値で売れて大儲けをされている農家の方もいらっしゃるのかもしれませんから 複雑な気持ちになってしまいます。文末にはなりましたが 野菜が不作で被害を受けられた農家の方々には 心よりお見舞い申し上げます。

  • 10月3日 日本人の運転マナーの悪さ

    本日往診車を運転している時に不愉快な思いをしました。昼から 猫三匹にワクチンを注射するだけの 簡単な往診に出かけました。三匹とも大人しくワクチンをうたせてくれたので ご機嫌で病院に戻るついでにスーパーで晩御飯の買い物をしようと考えていました。スーパーへ向かう道中 何故か凄くゆっくりしか走れません。前方を確認すると 四台前を走る車が 凄くとろとろ走っているから 後続の車はノロノロ運転を余儀なくさせられていました。
    運転する以上 勿論道路交通法は順守すべきですが 一般的に制限時速プラス十キロで走行するのが 一般道では常識ではないでしょうか。時速四十キロが制限速度の道を 四十キロで走っている車でも かなり世間的には迷惑ですが 本日むかついたその車は四十キロ道路を三十キロでのろのろと走っているのです。それも道の真ん中を堂々と走っているので 後続の車が追い越そうにもなかなか難しい状況でした。
    その車は更に 右左折するときに絶対にウィンカーを出さないのです。右折するときに 交差点の真ん中にウィンカーも出さずに停車していました。対向車がすぐにはやって来ない隙間が空いているのに 右折しないのです。結局黄色信号になっても すぐには発進しないで 赤信号になって走り出しましたから その車一台しか右折できませんでした。後続の車がイライラしてクラクションをかなり鳴らしていましたが 耳の遠くなったジジイなのか 全く無視していました。
    まあ取り敢えず その車とは縁が切れたのだから いいやと考えていましたが そんなとろとろ走る車ですから 次の青信号で右折しても すぐに追いついてしまいました。他に二台車が増えましたから 私の車から数えて六台前を相変わらずのろのろと 周囲に迷惑を振りまきながら運転していました。そしてさらに厄介なことに私が目指しているスーパーへその迷惑かけまくりの車も入っていったのです。勿論ウィンカーを出さずに。
    三時頃でしたから それほど混み合う時間でもなかったのかもしれませんが駐車スペースが並んだ二台分しか空いていませんでした。前向き駐車をお願いする看板の真ん前です。勿論その車は後ろ向き駐車をしようとして何度も切り返しを繰り返していました。私は勿論ルール通りに前向き駐車をしました。但しどべたくそのジジイにぶつけられるのが嫌だったので その迷惑自動車が駐車を終えるまで車に留まっていました。私がエンジンを切ってから 二三分後にやっと迷惑自動車が駐車を終えたようです。 そのジジイが降りるのにタイミングを合わせて私も車から降りました。駐車場に引かれた線に対して斜めに停車しているのでその爺さんは納得がいっていない様で首を傾げていましたから 私が咳払いをしながら 「前向き駐車をお願いします」と言う看板をゆびさしました。
    そのジジイは本当にボケていて気が付いていないのか わざと気づかぬふりをしているのか 初対面ですから分りませんが 私の指差した看板をチラッと見てから 店に向って歩き出しました。私はムカッと来たので そのジジイの真正面に立って進路をふさぎ 思いっきりメンチを切ってやりましたが やはり無視して私を迂回して通り過ぎていきました。このジジイは本当にボケているのだと思いました。
    ボケているから 周囲に色んな迷惑を振りまいていることに対して 全く自覚がないのだと思います。来年還暦を迎える私から見て 完全にジジイに見えますから 当然70歳以上のはずです。でもその車には 紅葉マーク 正式には 高齢者運転者標識というのだそうですがついていません。このマークが 出来た当初は75歳以上の者が運転するときには 表示することが義務付けられていました。義務付けられている以上は 表示していないと道交法違反で 罰金と減点がありました。所がその後ルール変更があって70歳以上の者が運転するときには紅葉マークを表示することが努力義務として定められています。表示するように努力しましょう と言った意味合いなので 別に表示してなくても何の罰則もないのです。もし罰則があるのなら 警察に通報してやろうかとも思いましたが 単なるお節介にすぎない事になってしまうので 諦めました。
    高齢者が事故を引き起こしたり 高速道路で逆走したりしていますから 例えば70歳を過ぎて運転免許を更新する場合には それなりのレベルを要求する実技検査を受けることを義務付けるべきではないかと思います。実技検査をパスしなければ 免許の更新を認めないようにしておけば そんなボケ老人が車を運転して 迷惑を振りまいたり 実際に事故を引き起こすことが減少するのではないでしょうか。交通事故は起こした側も 起こされた側も凄く不幸になる出来事ですから 高齢化社会が進む日本では その辺りの対策を積極的に進めていくべきだと私は思います。

  • 10月2日 欅坂のドラマの結末がお真理にお粗末でガッカリしました

    「徳山大五郎を誰が殺したか?」と言う欅坂主演のドラマが 毎週土曜日の深夜に放送されていました。欅坂ファン以外の人で 見ておられた方は殆どおられないと確信していますが もし毎週欠かさずにご覧になっていた奇特な方がおられたら 欅坂に変わって 私が あまりにつまらない結末をお詫びを申し上げます。そもそも中学生の女の子から二十歳を超えた女性までが同級生と言う設定自体に無理があったようには思います。ストーリーとしてもいきなり担任の先生の死体が登場するのですから 決して明るく楽しいドラマではないこと位は誰にでも予想できるでしょう。
    せっかく新鮮なキャピキャピした女の子ぞろいの欅坂が主演するのですから もっと明るくて楽しい雰囲気の 友情や恋愛を絡めた 普通の学園ドラマを目指していれば これほどの分けの分らん終わり方はしなかったように思います。最初の校長のわけの分らんフェイドアウトも 不自然だし 次の校長もインパクトは残しましたが ストーリーにどのような役割を果たしていたのか よく分りません。汗かきの用務員ももとは副理事長なのだそうだが 結局何のために登場していたのか不明のまま終わってしまいました。
    何のかんのと含みを持たせておいて 結局は担任は本人の持病による事故死みたいな死に方で 渡辺梨加が大五朗の死体にナイフをさしただけなのに 話が分けの分らん方向に展開してしまったという結末は 欅が大好きな私から見ても 納得のいかない腹立たしい終わり方でした。
    デビューしてまだ一年ぐらいのメンバーたちにまともな演技力なんか最初から期待はしていませんでしたが だから猶更ストーリー展開だけはしっかりとしたものを望んだのに はっきり申し上げて非常に残念な結果です。こんな学芸会の出し物よりも劣りそうなドラマを放送していたら せっかく出足が好調な欅坂ですが 一気に失速してしまいそうで心配です。大体姉貴分の乃木坂でさえ 主演ドラマの放送にこぎつけるのに三年以上もかかったのですから 欅坂ももう少し足場をしっかりと固めてから 各メンバーのキャラや個性がある程度はっきりと確立されてから ドラマを始めた方が 結局はファンに好印象を与える結果になったと思います。
    このドラマは一応センターの平手ちゃんが主役を演じていましたが それ以外のメンバーがほとんど全員その他大勢みたいな感じで ごちゃごちゃしてセリフを均等に振り分けただけのような印象で 私の大好きな小林由依ちゃんや 栗太郎の魅力が全然引きだせていなかったように思います。欅坂もひらがなけやきが結成されましたから 次のシングルぐらいからは 全メンバーが選抜メンバーなんてぬるま湯的な体質から 脱却すべきだと思います。
    選抜から漏れた悔しさをばねにアンダーメンバーが成長して現在の乃木坂の盛り上がりがあるように思います。アンダーメンバーだけの公演が 武道館で盛況なのですから 現在の勢いは完全にライバルのAKBグループを凌駕していると思います。私の気持ちは 正直ナーちゃんとカズミンがいるので 乃木坂寄りに位置していますが 由依ちゃんや栗太郎が順調に成長したら 欅坂に気持ちが動くのは 時間の問題かもしれません。だから一層 欅坂を大切に育成していってほしいと願っています。

  • 10月1日 1970年の本日発表された国勢調査結果で日本の人口が一億人を超えたのだそうです

    1970年と言えば 大阪万博が開かれた年で 私は中学一年生でした。その後人口は増え続けて 2008年には一億三千万人を超えてピークに達したのだそうです。しかしその後は少子化現象が顕著になり 人口は減少を続けているのだそうです。少子化現象は 当然高齢者の比率を高めますから 日本はかなり深刻な少子高齢化現象が 見られるようになったのだそうです。予測によるとおよそ四十年後には人口が一億人を割り込み 高齢者の比率は現在のほぼ倍になりそうなのです。
    私は 勿論今後四十年も生きられるわけがありませんから そんな惨めに衰退してしまった日本を見ることはないはずですが 現在二十歳前後の方々が 丁度私と同じ年齢になるころですから そんなにとんでもなく先の話ではないのかもしれません。それだけ人口が減少してしまって 高齢者ばかりの国民構成では とてもその後の日本に明るい未来は期待しがたいのかもしれません。勿論世界の歴史を見ても スペインやポルトガルが広大な植民地を抱え込んだ時代があれば 大英帝国は 日の沈まない国と呼ばれた時代もありました。ジンギスカンの率いたモンゴルは歴史上支配が及んだ面積は最大と言われています。それらの国々が現在それほど惨めに衰えてしまった様子ではありませんが かつて繁栄を極めたなごりは感じられない様にも思います。
    日本も極東に位置する小さな島国ですが かつては「メイトインジャパン」の商品が 世界を席巻した時代もあったのです。日本の国力はピーク時に比べて 現在はかなり減少していることを認めざるを得ないのだと思いますが 人口が減少を始めた時期と相関性がありそうにも思えます。これから日本の人口は減少する一方でしょうから 日本の世界に対する影響力も右肩下がりであるのは明白なのかもしれません。
    正直な気持ちは 自分が死んでしまってからの日本を心配しても始まらない様にはおもいますが 一応は日本人としての誇りと自覚を持っているつもりなので 多少は心配しないでもありません。だけど世界の歴史を振り返ると いろんな国が 右肩上がりで成長を遂げ ある程度成熟してしまうと 衰えてしまうのは必然的な流れかもしれません。私たちの世代は 日本の衰退をそれほど実感しないうちに死ねそうですから まだラッキーなのかもしれません。
    私が子供を作らなかったのは 可愛い子供にそんな惨めな日本で生きていかせることを望まなかったからかもしれません。でも本日たった今生まれている赤ちゃんも確実に存在しますから 国の勢いこそ衰えても 真面目に一生懸命に生きていけば それなりに納得のいく生き方 死ぬ時に満足感を得られる人生がおくれる日本ではあってほしいと願っています。