Dr.喜作のブログ

2017年2月 の記事一覧

  • 2月1日 本日からの一週間を生活習慣病予防週間と言うのだそうです

    そもそも私が子供の頃には 成人病と呼ばれていた病気たちが1996年から 生活習慣病と名称が変更されたのだそうです。成人病の代表選手みたいな存在である糖尿病に 子供がかかるケースが増えてきたので 成人病と言う呼称では 不適当であろうという判断があったみたいです。生活習慣病と言うのは結構多岐にわたっているのだそうですが 大きく分けると7つに分類されるのだそうです。がん、糖尿病、脳卒中、心臓病、脂質異常症、、高血圧、肥満の七つなのだそうですが 恥ずかしながら 私は 糖尿病、心臓病、肥満と実に三つも引っ掛かっております。勿論がんなんて現在気付いていないだけで進行中かもしれません。まあ糖尿病としては ヘモグロビンA1cが六を少し超える程度で維持できていますから 軽症の部類だと考えていますし、心臓病も不整脈が多少ありますが 優秀な循環器内科の先生にきちんと受診して 指示を守りキチンと治療薬を服用していますから 当面は心配いりません。肥満が一番深刻な状態かもしれませんので 長生きしたければ減量を心掛けていきたいと考えております。
    今年いよいよ還暦を迎えますから この年齢になってくると いかにえらくなり尊敬されようと 金を稼いで貯め込んでいようと 男前で女性にもてていようと 健康で元気に 少なくとも他人の世話にならない位に自立できていれば 長生きしたものが一番幸せで満足感の大きな人生だったのではないかと どうしても考えてしまいます。
    但し 現在でも散々お世話になり ご迷惑をかけまくっている奥様に 下の世話までかけたくありません。かかりつけの先生から 私の死因としては 不整脈が誘発する脳梗塞だろうと 予測して頂きました。臆病者の私ですから 死に際を痛感してしまうと 少しでも生き延びたいと延命を希望してしまうのかもしれません。死に際くらいはあっさりと潔く 散って 奥様の負担を軽くしたいので 自力で排泄できなくなったら 一切の治療を打ち切って死期を待つことを 事前に強く意思表示しておいて 生き恥をさらさずに済むことだけが望みです。
    自分なりに死ぬ間際の覚悟はできているつもりなので だとしたら残り少ない我が人生 正直仕事をダラダラ続けている方が 安心感はありますが 満足感はないはずです。何時まで仕事を続けるのか 自分で見極めなければなりませんが 誰かに背中を押してもらわないと 難しい様な気もしますが押してくれる人物は残念ながら存在しません。その後にかなり楽しい老後を予定していますから 案外簡単に割り切れるのかもしれません。私は獣医師になるために 勤めていた一流企業を思い切って退職しました経験がありますから 案外簡単に決意できるようにも思います。でもせっかく退職したら 楽しい老後を少しでも長く続けたいので しょせん成人病とは縁を切れない体ですが 出来るだけ長持ちしてくれるように努力していこうと考えております。