Dr.喜作のブログ

2017年8月 の記事一覧

  • 8月16日 今年初めてツクツクボウシの鳴き声を聞きました

    セミやトンボも種類によって 出没する時期が異なります。セミは名前の通りハルゼミがまず初夏に泣き始めます。うちの地域では アブラゼミ 続いてクマゼミ ニイニイゼミなどが鳴き始めます。夏のピークが過ぎてから泣き始めるのがツクツクボウシです。お盆を過ぎたとたんに ツクツクボウシが鳴き始めましたから やはり今年の夏も終わりに向ってスタートを切ったのかもしれません。心なしか 朝夕は少し涼しくて クーラーが無くても何とか過ごせるような気候になってきました。
    トンボもセミ同様に 登場する時期があります。毎年暖かくなってくると 最初に目にするのが ムギワラトンボやシオカラトンボです。続いて 夏の盛りにはオニヤンマやギンヤンマを見かけるようになります。秋が近づいてくると ショウジョウトンボやアキアカネ 等の赤とんぼの類が姿を見せてくれるようになります。ですからそろそろ夕暮れ時に 赤とんぼの群れを見かける時期になってきたのかもしれません。
    小学生の頃には 私の夏の最大の楽しみは 蝉取りでした。プールで泳ぐことよりもずっと楽しかったです。夏休みでもいつも通りに起床していた私は 朝ごはんを食べると 直ぐにでも網と虫かごを持って出かけたいのですが 我が家では午前中の涼しい時間は 宿題や当時ならっていたピアノやマリンバの練習が義務付けられていました。私が子供の頃には 真夏でも午前中はそこそこ涼しかったからかもしれません。何しろクーラーなんて どんなお金持ちの家にもなかった時代ですから 扇風機だけが頼りでした。
    昼ご飯を食べ終わるとすぐにでも出かけたいのですが 丁度一番暑い盛りの時間帯ですから やはり母親から外出の許可が下りませんでした。妹と母と三人で お昼寝タイムでした。今なら大変ありがたいのですが 子供の頃は 全然眠くないし 外では蝉が大声で鳴いて 私を呼んでいましたから イライラしながら時間が過ぎるのを待ちました。太陽が少し傾いてから ようやく外出の許可が出ますから 勇んで蝉取りに出かけました。
    私は情けない事に 子供の頃から目が悪くて 眼鏡をかけていました。ですから木にとまっている蝉をなかなかうまく発見できません。蝉取りに出かけた時によく一緒になっていた友人がいました。彼は 別に悪い奴じゃないけれども 学校のお勉強は サッパリできない人でした。教室で授業中は 私の方が完全に優位な立場にいたように思います。しかし彼は 凄く目がいいのと 蝉の鳴き声の発信場所を聞き取る能力が優れていましたから 耳も凄くよかったのかもしれません。蝉取りの場所では 完全に彼にイニシアチブを持って行かれていました。
    普段 若干優位な立場にいるつもりでしたから 彼の風下に立つのは凄く悔しいけれども 現実に蝉の捕獲数に歴然とした差がありましたから 如何ともしがたかったです。でもガキだった私は 彼の方が上等の補虫網を持っていたからだ 等と言い訳をして 誤魔化していました。実際に彼が使用している補虫網は 数千円するものでしたし 私の網は 近所の文房具屋で購入した二百円の網でしたから 道具の優劣が 蝉の獲得数に反映しているだけだと 自分に言い聞かせて 気持ちを慰めていました。
    しかしそんな風にして 頑張って捕獲したセミを 私は虫かごに入れて 満足そうに眺めるだけでした。そして数日でみんな間違いなく死にますから 死んでしまえばゴミ箱にポイするだけでした。蝉の人生は地中で何年も過ごして ようやく成熟して地上に這い出てきて 羽化してから ほんの十数日の短い地上暮らしです。そのわずかの時間のうちに交尾して子孫を残すために オスはメスを求めて ひっきりなしに鳴きつづけるのです。そんな僅かしかない地上での時間を 私は捕獲して 虫かごで最期を迎えさせるという 非常に残酷な仕打ちを繰り返していました。
    今から思い返せば 蝉取りはなんと残酷な遊びだったのでしょうか。不思議と中学生になったとたんに 蝉取りに興味をなくしてしまいました。まあ夏休みは バレーボール部に入部しましたので 殆ど毎日その練習がありましたから せみとりどころではなくなってしまったのかもしれません。もう少ししたら 暗くなってくるとコオロギの鳴き声が聞こえてきます。そうなれば待望の秋もまじかかもしれませんから もう少しこの暑さを辛抱しましょう。

  • 8月14日 女子マラソンの元日本代表選手が万引きして捕まったのだそうです

    私は 平凡な人生を歩んできましたので 有名になったことや 注目を集めた経験がありません。マラソンと言う日本人の大好きな競技で 世界選手権の日本代表になる位の選手ですから そのニュースには実名と顔写真も出ていましたが 聞き覚え 見覚えのある方でした。芸能人がある程度売れて人気が出てくると 当然顔が知れ渡りますから 何処ででも 特別扱いを受ける可能性があります。勿論 本人が得をする場合も多いのでしょうが かえって損をしてしまう事もあるのかもしれません。まあ、普通は得をすることの方が多いのだろうとは予想しますが。
    顔が知れていて 得をすることがあるけれども 下手な事を言ったりしたりすると 直ぐにその噂が広まってしまったりして かなり損をする場合も 現在では多いのかもしれません。昔からそういう有名であるかゆえに 損な部分を有名税 と表現していたように思います。昔 世界の盗塁王の福本豊さんが 国民栄誉賞を辞退した理由は 「国民栄誉賞なんてもらってしまったら 立小便が出来なくなってしまうから」と言う事でした。有名な話ですから ご存知の方も多いとは思いますし 福本さんの名前と顔は 国民栄誉賞をもらわなくても 知れ渡っていますから どちらにしても立小便なんかしない方が無難だとは思いますけれども。
    このマラソン選手も 一応顔と名前が知れ渡っている有名人ですから これまでに名前が知られていることで 得したことも少なからずあったのかもしれませんが 損したこともそれなりにあったはずだと想像します。しかし今回 うっかり万引きしてしまった代償は 計り知れないぐらいに大きいように思います。勿論万引きも立派な犯罪であることは間違いありません。しかし言ってみれば微罪であり うっかりすれば誰でも 同じような事をしでかす可能性はあるのかもしれません。
    たかが万引きとはいえ逮捕されてしまえば 前科が残ってしまう訳で 人生を振り返った時には 大きな汚点になってしまいます。ただちょっと不思議なのは 万引きは 昔友人に聞いた話ですが 初犯つまり初めてしでかしたことなら しっかりとした身元引受人がすぐに駆けつければ 御免なさいで許してもらえるような話でした。今回の様に 現役のマラソン選手ではないにしても そこそこの有名人なら 尚更穏便にことをすすめたかったはずですし 問題が発覚しないように注意して行動すれば こんなニュースで取り上げられるような 大騒ぎにはならなかったのではないでしょうか。それとも万引きの初犯ではなくて 常習的に繰り返していたから 逮捕されてしまったのでしょうか。だとしたら話が違ってくるのかもしれませんが。
    まあ今回のマラソン選手の話は あくまでも一例に過ぎませんが 日本人は 有名人本人や その家族が 何か問題を起こした時に 大騒ぎしすぎだと思います。人の不幸は蜜の味 とかいう言葉がありますが 一般人の有名人に対するやっかみの気持ちがこもっているから 尚更甘い蜜の味がするのでしょうか。だとしたら 日本人の品性の低さが 私にとっては 凄く恥ずかしく思えますし 泣きたいぐらいに悲しくなってしまいます。
    芸能人の子供が問題を起こした時などにも 同じ事を感じてしまいます。親が芸能人でもその子供が一般人の場合は 何も鬼の首を取ったかのように 大騒ぎして囃し立てることで 一体だれが得をして 誰が喜ぶのか さっぱり理解できません。人間は色んな意味で 必ず失敗や過ちを繰り返しながら 他人に多大な迷惑をかけながら 生きているのだと思います。今回の子のマラソン選手の件も 私がこのブログで取り上げること自体が 事件の拡散につながるのだとしたら 私の主張は全く矛盾していることになってしまいますが まあこんなブログを読んで頂いている人の人数なんてたかがしれていますから 世の中には何の影響も与えないでしょう。

  • 8月13日 1939年の本日 桂枝雀さんが生まれました

    枝雀さんは 私が知る落語家で 最高に面白い方でした。全身を使った身振り手振りは 邪道だという意見もあったのかもしれませんが とにかく落語なんて 面白ければいい 笑い転げられればいい と考えている私には 最高のエンターテイナーでした。私は漫才や落語は 笑わせてもらってなんぼ という考えなので 東京の落語は 全く面白くなくて笑えない人が殆どなので だいきらいです。東京の落語家さんで無条件に笑えたのは 先代の円楽さんと 小朝さんだけです。落語なんておもろけりゃいいわけで 聴き終わって「うん上手い」なんて話芸を堪能したような感想しか出てこない東京の落語なんて 最低最悪だと私は思います。
    枝雀さんは 神戸生まれで神戸育ちであり 神戸大学の文学部にすんなり進学しましたが 直ぐに中退して 米朝さんに弟子入りして 落語家としての人生をスタートさせました。若手の頃の芸名が 桂子米さんでした。AMラジオによく出演されていましたが 独特のもっちゃりとした喋り方で 友人には嫌う人もいましたが 私は個性的であり味わい深くて 結構好きでしたし 幾つもの番組に出演されていましたから それなりに人気があったのだと思います。
    落語家としては やはり枝雀と言う名前を襲名されてから 魅力を増しました。よく言われていたのが「笑いとは緊張の緩和」という言葉でしたが あまりピンとはきませんでした。落語の落ちを幾つものパターンに分類して 学問的に研究されていたみたいですが 私にとって落語とは 何にも考えないで聴いていて 転げるぐらいに笑える芸能だと言う事で十分なので 落語の理論的な解説には 全然興味がありませんでした。
    とにかく枝雀さんの落語は 聞いていてではなくて あえて見ていて 楽しかったです。ゲラゲラ笑えて 本当に幸せな時間を提供してくれました。あれだけの話術の才能は 恐らく天賦の才と言えるものだと思いますし、若くしてほぼ完成されていたように思います。その人気も凄かったのですから 仕事にも恵まれていたみたいですので 落語家としての人生は順風満帆だったはずです。所が枝雀さんは あまりにも完璧主義者だったみたいで お客さん百人のうち九十九人が腹を抱えて笑ったら 常人なら大成功と考えるのに もう一人を笑わせられなかったことを 悔い悩んでしまうような性格だったために うつ病にかかってしまいました。
    周りから見れば 天才的に面白い落語が出来て 人気も人望もあり 当然収入もたっぷりとあって 落語家として ひょっとしたら将来 米朝さんに続いて人間国宝にさえ なれる可能性があったように思います。あまりに真摯に落語に打ち込みすぎてしまって 悩んでしまって 人間完璧なんてありえないのに 完ぺきではない自分に落ち込んで 最後には自らの死を選択されてしまったのだと思います。はっきり言って 上方落語界にも 下手糞すぎて 落語家なんてやめてしまえばいいのに と思ってしまう落語家さんが 結構いらっしゃいます。昔巨人の王さんが 「ホームラン三十本打てなくなったら 引退します」と言っていましたが プロ野球選手の九割以上のバッターが 一度も一シーズンにホームラン三十本打てずに引退するのです。
    枝雀さんの足元にも及ばない落語しかできない 落語家さんが元気に生きておられるのに どうして名人枝雀が 死なねばならなかったのか 私には 全く理解できないし どう考えても納得がいきません。ある意味日本の大切な財産 変わりのきかない存在みたいな方でしたから 人間として円熟してからの 完成の域に近づいた枝雀の落語を見てみたかったものです。
    私が枝雀さんと同等に面白かったと評価するのが 枝雀さんとは兄弟弟子にあたる 桂吉朝さんです。この方の落語も 理屈抜きに笑える 本当に面白い落語家さんでした。師匠の米朝さんが 「枝雀には自分の50を教え、吉朝には100を教えた」と仰ったように 米朝一門のツートップだったのかも知れません。しかし こちらの天才落語家さんも わずか五十歳で 心不全でお亡くなりになられました。落語家さんで五十歳なんて まだ若手の部類かもしれません。これから本当の面白さを表現してくれたかもしれない二人の天才落語家さんのご冥福を心からお祈りいたします。現在はお二人の落語がインターネットで 幾らでも鑑賞できますから 今夜はじっくりと笑わせてもらおうと思います。

  • 8月12日 ハリネズミが来院しました

    夕方に電話がかかってきて ハリネズミの診察、治療が出来るか尋ねられました。最近は ハリネズミやハリモグラ等のとげとげした小動物がペットとして人気が出てきているようですが これまでに治療したのは 三件だけです。勿論哺乳類ですから 基本的な事は犬猫と共通する部分が多いはずですが 何しろ全身が固い針で覆われていますから かなり扱いにくいですが 結構小さいので タオルでくるんでしまえば これまではなんとか捕まえたり診察したりできました。
    主訴は皮膚にダニが寄生しているのを 目視で確認できたので 何とかしてほしい と言う事でした。これまでに診察したハリネズミは 外傷や下痢などが主訴でしたから 基本的に犬猫と同様の治療でなんとか乗り切って来られました。体の表面に寄生するダニの類であるとしたら これも犬猫とほぼ同様の治療でなんとかなりそうな気がしますが これまでに体の表面に寄生するダニの治療は 経験が無い事を正直に飼い主さんに話すと 他の病院を当たってみる と言う事でいったん電話が切れました。
    しかし三十分後ぐらいに再び電話がかかってきて 他に数件の動物病院に電話をかけてみたが 何処でもハリネズミを診察したことがない と言う事で断られたので やっぱり当院で診察してほしい と言う事でした。当然ですが 何事でも初めての経験は 不安であり どうしても消極的になりがちですが 思い切ってチャレンジしてみない事には 経験とそれに伴う知識が増えていきません。初めてのハリネズミは 前足に外傷があり 出血している と言う事でしたので 正直あまり自信はありませんでしたが 診察を承諾しました。
    その飼い主さんは 割とハリネズミを飼う事に慣れていました。普通ハリネズミは 知らない場所に行くと 体を丸めて 針で覆われたボール状になって がっちりとした防御体勢を取ってしまいます。一旦その姿勢になってしまうと 殆ど触れないし 当然患部の様子を見る事すら難しくなってしまいます。しかしその飼い主さんは軍手の手袋をはめて 上手にハリネズミの丸まっている体を伸ばして 患部である前足を 触れるような状態にしてくれました。
    直系三ミリぐらいの 丸くすりむいたように皮膚が欠損して そこから出血していました。取り敢えず傷口をきちんと消毒して 抗生物質の軟膏を塗布しました。飼い主さんによると 家でも何とかこの体勢にはなれるので 二人がかりでやれば 消毒して軟膏を塗布する作業は 一日に一回ぐらいなら 出来るだろう と言う事でしたので お願いすることにしました。念のため内服薬として 抗生剤と消炎剤を渡しました。食欲は普通にあるみたいなので フードに甘くて口当たりのいいシロップをふりかけてもらう形で 投与してもらう事にしました。この子は かなりの暴れん坊みたいで その後も同様の外傷で 再び来院されましたが 初めての治療は 手こずったけれども 順調に傷口が回復したのだそうでした。
    本日のハリネズミは ダニが皮膚に結構な数寄生している と言う子でしたので 取り敢えずは 診察しようとしましたが 非常に怖がりな性格みたいで そっと触ろうとしただけで 殆どボール状に丸まってしまい 威嚇するための唸り声をあげ続けていました。特に顔の周りの皮膚がピンクになっているのが 心配だと言う事でしたので ある程度体を広げないと全然診察できませんが 今回の飼い主さんは 怖がってしまって 自分から ハリネズミに全然触ろうともしません。初めてその子に触る私が あまり力ずくで体勢を変えさせるのは 心配でしたし 飼い主さん自身が凄く消極的でしたので 私としても強引に体に接触するのは止めておきました。
    ダニを駆除するのは 犬猫のダニ駆除剤が 恐らくは有効であるだろうとは思いますが ハリネズミに投与したことはないので 効果がどれだけあるのか とか予期せぬ副作用の可能性も 殆ど未知数であることを 飼い主さんに正直に説明しました。犬猫の外用薬を フェレットやモルモットに投与して 同様の効果が得られた経験はありますが フェレットたちは皮膚や毛の生え方が 犬猫と類似していますから 同様の効果が得られることは かなりの確率で予想できました。しかしハリネズミの場合は 毛ではなくて針が皮膚からびっしりと生えているので 皮膚の状況が犬猫とは かなり違う事が予想されます。犬猫同様にスムーズに薬が全身に広がり毛穴に侵入するのかどうか 全く予想できません。
    勿論ハリネズミなどの特殊な動物を専門に診ている病院なら 正確に予測がたつのかもしれませんが 初めてなので正直手探り状態での治療になりますが 勿論飼い主さんの同意を得てから あえてチャレンジしてみることにしました。本日の治療が上手くいけば 私の体験地と知識量が増しますから 今後ハリネズミを治療するときに役立つので 是非上手く治療効果があがって ダニの駆除が上手くいってくれることを期待します。
    あまり臨床経験のない動物の場合 正直不安な気持ちにもなりますが 上手くいけば自分の経験値をあげられますので これからもどんどんチャレンジしていこうと思いました。

  • 8月11日 本日は 孫正義さんが還暦を迎えられました

    孫さんが まさか同い年の方だとは 全然知りませんでした。お名前からして 在日韓国人であったこと 大人になってから日本に帰化されたことや ソフトバンクの社長さんであることぐらいしか知りませんでした。本日ウィキペディアを見て 大まかな人生について 知りましたが 幼少の頃は 差別されていて 凄く貧しい生活をしていたそうですから かなり辛い思いをされたことと思います。
    日本の高校を中退して 単身渡米して アメリカの高校に編入して 飛び級でごく短期間で高校を卒業して アメリカの大学に入学されたのだそうです。語学研修のために 事前に短期留学をしていたとはいえ その語学力や ずば抜けた学力は やはり人生において大成功を収める選ばれた人たちの一員だったからだと思います。大学在学中に自動翻訳機を 家電メーカーに販売して 約一億円もの大金をかせぎ それを元手にアメリカで最初の会社を設立されています。やはり私たち凡人とは 目の付け所も お金の使い道も 根本的に異なるようです。当時は 銀行の金利が大口定期なら五パーセント前後あったはずですから 我々なら大人しく銀行に預金して その利息が年に五百万円にはなりますから それでのんびりと生活していこうと するのではないでしょうか。
    日本に帰国されてからも 積極的に会社経営に取り組まれて あっと言う間に その総資産が二兆円を超える 日本人としては最高のお金持ちになってしまいました。勿論お金持ちが幸せだとは限りませんが お金はないよりはたくさんある方が 間違いなく楽しく生きていけると思います。先日 あるタレントがさんまのテレビ番組の中で 「さんまさんやイチローさんは 天才だから 特に努力や練習をしないでも 素晴らしい結果が残せるのです」と言っていましたが なかなかに的を得た発言だと思います。さっき書いた例え話で もし若くして一億円を稼ぎ出したら 我々凡人は銀行に預ける と言いましたが そもそも凡人の場合 若くして一億円を稼ぎ出す能力さえ持ち合わせていないはずですから その過程自体が無意味なものかもしれません。
    さんまにしても 全く下積みで苦労することなく デビューしたとたんに 凄く人気が出て その状態をほぼ四十年維持しているのです。イチローも 持って生まれた才能を長年にわたって維持するための努力はしているのでしょうし 一流のバッターになるための血のにじむような練習が無かったとは言いません。でもイチローよりもずっとたくさん練習して 芽が出ない選手がプロ野球選手には 山の様にいるはずです。大体プロ野球選手になれる人間自体が 選ばれた人たちなのかもしれません。
    孫さんも 経営者としての才能に恵まれていたから 当たり前のように起業して 上手に経営して その企業を大きく発展させることを ずっと続けていたら いつの間にか総資産が日本で一番になっていたわけで 誰から強制されたわけでもなく 特に頑張ったつもりもなくて ごく自然に生きていたら 現在のような立場におられるのだと思います。こんな経営の天才の人生と 我々凡人のちっぽけな人生を 比較しても落ち込むだけですから 止めておきましょう。凡人は凡人なりのできる努力をして 精一杯生きていくしかないので 私も今目の前にある 自分のできることを 頑張ってこなしながら生きていこうと思います。このブログでは 時々こんな天才を取り上げて 自分と比較して 勝手に落ち込んでしまう事がよくありますが 自分の立場をよくわきまえながら生きていくしかないですよね。 

  • 8月9日 梅田まで 長野県への移住について相談に出かけました

    以前からこのブログで 私は漠然と 仕事をリタイアしてからは 南の島へ移住することを夢見ておりました。しかし 昨年古い友人たちと久しぶりに再会して 食事をしました。その時に 私はリタイアしてから 南の島へすむのと キャンピングカーで日本全国を旅してまわるのが 実現したい夢であることを伝えたら 二つの事は相反することだから 南の島へ移住するのは如何なものかと言うご意見を頂戴しました。
    後になって 一人になって 落ち着いてから じっくりと考えてみると 確かに南の島には 観光で何度か訪れて 将来こんな所でずっと暮らしたい と強く感じたので 取り敢えずは南の島へ移住する事を先に決めてしまってから 後付けでキャンピングカーで日本全国を旅してまわりたい と考えだしたので その流れが矛盾していて 合理性に欠けた判断だったように思います。南の島に住みたいのは 中古で小さなクルーザーを購入して 船舶免許を取得して 自分で運転しながら トローリングでカジキマグロを釣り上げたかったからです。
    所がいろいろと調べてみると クルーザーはそこそこの価格のものを慌てずに丁寧探せば 見つかるとは思いますが その船を港に係留しておくのに 思ったよりもずっと経費が掛かることが分ってきました。それにトローリングをすると 燃料代だけで一日一万円位もかかることが分りました。私と奥様の年金受給額は スズメの涙ですから クルーザーの係留代とその燃料費を蓄えから切り崩すのは 望ましい事ではありません。それとは別にキャンピングカーを本土のどこかに駐車しておく料金もまた 別に発生してしまいます。
    そんな事を考え合わせると どうも南の島へ移住しての生活は あまり合理的ではない事に気づきました。そこで移住先を 本州のどこかに定めて そこを拠点としてキャンピングカーで日本中を旅してまわり 例えば冬の寒い時期だけ 避寒を兼ねて 南の島で例えば貸別荘を二か月ぐらい借りて生活する方が ずっと経済的であり 合理的であることに気づきました。その時にクルーザーを操縦者ごとレンタルして トローリングを思いっきり楽しめばいいのです。幾らそんな豪快な釣りが楽しくでも 数日くり出せば 堪能できるでしょうし かなりの経費が掛かるにしても クルーザーを自分で所有して 係留しておくよりも ずっとずっと安上がりなはずです。
    本州での移住先としては 真っ先に浮かんだのが 私のあこがれの地である北海道でした。しかし北海道はかなり寒いし 冬場は雪に埋もれた生活になることは必然的です。雪に埋もれた生活は 塩野義に勤めていた時代に 石川と富山で一年ずつ過ごしましたが 雪に埋もれる生活に慣れていないので 相当に不自由でした。それと何か月も まともに太陽が出ないお天気の暗い生活には 二度と戻りたくありません。北陸と北海道では 雪の降り方 積もり方にも違いがあるかもしれませんし 何しろ仕事がないので 毎日あくせく雪の中を出掛ける必要はありません。清潔であり暖かで快適な住居さえ確保しておけば それほど雪に埋もれた生活も悪くはないのかもしれません。しかしやはり北海道は北の端っこにあります。
    私は生まれが福岡県で 親戚筋も九州に多いですから 何かあった時の移動が大変になりそうです。それに日本全国を回る旅行の出発点としても 当然望ましい位置にはありません。位置的に本州の中心は 長野県ではないかと思うようになりました。長野県と言えば 一つ目の大学時代の合唱団の夏合宿が何時も信州でありました。爽やかで涼しくて 大自然に囲まれた とても魅力な場所という とても良いイメージがあります。それ以外に長野県を訪れたのは スキーに出かけた時です。スキーは今では 若者にそれほど人気がないのかもしれませんが 当時はスキー場と言うのは非常にお洒落な場所でした。勿論もてない私は 女性との楽しい思い出などは皆無ですが それでもスキーはとても楽しかったので そういう意味でも長野県は魅力の多い県だと思います。
    そんな訳で 長野県への移住を前向きに考えるために 長野県についてインターネットで色んな情報を集め始めました。そこで見つけたのが 長野県大阪移住・交流サポートデスクという移住について いろいろと相談にのってくれる場所です。大阪駅前第一ビルの八階に 長野県の観光事務所みたいなものがあり その中で 相談にのってくれる方がいらっしゃるので 電話で予約してから 訪ねてみました。何時もなら病院から梅田まで約一時間で到着できるのに 夏休みであり お盆休みの少し前だからかもしれませんが道がやたらと混み合って 一時間半以上もかかってしまいましたので 予約の時間を電話で変更してもらい ようやくたどり着きました。
    相手をしてくれたのは 親が長野県生まれで 親戚は長野県に多いのだけれども 本人は大阪生まれの大阪育ちの 三十歳の女性でした。見た目はもっと若く見えましたが よく長野県について勉強されていたみたいで こちらの質問に的確に回答してくださいました。取り敢えず長野県は 大阪府の数倍もある凄く広い県なので中信、北信、東信、南信の四つの地区に分かれていて 雪は当然かもしれませんが 北に位置するところは かなり積もるし 南へ行けばいくほど雪の量が少なくなるのだそうです。
    南に位置する南信地区は 積雪量も少ないし 関西からのアクセスもいいので 関西から移住している方が多い地区だと分りました。私の場合 病気もちなので ある程度しっかりとしたレベルの病院が それほど遠くない位置にあることが 条件になります。そうすると どうしても長野県としては大きな都市 長野市 若しくは松本市の近所が望ましい事になります位置的に松本市の方が南にありますから その近所の自然豊かでのんびりできる町を探してみるのがいいのかもしれない と言う事になりました。
    取り敢えずは 長野県についてのとっかかりが見つかりましたので 少しずつ学んでいこうと思います。それから 長野県と並んで もう一つ候補に挙げているのが 静岡県です。静岡は 北海道とともに憧れのある県です。イメージとしては 温暖で人々がとても優しい方ばかりではないかと思っております。何と言っても深川麻衣さん マイマイの出身地ですから 優しい人ばかりしか住んでいないようなイメージを強く持ってしまいます。信州に比べて 雪の心配は全然ないでしょうし 何といっても富士山を身近に感じられるのが最高です。
    まだ実際に移住するのは 数年先の話ですから 慌てずにじっくりと腰を据えて 後悔しないような移住先を選ぼうと思います。

  • 8月6日 今年二回目の土用の丑の日なのだそうです

    私は昔の暦などには全く興味がありませんので 詳しい事は全然わかりませんが 年によっては 暦の巡り合わせで 土用の丑の日が二回あるのだそうです。土用の丑の日といえば ウナギのかば焼きを食べるのが 定番みたいですが 私はもう長いことウナギのかば焼きを頂いておりません。缶詰のさんまのかば焼きは ちょくちょくいただいております。看護とお鍋で温めて 炊き立ての五あhんに並べて 山椒の粉でもたっぷりとかけたら 勿論 ウナギのかば焼きほどではありませんが 十分に美味しくいただけます。
    岐阜大学に通っていた貧乏学生だった頃には 丼に大盛りのご飯を盛って さんまのかば焼き丼をよく頂いたものです。さんまが無くなったら おつゆのしみこんだご飯に振り掛けをかけて頂けば とても安上がりで 結構お腹が膨れたものです。ウナギのかば焼きなんて高すぎて 決して手が届きませんでしたから 売り場に近づいただけでも 悲しくてとてもひもじい気持ちになるので ウナギを置いてあるコーナーには近づかないように 注意して行動しました。
    開業して 暫くして一人暮らしになった時には さんまのかば焼きが二匹セットで 千円+αで売られている事がよくありました。今考えてみると 安いのには 必ず訳があるはずで 恐らく中国産のウナギのかば焼きだったのだと思います。勿論中国産と表示してあれば どうしょうかと躊躇しますが 当時私はバカだったので 安い=有難い=直ぐに買う という図式で 勿論そんなに大ぶりでは足ませんが そこそこの大きさのウナギを二匹ゲットして 喜び勇んで一つのどんぶりに二段重ねで一匹分を豪快にご飯にのせた うな丼を二つも作り 夢中になって 二杯度も食べたものでした。こんな無茶苦茶な食生活を続けていたから 糖尿病になってしまったのだと思います。
    その後奥様と生活するようになり 一緒に買い物に出かけて「凄く割安の商品は 中国産である場合が多いので 注意した方がいいよ」と教えて頂きました。そういえば 他の商品でも 凄く割安感のあるものは 産地名やメーカー名が 表示されていませんから 中国産らしいことに気づくようになりました。最近は 中国産には ちゃんと中国産と表示されるようになりましたので 分り易くなりましたが 今でも時々 これは安いぞ と感じて 衝動的に購入してしまってから ひょっとした中国産の商品かも と後悔することがあります。私はやっぱり根が貧乏人なので ついついお得感のある価格設定に飛びついてしまう 貧乏人根性が抜けないのだと思います。
    そんな訳で 国産のウナギのかば焼きは 一匹で千円以上するのが当たり前です。別に経済的に購入できない状態ではありませんが どうしても私には 高嶺の花で手が出ません。もしナーちゃんが 傍にいてくれて 気のありそうな態度を取られたとしても 私にとってナーちゃんは 絶対に手の届かない遥かなる高みにいる 女神様のような存在ですから 絶対に自分からアプローチすることは出来ないような感じかもしれません。
    そもそも土用の丑の日にウナギを食べる習慣は 平賀源内が 知り合いのウナギ屋に 夏の時期には特にウナギが売れなくて困っている と相談したので その日がたまたま土用の丑の日だったので 毎年その暦の日には 身体に疲れがたまる時期なので 栄養価の高いウナギを食べて夏を乗り切ろう 等とわざとらしい理由をつけて 売り出すことを勧めたのが 延々と続いて現在に至っているのだそうです。
    大体バレンタインのチョコレートにしても お菓子メーカーがチョコレートの売り上げを伸ばすために バレンタインデーに告白するときには チョコレートを手渡しましょう と提唱したのが 徐々に浸透して 定着してしまったのであり バレンタインデーに女性が告白するときにチョコレートを手渡す習慣は 日本独自の文化のはずです。同様の事は 節分の日に食べる恵方巻きもそうです。この習慣も単に海苔を扱う業者たちが 海苔の消費を促すために 節分の日には 恵方巻きと言っても普通の海苔巻とどう違うのかも知りませんが とにかくそんな巻きずしを食べましょうと 宣伝したのが 徐々に広まり今では全国的に定着しているみたいです。
    日本人は 宗教に対しては 非常に消極的なのに そんな一部の人たちが 自分の利益のために 提唱した全く根拠のないような習慣は 簡単に信用して 信じ込んでしまう 分けの解からない国民性が特徴かもしれませんけれども 私は自分で納得のいかない習慣には なるべく従わないへそ曲がりなので そのような習慣には 殆ど同調しません。そもそもクリスマスイブに食べるケーキにしても 日本では丸いホールケーキが主流ですが 世界的には珍しい習慣なのです。私もクリスマスケーキは食べますが 大抵は二十五日以降に 売れ残って半額ぐらいになった 勿論日にちがたっているので 多少干からびた感はありますが そんな安売りされているケーキを刈ってお腹一杯に食べます。これも糖尿病を悪化させた原因の一つかもしれません。
    まあ 現在はそんなに経済的には苦しくないので 一般的な習慣に従って 時期に応じたものを食するべきかとは思いますが やはり本日売っているウナギは 普段の相場よりも 少なくとも二三割高めの価格設定になっていますので どうしても私には購入する気が起こりません。やっぱり人間の本性と言うものは 多少の豊かさを手に入れた位では 改まらないのでしょうね。宝くじで何億円か手に入れたら 変われるのかもしれませんが 年に一回しか宝くじも買いませんから 殆ど期待できません。
    先日見たテレビで お金持ちにも二種類があるのだそうです。一代にして莫大な富を築いた方は それなりに立派だとは思いますが やはりお金の使い方に 成金趣味が現れるのだそうです。一方先祖代々のお金持ちは 別に自分の才覚で受け継いだ富を築いたわけではありませんから 自分の代でその富をすり減らす事は避けたいので 勿論貧しい暮らしをするわけではないけれども 必要最低限度しか お金を使わないのだそうです。
    まあ私がお金持ちの仲間入りするのは 宝くじで大金をあてた場合しかなさそうですが 現実にはその可能性は殆どゼロですから お金持ちについて考えても無意味でしょうし 体に染みついた貧乏人根性は 恐らく死ぬまで抜け落ちてくれないのでしょうから そこから抜け出そうとする無駄な努力はやめておきましょう。そんなわけで 私も暑さにばててはおりますので あと一週間ぐらいして 価格が落ち着いてからウナギのかば焼きを購入して 元気を取り戻そうと思います。

  • 8月4日 韓国が被爆被害者として アメリカに謝罪と損害賠償を求めるのだそうです

    全く韓国人の厚顔無恥には 中国人もびっくりするかもしれません。客観的に見て 中国人と韓国人の 傍若無人ぶり 我儘放題ぶりは  自己中心ぶりは 五十歩百歩 のように思いますが如何でしょうか。きっかけは オバマ大統領の広島での演説に 謝罪の言葉が無かったからなのだそうです。日本に原爆が投下された時点で 広島 若しくは長崎にいて被爆した韓国人が そこそこいたのだそうです。そいつらが どのような理由で たまたま被爆地にいたのかは知らないけれども 恐らく連中の言う事には 強制的に日本に連れてこられたのだ 等になるのだと思います。韓国において戦時中に日本の影響力が強かったのは 事実でしょうから 連中の言い分もまあ仕方がないのかもしれませんが 景気のいい日本で一旗揚げようと自発的に日本にやってきた輩が 皆無だったとは思いません。
    そもそも日本政府は 韓国人の被爆者に対して 見舞金として一人百万円ほどの現金を渡しているのです。なぜ被爆国である日本が たまたま被爆地におった韓国人に対して 見舞金を払わなければならないのか さっぱり訳が分かりませんし一人百万円と言う金額が 妥当であるのかも全然見当がつきません。兎に角日本は初めて戦争に敗れて 滅茶苦茶弱気になっている時に 恐らく韓国人が強引に そんな自己中心的な要求をねじ込み ゴリ押しを通してしまったのだと思います。幾ら弱気になっているからと言って 何でもかんでも相手のゆうことを無条件に飲んでしまう 情けないこと極まりない体制を作ってしまった日本にも 少なからぬ責任はあるようにもおもいますが。
    とにかく韓国人被爆者は 大きな顔をして アメリカに謝罪と賠償金を求める調停を起こすのだそうです。私は オバマ大統領が 初めて日本の被爆地の象徴原爆ドームの真ん前で行われる式典に 出席した勇気には 拍手を惜しみません。勿論細かい部分では幾つも不満点はありますが 取り敢えず原爆を投下した責任者である アメリカの大統領として 式典に顔を出すというのは 勿論これまでのアメリカ大統領は 誰一人考えたこともなかったと思います。大体アメリカ大統領の訪日なんて 天皇陛下や首相たちが 燕尾服を着用して 最高級のVIP待遇でお出迎えをして 最高のおもてなしをして 取り敢えずは大満足で 笑顔満面でお帰りいただくのが相場なのに オバマ大統領にどれだけ原爆投下した責任や 後悔の気持ち 被爆者に対する謝罪の気持ちがあったのかは 分りませんが あえて自分の意志で針のむしろの上で正座とまではいかないまでも 直立不動の姿勢を見せたのですから 凄く評価できることだと思います。
    そんな寛容なオバマさんの時代に アメリカに対して行動を起こすのなら まだ訳が分からないでもありませんが 「とにかくアメリカが何でもかんでも世界で一番だ」がキャッチフレーズのトランプさんに対して そのような行動を起こしても受け入れられるわけがないし 例え正式に提訴したとしても 門前払いを喰らう事は目に見えています。どうして直接の被害国である日本が 受け入れている事実を韓国人は素直に受け止められないのか 不思議でしょうがありません。
    従軍慰安婦の問題でも同様に不思議さを感じます。戦時下において 他国に軍事力によって支配下に置かれることは 珍しい事ではありません。軍事力によって支配している側が 支配されている側に対して 不当な圧力をかけることは 人間としては甚だ恥ずかしい事ですが 必然的な現象だと思います。支配されている側の女性が軍人たちによって 性的に踏みにじられることは これまでの世界で起こった全ての戦争において 残念ながら必ず起こっていることだと思います。
    敗戦国であった日本人の一般の女性も 少なからず被害に遭っているのです。日本政府としては一般国民を性的な被害から守るために 公営の慰安所を設立しました。そこで働く女性たちも 勿論初めからそのような仕事が待っているとは知らされずに 単にお国の為に役にたてる仕事だと 半分騙されて 集められたのが現実みたいです。恥ずかしながら 男性の性的な欲望は 定期的に発散しないと 暴発してしまうのです。進駐軍の軍人たちは 公営の慰安所が出来てからは そちらへ通うようになり 一般女性の被害者の数はかなり減少したと言われているのだそうです。
    韓国に設けられた従軍慰安婦たちも 似たような存在であったのではないかと思いますが 私の解釈は間違っているのでしょうか。韓国の一般女性を守るために 特定の女性たちを集めて 軍人たちの性欲のはけ口にしたのであれば 勿論そのような制度自体が 平和な世の中では認められませんが 戦時下と言う特殊な状況においては 必要悪だったのではないかと 私は思います。勿論 そのような軍人の性欲のはけ口にされた女性に対しては お詫びの仕様もないぐらいの 迷惑をかけたのでしょうが 似たような出来事は これまでの戦争において必ず起こってきたことだと思います。韓国と言う国が 大嫌いなので その歴史も知りたくもありませんが 過去には 他民族 他国家によって支配されたことは 少なからずあるはずです。
    ただ日本が 戦争に関わることはすべて自分たちに責任があるという考え方を根底に行動するものですから 舐められまくった行動に出られるのです。竹島も尖閣諸島も 公的に認められた正式な日本の領土なのです。韓国や中国が 日本の領土と確定してから 文句を言い始めて 日本が強硬な姿勢で対処しないから 図に乗って厚かましい行動に出ているのです。竹島と言う日本の大事な領土を韓国人たちに散々踏みにじられているのです。自衛隊が軍隊なのかどうかなどどうでもいいけれど 日本を守るための軍備であるのなら ただちに韓国に宣戦布告して勝手に占拠されている竹島を取り戻すような行動に出るべきではないでしょうか。
    このブログでは何度も何度も書きましたが 集団的自衛権を認めるかどうかなんてどうでもいいことについて議論するよりも以前に 独立国には間違いなく認められている個別的自衛権を発動して 日本の領土を占拠して我が物顔でいる韓国に対して キチンとした態度を取ってほしいものですが 無力な私が こんな読んでくださっている方がほんの数人しかいないブログで 声をあげても全く無意味ですね。まあおかげで 分けの解からん政治団体などからの嫌がらせも全然ありませんけれど。

  • 8月3日 久し振りにお昼にお弁当を持って ゴルフ場に出かけました

    ゴルフ場と言うのは 近所の枚方国際ゴルフ倶楽部の事です。入口の道端に見事な桜並木があり 近所の人たちが 毎年桜の時期には お花見に押しかけて大変賑わう場所です。夜はライトアップされますので 大勢の人が集まりまして 夜店の屋台まで出没するぐらいの人出になります。本日は 暑い盛りですし 平日の昼間ですから 人っ子一人いない 静かでのんびりとした駐車場です。勿論ゴルフに来るお客さんの車は そこそこ駐車していますが 乗り降りする人も全然見かけませんでした。
    ここにはもう何度も お弁当を食べに来ていますので おきにいりの 唯一日陰になるベンチが 空いていましたので そこに腰かけました。お弁当は勿論私の手作りですが 午前中の診察時間のすきを見て短時間で簡単に作りました。本当はご飯をおにぎりにしたかったのですが 時間がないのでのり弁にしました。まずはタッパーのそこに薄くご飯を敷き詰めて その上に鰹節に醤油をかけたものを薄くのせていきます。その上に お握り用の味付けのりを 一口大にちぎって敷き詰めました。その上に 更に薄くご飯を並べて ゆかり(しその粉)をご飯の上に振り掛けました。その上にもう一度味付け海苔と一口大にちぎってたっぷりと敷き詰めました。海苔を一口大にちぎっておいた方が食べるときに 海苔だけがペロンとはがれてしまう事が防げるので ひと手間ですが丁寧に扱います。
    お弁当のおかずとしては 必須うアイテムである玉子焼きを これもまた手抜きで作りました。玉子四個を割解して 出汁の素 味醂 出汁しょうゆなどで 味付けをしてから 普段は四角い玉子焼き器で 少しずつ卵を流し込んで 薄焼き卵を巻いて形を整えながら 少しずつ卵焼きを完成させますが 時間がないので 中華鍋に卵を全部流し込んで オムレツを作る要領で 強引に全体を巻き込んでしまって 焼きあがったら 巻きすにのせて 暑いうちに四角く形を整形してしまいました。勿論丁寧に焼いた方が 舌触りが良くて美味しいのですが 時間がないので簡単に仕上げてしまいました。
    それからサラダも作りました。キャベツとキュウリをスライサーで 千切り 薄切りにしました。魚肉ソーセージ を適当な大きさに切って オーブントースターで こんがりと焼き目を付けたものを混ぜ合わせました。彩に粒コーンの缶詰と プチトマトを飾りました。ドレッシングは今ゴマ味のものしかありませんので 患者さんに渡す投薬瓶にタップリと入れました。やはりドレッシングは 食べる直前にかけた方がシャキシャキと美味しく食べられます。更に以前安売りをしていた餃子を冷凍してあったものを オーブントースターでこんがりと焼きました。味ポンとラー油もやはり投薬瓶に詰めました。魔法瓶型の水筒に 冷えた麦茶と氷をたっぷりと入れて 準備完了です。後は出がけに 近所のスーパーによって スナック菓子のコブクロを幾つか おやつとして購入しました。
    お昼十二時過ぎに 午前中の診療が終わりましたので 早速車に乗って出発しました。何時ものベンチに腰掛けた時 当然かもしれませんが そのベンチが一応日陰に位置してはいますが そこそこ温もっていました。ベンチの前は 直ぐに急な斜面になっていて そこにショートコースが広がっています。見晴らしがいいので 霞んでいなければ 京都市街 目立つ建物である京都タワーが 確認できることもありますが 本日は結構霞んでいて見えませんでした。
    お天気は午前中殆ど曇っていましたが お弁当を食べ始めたら しっかりとした日差しが届いていました。ベンチは丁度日陰になっていますし 背中方向から 心地よい風が適度に吹いてくれましたので 大して暑さは感じませんでした。早速お弁当を広げて 奥様とむしゃむしゃ食べ始めました。三十分ほどで チャッチャッと手抜きで作りましたし 材料も有り合せのもので 豪華な食材は全然使っていませんが 緑に囲まれた 見晴らしの良い場所で 自然の風に吹かれながら頂くお弁当は 凄く美味しく感じました、おやつにと買ったお菓子も それなりに美味しかったです。お腹一杯になると眠くなってきましたから 芝生の上に寝っ転がったら 直ぐにそのまま眠ってしまいそうな心地よさでした。
    私たちがお弁当を食べる場所としては 津田山手にある公園の展望台のような場所がありますが そこは一切日よけになる物が無いし 椅子もテーブルも金属製なので 真夏の直射日光に当たると それこそ目玉焼きが焼けそうな位に 熱くなってしまって とても腰かけて弁当を食べるどころではありません。ここの所何度か出かけている京都の精華町にあるけいはんな記念公園は とにかく広いので 必然的に歩く距離が半端じゃありません。いい運動にもなりますが 夏の炎天下に歩くと 熱中症になりそうで心配です。この公園は 有料なのですが その分眺めは好いし 人も少ないので気に入って通っています。
    この公園の楽しみは 池に沢山の鯉がいますので 出かけるときには 賞味期限切れまじかで投げ売りしている食パンを冷凍にしておいたものや 試供品にもらった沢山あるペットフードを持参していって 鯉の餌として与えることが出来る事です。一応建前としては 決まった餌 というか売店で販売してあるものしか与えないような看板はありますが 恐らく売店で販売している餌も ドッグフードの類だと思いますので 特に問題はないでしょう。鯉に餌を与えると 鯉が夢中になって群がって食べてくれますので なんだが自分が偉くなったように気分になるるので 凄く楽しいのです。
    春ごろには 売店でザリガニ釣り用の釣竿を貸し出していましたから 通り道の小川でザリガニが釣れました。貸し出している竿は 五十センチ位の棒の先から糸が結んであって 糸の先にするめのような餌が括りつけてありました。私はそれを見て 針金でできたハンガーをばらして その端っこに糸をくくりつけました。糸の先端位クリップを結び付けて 餌のするめをクリップに挟んで ザリガニ用の釣竿を作りました。元がハンガーなので 折りたためばコンパクトにカバンに収まりますから 便利でした。
    春先は小川のザリガニが潜んでいそうなポイントに餌をつけた糸を垂らすと ほんの二三分でザリガニが何匹もつれました。 勿論子供ではありませんから 持って帰るつもりはありませんので 完全に陸地に吊りあげたら 満足して元のポイントに返してやりましたが 結構童心に帰ることが出来て 楽しかったです。所が水が暖かくなるゴールデンウィーク辺りからは その小川に網を持った子供がじゃぶじゃぶと歩き回りますから 根こそぎザリガニは捕獲されたらしくて 程んどその小川にザリガニの姿は見えなくなってしまいましたので 必然的に私のザリガニ釣りの楽しみもなくなってしまいました。
    そんな訳で けいはんな記念公園は 楽しみが半減しましたし 車で三十分位かかる遠方にありますし 何しろ広いので炎天下にタップリと歩かされますので ここの所どうしても足が遠のいていました。やはり真夏は屋外にはあまり出ないのが賢明なようですが たまには外でお弁当位食べたいので 今後暑い盛りには ゴルフ場のベンチが一番過ごし易いみたいなので こちらを一押しポイントにしようと思いました。 

  • 8月2日 テレビのワイドショーで 明日発表される改造内閣の人事予想を盛んにしていました

    一番印象に残ったのは コメンテーターとして番組に参加していた弁護士の方がつぶやいた素朴な疑問です。「明日になれば 新閣僚は発表されるのに どうして前日にどのポストは誰が有力だ 等と予想する必要があるのでしょう」 全く同感です。番組としては 一応政治ジャーナリストと名乗る輩が登場して えらそうに私見と言うか 自分の勝手な予想を並べているけれども 極妥当な人選で素人でも予想できる場合が多いし 勿論自分勝手な偏見に富んだ理論を披露して突飛な予想をたてる賑やかしみたいな出演者もいます。
    こんな無責任な番組を作っている人たちですから 予想が当たろうと 外れようと 後日になって そんな事を検証するようなことは全然ないし 仮に予想を外しまくっていても 誰から攻められるわけでもありませんから 偉そうに言ったもの勝ちみたいな雰囲気で 好き勝手なコメントを適当に並べているだけのように聞こえます。前日に閣僚人事と言う重大な問題を取り上げて 予想遊びしているだけなのに 視聴者がそんなくだらない企画を喜んでみているから こんな企画がまかり通ってしまうのかもしれません。所詮ワイドショーなんですから 政治についての 一見真面目な企画よりも 何時もの芸能人のスキャンダルや結婚離婚などどうでもいいネタの企画を放送している方が 私にはよっぽど好感が持てますが 如何でしょうか。
    プロ野球のペナントレースが始まる前に 各局とも必ずスポーツキャスターは順位予想を発表させられます。プロ野球に興味のない人たちにとっては 砂をかむように無味乾燥な企画ですが 日本全国に結構沢山いるプロ野球ファンにとっては 結構ワクワクするそれなりに楽しみな企画だと思いますし プロ野球なんて所詮は見世物ですから その結果を占なうのは まあ許せる企画なのかもしれません。現在は 秋になって各キャスターの予想が どれだけ当たっていたのか 若しくは外しまくっていたのか 検証するような えぐい企画の番組までありますから 順位予想はそれなりに意味のある題材の様に思います。しかし 仮にも 日本の行政を担うメンバー構成を 興味本位に取り上げて 普段は芸能人のレベルの低いネタを大げさに取り上げて 騒いでいる顔ぶれが 一応は専門家らしい人物も呼んでいるとは言え ほとんど同じ雰囲気の番組内で取り上げるのは 少なくとも私には不愉快に感じられてしまいます。
    まあ普段は 蔑視していますから殆ど見ないようにしているワイドショーを たまたま自分で勝手に見ておいて それなりに興味をそそられて 結構長時間見てしまった私が文句を言える立場ではないのかもしれません。なんて無意味な企画を放送しているのかと 腹立たしく感じながらも 番組の流れの中で いろんな伏線を張られているので その結末が気になってしまい ついつい終りまで目を引き付けられてしまって 我ながら情けなくなってしまいました。
    そもそも私はテレビの番組と言うのは スポーツ中継 出来たら生放送のもの とドラマや映画と言ったストーリーのある番組 そしてアイドルの出演する歌番組 それにお笑い番組があれば それ以外は必要がないと考えています。スポーツでも見ていてつまらない展開などありますし ドラマや映画にも駄作 見る価値なしと評価してしまう出来の作品も少なくありません。アイドルと言っても勿論私は坂道グループ(乃木坂と 欅坂)にしか興味がありませんが それ以外の歌手の歌も カラオケのレパートリーを増やすために聴いております。やっぱり関西人にとって お笑い番組は必要不可欠なジャンルだと思います。
    私は世の中の情報は 新聞やインターネットで 自分が興味のある 若しくは自分にとって必要と判断した情報だけ 仕入れれば十分と考えていますので テレビでの押しつけがましい情報番組はあまり好きではありません。各テレビ局が こんなにたくさんの情報番組を放送するのは 結局は しっかりとしたMCさえ据えておけば あとは適当にパネラーを並べて置けば 非常に安上がりで 短時間に出来上がり 経費も凄く安くつくからだと思います。その上 結構視聴率が稼げるのでしょうから テレビ局が飛びつくのは仕方の無い事かもしれませんが CSなどで チャンネル数が凄く増えていますから 政治に関するニュースだけ流す局や 経済を中心としたニュースとその解説ばかりを流す局など ニュース番組でもさらに細分化して より専門的な情報までえられる番組を放送してくれることを希望します。
    なんだかんだ言っても 私はテレビっ子ですから 生活の中で テレビの占めるウェイトは結構多いので これからも視聴すべきか否かを キチンと判断して 必要なジャンルの番組だけを 見るように心掛けようと思いました。

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