Dr.喜作のブログ

2017年11月 の記事一覧

  • 11月9日 履けるパンツが 無くなってしまいました

    私は自分の着るものに対して殆ど拘りはありません。一応大人ですし 仕事柄 清潔な服を身に着けようとは心掛けていますが 基本的に窮屈でなければ 構わないという気持ちで その日に着るものを選んでいます。というか暖かい時期は 上半身は下着の半そでシャツにポロシャツの重ね着、下半身はブリーフにジーパンで素足にサンダル履きのパターンしかありません。寒い時期には 上半身にトレーナーを重ね着するだけです。パターンが固定されていますので 洗濯して干して たたんで置いてあるものを 上から順番に手に取って身に着けるだけです。仕事以外で 外出するときなどには トレーナーが無地のものから 柄の入ったものに変化することがある位です。更に冬の寒い時期の外出時には トレーナーの上にジャンパーを羽織る位しか変化がありません。
    以前にも書きましたが 私は下半身の下着は 子供の頃からブリーフだけです。以前に入院した時に 看護婦さんから トランクスタイプの方が寝た状態で履かせたり脱がせたりしやすいので便利だと 奥様が言われたみたいで その時期に何枚か少し大きめサイズのトランクスを購入してくれて 履いて生活した時期がありました。退院してからも 暫くはせっかく購入したのだからと 履いておりましたが やはり長年の習慣で いつの間にかいつものブリーフばかりを履く生活に戻ってしまいました。
    洋服は 特に下着は体と密着していますから どうしても擦り切れていくみたいで 新しいうちはそこそこ厚みがあり 暖かで肌触りもソフトです。所が長い期間履いて 洗濯を繰り返していくうちに 段々と擦り切れてしまって 薄っぺらくなっていきます。更に擦り減っていくと 幾つもの小さな穴が開いてしまいます。普通の感覚の方だと その辺りでその下着の寿命が尽きたと思われて 処分されるのかもしれません。所が私は 根が貧乏人だからだと思いますが パンツの場合 私にとってはパンツとは男性の大事な部分を覆ってくれていて ズボンと直接接触しない状態が維持できるのであれば まだ当分大丈夫だと判断して 平気で履き続けます。
    薄っぺらにすり減って 幾つもの小さな穴が開いてしまっている状態で履き続けると ブリーフは当然更にうすっぺらになりますし 空いている穴の数がどんどん増えていきます。更には空いている穴の大きさがどんどん拡大していきます。うっかりするとそんなブリーフを履くときに 空いている穴に足を突っ込みそうになる位大きくなってしまいます。そうなると さすがに私も限界が来たと判断して 長い事ご苦労さんでした と声をかけながらゴミ箱に放り込みます。
    最近 そういえばお別れしたパンツが続いていたような気はしていました。只パンツの数が減少してきたら 奥様がいつの間にか主に通販だと思いますが 買い足してくださっていました。所が 最近のパンツの数の減少を奥様が把握されていなかったみたいで タンスの引き出しに パンツが並んでいるはずのスペースがガランとしてしまって いつの間にか下着のシャツが食み出してきていました。もう少ししたら旅行に出かけますので 下着のシャツとブリーフを四泊するので四枚ずつビニールの袋に入れて 旅行かばんに詰めようとしたときに ブリーフの数が極端に減少していることに気づきました。
    奥様に 新品のブリーフの買い置きがあるのか尋ねましたら 全然ないと答えられましたので 唖然としてしまいました。普通に生活していたら やはりパンツは無くてはならない必需品です。奥様が慌てて通販で注文しようとしてくれましたが その時に私が以前入院した時に購入したトランクス型のパンツを思い出しました。そこで私の貧乏人根性がまた頭をもたげてきて 注文しようとする奥様にストップをかけてしまいました。
    以前は入院している間 トランクスをすすめられたので 購入しましたが 退院してからの生活では ブリーフがふんだんにある生活に戻ったわけで そうするとどうしても履きなれたブリーフでの生活に戻ってしまいましたが 現在は ブリーフが殆どなくて トランクスを履かざるを得ないような状況なのです。ですから せっかく購入してタンスにしまいっぱなしになっていたトランクス型パンツを有効に活用するチャンスだと前向きに考えることにしました。これからは当分 これらのトランクスを履いて生活していこうと思います。
    そういえば最近は ボクサー型のパンツが 流行しているみたいですが 私にはどうもピンときません。見た目はブリーフとトランクスの中間のような形をしているように思います。今ではボクサー型のパンツが一番人気で 女性受けもいいような評判です。まあ私がナーチャンと一夜を共にできる機会があれば その時には慌ててボクサー型のパンツを買いに行って 履いてみようと思いますが ナーチャンと一夜を共にできることがありえませんから 私がボクサーパンツをはくことも恐らく一生ないように思います。
    こんなジジイがブリーフを履こうがトランクスを履こうが 世の中にとっては本当にどうでもいいことだと分っていながら 本日もダラダラとこのブログに書いてしまいました。こんなくだらない内容のブログを 最後までお読みいただいた方へ お礼の意味を込めて 私の最近の心境の変化を 特別に発表したいと思います。私はこれまで六十年間生きてきて 乃木坂のナーちゃんが一番可愛らしい女の子だと確信しておりましたが どうもこの頃は欅坂のユイポンの方が 可愛いように思えてきました。この極秘情報は 他のページでいずれ発覚するかもしれませんが こんなくだらない内容を最後まで読んだ下さった方への お礼の意味を込めてここで発表します。まあこんなことも 世の中にとってはどうでもいい事でしょうけれどもね。

  • 11月8日 久し振りに交野市にある ワクワクプールに出かけてみました

    今週の金曜日が 自分の検査を受ける病院の日です。前回 担当の先生が変わって診察の最後に体重を質問されました。正直な所 かなりの期間体重計に乗っていなかったので 自分の体重が分りませんでした。でも分らないと答えるのが恥ずかしかったので 適当に「105キロぐらいです。」と答えてしまいました。それで病院に戻って直ぐに思い切って体重計に乗ってみました。何と私の体重は111キロもありました。これでも少し前から減量を決意していましたから 一番重い時期よりは少しは減少しているはずです。しかしやはり体重を毎日量ることによって 自分に言い訳できないようになりますので 取り敢えずは体重を毎朝量り 病院のスケジュールを書き込むためのホワイトボードに記入することにしました。
    これで 自分だけではなくて 奥様にも体重を公開しますから 尚更自分に言い訳をして 食べてしまう事が戒められるようになりました。私の現在の楽しみは 乃木坂や欅坂のテレビ番組をパソコンで鑑賞する事と 食べる事しかありません。でも減量することは 何人もの友人にも 勿論奥様にも宣言しましたから 実現できなくても 誰からも責められることはないように思いますが 自分自身が情けない思いをたっぷりと味わう事になります。
    勿論私が痩せたって 別に誰が喜ぶわけもありませんが 健康で長生きにつながるわけですから 私自身が一番喜ぶべきことになるはずです。人のために頑張るのではなくて 結局は自分の為に努力するのですから 凄く有難い事です。それにお金が殆どかかりません。どうしても外食すると 出費もかさむし 栄養の偏ったカロリーの高い食事になりがちですので 自然と外食する機会が減りました。減量を志してからは 特に鉄分の血液検査の値が低かったこともありますので 鉄分を多く含んだ食材 炒り子とひじきを食べる機会が凄く増えました。ひじきはもともと好物でしたので せっせと食べています。何しろ海藻ですから カロリーが低いし調理が簡単なので 頻繁に大量に作って おなか一杯に食べています。ひじきのおかげで 減量を心掛けていますが それ程空腹感にさいなまれたことはありません。
    前回の診察から約二か月が経ちますが 体重は現在やっと106キロまで減少してきました。しかしここ数日足踏み状態で なかなか後一キロが落ちてくれません。そこでかなり久し振りにプールで泳いで運動して体重を落とそうと考えて 本日プールにやってきたわけです。二時間で600円かかりますが 施設利用料金としては 致し方の無い事でしょう。洗濯機の横の下着などをしまってあるタンスの引き出しを開けて 捜すと水泳パンツとサポーター 帽子とゴーグルと耳栓などが見つかりましたので リュックに詰めて出かけました。
    脱衣場で着替えて早速プールに入りました。まずは水中歩行を何往復かしながら 準備体操代わりに十分体をほぐしました。頃合を見計らって 水中歩行専用のレーンから水泳用のレーンに移動して 泳ぎ始めました。水泳と自転車をこぐことは 体が忘れないのだそうですが 還暦になっても体が勝手に動いてくれて クロールで25メーター泳ぎ切りました。無理をすれば更に泳ぎ続けられますが 年齢を自覚して 直ぐに水中歩行レーンに戻りました。
    また何往復かして 呼吸がが整ったころに再びクロールで25メートルを泳ぎました。私が初めて覚えたのは平泳ぎでした。カエル足でいかに効率よく水をけることが出来るか 試しながら小学生の頃なら 幾らでも泳ぎ続けられました。私の在籍した小学校は 枚方市立開成小学校ですが 情けない話ですけれども三年生までは自前のブールが無かったので 時々よその小学校までプールを借りに出かけていました。四年生になってようやく自分の小学校にもプールが出来ましたので 先生も張り切って水泳を教えてくれたように思います。
    授業で 学校の定めた検定を受けました。四年生の時は 五級の資格がもらえました。泳ぎ方は何でもいいから50メートル泳げればいいのです。私は最初に覚えた平泳ぎで 50メートルを泳ぎ切りました。五年生の時は 三級に受かりました。その年にやっと覚えたクロールで50メートルと背泳で25メートルなんとか泳ぎました。六年生になるとなんと夏休みに 水泳特訓の日が二日間も設定されました。その日は弁当持参で 朝から夕方まで昼に弁当休憩と 体育館でしばらく昼寝をしましたが ずっと泳がされました。
    ただその特訓のおかげで 何とか一級の資格がもらえました。一級になるとかなり厳しい内容になりました。クロールと平泳ぎで200メートルずつ 背泳で100メートル 飛び込みときちんとしたターンが出来るか否か迄判定されました。只一番しんどかったのは潜水で20メートル泳がされるのです。勿論タイムは測りませんから のんびりとゆっくり泳げばいいので 普通の泳ぎは気楽に泳げましたが 潜水は息が続く限りしか泳げませんから 何とか20メートル潜って泳ぐと 酸欠状態になりかけて頭がくらくらしてしまいました。かなりしんどかったけれども 一級の資格がもらえたのは 百数十人いた私の学年で ほんの数人でしたから かなり名誉なことで嬉しかったのを覚えています。
    今年還暦を迎えた私は 勿論小学生の時の様には 泳げません。水中歩行で息を整えて25メートルクロールで泳ぎ切るのが精いっぱいでした。結局二時間で25メートルを十五本ぐらい泳いたと思います。泳いでいないときは ずっと水中歩行をしていましたから 泳いだ距離は知れていますが それなりに運動は出来たと思います。プールから上がって 温水シャワーで体を洗い流してから 服を着て帰りました。病院で体重を量ると 運動した効果が出たみたいで104.5キロまで落ちていました。何とか前回先生に報告した体重にまでは落ちてくれましたので ホッとしました。
    やはり体重を減少させるためには 食事制限だけではなくて 運動も必要であるのがよく分りました。現在の体重は あくまで通過点でありますから この先どんどん体重を落としていくために 気を抜かずに減量に励もうと思います。

  • 11月7日 本日は あられ、おせんべいの日なのだそうです

    あられとおせんべいは原材料が もち米か うるち米つまり普通にご飯として炊くお米なのかという厳密な違いがあるのだそうです。お煎餅と漢字で書くと 餅という漢字が使われていますが もち米ではなくてうるち米が原料なのだそうで 少し不思議に思えます。あられの親戚におかきがありますが この違いは 単に大きさや形によるものなのだそうです。あられの呼び名は 空から降ってくる霰に似て小さな欠片のような形だからだそうです。おかきは平べったくて 何となく四角形を連想してしまいます。お煎餅は私の印象だけなのかもしれませんが なんとなく丸いものが多いのではないでしょうか。
    ちなみに関西では おかき、あられの人気が高く 関東ではお煎餅の方が人気があるのだそうです。お煎餅のルーツとしては 草加せんべいだという説がありますが 真偽のほどは定かではありません。そもそも関西人にしたら 草加せんべいは有名なので勿論聞いたことがありますが 草加と言う土地が何県にあるのかも全然知りません。小林由依ちゃんの出身地 埼玉県なのだそうですが 大体関西人にすれば 埼玉自体が関東のどのあたりに位置するのかさえ あまりピンとこない位です。私は欅坂で一番のお気に入り 小林由依ちゃんの出身地ですから ある程度は分りますが 一般的に関西人にとってみれば 群馬や茨城よりはまだ分かり易いのかな といった程度にしか認識されていないように思います。
    うるち米ともち米では 普通に炊いた場合 かなり食感が異なるように思いますが おかき、あられとお煎餅では 食べた時の食感にそれほど違いを感じません。私が鈍感なので 違いが分からないのかもしれませんが そもそもあられとお煎餅の違いについて わざわざインターネットの質問コーナーで取り上げられているぐらいですから 世の中の人たちでも そんなに両者の違いを実感されている方は多くはないのでしょうか。
    和菓子の材料とされる米粉も 上新粉、白玉粉、餅粉などの種類があります。うるち米を生のまま粉に挽いたのが上新粉なのだそうです。もち米を石うすで水挽きして 沈殿物を乾燥させたのが白玉粉なのだそうです。もち米を生のまま粉に挽いたのが餅粉なのだそうです。材料と製法に違いがありますから 用途も上新粉は歯ごたえが残るので 柏餅やウイロウなどに使用されるのだそうです。白玉粉はなめらかな食感で勿論白玉団子に用いられます。餅粉は求肥に加工されることが多いようです。餅粉を水で溶いて砂糖を加えて練り込んだものだそうで 砂糖を加えているので勿論甘みがある事と 砂糖による保水性の為に冷えても餅のように硬くならないので 和菓子として加工するのに便利な存在として活用されているらしいのです。上新粉、白玉粉 、餅粉は 明らかに用途が異なりますから その違いが分かり易そうですが もち米からできたおかき、あられと うるち米からできたお煎餅は多少は食感の違いが感じられそうな気はしますが うっかりするとその違いに気づかないでいることも多いように思います。
    まあどちらも私にとっては美味しいお菓子ですが もろに炭水化物ですから 直ぐに血糖値を上昇させそうな代物ですから 正直好物ですがなるべく食べないように心掛けております。でも年に一度のおられお煎餅の日ですから 本日位は遠慮なく頂いてしまおうと思います。毎年立冬の日には 暖かい部屋で熱いお茶とともに あられお煎餅を召し上がってください という意味合いで
    全国米菓工業会が1985年に設定したのだそうです。PR不足で 殆ど知られていないように思いますが 私は渋い日本茶を一緒にあられを美味しく頂きます。

  • 11月6日 大原 櫻子と言う歌手を知りました

    彼女の事を知った切っ掛けは テレビのレコーダーのおまかせ録画に カウントダウン番組が四時間半ほども知らないうちに録画されていて その初っ端にピックアップとして録画されていたのが 櫻子ちゃんの新曲として紹介されていたのを見た時でした。先ず見た目が 清楚でかなり可愛らしいので気に入りました。乃木坂の選抜に入っていても不思議が無いぐらいのかなりのレベルの可愛らしさです。歌い始めは 無伴奏いわゆるアカベラでした。正味の歌唱力が現れてしまう場面ですが 声の質は好いし 音程も安定していましたから 安心して聴いていられました。私は歌の下手糞な歌手は たとえアイドルで どんなに可愛らしくても好きにはなりません。乃木坂や欅坂位の人数で歌えば 個々のメンバーにかなりの下手糞が混じっていても それなりに観賞できるぐらいの出来栄えになってしまいます。
    櫻子ちゃん個人として 非常に可愛らしくて 声は好いし 歌も凄くうまいので 先ずは歌手としてとても好きになりました。そして歌っている「さよなら」と言う曲が いきものがかりの水野良樹くんの曲ですから 詩の内容も身近に感じられるし メロディーも非常にチャーミングな曲でしたので 一度聴いただけで 凄く気に入りました。この曲は 間違いなく 練習を重ねて 私のカラオケに行けば必ず歌うリストに入ってくる曲になりそうです。
    そんな訳で 大原櫻子ちゃんと言う 非常に魅力的な歌手を つい最近知りました。念のため一応奥様に確認してみると 奥様は勿論ご存知の存在で NHKの紅白歌合戦にも出演しているぐらいの 一人前の実力と人気を兼ね備えた歌手なのだそうです。世間ではかなり知名度のある 歌手なのに 私は乃木坂と欅坂に夢中で それ以外の歌手への興味が殆どないので その存在さえ恥ずかしながら 全然知りませんでした。まだ二十一歳でほんの四年前に いきなり映画に主演女優としてデビューし バンドのボーカル担当をする役柄だったので そのまま歌手としてもデビューしたのだそうです。
    彼女のデーターを調べてみると かなりの数のシングルCDと二枚のアルバムまで発売されています。恐らく今年のうちにアルバムは二枚とも購入するだろうと思います。「サヨナラ」以外にもいい曲が結構あるみたいなので 恐らくカラオケのレパートリーに加わる曲が 何曲かあるように思います。彼女は主演女優としてデビューするぐらいですから 持って生まれた演技力もありそうですし 歌手としての実力も折り紙つきですが 喋りの方もそこそこにできて オールナイトニッポンのパーソナリティーも立派に勤めているみたいです。まあ超一流のナレーターとして活動する林田尚親さんを父に持つ位ですから 当然なのかもしれません。
    彼女の場合はもともとがサラブレッドの血筋を持っていて その多方面での活躍は それらの才能が順当に開花していっているだけで 当たり前の道を楽々と歩んでいるだけの事かもしれません。それにしても 女の子としては すごく可愛らしいだけで 人生の幸せの半分ぐらいは手にしているのかもしれませんが 櫻子ちゃんの様にその上に 演技力や歌唱力 しゃべくり力まで備わっているのですから コンサートのライブ映像を見ると かなり大きな会場がファンで満員に埋まっていましたが 当然の結果かもしれません。私の様に見てくれは悪いし 頭も一応二つの大学を卒業していますが どちらもそこそこお勉強が出来れば入れる大学ですから 正直大したことはありません。性格もしょっちゅう貶されてばかりいますし 褒められたことは殆どない人間ですから 正直櫻子ちゃんは恨めしいぐらいの存在かもしれませんが 久し振りにできた超お気に入りの芸能人ですから 今後しっかりと応援していこうと思います。

  • 11月5日 コーヒーと紅茶どちらがお好きですか?

    寒くなってきましたので 医局でお湯を沸かして ホットの飲み物をちょくちょくいただくようになりました。日本で一般的な温かい飲み物としては コーヒーと 紅茶を含めたお茶の類に 大別されるのかもしれません。コーヒーとは コーヒー豆をこんがりとローストして ミルで粉に挽いて お湯でその成分を抽出した飲み物です。淹れ方としては 喫茶店でもサイホンを使用している場合と 紙製若しくは布製のこしきを使ってドリップする方法に大別されるようです。私は一時期コーヒーに凝ってみたい時期がありましたので ホームセンターか何かでサイホンを購入して 頻繁にコーヒーを淹れていた時代がありました。違いの分かる男になりたくて 何種類かの豆で 同じように淹れてみて 違いを感じ取ろうとしてみました。
    私は料理に関しては それなりに作る事にも拘りがあるつもりですし 作ってもらって食べる側になっても それなりに違いが分かっているつもりでおります。所がコーヒーの豆の種類による違いには なかなか分かりませんでした。二種類のコーヒーを同時に飲み比べてみると その苦みや酸味の違いを何となく理解できるのですが 単独で種類の分らないコーヒーを淹れてもらって 豆の種類を言い当てることが 何度チャレンジしても 出来ませんでした。そこそこ頑張ってはみたものの 結局違いの分かる男にはなれませんでした。
    なかなかいい結果が出ないうちに いちいちミルで豆をひいて サイホンでコーヒーを淹れて 飲んでからの後片付けなどの手間暇が 段々面倒になってきました。少しずつでも 豆の種類の違いを判別できるようになって来れば その手間暇を面倒とは思わなかったのかもしれませんが 成果の伴わない努力を継続することは難しいみたいで アルコールランプのアルコールが切れたのを一つの切っ掛けとして サイホンは台所の隅っこで埃をかぶるようになってしまいました。
    ミルで自分の手で丁寧に挽いて 挽きたてを直ぐに淹れたコーヒーが インスタントのコーヒーよりはずっと美味しいと言う事は分っていますが 細かい違いの分からない自分が 手間暇かけてコーヒーを淹れているのは 何だか滑稽に思えてきましたので いつの間にかインスタントコーヒーばかりを飲むようになってしまいました。インスタントコーヒーにも 種類や価格にかなり幅があり メーカーやグレードによって そこそこ味が異なります。レギュラーコーヒーの豆の種類の違いは分りませんでしたが インスタントコーヒーの違いは判別できたので 嬉しくて猶更インスタントコーヒーが好きになってしまいました。そんなわけで 現在は医局に三種類ほどのインスタントコーヒーを常備しておいて その時の気分で 種類を選んで愛飲しています。
    お茶については 先ず日本茶ですが これは我が家では昔からかなり贅沢をしてきました。父の母 つまり祖母ちゃんが煎茶道を近所の大学に教えに行く先生の家柄でしたから 祖母ちゃんちに遊びに行くと まず最初にいつもお手前につき合わされました。子供ですからその美味しさ 有難味は理解していませんでしたが 長いこと正座をさせられたので 辛かったことだけよく覚えています。どんな味がしたかといえば 何時も飲んでいる従妹の表現を借りると 「普通のお茶に味の素をたっぷりと振り掛けたような味」なのだそうですが 言われてみると確かにそんな味がしました。
    急須と茶碗でお湯を何度も行ったり来たりして 何を無駄な動きを繰り返しているのかと 思っていましたが 今になって思い返してみるとその動作によってお湯の温度を一番おいしいお茶が淹れられる温度に調節していたのだと思います。それから そのように丁寧に淹れた煎茶の成分としては グルタミン酸やイノシン酸などの旨味成分がたっぷりと入っているのだそうで 味の素をたっぷりと振り掛けたような味 というのは化学的に見ても間違っていない表現だったのかもしれません。そんなわけで父方の実家はお茶の先生の家柄で 日本茶とは縁が深かったようです。
    それから母方の実家が 観光バスが休憩所として使うぐらいに大きなお菓子屋さんでした。家の裏には かなり広い工場も併設されていましたから 主に和菓子を作っていたように記憶しています。結構今では全国的にも有名になってきている八女茶の産地ですから お店の人気商品としては 茶羊羹や茶飴 抹茶カステラなどがありますし 八女茶の詰め合わせも販売しています。ですから母の実家から時々送られてくる小包には 子供の喜びそうなお菓子とともに 上等の日本茶 百グラムが千円以上のものばかりがたっぷりと 届いていましたから 普段からそんな上等のお茶ばかり飲んでいました。近所のおばちゃんが我が家に遊びに来た時に「林さんちの日本茶は凄く美味しい」と喜んでいましたが 当然の事かもしれません。
    そんな訳で日本茶に関してはかなり恵まれた環境で過ごしていたので 普通の方よりも日本茶が好きだったのかもしれません。紅茶は朝食がパンの時に コーヒーにあきた時や たまたまきれていた時に登場する飲み物でした。レモンをわざわざ輪切りにするような習慣はなくて 何時もミルクを垂らしてミルクティーばかり飲んでいました。砂糖をたっぷりと入れて 甘ったるいミルクティーは口当たりが良いので 嫌いではありませんでしたが コーヒーの苦みほどのインパクトはなくて 若干物足りなさを感じていました。
    コーヒー専門店は 割とよく見かけますが 紅茶専門店と言うのは あまり見かけないような気がしていましたので コーヒーの方が奥の深い飲み物かと思っていましたので 何とかコーヒーの違いの分かる男になりたかったのですが 味音痴なのを自覚させられて 諦めました。結構年配になってから 紅茶にもかなり産地によって種類があり それぞれに味も香りも異なることが分ってきました。それに私の大好きなドラマの登場人物「相棒」の右京さんと「メンタリスト」のジェーンさんが 紅茶好きなので 最近は紅茶やハーブティーに興味が湧いてきています。勿論右京さんの紅茶のティーカップへの注ぎ方も真似してみますが 絶対に上手くいきません。
    現在は紅茶も二三種類のティーバックを用意して その時の気分で 飲み分けていますが 紅茶の方が種類 産地による個性が際立っているようで 違いが分かり易いので 安心して楽しんでいます。そんな事で 現在の私はどちらかというと六四位の比率で紅茶を多く飲んでいるように思いますが 勿論コーヒー嫌いになったわけではありません。まあ人間犬好きの人と猫好きの人がいますが どちらもウェルカムの人もいれば どちらかしか受け付けない方もいるのかもしれません。私は犬も猫もどちらも飼ったことがありますし 仕事柄どちらかは苦手なんて言ってられませんから 両方とも可愛く思います。
    関西の方は うどん派が多いのかもしれませんし 全国的に見ても有名なうどんの産地が少なからずあります。蕎麦についても有名な蕎麦どころが沢山ありますから 日本全体としては どちらが優勢なのかわかりません。私はどちらかというと蕎麦の方が好きですが 香川県を旅行した時は 讃岐うどんを何杯も美味しく頂きましたから どちらでもウェウカムです。どちらかしか食べないような意固地な方は少ないのかもしれません。
    コーヒーと紅茶も 別に対立する飲み物ではないので 別に白黒つける気もないし 私はどちらも美味しいと思います。まあ話の種にでもなるかと思って ブログの題材にしてみました。

  • 11月4日 私は 固い食感の食べ物が 好物です。

    母がよく私に言っていたのは 「父が固い食材が大好きだ」と言う事です。私は父の事が 正直あまり好きではありません。自己中心的なので 当然凄く我儘で 90歳にもなるのに 息子の私からのアドバイスにも全然耳を貸しません。この年齢ですから 何時どんなことがあっても不思議ではありませんが 私は仕事がありますから 同居は現実的に無理です。長男としては どこかの施設でお世話になって 残り少ない余生を楽しんでほしいのですが 頑として実家から離れようとはしません。
    父はバブルのはじける少し前に 長年勤めた会社を辞めて のんびりした引退生活を始めました。ですから年金を受け取り始める時期に恵まれたのか勤めていた会社は大したことないのに毎月受け取っている年金の額は かなりの大金みたいです。バブルの時代には 周りの人間と同様に 投資に手を出して はじけた時に多少は痛い目を見たようですが ギャンブル嫌いの私の父ですから それほど大損をすることはなかったみたいです。母が数年前に亡くなり 病院から車で十数分位の所にある実家で一人暮らしを始めました。父も私と同様に割と若い頃から心臓を患っていましたので 何とか80歳までは生きて欲しいものだと思っておりましたが まさか90歳まで頑張れるとは思っていませんでした。
    勿論 時々急に具合が悪くなって倒れたり 体調を大きく崩して入院したりはしていますが 辛うじて一人暮らしを続けています。私は長男として一応責任を感じていますが 自分の病院がありますので 同居は出来ませんし 妹も近所に嫁いでいますが やはり自営業者で かなり忙しく頑張っておりますので それ程こまめに面倒は見てやれません。身内がそれなりの事情があって 側についてやれないので 金銭的にはかなり余裕がありますから それなりの施設に入ってくれることを勧めてみましたが 承諾しません。
    一度は頑張って説得して 何とかその気になったみたいで そちらの施設を下見させたところ 施設の側の方からも喜んで受け入れてくださると返事を頂き 父の方もしぶしぶ施設に入ることを承諾したような返事をしました。所が入所間際になって そこの施設は入浴時間が制限されているので 風呂に入りたいときに入れないので嫌だ 等と 子供のような我儘を言い出して結局はそれなりの手続きまで完了していたのに お断りすることになりました。父の本音は 好きな時に好きなだけ酒が飲めないことが 本当の理由のようにも思いましたが あまり問い詰めても 腹立たしくて父親ですがどつきまわしたくなるので 止めておきました。
    それ以来必要最低限の時にしか実家に帰らなくなりましたし 連絡も極力取らないようにしました。そんな困り果てた存在の父と私は 奥様に言わせると 典型的な似た者親子 瓜二つなのだそうです。確かに私も言いたい放題の生活ですし 我儘放題の暮らしぶりであることは このブログを読んで頂いている方ならよくお分かりだと思います。しかし食べ物の好みまで似ているとは 思いませんでした。母がよく言っていたのですが 父は年齢の割に歯が丈夫なのもあってか 固い食材 つまりゴボウやレンコン 筍などが大好物なのです。お正月の煮物 我が家ではがめ煮と言っていましたが そのがめ煮にもゴボウやレンコン筍などがどっざりと入っていましたので 父はそれらを齧りながら嬉しそうに酒を飲んで正月を楽しんでいました。
    私が全く酒が飲めないので そこの所は似ても似つきませんが やはり私もゴボウ、レンコン 筍等の入った煮物が大好物なのです。本日のお昼に私が昨日作った高野豆腐の煮物の残り汁をお鍋に発見した奥様が 鶏肉とゴボウ レンコン 蒟蒻等の有り合わせで 煮物を作ってくれました。これにサトイモ 人参 椎茸でも入っていれば お正月のがめ煮になりますが 非常に美味しかったです。凄く美味しかったので あっと言う間に半分ほど食べてしまい 残りは明日の楽しみにとっておこうと 冷蔵庫にしまいかけたのですが あまりに美味しかったのでついつい全部食べてしまいました。食材としては 鶏肉 ゴボウ レンコン蒟蒻等の低カロリーな物ばかりの煮物ですから 血糖値をあまりあげないであろう有難い料理なのですが あまりに美味しく感じて沢山の量を食べてしまいましたから これではなかなか体重現象につながりません。奥様があまりに美味しい煮物を作るからいけないのだ 等と責任転嫁するところも我儘放題の父とそっくりなのかもしれません。
    子供の頃は 正月のお重に入った料理では煮物よりも 海老や卵焼き きんとん黒豆などが好物でしたが この歳になると美味しいがめ煮さえたっぷりとあれば 正月料理としては それだけで大満足なので おせち料理としてたくさんつくってくれるように 奥様にかなり早い目に予約を入れてしまいました。私は父とは 子供の頃から反発することが多くて よく引っ叩かれた思い出が多いのですが 結局は似たような性格だったので 父も私に反発する気持ちを感じていたのかもしれません。一番反発する相手と どうしてもそっくりになってしまうのは 親子だから致し方の無い事かもしれませんが 奥様ににやにやしながら指摘されると やっぱり非常に腹が立ってしまいます。父の母は百歳以上まで行きましたし 父も九十歳になって 未だ元気そうですから 私も長生きするところまで似てくれたら嬉しいのですが そんなに都合よくはいかないのかもしれません。健康にだけは注意して 元気で少しでも長生きを目指して頑張りますので よろしくお願い致します。

  • 11月3日 高齢者の免許返納をもっと積極的にやるべきではないでしょうか

    日本では自動車の普通免許を取得できるのは十八歳以上という年齢制限があります。十八歳以上であれば 免許を取得するのに特に上限は設けられていないのだそうです。一定の年齢以上のものにしか 運転免許を与えないのであれば やはりある程度の年齢以上のものから 免許を返還させることを強制的に実施することも必要なのではないでしょうか。最近特に老人の引き起こす重大な交通事故が増えているように感じます。ニュースで犯罪が報道されるときに 納得がいかないのが 例え殺人などの重大な犯罪であっても 犯人が一定以上のレベルの病気であるばあいには その責任が問われないケースがある と言う事です。同様に事故を引き起こした老人が認知症と診断された場合には やはり責任が問われないのでしょうか。
    犯罪の被害者の立場にしてみれば 犯人がたとえ病気であって 判断力が通常の人間よりも劣っていたからと言って 受けた肉体的 そして精神的なダメージは 全く違いなど無いように思います。どうして犯人の判断力の優劣で 責任が問われない場合があるのか 私にはさっぱり理解できません。老人の引き起こした事故であろうと 若者の無謀な運転によっておこされた事故であろうと 被害者の痛みは全く同等のはずです。なのにもし老人が認知症であることで 起こした事故の責任追及の手が緩むことは 少なくとも私は間違っているように思います。
    普段の日常生活していくうえで 車が必要不可欠な環境があるのかもしれませんから いきなり一定の年齢になれば 強制的に運転免許の返還を求めるのは 確かに不合理があるのかもしれません。しかしある程度の猶予期間を設けて その年月が経過してからは 強制返還を執行すべきだと思います。そこそこの長さの猶予期間があれば その間に車が無くても生活に支障がないような準備が出来るのではないでしょうか。偉そうなことを書いている私も 老後は相当な田舎の かなり不便な場所での生活を望んでいます。不便であればあるほど 車に依存することは多くなるのかもしれませんが 強制返還の時期が迫ってきたら 車が運転できなくても 困らないような生活サイクルを 予め自主的に確立しておけば済む事だし それを義務付けられれば誰にでも可能な事の様に思います。
    私自身が幾つまで生きられるか自信がありませんが 現在の所75歳に一つの区切りがあるのですから いずれは75歳になったら 運転免許は一括して返還することに決めてしまえば 少なくとも老人による事故の危険性は かなり減少して 安全に生活できるようになるのではないでしょうか。私自身 還暦を迎えたばかりの現在でも 奥様からはボケジジイと呼ばれていますし、記憶力や瞬時の判断力の低下を 日常生活で自覚させられることは しばしばありますから 遅くとも十五年後にひょっとしたらもっと早い時期に そんな規則が定められていなくても 運転免許を返還しているのかもしれません。
    現在の所の決まりごととしては 75歳以上のドライバーの認知機能検査を強化した改正道路交通法が今年3月に施行されたのだそうです。とは言っても強化されただけですから この検査も受検を強制するものではないようです。自発的に検査を受けた人は ある程度自覚と車を公道で運転することに対しての 責任感があるから検査を受けたのだと思いますから 検査を受けなかった老人の方が より認知症によって 危険な運転をしてしまう可能性は高いように思いますが 如何でしょうか。
    施行されて約半年で、111万7876人が検査を受け「認知症の恐れがある」と判定された人は3万170人もおられたのだそうです。勿論この段階で 引っ掛かった人は認知症の可能性があるだけですから より精密な検査が必要でしょうが そこから先はもっと時間もかかるでしょうし 勿論費用も掛かるのかもしれません。そもそも最初の検査に強制力がないのですから その先のもっとめんどくさそうな検査を受ける事にも勿論強制力はないのだと思います。最終的に認知症であると判断されて運転免許の取り消し・停止になった人はたったの697人なのだそうです。
    車が現代人の足代わりになってから 相当な年月が経っていますが 車が走る凶器となってからの歴史も同等に存在しているはずです。私の身近な存在で 交通事故により甚大な被害を受けた人間はいませんが 交通事故死他意は日常茶飯事です。何時自分が被害者になるかわからないので 少しでも危険な要素は積極的に排除しておくべきだと思いますが このような考え方は一方的すぎるのでしょうか。世界で日本ほど治安が良くて 安心して暮らせる国はないとよく言われますが より安心 安全な国になるためには 思い切って免許の強制返還をルール化してほしいものだと 私は思います。

  • 11月2日 証券会社の営業に来られたお姉さんからお手紙を頂戴しました

    先日 お昼の十二時過ぎ 病院を閉めようかと思っていたころに 若くてきれいなお姉さんが尋ねてきました。名刺を渡されて 証券会社の外回りのものですがご挨拶に伺いました との事でした。これがオッサンなら 名刺を受け取っただけでお帰り願ったのですが かなりのチャーミングな女性だったし 挨拶するときの喋り方にも知性が感じられて 好感を持ったので 話を聞いてみることにしました。証券会社の仕事と言えば 株の売り買いをすすめに来たのかと思っていましたが 私はハイリスクハイリターンの 株の売買については バブルの時代に 父親が具体的な金額は知りませんが かなりの損害を被っているらしいので 全く興味がありません。
    私の人生で ギャンブルに関わったのは 一つ目の大学時代に暇つぶしにパチンコを少しだけやった位のものです。勿論あっさりと負けることも少なくないし たまに多少勝ったとしてもチョコレートを賞品としてもらって 合唱団の女の子に配るぐらいのものでした。競馬などのいわゆるギャンブルには 一切手を出したことがありません。宝くじはたまに買いますが 宝くじをギャンブルとは言いませんよね。そんなわけで 多少は現金を蓄えているものとしては リスクが無くて 少しでも見返りの多い物が無いかとは思いますが まあタンス預金でもしていて 盗難にあったり火事で燃えてしまうのも馬鹿らしいので 銀行を貯金箱代わりに考えて お金を寝かせていました。
    私が子供の頃には お年玉などの現金を銀行に預ければ 定期預金にすれば 極普通に三~四パーセントの利息がついたものです。所が 現在銀行の定期預金の利息は かなりの長期のものでも0.01パーセントしかつきません。バブルの時代は 特殊な時代と理解していますが 大口定期で預金すれば 最高十パーセントの利息がついた時代もありましたから 現在とは天国と地獄のような違いです。そんな中で 奥様が見つけてくださった農協の商品が 現在としては奇跡的な位の高い利息がつくものでした。それで これまで銀行に寝かせていた預金をかき集めて その商品にまとめて預けることにしました。
    従って 現在はあまり自由になるお金が無い事を その女の子に説明しました。それであっさりと諦めて帰るのかと思っていましたが なかなかの粘り腰で 食い下がってくるのです。これが見た目のいい女性でなければ 「しつこいぞ はよ帰れ」と怒鳴り散らしていたのかもしれませんが 何しろ私好みのいい女だったので もう少し話を聞こうかと思ってしまいました。但し その日は歯医者さんの予約が入っていて 歩いて二三分の近所の歯医者さんですが 十二時半には到着しておかなければならなかったので 申し訳ない気持ちはありましたが お帰りいただきました。
    その女性から 今夜お電話御頂きました。手紙を出したのですが 読んで頂けましたか という質問に あまりこまめにポストを覗かないのでまだ見ていないと答えると 是非お読み下さいとのことでした。それからその電話での第一声が 喜作さん と声をかけられたみたいでしたが 私は殆ど初対面の人間から 大学時代のニックネームで呼び掛けられるなどと思っていませんでしたので 反応できませんでしたが 恐らくこのブログを読んでくれたみたいで 電話を切ってから 彼女からの手紙を見ると 何とその宛名も 喜作先生 となっていましたので驚きました。よく喜作先生等と言う宛名で無事に届いたものです。
    その手紙には 筆ペンらしき筆記用具で 丁寧に最初の訪問時の対応のお礼や 次回の訪問の予告などが 細やかな心遣いの文面で表現されていました。その女の子はナーちゃんと同じ23歳なのだそうですが 言葉遣いがきちんとしていて 文章でも正確な敬語での表現が出来ていましたから つけ刃ではない 上品で美しい日本語が 身についているのだと思います。電話で話した時に 年利一パーセントに匹敵する商品があるので 是非紹介したいとのことでした。私としては 次回の訪問も彼女一人で来てほしいのですが こちらの突っ込ん商品に対する質問に 即答できる自信が無いので 次回の訪問は先輩と同行するような話でした。
    私としては 次回の訪問も こちらからの質問に的確な回答が直ぐにできなくてもいいので 一人だけで訪問してほしいと思っております。田中さんはとても優しい女性みたいなので もしこのブログを読んで頂けたら 是非単独での訪問をお願いします。多少受け答えに困ってしまっても その一寸困った顔がまたたまらなくチャーミングだと思いますので 何とかこちらの気持ちをくんで頂いて 一人での訪問をよろしくお願い致します。

  • 11月1日 ドラマの「孤独のグルメ」と「深夜食堂」にはまっています

    私の前々回の血液検査で 鉄分不足が発覚して 貧血と診断されてしまいました。私は若い頃から肥満体系で 血圧が高めでしたから 貧血とは全く無縁の人間だと思っておりました。献血できるときには 少しでも血を抜いてもらった方が血圧が幾らかでも下がってくれるかと考えておりました。所が 私の場合は どうやら血液の量は多いのだけれども その中身が薄いので 貧血を示す値が高いのだろうと 先生に言われてしまいました。人間的に中身が薄い事は自覚しておりましたが まさか血液まで薄く出来ていたのには 正直驚きました。
    その対策として 先ずは鉄なべを購入して頻繁に調理に使用するようにしました。鉄なべを調理に使う事がどれくらいの鉄分補給につながるのかわかりませんが まあ普通のフライパンよりは気持ちだけでも補給出来ているのかなと思います。それから鉄分が豊富な食材として いりこやひじきをどっさりと購入して せっせと食べるように心掛けています。ただいりこは 食材としてはあまりたくさん食べられるものではありません。ひじきは好物だし 海藻だからカロリーも低いので ダイエットにも適しているし 調理も簡単だから 相当沢山いただいてはおりますが 殆んどそのままの形で排泄されているみたいで あまり鉄分の補給に役立っているわけではなさそうです。
    そんなことで 市販されている鉄分補給の薬に一時的にでも 頼ってみることにしました。市販されている薬なんて 大した効果は期待できない事は分っていますが 藁にもすがる思いで 薬局で購入してしまいました。結構な価格がしたので インターネットでの購入を考えて調べてみました。アマゾンの通販サイトで鉄分補給役を購入すると 近所の薬局で購入するよりもかなり安く購入できそうです。プライム会員になると 更にお安くなるし 翌日には届くのだそうで 会員になることにしました。会費が月に400円かかるのだそうですが 月に一回買い物をすればすぐに元が取れそうな料金です。
    プライム会員になると 買い物が安くなり直ぐに届くだけではなくて 相当数のテレビ番組や映画が見放題の特典がついています。他にも特典があるのかもしれませんが 細かい事は確認していません。ただそのテレビ番組見放題が 結構有難くて 診察が暇な時間には 何時も好きなドラマを見て過ごしています。特にお気に入りなのが 「孤独のグルメ」と「深夜食堂」です。「深夜食堂」はまだそれなりに心に染み入るストーリーが描かれていますが「孤独のグルメ」は下戸の主人公井之頭五郎が 個人で輸入雑貨を扱っている会社の営業活動で外出していて 昼ご飯を飛び込みで入ったお店で食べる姿が描かれているだけのドラマです。
    ひたすらオッサンが飯を食って 喜んでいる姿だけが描かれているドラマと言っていいものかどうかさえ疑問の番組です 私も全くお酒が飲めないので 凄く親近感を感じてしまいます。どんな美味しい料理でも 私と同様にご飯のおかずとして頂いてしまいいますが 番組の最後にいつもそのお店を原作者が 実際に訪ねての映像が流れます。原作者の久住さんはかなりのお酒好きみたいで いつもお酒のお友として 美味しい料理に舌鼓を打っていますが そんな呑兵衛の作者が どうして主人公を全く酒の飲めない下戸として設定しているのか 凄く不思議に思います。 
    松重さん演じる井之頭五郎は お酒が飲めないだけに 番組の前半で 結構甘いものを喜んで食べています。いいおっさんが 甘いものを美味しそうに食べている姿は あまり見栄えの良いものではないのかもしれませんけれど やはり甘い物好きですが 糖尿病の為 甘いものを辛抱している私には 羨ましい限りです。炭水化物などもなるべく我慢するようにしておりますので 五郎さんが 細身の割には結構大食漢の設定みたいで いろんな料理をお腹いっぱいに食べて 満足している姿を見るだけで 私もその満腹感を御裾分けしてもらっているみたいで 見ていて凄く楽しいのかもしれません。
    私の人生は 大学を二つも卒業しましたから 普通の人よりも相当に回り道してしまいました。それなりに苦労も多い目にしてきたように感じていましたが この前参加した同窓会で 学生時代に 優しく話を聞いてくれた女性の先輩に 勿論苦労自慢をするつもりはありませんが 普通の人よりもかなり遠回りした人生だと思っていましたので  近況報告をするときに 結構苦労してしまいました と何気なく話を切り出したら 苦労していない人なんてだれ一人いないのよ とぴしゃっと言われてしまい かなりへこんでしまいました。深夜食堂という 夜の十二時に開店して翌朝七時ごろまで営業するお店に集まるお客さんたちを描いた「深夜食堂」と言うドラマの登場人物は みんなそれなりに人に理解してもらえない苦しみや悲しみを抱えていますので 思わず引きつけられてしまいます。
    勿論人生順風満帆の方も多少はいらっしゃるのかもしれませんが 人に言えない苦労を抱えている人たちの日常を淡々と描いているドラマなので そんなに盛り上がったり 感動するわけではないけれども 結構人気があるので 長年放送されているのだと思います。うちの近所にそのようなお店があったら 是非訪ねてみたいものです。だいぶ前にみたドキュメンタリーで 実際にこのドラマの設定の様な食堂が紹介されていましたが 凄くインパクトがあり かなりの反響もあったみたいで それをヒントにこんな設定のドラマが企画されたのかもしれません。
    主役の小林さんといい 松重さんといい ゴールデンに放送するドラマでは あまり主役を演じられることはないけれども 渋いわき役として いい味を出しておられる俳優さんが じっくりと腰を据えて取り組んでおられる 質のいいドラマなので 今後もずっと放送が続くことを期待しております。