Dr.喜作のブログ

2018年7月 の記事一覧

  • 7月11日 現在使用している携帯電話が 寿命を迎えたのかもしれません

    私は そもそも携帯電話なんて言う代物が嫌いです。誰だって 電話に出たくない気分の時や 電話に出ている場合ではない状況なんてちょくちょくあるように思います。固定電話しかなかった時代は出たくなければ 電話の傍にいなかったから と言う言い訳が通用したのに 携帯電話では 原則として居留守が使えません。勿論居留守が使えないから携帯電話が嫌いなわけではありませんが 何となく守りたいプライバシーがおかされているような気がするのです。
    それでも携帯電話を契約して 使用しているのは 外出中に病院に電話がかかってきたときに 転送して電話を受けるための 持ち運べる子機として使用しているに過ぎません。ですから私の現在使用している携帯電話は 勿論いわゆるガラケイ それもお年寄り向けの一番シンプルな機能しかついていない機種です。更に メールが使えるような契約をしていませんから 本当に通話しかできません。一応カメラとしての機能などがあるみたいですが 使い方を知らないし 使うつもりもありません。そんな訳で 仕事を辞めたら 携帯電話を持たない生活になるだろうと思います。
    現在使用している携帯電話は 既に使用を始めて十年以上が過ぎています。携帯電話も電化製品の一種ですから 勿論寿命があるでしょうし みんなそこそこ使ったら機種変更していくことを想定して作られていると思いますから よく十年以上も頑張ってくれたものだと思います。最近 しっかりと充電しているはずなのに 急にパワーが無くなり うんともすんとも動かなくなってしまいます。充電だけに問題があるのなら バッテリーを交換すればいいのかもしれませんが 恐らく十年以上も前の それもお年寄り向けのシンプル機能しかついていない機種のバッテリーが新たに手に入るとは思えません。それにバッテリー以外の部分も どっち道賞味期限切れ間近の状態に達しているであろうと 思われます。
    私は現在往診車として スズキのアルト と言う軽自動車の中でも一番の安物の車に乗っています。往診車ですから 病院の一番大きなケージがのせられれば 取り敢えず大型犬を運ぶことが出来ますから 後部座席を倒して荷台を広げられる車なら何でもいいし 小回りが利いて そこそこ燃費が良ければ十分だと判断している野が選んだ理由です。まあこの車で旅行の時には ディズニーランドや長野県まで出かけていますから 小さいけれども 十分に自動車としての働きはしてくれています。何とかこの車で 仕事を終える日まで頑張ってもらおうと思っております。
    携帯電話を買い替えるにしても いい機会だから スマホに乗り換えればいいのかもしれませんが 私は入手可能であれば これまでと同様のシンプル機能のガラケイで十分だと思っております。スマホの方が 沢山機能が搭載されていて 使い勝手がいいのかもしれませんが 私が携帯電話に求める機能は 転送されてきた電話をしっかりと受けられて 会話が出来れば それ以上の機能を望む気持ちはありません。友達も少ないので ラインの仲間に加えてもらえる機会もないように思います。私が子供の頃には 携帯電話なんて影も形もなかったようなものですから 別に携帯電話がない生活でも 殆ど不自由さを感じないと思います。
    全く興味がないので 料金的にガラケイと スマホでどれくらいの違いがあるのかさえ全然知りません。ゲームは好きでパソコンでは暇な時には遊んでいますが 別にスマホでゲームをしてみたいとは思いません。元々興味がないので その便利さについての情報も殆ど入って来ないからかもしれませんが その有難味を知らないで 損しているのかもしれませんけれど 別にこの方面で損をしていたとしても 殆ど悔しくありません。食わず嫌いみたいなところもあるのかもしれませんが 現在でもガラケイで一番操作がシンプルなものがあれば そちらを購入することになると思います。
    パソコンを使っての メールのやり取りも 以前は出来ていませんでしたが 最近では 非常に有難い便利な通信方法だと思います。意固地にならずに スマホに乗り換えるべきかもしれませんが 一歩踏み出す勇気がないだけかもしれません。まあ 携帯電話やさんに出かけて 奇麗なお姉さんに上手に勧められたら 簡単に心変わりするかもしれませんが まあその辺は流れに身を任せましょう。今どきガラケイを持っていることが全然恥ずかしいと感じないこと自体が問題なのかもしれません。スマホを使ってみてその有難味が分るようなら 私の人生が大きく進歩したことになるのかもしれませんから どのような結末になるのか楽しみにして 携帯電話やさんに行ってみようと思います。

  • 7月10日 先日預かった カラスが元気に旅立っていきました。

    数日前に夜病院を閉める少し前に電話がかかってきて 樟葉駅にいるのだけれども 怪我しているらしいカラスを保護したのだけれども 治療してもらえますか と問い合わせがありました。当院としては 野生の動物を保護して連れてこられた場合 原則として治療費の実費を連れてこられた方に負担して頂き 傷口の消毒や投薬はやはり連れてこられた方に面倒をみて頂く事を 了解していただけるなら 治療させて頂いております。
    連れてこられた方は女性が二人でした、一人は守口 もう一人は門真とかなり遠方にお住まいの方たちで 樟葉駅を利用していて結構人通りのある駅の改札口近くで見つけて 心配で放っておけなくて保護したのだそうです。周囲には結構人間が集まっていましたが みんなカラスの写真をおもしろがって撮影するばかりで 写真を撮ると満足して立ち去る人ばかりだったのだそうです。近所の病院から順番に連絡を取っていったみたいですが みんな断られて 枚方市でも一番遠いかもしれないうちの病院に辿り着いたのだそうです。
    当院ではつい先日も交通事故に遭ったタヌキを 手術して何とか元気になってもらって 自然に帰ってもらいましたが 今回もまだ巣立ったばかりで産毛が残っているような状態の若いカラスを連れてこられてしまいました。女性のお一人は 動物を一切受け付けてくれない家族なので 自宅に連れ帰るのは無理のようだし、もう一人のお宅は猫をいっぱい飼っているので やはり自宅に連れ帰れないという事なので 暫く病院で預かって 治療して元気になったら 旅立ってもらうしかなさそうです。
    カラスとしては 成鳥の半分ぐらいの体重しかない 本当にまだ幼くて おそらく巣立ったばかりなのに 上手く飛べなくてたまたま駅の建物内に迷い込んでしまい 衰弱してしまったみたいです。丁寧に体中を診察しましたが 外傷らしいものはありませんでした。すぐにペースト状のドッグフードの缶詰を与えてみましたが 興味は示しますが 食べてくれません。診察しているうちに 糞をしましたが かなりの下痢便で 体力とともに水分も失って 余計に衰弱しているみたいでした。猫用のミルクで作った 流動食を口に流し込んでみました。甘くて口当たりが良いので 暫くは機嫌よく呑み込んでいましたが 暫くしてせっかく飲み込んだものを 嘔吐してしまいました。
    下痢に嘔吐が重なり 脱水症状がひどいので 取り敢えず制吐剤や整腸剤を点滴に混ぜて 投与してみました。翌朝には 大分食欲が戻ってくれたので 消化のいい食物に整腸剤などを混入して与えると もりもりと食べて 体力もかなり回復してくれました。連れてこられた方の一人が 心配して夕方様子を見に来られましたが かなり元気になっている様子を確認されて 安心してお帰りいただきました。その後二日間ほど面倒をみて すっかり元気になったみたいですし 野生の動物ですから あまり人間と濃厚な接触を持つことは望ましくないので 本日近所の大きな公園に連れて行き飛び立たせました。一度ぐらいはこちらを振り向いてくれるのかと思って見送りましたが それこそ一目散で飛んで行ってしまったので チョッピリ寂しい気持ちになりました。まあうちの病院を信頼して預けて頂いたのですから 責任が果たせてホッとしました。何とかこれからは無事に成長して 寿命を全うしてほしいものです。

  • 7月9日 心臓の悪い犬が 来院する前に亡くなったそうです

    昨夜十一時ごろに電話がかかってきて 飼っている犬が夕方まで元気だったのが 急にぐったりしているので診て欲しいとのことでした。年齢や病歴を尋ねると 結構な高齢で 病歴として一年ほど前に心臓が悪い言われたことがある と言っていました。どのような治療をしているのかと聞いたら 犬が心臓を悪くしたのは その子の運命だから仕方ないと考えているので 何も治療をしていないという話でした。ここまで話を聞いて 飼っている犬を大切にしている気持が感じられなかったので 診察をお断りしようかと思いましたが 電話から犬のハーハーぜーぜーの辛そうな気配が伝わってきたので すぐに来院してもらう事にしました。
    三十分ほど時間が経過してから またその飼い主から 電話がかかってきました。よくある話が 様子を見ていたら落ち着いたので 来院するのをやめておく と言う話です。こちらとしては 夜中にわざわざ病院を開けて 急患を迎える準備をして待っているのですから 診察をキャンセルするなら キャンセル料を請求したくなります。以前はダメもとで 一応キャンセル料を請求してみましたが 一度も受け取れたことはないので もう諦めました。
    キャンセル料を払わない輩の言い分は殆ど決まっています。電話をかけた時に キャンセル料を取られるとは聞いていないのだから 払わなければならない理由はない と言うのです。こちらも 最初からキャンセルされることを 想定して受け答えしていませんから 勿論キャンセル料の話なんかしません。但しその時にしんさつをして 治療をしたときに その費用を請求するとも言っていないのですから 治療費を取られるなんて話していないからと 治療費も踏み倒すつもりなのでしょうか。まあ一月に十件ぐらい時間外に診察して お若い方の月収位は稼がせてもらっていますから そんな不愉快な思いをするのも 仕事のうちと諦めてしまいました。
    昨夜の二回目の電話は さっきから呼吸をしていないので 死んでしまったのか と質問されたのですが 診察してみないと正確な事は 分らないと答えましたが 泣き出してしまって まともに話のできない状態でした。正直な気持ち 来院しないのであれば 亡くなった犬が可哀想には思いますが 当院と関わり合いのない話なので 簡単にお悔やみを言ってさっさと電話を切りました。まだ電話をかけてくるだけましな方かもしれません。
    ちょっと前には 同様の事があり 遅くとも三十分で来院できるはずの所から 一時間以上たっても来院しないので 痺れを切らして電話をこちらからかけたら 犬は死んでしまったので 葬式をどうやればいいのか調べている所だという事でした。診察を頼んでいるのだから せめて犬が死んだことを連絡するのは そちらの義務ではないのかと言うと こっちは犬が死んでしまってそれどころではないと 言われてしまい 呆れ果てて 諦めてしまい 何も文句を言わずに電話を切りました。世の中には こんな非常識な人間が 結構ゴロゴロいるのですから まだ電話をかけてきただけ ましな方の飼い主だと思います、
    それにしても 数時間前まで普通の状態である犬が急死するぐらいですから 一年前に心臓が悪いと指摘された時にも 相当ひどい状態だったのだと思います。大雨がやっとあがったと思ったら 急激に暑くなってきましたから 特に心臓の悪い犬にとっては 大きなストレスになっていたはずです。飼い主の話を 私は大体話半分で聞いていますので ついさっきからぐったりしているという話でしたが 心臓の治療を一年間もほったらかしにしていた飼い主さんですから 結構前からぐったりしていたのだろうと思います。もう少し早くに治療しようと飼い主さんが決意していれば 治療をしたからと言って寿命が伸びたかどうかは分りませんが せめて死ぬ間際がどんな具合だったのかだけでも確認は出来たように思います。
    いつも思うのですが 人間も生まれる家を選べないように 最初から決まった家族と暮さなければなりません。犬にも 飼い主さんを選ぶ機会は与えられません。大切に飼ってくれる飼い主さんと巡り合えれば 幸せな人生が送れるのでしょうが 愛情の薄い飼い主さんにあたってしまうと 長生きするのも難しいのかもしれません。本日亡くなった子は そこそこ高齢でしたから 最後は治療してもらえなかったけれど まあ幸せだったのかもしれません。
    とは言え この飼い主さんだって もし自分の心臓が悪くて治療を勧められていたら ほったらかしにはしていなかったのではないでしょうか。勿論飼い主さんのペットなのですから どの様におうのかについて 文句をつける気持ちはありませんが 心臓がかなり悪くて 治療をせずにほったらかしにしておいて 急死したからと言って さも大切に飼っていたかのように号泣されても 私の心には全く響きません。今更涙を流すのなら どうして生前に治療をしてあげなかったのか と考えてしまうからです。何事も後悔は先にたちませんから あとでなく位なら 早目に行動して頂きたいものだと思いました。

  • 7月8日 本日は 語呂合わせで 質屋の日なのだそうです

    質屋さんと言うお店があることは 昔からドラマなどで見かけていましたから 知ってはいました。只 私の実家でも 子供だから知らなかっただけなのかもしれませんが 利用したことはないと思います。父はさして大きくも有名でもないけれども 堅実な会社をきちんと勤め上げましたから 勿論贅沢とは縁遠い生活でしたが 母が家計のやりくりで苦労している姿を見た覚えはありません。私自身としても
    正直親の援助を受けずに岐阜大学に通っていたころは かなりの貧乏暮らしをしていましたが、質屋さんを利用することはありませんでした。
    まあ質屋さんを利用しようにも 預かってもらえるような 価値の高いものを所有していませんでしたから 利用できなかったのが 正直な現状かもしれません。なにしろ 六年間のうち半分ぐらいは テレビも持っていませんでしたし 下宿に風呂が無くて 銭湯通いの生活でした。それまでの生活は 大学を卒業するまで実家から通っていましたから殆ど不自由のない生活でしたし 塩野義製薬での短いサラリーマン時代は かなりの高給取りでしたから 一人暮らしでも凄く余裕のある生活でした。 
    本当にお金がなくて苦労したのは 岐阜大学に通っていたころだけかもしれません。逆に この貧乏を恐らく後にも先にもここだけだろうから 楽しんでやろうという気持ちになっていました。大学のサンドイッチ屋さんのお姉さんと仲良くなって 食パンのへたと言うか端っこの部分をまとめてもらえるように お願いしました。食パンの端っこの部分は 中身の白い部分よりも充実しているので三枚も食べればお腹が満足してくれます。パンに塗るのは 最初はマヨネーズを使っていましたが 生協の食堂に置いてある サラダのドレッシングをコッソリと持って帰り代用していました。
    私は このパンのヘタを貰って主食にしていることが うれしくて大学の友人にウッカリ話してしまいました。学生なんて みんなそこそこ貧しくて腹ペコであることを忘れていました。友人に話してから一週間もしないうちに 何時ものサンドイッチ屋さんに行ってみると 私以外にも貰いに来る人が何人もいて 今日はもうないという事でした。友人に話したことを後悔しましたが 遅すぎました。私にとってありがたい話は 誰にとっても美味しい話なのですから うっかり口に出さないようにしなければならない事を学びました。
    私は子供の頃から 還暦を過ぎた今でもカレーが大好きです。親から時々米だけ送られてきたので 白ご飯にカレーをかければ私にとっては取り敢えずのご馳走です。但しお金がないので 牛肉を買う余裕がないので もっと安いものでなんとか代用できないかと いろいろ工夫してみました。シーチキンにマヨネーズをかけたおかずは 当時凄く美味しく感じましたので カレーにも入れてみましたが 歯ごたえが全然ないし 生臭さがどうしても消えませんでした。当時やはりおかずの主役として頑張っていたフィッシュソーセージでも試してみました。大きめのサイコロ状に切って フライパンで表面をかなりこんがりと焼いてカレーに投入してみました。
    フィッシュソーセージは そのままマヨネーズをかけて食べても 美味しいし ひと手間かけてフライパンでこんがりと焼いて 塩コショーで味つけするとさらにおいしくなりました。当時の私としては コンガリ焼いたソーセージは かなりのご馳走なのですが 残念ながら カレーに入れても やっぱり牛肉の代用品には なりませんでした。関東の方は カレーに豚肉を使われるみたいですが 私は関西人なので ポークカレーと言うのは 認めたくありません。上手に調理すれば勿論ポークカレーも美味しいのでしょうが やはりビーフの美味しさには遠く及ばないように思います。
    大好物のカレーですから いろいろと工夫して 代用品を見つけようとしてみましたが 結局は上手くいきませんでした。授業で牛の解剖をしたときに 骨格筋は最初にその形状を観察したら 持ち帰りを希望する学生に分け与えられます。ひれやロース と言った美味しい部分は 先生たちが持って帰りますが モモ肉の二~三キロの塊を簡単にもらえますので たっぷりと牛肉の入ったカレーを大量に作って クラスの友人たちに振る舞ったことを覚えています。カレーは一番の好物ですから 一番の得意料理でもあり みんなが喜んでくれました。やっぱり牛肉がたっぷり入ったカレーはだれが作っても美味しいのかもしれません。
    下宿に風呂がついていない時代は 毎日銭湯に通う余裕がなかったので 朝大きな鍋にお湯を沸かして タオルを浸して体を拭きました。大学の体育館の更衣室に水しか出ないシャワーがありましたので 夏場は コッソリと利用していましたが やはり夏場でも水のシャワーは辛かったです。勿論毎日風呂に入りたかったけれど とにかく銭湯の料金が確か三百円位でしたから 三百円あれば 大学の食堂でお腹いっぱいになれましたので どうしても食費に回ってしまいました。
    質屋さんの話をするつもりでしたが いつの間にか岐阜大時代の 貧乏自慢ばかりしております。まあこれからも私の生活に質屋さんが登場することはなさそうなので 致し方ないのかもしれません。聞くところによると 現在の質屋さんは 生活に困った方が 何か価値のあるものを持ち込んでお金を借りていくために利用されるよりも 女性が男性からプレゼントされたブランド品などを換金するのによく利用されているのだそうです。私は女性にブランド品なんてプレゼントしたことがありませんから そういう意味でも知らないうちに質屋さんを利用されたことはなさそうです。

  • 7月7日 七夕の日ですが 大雨が予想されていますから 祭りどころではないのかもしれません。

    西日本の各地で 大雨による被害が 甚大になってきているみたいです。枚方は つい先日の地震では 幾らか被害を受けていますが 今回の大雨の被害は それ程の事はなさそうで ホッとしています。まだこの後も降り続きそうですから 安心している場合ではないのかもしれませんが。本日は七夕の日ですから 近所の機物神社では 一年で一番賑わうメインイベントである七夕祭りの日のはずです。私も何度か 病院を閉めてから 奥様と二人で 出かけてみました。笹に願い事をつるす年齢でもないので 簡単に神社にお参りして あとはズラッと並んだ屋台を見て回ります。焼きそばや焼きトウモロコシなどを食べます。奥様は何故かリンゴ飴が好きで よく買っては食べておられますが 私は如何にも人口着色料のどぎつい色をした飴を食べようとは思いません。適当に屋台を見て回って帰りますが 高校生ぐらいの女の子が浴衣姿で 大勢やってくるので その姿を眺めたくて出かけているようなものです。
    そんな七夕祭りですが 天候的にも雨がそこそこ降っているし 全国的に大雨の被害がかなり出ている時に のんびりお祭りをしていてもいいものなのか と言った雰囲気もありますから 今年も無事に開催されたのでしょうか。それとも自粛するような形になったのでしょうか。私は枚方自体に大した被害が出ていませんから 年に一度のお祭りを自粛してしまう必要はないように思いますが 現在はもっともらしいけれど 本質の理解していない意見がささやかれると それに同調する馬鹿が一杯いて すぐにネットが炎上している等と大騒ぎになります。別にネットで幾ら炎上しようと 関係者が無視してしまって気にしなければいいだけの事ですから ネットでの噂などと言うどうでもいいものに配慮して判断はしてほしくありません。
    それにしても 最近の自然災害による被害は 昔に比べて規模が大きくなっているように思います。昔に比べて インフラストラクチャーの整備は当然進んでいるはずです。その各方面の技術も進歩しているはずですから 災害に対しての被害を小さくする技術が 向上しているはずなのに どうして年々 自然災害による被害が拡大してきているように感じるのでしょうか。例えば河川が大水で氾濫した場合 その川の護岸工事は かなりの大水を想定してそれに耐えられるような工事がなされているのではないでしょうか。河川が氾濫してしまって 浸水した地域では 浸水に耐えられるような水道管やガス管を整備されているのではないでしょうか。それとも 地球の温暖化の影響なのかどうかは知りませんが 台風や大雨の程度が想定を超えてしまって 災害に耐えられるはずの整備では不十分だったという事なのでしょうか。
    まあ無知な私には 難しい問題は分りませんが 現実に死亡者もそこかしこで いらっしゃるみたいだし 土石流などで家はおろか殆ど全ての財産を失ってしまっておられる方も少なくないようです。私がもし ほんの一瞬で 自分がこれまで築いてきた大切なものを失ってしまったら 生きていく元気をなくしてへたり込んでしまいそうに思います。まあ私の場合 奥様が傍で ニコニコ笑顔でいてくれたら 何とかなりそうには思いますけれど。 
    私の人生は これまでもそこそこ山あり谷ありだったと思いますけれども 現在の所 奥様と言う最良と思えるバートナーが見つかり それなりにやりがいを感じられる仕事に就けているのですから そこそこ順調と言えるのかもしれません。皆人生いいこと悪いこと平均的に起こるのでしょうから これから結構ヘビーな不幸に見舞われるかもしれません。これから私がする大きな決断は 引退してから 何処に移住するかだと思います。慌てないで ジックリと腰を据えて 考えていくつもりです。現在の所 長野県の伊那谷地方が有力候補です。この辺りは長野県にしては雪が少ないだそうだし 冬は確かに気温が低そうですが 夏にはクーラーが必要ないぐらいに涼しいというのが魅力です。出来たら 暑いうちに訪ねてみて その涼しさを実感しておきたいのですが やはり暑い時期に病院をお休みするのは難しいかもしれません。まあ気温だけなら ネットで調べられますので 後は向こうの知り合いに連絡して その涼しさを確認しようと思います。
    長野県は 近所が山だらけですが 地震の心配はそれほどなさそうですし 勿論津波の心配も全くありません。まだ慌てる必要はないので 納得のいくまで慎重に判断して決めようと思っています。移住先の選択を間違えるのが 私の今後としては一番大きな失敗になりますので ここでミスをしないようにしたいです。まあ繰り返しますが 何処に移住したって 奥様が笑顔で傍にいてくれたら 私は仕合わせを感じられると思いますから 今後そんなに不幸な目には合わないように思います。とは言え奥様が傍にいてくれたら という条件付きなので 奥様に捨てられないように 大切にしていこうと思っております。

  • 7月6日 「終わった人」と言う映画を観てきました。

    「終わった人」と言うのは サラリーマンを勤め上げて 無事に定年を迎えた人を主人公として その悲哀をコミカルに描かれている映画です。私も還暦を通り越しましたから サラリーマンを大人しく勤めあげていたなら 定年を迎えていたのではないのでしょうか。サラリーマンの場合 勿論業種や勤める会社によって そしてもちろん本人の働き具合によって お給料は千差万別でしょう。税金も天引きされてしまいますから 誤魔化しようがありません。その他に 保険料や年金代などどんどん天引きされていきますから 手取りで受け取れる金額はかなり目減りしていましたから 給料のいい製薬業界でしたが 結構がっくりきていました。
    でも サラリーマンを勤め上げると かなり高額の厚生年金を死ぬまで受け取れますから 今になってみると羨ましい限りです。私の受け取れる年金は 殆ど国民年金だけで かけた年月も多くありませんから ほんのお小遣い程度しか受け取れません。塩野義製薬 と言う誰でも知っている大きくて立派な会社に勤めていましたから そりゃあ勤め上げる苦労は並大抵ではなかったでしょうが 安定しているし 問題でも起こさなければ かなりのお給料を確実にもらえるのですから 悪い身分ではないように思います。
    先日の高校の同窓会で たまたま同じクラスに 塩野義製薬の同じ部署に入社した友人がいましたので 話を聞いて凄く感心したし 厳しい会社を勤め上げていた彼に 改めて尊敬の念を強く感じました。最初は製薬会社の営業ですから 当然外回り つまり病院を回って自分所の薬を使ってもらうための働きかけが 仕事です。私が配属された部署は 関西東海北陸地方の 大学病院及び大病院を専門に回るところでした。私は 最初の赴任地が金澤でしたから 当然金沢大学を担当しました。
    塩野義と言う会社では ドクターとどの様な会話をしたのかを 一字一句もらさないで報告書にまとめて 提出しなければなりませんでした、私は最初の頃には 正直に正確にドクターとの会話を文章にして報告していましたが 上司との面接のときにその書類を提出すると 上司は不機嫌で 注意と言うかお小言ばかりを頂戴しておりました。私は 二三年先輩にあたる人に相談した所 その報告書は正直な会話を再現するのではなくて 理想的なドクターとの言葉のやり取りを書けばいいんだよと教わりました。
    私は驚きましたが アドバイス通りに 模範解答的な報告書を書き上げて 提出した所 上司はご機嫌で 初めて褒めてもらえました。現実とは異なっていても 何時も理想的なドクターとのやり取りを頭に描いておけば 何時かそんな理想的な会話が出来るようになるんだよ と言われ その場では何となく納得できたような気がしました。しかしその後は 嘘に嘘を重ねたような北酷暑を毎回提出することに嫌気がさしてきました。報告書では凄く好意的な発言をしてくれるドクターに 冷たい言葉を浴びせられた時など もうそんな病院にでかけたくなくなってしまいました。
    そんな事は 仕事をこなしていくうえでは どんな業種 職種であれ あるに決まっているのだと思いますが まだ二十代の若造だった私は とてもこんな仕事一生続けてはいけないと考えるようになり 子供のころからあこがれていて 一旦は諦めた仕事 動物病院の先生にもう一度チャレンジしてみようと考えるに至ったので 会社を辞めました。塩野義を勤め上げた友人も 勿論似たような悩みは抱えていたのでしょうが 私よりも大人だったみたいで 上手に仕事のストレスをコントロールして乗り切ってきたみたいです。
    さて映画の主人公は 会社を辞めてから 特に再就職も目指していなくて のんびりと過ごそうとしたのですが 時間を持て余して スポーツジムに通うようになり そこで知り合った若者の会社を手伝うようになりました。その若社長が急死して 社長に就任するところ辺りがリアリティに欠けるのですが その会社が倒産してしまい その負債の一部を 背負わされることになり 円満だった夫婦の危機になったりしてしまいます。最後は地元に帰り 小さな組織の事務仕事を手伝う事で落ち着いて 何とか夫婦の危機も無事に乗り越えて めでたしめでたし と言うお話しでした。
    結局は 定年を迎えても 何かしら仕事をしていないと 時間を持て余してしまうのが 長年サラリーマンを勤め上げた人に染みついてしまった習性なのかもしれないと思いました。私の一つ目の大学の同期の連中も 皆定年を迎える前から 再就職先を準備して 殆ど間を開けずに働き続けています。十分な退職金をもらい たっぷりとした厚生年金をもらえることが約束されているのですから 退職したらその日から 思い切りのんびりしたらいいのに と私は思ってしまいます。
    但し 現在は年金を受け取れるのが65歳からなので 年金を受け取れるまで 退職金を食いつぶすのが嫌なのかもしれませんが 取り敢えずは年金が受け取れるようになるまでのつもりで 働き続けるのが当たり前なのだそうです。まあサラリーマンと言うのは 何とか毎日会社に出かけて 大きなミスでもしでかさなければ そんなに頑張らなくても お給料が保障されている羨ましいご身分ですから 定期的に年金を受け取れるようになるまで サラリーマンを続けたいという気持ちが分らないでもありません。
    でも私は自営業ですから 患者さんが来てくれなければ 一円も収入がありません。どんなにこちらがやる気満々で 準備して待ち構えていても 患者さんが来院してもらえなければ 働けないのです。逆に 今日はもう十分に働いたので あとはゆっくりと休もうと思っている時間帯に 急患の電話が入ると 勿論結構な収入にもなりますので 喜んで対応することが多いです。兎に角私の仕事は 完全に他力本願で 仕事の量も 収入の金額も千差万別なのです。まあだから 朝病院のシャッターを開けるときに ワクワク感が味わえるのですが 待てど暮らせど患者さんが来てくれないと 待ちくたびれた上に 全くの無収入に終わってしまう事も 少なからずあるのです。
    そんな不安定な仕事を 三十年近くもやってきていますから 定期的に決まった金額のお給料を受け取れるサライーマンさんたちとは 仕事やお金に対する感覚が大きく異なっても致し方がないのかもしれません。それに自営業ですから 自分の意思で仕事を辞める時を決められますから 心の準備や 経済的な面での準備が キチンと出来てから仕事を辞めますので その翌日から 目一杯残りの人生を楽しむ計画が目白押しで 退屈を持て余すような心配は全くありません。
    どちらの生き方の方が 幸せなのか分りませんが 私は私の生き方を通すしかありませんので 恐らく私が終わった人になるのは 体が動かなくなって 楽しみたい事を楽しめなくなってしまった日の事だと思います。その日を少しでも先送りするために 健康には注意して元気で長生きできるように 努力しようと思います。

  • 7月5日 私は 全く経験がありませんが 災害による避難について考えてみました

    自治体から住民に出される避難についての通達には 三種類あるのだそうです。災害による危険度の違いによって「避難準備・高齢者等避難開始」と「避難勧告」「避難指示」の三段階があるのだそうです。危険度が一番低い段階が 「避難準備」だそうです。事態の推移によっては「避難勧告」や「避難指示」の発令を行うことが予想されるため、避難の準備を呼びかけるものです。つまり非難を必要とする事態になるかもしれないので 心の準備と 持ち出すものを用意しておきましょう と言った意味合いのようです。そして 要援護者など、避難に時間を要する人は避難を開始する方がいいでしょう と解釈しておけばよいのだそうです。
    「避難勧告」は 災害による被害が予想され、人的被害が発生する可能性が高まった場合に発せられるもので、居住者に立ち退きを勧め促します。常識的にはこの段階で 非難を始めた方が安心だという事でしょう。勧告を受けたら 面倒ではありますが 早目に避難して 避難所の落ち着けそうな場所を早目に確保するのが得策かもしれません。私にも災害を受けた人たちのお役にたちたい気持ちはありますが 実際に現場を訪ねて 働くボランティア活動には参加したことが無くて もっぱら寄付金を贈らせて頂くという形で終わっております。私の様な 普段から体を動かしていない年寄りは 現場に出かけても大して役に立たないだろうと 自分に言い訳をしております。
    「避難指示」と言うのは災害が発生する可能性が大きくなり、人的被害の危険性が非常に高まった場合に発せられるもので、「避難勧告」よりも拘束力が強くなります。災害のニュースを見て 時々気になるのが 非難行動が遅れて 多数の人間の手を煩わせている人が少なからずいる事です、大雨が降っていたら 川や用水路など水の近くに行くことが 危険であることなど子供でも分かるはずなのに 結構なお年寄りなどが 流されてしまって その捜索などで 非常に周囲の人間に迷惑をかけるようなことは とても恥ずかしい事だと思います。用水路などの状態に関心があるのは分りますが もっと大人としての自覚ある行動をとってほしいように思います。
    私が災害で不自由な思いをした思い出と言えば まだ九州にいた頃ですから 幼稚園に通っていたころに 福岡市内の団地に住んでいたのですが 断水してしまって 給水車が近所に来るので 水をもらうために大きなお鍋を持って 行列に並んでいる母の姿を何となく覚えているぐらいです。小学生になって やはり団地に住んでいたころに 台風が来るとちょくちょく停電してしまいましたのでろうそくを灯して 薄暗い中で晩御飯を食べたり 風呂に入ったのが印象的でした。昔は 台風が来ると ちょくちょく停電していましたから ろうそくや懐中電灯がよく活躍していました。
    私は枚方、交野で 小中高と一つ目の大学時代をすごしましたが 台風の時の暫くの停電位しか 自然災害の影響を受けたことがありません。たまたまこの地域が 自然災害によるダメージをほとんど受けずに生きてこれたことは かなりラッキーな事だと考えるべきかもしれません。サラリーマン時代には北陸で 二つ目の大学時代は岐阜で 過ごしましたが そちらでも殆ど何にも被害は受けませんでした。この地に開業してから 二十数年が経ちますが やはり地震で 多少の揺れは感知しましたが 被害らしい被害は受けていません。今年還暦を通過してしまいましたが その間日本の各地で 相当に深刻な被害がそこかしこで起こっていますから その幸運に感謝すべきでしょう。
    私は 利己的で我儘な人間ですから もしも避難所でしばらくの間でも生活するとしたら 勿論周囲の人間に少なからぬ迷惑をかけるでしょうし 自分自身が相当なストレスで病気にでもなってしまって 更にご迷惑をかけてしまいそうで心配です。東日本の大きな地震の時や 熊本の地震 規模こそ小さかったですが 高槻で最近起こった地震と やはり日本と言う国では この自然災害とは無縁では生きていけないのかもしれませんが 殆ど痛い目にあっていないので 自分の幸運に放蕩に感謝すべきだと思います。
    もうすぐ大きな台風が近づいていますから 大雨による災害が心配されていますが 自分にできる対策をきちんと立てて 何とか無事にやり過ごしたいと考えております。

  • 7月4日 文部科学省の役人が 息子を東京医大に不正入学させるために 便宜を図ったのだそうです

    そもそも文部科学省とは 教育の振興および生涯学習の推進を中核とした豊かな人間性を備えた創造的な人材の育成、学術、スポーツおよび文化の振興並びに科学技術の総合的な振興を図るとともに、宗教に関する行政事務を適切に行うことを任務とするお役所なのだそうです。不正入学 所謂裏口入学なんて どんな職業の家庭の子供であっても 許されるものではありませんが 文科省と言う教育が適切に行われる事を任務とする役所に勤めている父親が しでかした事件だけに 本人の責任も凄く重いでしょうし 文科省の信用とこれまでに積み上げてきた実績を崩壊させるに足る凶悪な犯罪だと思います。
    私は裏口入学なんて しようと思ったこともないし 私の父親もそんな事を考えたことなど全くなかったと断言できます。大体かなりの大金を元手として必要である犯罪には 我が家は手を染めたくたって 経済的な理由で不可能です。父親は二流の中小企業の役員でしたが 大学が望むような見返りを提供する権力は 全く持ち合わせていませんでした。そんな極一般庶民の家庭で生まれ育ちましたから 不正をしてまで分不相応な大学に 入学しよう させようなどと言う発想が全くありませんでした。
    今回の事件の発端 と言うか言いだしっぺは誰だったのでしょうか。父親が自分のもっている権限を 手土産に大学側に息子を不正に入学させることを要求したのでしょうか。それとも大学側が 文科省の役人の息子が自分とこの大学を受験する事を事前に察知して 話を持ちかけたのでしょうか。現実的に考えて 数千人いる受験生の家庭環境まで細かくチェックなど出来る訳がないし よしんば文科省の大きな権限を持っている役人の息子が受験することを事前に察知できたとしても その息子の学力が 不正をしなくても合格できるレベルなのか ギリギリの当落線上にいるのか 全く可能性がないぐらいのレベルなのか 知るすべはないでしょうから 大学側から 受験生の親にアプローチすることはありえないように思えます。
    だとしたら日本の教育をつかさどるべき役所の それも大学が不正をしてでも息子の入学を認めたくなる位の大きな権限を持った 要するにかなりのお偉いさんの方から 大学側に裏口入学を持ちかけたと考えるのが妥当でしょう。勿論自分の息子にお前は不正に入学させてもらったという事実を 告げる筈はありませんが 本人が己の学力は一番わかっているでしょうし 模擬試験などの合否判定から 合格できる可能性はかなり低いはずであることは自覚していたでしょう。本番の試験のでき自体もさほど良かった手ごたえは感じていなかったでしょうから 意外にも合格できたことを不思議には思ったでしょうが まさか自分の親が不正入学に手を染めるなどとは考えたくないでしょうから 運が良かった位に感じていたのかもしれません。
    ですから この事件が発覚して一番愕然としたのは 息子だったのではないでしょうか。父親は自らの意思で 不正入学を大学側に働きかけて行ったのでしょうから 最悪の場合発覚して 全てを失う事も覚悟していたのかもしれませんが 何も知らなかった息子も ひょっとしたら被害者と言えるのかもしれません。父親の本名が報道されていますから その息子についても学内で簡単に特定されてしまうのでしょうから 当然ながら大学に顔を出したりできる訳がありません。ご近所さんも周知の事実ですから ご家族もウッカリ買い物にも出られないような状態になっているのかもしれません。
    一番悪いのは 不正入学を求めて働きかけた父親でしょうが 見返りの魅力に負けて 不正入学をさせてしまった大学の罪も重いでしょう。一事が万事で これまでにも少なからず不正入学が行われていたのではないか とあらぬ疑いを受けてしまいます。患者は医者を信用して身を任せるのに その医者が信用できるのかどうか疑問を持たれた時点で 大きな損失に値するでしょう。何よりも 真面目に勉強して 正当に受験して合格した学生たちを愚弄してしまったことになるとおもいます。日大アメフト部の一件の様に 一度落ちてしまった信用を取り戻すのは 容易な事ではないはずです。
    大体 入学試験にきちんと合格できる学力のないものを入学させたって 医学部の授業はそのボリュームもあるし 質も高いので 恐らくは落ちこぼれてしまう事になると思います。まあ国家試験位は それに向けての対策を立てていれば 何とか合格できるかもしれませんが 一人前の医者として 実践的に使える知識と技術を身につけるのは 並大抵の事ではありません。ですからお医者さんは高収入を得られるのです。知識も技術もないのに 臨床の現場に立てば すぐに馬脚を現して やぶ医者のレッテルが張られてしまいますから 惨めな将来しか待っていません。
    役人や政治家と言うのは 私たち一般庶民が 己の利益だけを追求しているのに対して 公の為に働いていることを常に自覚して頂きたいと思います。政治家や公務員を志す方は 人々の為に役にたちたくてその職業を目指されたのだと思います。私利私欲の塊である私の選択肢に 政治家はともかく 公務員を目指す気持ちも欠片も持ち合わせておりませんでした。初めてその仕事を志した時の 純粋でまっすぐな気持ちを 難しい事ですが持ち続けて頂きたいと思います。

  • 7月3日 立ち飲み居酒屋さんが好調なようです

    私は全くの下戸で お酒に全く興味がありませんが 食いしん坊なので 酒の肴 と言うかおつまみの料理には 非常に興味があります。以前は おつまみ料理の種類が豊富な 総合居酒屋さんが好調だった時代もあったのだそうですが、現在は チューハイやビール、ハイボールなどが二百円前後のお手ごろ価格なので お酒を二三杯と やはり二百円前後の料理を二三品頼んで 千円位の予算で チョイ飲みをして短時間でさっと切り上げるような飲み方をされる方が増えているので 腰を据えてしまうお店よりも 立ち飲み居酒屋の方にお客さんが集まっているのだそうです。
    私は全く飲めないので 奥様は以前は多少は飲めない事もなかったみたいですが 私につきあってソフトドリンクばかり飲んでいるうちに お酒を飲みたい気持ちがなくなってしまったみたいです。先日奥さんと二人で 摂生生活に入る前の最後の晩餐に 凄く幅広い料理を提供してくれる居酒屋さんが 二時間食べ放題 飲み放題で幾ら と言うコースが設定してありましたので 試しに出かけてみました。料理として頼んだのは サラダから始まり お刺身や焼き鳥の盛り合わせ 唐揚げにサイコロステーキ 薬味のたっぷり載った冷奴 ソーセージとベーコンの盛り合わせ ジャガイモのチーズ焼き 焼きナスに茄子の田楽、天麩羅の盛り合わせ、麻婆豆腐などなど和洋中取り混ぜて タップリと頼み 残すのが嫌いな二人でしたから 全て奇麗に平らげました。勿論デザートもかなり充実していましたので 当分甘いものとは縁を切る生活が始まりますので ある程度セーブしながらも 美味しく頂きました。
    そこそこの料金設定ですから お酒を飲まないと損した気分になりそうでしたが ソフトドリンクも生絞り系のジュースが充実していましたから それらを何度もお代りして十分に元が取れたように思います。枚方市駅の出口から 歩いて五分以上かかるので それ程立地条件は良くなさそうですが 若い人たちを中心に 店内のあちらこちらから 歓声が上がっていて かなり繁盛しているように見えました。出てきた料理はどれも そこそこいい食材を使っていて お酒のつまみなので どうしても味つけが濃い目でしたが まあまあ美味しい部類に入ると思います。
    次回の病院が八月の始めですから そこまでは又野菜とタンパク質中心の食生活になりますので 病院で検査を受けて診察してもらった時には またこちらの居酒屋戦にやってこようと思っています。料金的には 焼肉の食べ放題のそこそこ上等のコースと同じくらいの料金設定ですから 決して安くはありませんが かなりバラエティーに富んた料理が注文できますから 私としてはそれなりにリーズナブルな料金に感じられました。
    私が居酒屋さんを訪れるのなんて それこそ病院に行った直後に 二か月に一回あるかないかの頻度ですから 少々料金が高くても 納得できますが サラリーマンの方が さして多くもないお小遣いで毎日のように楽しむためには 立ち飲み居酒屋さんが 丁度良いのも 分るような気がします。一人暮らしの方の場合 帰りがけにコンビニによって ビールとお惣菜を何品かかって 自宅に持ち帰り家飲みするのも流行っているのだそうです。この場合もほぼ千円以内の予算で 一寸だけいい気分になれるのだそうです。
    勿論酒飲みの方としても ジックリと腰を据えて 上手い料理でたっぷりとお酒を楽しみたい気持ちはあるのでしょうが むしむしと暑い今日この頃 取り敢えず仕事を終えたら 上手い料理と美味しいお酒を一寸だけ でもなるべく毎日楽しみたい気持ちは 飲めない私にも想像がつきます。
    そんな風に酒飲みの方々のニーズの変化によって 結構大きさ居酒屋チェーン店が 廃業したりしているそうなので 大変な世の中です。私の病院も患者さんがきてくださったり 暇を持て余したりしながら 辛うじて潰れない程度に運営できていますから 感謝しなければいけないと思います。あと数年は 最後の踏ん張りでこの仕事の仕上げに向って 頑張っていこうと思っております。ペットの緊急時には 深夜でも早朝でも結構なので 取り敢えず電話してみてください。どうぞよろしくお願い致します。

  • 7月2日 お茶の水女子大は 「心は女性」である学生の受け入れを決めたのだそうです

    2020年の入試から 戸籍上は男性だが、心の性別が女性のトランスジェンダーの学生について、全学部で受け入れることを決めたそうです。この事がニュースになるのですから 日本では初めての出来事なのでしょうが アメリカでは14年から 受け入れを始めているそうです。各女子大に問い合わせた所では 十校ぐらいが トランスジェンダーの受け入れを前向きに検討しているそうなので 将来的には 受け入れるのがスタンダートになってくるのかもしれません。
    私は 還暦を過ぎても ナーちゃんが大好きと公言するぐらいの スケベジジイであり 女性になりたい願望だとか 女装や化粧にも全く興味がありませんので トランスジェンダーの方の気持ちも 具体的なお悩みも全く理解できません。私が子供の頃から同様の悩みを抱えた方は 現在と変わらない位の比率いらっしゃったのでしょうが 当時そのような事実が発覚したら とんでもない変態扱いされてしまっていたでしょうから 恐らくはひた隠しになさっていたので 周囲が気づかなかっただけなのかもしれません。
    戸籍上は男性なのに 気持ちが女性であり 女性としての服装や振る舞いをどうしても好んでしまう方の気持ちは 私には想像もできませんし 理解したいとも思いませんが 持って生まれた性分なのだとしたら 致し方のない事かもしれません。私は只持って生まれた性分が 一般的なものであっただけだし 還暦過ぎてアイドル好きなんて 世間一般の方のみかたとしては れっきとした変態かもしれません。そのようなある意味特殊な性分に生まれついてしまった方が 不幸であるけれども 誰からも後ろ指指されるような事ではないと思いますし 陰口をたたいたり差別をしたりしない世の中であるべきだと思います。
    芸能人で言うと はるな愛なんか 足が臭そうだしオッサンにしか見えませんから 気持ち悪くて抱きしめたいとは思いませんが モデルの佐藤かよさんなら 男性とは分かっていますがチャンスがあれば一夜を共にしてみたいという気持ちになってしまいます。やっぱりスケベジジイの本性がありますので 見た目が麗しければ その存在を肯定したくなりますが 見た目が醜くて女性としての魅力を感じられなかったら 正直厄介で気持ちの悪い存在と捉えてしまう身勝手な性分の自分が恥ずかしくなります。
    トランスジェンダーについて 興味が殆どないし 知識もありませんので 間抜けな表現をしてしまうのかもしれませんが トランスジェンダーであることは 周囲の人たちにカミングアウトすることで 一般的に世の中から認められるのでしょうか。それとも 特定の医療機関若しくは医師の診察や必要に応じて検査を受けて 診断書的なお墨付きをもらわなければ 公には認められないのでしょうか。少なくとも国立の女子大を受験する以上は 戸籍上は男性であるが 心は女性であることについての 何らかの裏付けがなければ そんなに安易に女子大の受験を認めていいものなのかどうか 疑問に思います。
    何にしてもこれまで少数派の方々に配慮した 制度が少なすぎたのかもしれませんから 少数派の人々 一般的に弱者と認知されていたかもしれない方々に 少しでも自由な生き方が認められるのは素晴らしい事だと思います。まあお茶の水女子大に入学しようとしたら 相当に高い学力が求められるのは間違いありませんから あくまでも可能性が広がったという表現が適当かもしれませんが。
    普通 還暦を過ぎて 正真正銘の爺さんになったのですから 私ももう少し落ち着いてきて 人生について達観出来ていてほしいのですが 残念ながら私は今でもギラギラした欲望に苛まれています。楽してお金は稼ぎたいし 可愛いお姉ちゃんとは肉体的な関係を持ちたいという欲望がふつふつと湧いてくるのです。まあ正直金銭的な蓄えはほぼ目標としていた金額に届いていますし 性的な欲望も気持ちの上ではナーチャンを抱いてみたくて堪りませんが もし現実に向かい合えたなら そのあまりの可愛らしさに圧倒されてしまって ほぼ確実に起つべきものが起たないように思います。ですから現実的に何か問題を起こしてしまうような事態にはならないと思いますが 見事に枯れた人生の終盤を過ごしたいものだとは思っております。