Dr.喜作のブログ

2019年1月 の記事一覧

  • 1月19日 移住先の候補地が変更しそうな状況になってしまいました

    このブログでは 何度も書いておりますが あと数年で仕事を引退して 何処か静かな田舎で 優雅にのんびりしたいという希望を持っております。先月 高校時代の友人と夫婦ともども食事をしました。彼とは 高校を卒業して以来会えていなくて 同窓会で久しぶりに再会して ジックリと話がしたくて 食事会を企画したのです。彼は 私の人生に大きな影響を与えてくれた人物なのです。ある日の帰り道で 私が将来の夢として 生物学のそれも出来たら動物を対象とする研究者になりたいと 言うと「自分の興味のある研究を出来る研究者なんて よほど運がよくなければなれないよ。運よく自分が選んだ対象を研究材料にできたとしても その分野で名が知られるぐらいの成果を上げなければ 一生うだつの上がらない貧乏学者で終わるのが精一杯の人生になるよ。」と言われてしまいました。彼もまだ高校一年生でしたから どれだけ研究者の世界の実態を理解して発言したのか分りませんが かなり将来の夢がしぼんでしまったのは間違いありません。
    私の人生紆余曲折あって 現在の獣医師と言う職業につきましたが 彼のアドバイスを参考にして 動物相手にする仕事で 安定していてそこそこ収入が見込める仕事として考えた結果の選択でした。そんな私にとって影響力の大きな人物である 彼から老後の移住先として大分県を推薦されました。彼は現在不動産関係の仕事をしていて 以前に大分県でそこそこの規模の住宅地の開発に携わり 数か月大分県で暮したのだそうです。
    ほんの数か月暮しただけなのだそうですが 大分県人はよそ者に優しいし 温暖な気候で過ごしやすいし 物価も割と安いので 凄く生活しやすい所だからと言う理由でした。これまでにこのブログには何度も書きましたが 私が最初に移住先として考えていたのは 南の島 石垣島へ移住することを考えていました。旅行で出かけて 気に入りました。ずっとこのままここで暮したいと考えたので 移住先の候補地になりました。同時にある程度装備の充実したキャンピングカーを購入して 日本中を旅してまわりたいという夢がありましたが 南の離れ小島に移住してしまったのでは そちらの夢の実現が難しいと 先輩から指摘されて 車で移動するのに便利な本州の中心的な位置にある長野県か静岡県に移住先候補を変更しました。
    長野県と静岡県には 何度か下見に出かけましたが どうやら私の希望が叶いそうな物件は見つかりそうにない事が分ってきました。私は大学を二つ出ましたから 普通の人よりもかなり回り道をしたので それ程大金を蓄えているわけではございません。でも老後はどこか静かな田舎で ゆったりとのんびりとした穏やかな生活をしたいと考えています。その為には ある程度の広さの土地を購入して 自分の希望に沿った家を建てたいと考えています。所が静岡県や長野県では なかなかそのように静かでゆったりとした土地が 私の予算内で購入できそうにないのです。
    そこでもう一度仕切り直しをして 心を無の状態に戻して 何処か私の夢がかないそうな地域はないのかなと考えていたら その私に影響力のある 友人から大分県をすすめられました。大分県は 奥様の出身地でありますし 私も生まれたのは福岡県ですから 九州には親戚も多いし 馴染み深い地方なのです。私の夢の叶いそうな企画として 大和ハウスが全国各地に展開している「森林住宅」と言う老後の移住先としてのプランは以前から知っていましたが 私が移住を考える地域に該当する物件が存在していなかったので スルーして考えておりました。所がもう一度調べ直してみると その大和ハウスの「森林住宅」なるプロジェクトに 偶然かもしれませんが 大分県の別府湾沿岸の地域が含まれていました。
    資料を取り寄せて ジックリと調べてみると その住宅地は 一区画が200坪から500坪とかなりゆったりとした広さで 価格もそこそこリーズナブルな私の予算内で購入できそうな物件が沢山ありました。「森林住宅」と銘打ってあるように 元々は割と平坦な森林だったところを開発したみたいなので それぞれの区画によって 形や広さ 木の茂り具合などもバラバラなのです。別府湾に面した場所にありますから その砂浜まで遠くても徒歩で十分はかかりません。朝夕の散歩コースとしては気持ちよさそうだし 日の出や月の出た晩 海面にできる月の道は 凄く幻想的みたいです。
    但し 家を建てる業者が 大和ハウス一択なので 家の建築費や毎月の管理費が結構高くつく心配がありますが それでも土地をかなり割安で入手できそうなメリットを考えると かなり前向きに考えてもよさそうに思えます。それに一般の土地の田舎に移住する場合 どうしても田舎独特の面倒な風習に悩まされるのは 避けられそうにない事が 長野県で下見に訪れた先の移住の先輩方からのお話しで 分ってきました。所がこの「森林住宅」では 周囲の人間が同じように老後静かな所でのんびりしようと言うお年寄りばかりのようですから 近所づきあいにもそれほど苦労しないで済みそうなことも 大きな利点かも知れません。
    今後の人生に関わる重大事である所の 大切な移住先を 友人や先輩の言葉でコロコロと左右されるような事ではよろしくないとは思いますが 引退して移住するなんて 経験豊富な方がおられるわけはありませんから 人からのアドバイスに聞く耳を持って 慎重に考えていこうと思っております。その友人からの更なるアドバイスとしては いきなり移住を決定してしまうよりも 出来たらその地域で数か月暮してみて 納得できてから完全に移住することを決意する方が賢明ではないか と言うご意見も頂いております。その住宅地には 既に家を建てて生活を始められたけれど 事情があってその地を離れるため売りに出されている家付きの物件がそこそこの数ありますから それらの物件を試に数か月借りて生活してみてはどうかとも 考えております。
    私はこれまで 自分で決めたことは かなり強引に推し進めてきましたが 晩年になって こんなに人の意見に考えを左右されてしまって 正直な所かなり途惑っておりますが 兎に角大切な事ですし慌てて結論を出す必要はありませんので 慎重に向かい合い 奥様と十分に相談して決めていこうと思います。私は普段から偉そうな振る舞いをしておりますが 結局は奥様の ゴーサインを頂かなければ 何にもできない腰抜け野郎です。でも人生最後の一大決心位は 何とか自分で下せるように頑張りたいのでこのブログをお読みになってくださる皆様も 暖かい目で見守ってやってください。

  • 1月18日 今年は暖冬と予想されていましたが 寒いです

    今年はエルニーニョ現象の影響で 暖冬になるとの長期予報が昨秋に出されていました。エルニーニョ現象とは大気中の空気の流れ 所謂風が平常時と異なる吹き方をするために 海水の流れに変化が起きて 太平洋の赤道付近に暖かい海水が溜まるためにおきる現象なのだそうです。風邪の向きや強弱により 冷たい海水が溜まる現象をラニーニョ現象と言うのだそうですが こちらはあまり耳にしませんから 発生頻度が低いのでしょうか。これらの暖水若しくは寒水が赤道付近に貯まることによって 地球全体の気候にも大きな影響を及ぼすのだそうです。
    私の乏しい知識では 詳しい事は分りませんが とにかく今年は太平洋の赤道付近に暖かい海水が溜まっている状態なので その影響で 今年の日本は暖冬になると予想されたのだそうです。私は晴れているのか雨が降っているのかは 直接自分の行動に影響しますので 気にしますが 多少暖かろうと寒かろうと 本来気にしません。私はこのブログに何度も書いておりましたが 年がら年中裸足で生活しておりました。昔水虫に悩まされたことがあるからでもないのでしょうが 靴下や革靴が 大嫌いなのです。サラリーマン時代は そんなに長くなかったけれど その時期はかなり水虫の甚大な被害を植えkておりました。
    数年前までは 冬でも平気で裸足で外出しておりました。私の様な愚か者でも 一冬に一度か二度 風邪をひいてしまいます。その時は 寒気がしますのでさすがに靴下を履きますが 風邪が治るとすぐに裸足の生活に戻ります。所が昨年の冬から 裸足でいると 足の先ひとさし指や中指の先端の感覚が無くなってしまい 放っておくと痛みまで感じるようになってしまいました。仕方なく靴下を履いて生活するようになってしまいました。今年は暖冬と言われていましたので 靴下を履かずに暮らせるのかと思っていましたが やはり十二月に入ってからは 靴下を履かずにはおられません。
    普通の方は 年がら年中靴下を履いて生活されておられるのでしょうから 何を分けの解からない事を書いているのかと 思われるかもしれませんが 靴下嫌いの私としては 足の先が冷たくなってどうしょうもないので 仕方なく靴下を履いて生活している私の苦しさを御理解いただけないと思います。真冬に靴下を履いて生活するなんて 極当たり前の事なのに 我儘な私には 靴下を履いている時の感触が 兎に角不愉快なのですが 寒さには耐えられません。暖かいと言われていた今年の冬ですら耐えられません。
    各地のスキー場や雪をメインとした催し物が行われる地域では 雪が無くてお困りのようですが 天気予報によると 例年の気温に比べて 大して変わりがないみたいです。冬の間靴下を履いて生活をせざるを得ないのも 老化現象の一つの表れなのでしょうか。還暦を過ぎましたから 物忘れがひどくなったことは 奥様にさんざん指摘されて 自覚せざるを得ません。手術の時に 縫合糸が見えにくくて苦労することから 視力の衰えも感じております。耳も遠くなったみたいで テレビやラジオのボリュームを上げてしまい やはり奥様に文句を言われてしまいます。
    体は正直に 年寄りとしての衰えを表面化してきていますから 寒さに対する免疫力の低下も受け入れるしかないのでしょう。頭髪は既に灰色と言うよりも白色に近い状態です。減量は頑張っているつもりですが 基礎代謝量が減少しているのかもしれませんが なかなか順調に包みません。徐々に体を思い通りにコントロールできなくなってくるのが 年老いたという事なのでしょうから 甘んじて受け入れざるを得ないのかもしれませんが 悲しい気持ちになります。
    人間は 生まれてきたときから 何時か間違いなく 死ぬという運命を背負っているわけです。最後の時を迎えた時に 後悔の念が少なくて 満足や納得できていることが多ければ 幸せな人生だったと言えるように思います。どうせ残り少ない私の人生ですから 一日一日を大切にして 悔いが残らないように生きていこうと思います。  

  • 1月17日 NHKの朝ドラ「まんぷく」にマイマイが出演しています

    マイマイとは 元乃木坂46の深川麻衣さんのことです。マイマイは 乃木坂で「聖母」と呼ばれて メンバーの全員から 慕われていました。私は生まれてからずっとアイドル好きを続けてきました。自分の見てくれの悪さを よく自覚しておりますので 芸能人は男性も女性も顔だちの美しい方が好きです。男性で言うと 昔からキムタクや福山君が大好きでした。現在一番魅力的だと思うのは格付けチェックで連勝を継続されておられるガクト様かもしれません。現在日本人芸能人で特に魅力的な女性と言えば 一般論的に新垣結衣さんや桐谷美鈴さん辺りかもしれません。このお二人が非常に魅力的であることは 私も否定しません。
    でも私が 一番魅力的だと思う女の子は と言うよりもこれまで生きてきた六十年で一番可愛いと思う女の子は ナーチャンこと乃木坂を卒業したばかりの西野七瀬さんです。ナーチャンは 顔だちが非常に可愛らしいだけではなくて 性格が大人しくて控えめでとても優しくて素晴らしく性格の良い子だと思います。但し 性格的には 大人しくて控えめ過ぎて 何事にも消極的すぎるのかもしれません。体型も 非常にほっそりとはしていますが 二十代の女性としては ある程度胸やお尻がふっくらしていてほしいのですが 胸なんか小学生の女の子のようにペッタンコなのが残念です。
    性格もあまりに引っ込み思案なので 乃木坂の後輩たちがあまりに可愛いナーチャンと喋ったり 仲良くなったりしたいのに 自分から声をかけて距離を縮めたりしてあげることが 全然ないのは 後輩に対する思いやりの気持ちが あまり大きくないのかもしれません。 顔だちを百点満点で評価すると99点、スタイルはあまりに細すぎるので90点、性格は周囲の人間に対する配慮に欠ける部分があるみたいなので85点ぐらいと私個人の採点ではありますが 天下のナーチャンに対して 採点できるような偉そうな立場ではないのですが 点数をつけさせていただきました。
    その点 マイマイは聖母と呼ばれてメンバー全員から慕われていましたから その優しさ 周囲への気配りなどは 完璧だったように思われます。スタイルも すらっとしてそこそこ身長があり 出るべきところは出ているし くびれるべきところはしっかりとくびれていますから ほぼ理想的だと思います。顔だち的にもナーチャンと並んでも 遜色がない位に可愛らしいと思います。同様に百点満点で採点すると 顔だちは98点 スタイルも98点 性格も98点で 総合点ではナーチャンを上回る位に評価してしまいます。つまりマイマイは 少なくとも私にとっては 現在の所 実在する女の子では 最高に魅力的な女性です。
    昨年は マイマイが主演する映画や舞台がありましたが 残念ながら観に行けませんでした。現存する最高にチャーミングな女の子であるマイマイが 出演しているドラマですから 元々「まんぷく」は主演女優さんがあまり美人ではないので 最初の頃は幾らかガッカリしましたが 現在は凄く気に入って 毎日楽しみに観ております。そこに大好きなマイマイが出演するとなれば 絶対に見逃せないドラマとなりました。残念ながら かなりのチョイ役ですから 出番が非常に少ないです。役どころとしては 主役のお姉さんの次女で 極たまにしか出番がありません。長女なら かなり主要キャストで 出番も多いのですが その役どころとして 見た目が可愛らしいのか可愛らしくないのかと 一悶着ありましたが マイマイが演じてしまっては 誰が見ても可愛らしいので その設定が成り立たなくなってしまうからかもしれません。
    まあ何にしても マイマイ事深川麻衣さんの知名度は 高くありませんので この注目度の非常に高いドラマへの出演をきっかけに 認知度が上がることを期待いたします。

  • 1月15日 確定申告の準備が 完了してしまいました

    正直申し上げて 私は細々とした事務作業が 不得手であり大嫌いです。但し仕事に関わる事務作業は得手か不得手か とか好きか嫌いか等と 言える問題ではありません。きちんとこなさざるをえない次元の問題です。只人間には性分と言うものがあるのも事実です。毎日仕事終りに その日の売上伝票を合計して 売上金額を確認して 手提げ金庫の金額と一致することを確認することは 患者さんの数が少ないうちの病院なら 簡単にできる そして必須う作業のはずです。その日の領収書やレシートの類を 振替伝票に記入して 貼り付ける作業なんて ほんの数分で済む ごく簡単な仕事のはずです。
    所が 私には全くその ごく簡単でありほんの数分でできる仕事を 毎日こなすことが できないのです。昔は 売上帳や金銭出納帳 銀行勘定帳などすべて 紙の帳簿にペン書きで記入しておりました。その集計も全て電卓をたたいて計算しておりました。かなり面倒だし 一円の計算ミスさえ許されない 緻密な仕事でしたので 凄く時間と手間暇がかかりました。もしミスが発覚すると 総計や累計がすべて変わってきますから いちいち二重線をひいて 訂正しなければなりませんでした。当時は 私もこれらの事務作業をサボっていてまとめてやるのは 物理的に無理なので 割とこまめに帳簿に記帳する仕事をこなしておりました。
    所が もうかなりの昔に 税務署から税理士さんが派遣されてきて 確定申告用のパソコンソフトの導入を指導されました。私は これまた恥ずかしながらの話ですが 機械 特にコンピューター関係が苦手でしたので かなり途惑いましたが 会計ソフトを導入すれば 面倒な集計作業や 凄く沢山ある科目の割り振り作業などを すべて自動的にそして絶対に間違いなくパソコンがやってくれるのです。手書きで確定申告の作業をしているうちは 決算書の貸借対照表の左右の数字が一致しないで 相当に苦労しましたが 会計ソフトの指示通りに入力すれば 極当たり前のように 決算が出来て 色んな項目の辻褄がズべて合ってしまうのです。もし間違った数値や科目を入力しようとすると 会計ソフトが その過ちを指摘してくれるので 素直にその指導に従って入力すれば 間違いようがありません。
    そのソフトに従って作業をするには 振替伝票さえきちんと仕上げれば あとはそのデーターをせっせと勿論正確さは求められますが パソコンに打ち込むだけで 何冊もの帳簿と悪戦苦闘する必要は 全く無くなるのです。もし割と早い時期に何らかの不都合が生じてしまって その間違いや勘違いがあったとしても 数値や項目などを訂正する場合 総計や累計は自然と訂正されますから 帳簿が汚れることが全然ないのです。悪い表現をしてしまうと 自分の都合の良い様に データーを調整しても 伝票などのつじつまだけ合わせておけば 絶対にばれないのです。
    おかげで 私の様な怠慢な人間は 一年間の事務仕事を 例年年明けからの数週間で 集中的に片づけてしまえることを知ってしまいました。そうなると狡くてあざとい私は とても日頃から地道な作業など出来る筈がありません。勿論 ほんの数週間で仕事を終えられるのには 理由があります。奥様が売上伝票を月毎に分類して 日にち順にまとめて整理しておいてくださいます。領収書やレシートの類も やはり月別に分類しておいてくださいますので 事務仕事がスムーズに出来てしまうのですから 毎年この時期にはいつもにも増して 奥様への感謝の気持ちが強くなります。本当に奥様は 出しゃばらないけれど 頭の回転も記憶力も私より数段上ですし 手先が器用で何をやらせても ソツなくこなされます。本当に私の様な つまらない無能な人間とずっとお付き合いくださるのが不思議に思えますから  私には出来過ぎた奥様です。
    例年だと お正月が明けてから一からこの作業をスタートするので 一月いっぱいぐらいはかかってしまうのですが 今回のこれらの作業を 実は昨年末から 密かに少しずつこなしておりましたので 税務署からまだ決算書や申告書すら届いていない時期に 全ての事務仕事が完了してしまいました。本日朝から銀行のお金の流れや 買掛金即ち仕入れの流れまで 一切間違いがない事を確認しましたので あとは税務署から書類が届いたら 特に今年の申告での変更点などがない事を確認してからですが あと十五分もあれば 全ての作業が終了する段階にまで来てしまいました。
    今年は 消費税の税率が上がるので 来年の申告は色々とややこしい条件が 絡んでくるのかもしれません。アベチャンが 国民への人気取りのために 思いつく限りの増税のイメージを軽減するための 小手先のつまらない手段を 実施するようですから尚更です。一部の情報通からは これまで二度あった増税の先延ばしを 今度もまたするのではないか 等とささやかれています。「二度あることは三度ある」という言葉もありますが 幾ら人気取りの為とはいえ 今度こそきちんと増税してくれることと信じたいです。よく消費税が二パーセント上がることで 景気が悪くなる 等と言われていますが 私には見せかけの国民をだまくらかす為だけの経済政策 アベノミクスによって 実質的にすごく悪くなってしまっている日本経済が これ以上悪くなることは考えにくいので 今度こそ約束を守ってほしいと思います。
    私は消費税が五パーセントから八パーセントに上がった時も 全く何の影響も感じませんでした。ただ消費税の計算が細かい端数がついてややこしくなったことは痛感しましたが 十パーセントになれば誰でも暗算できるし 細かい端数もつきにくいので さっさと上がってくれた方が よほど暮らしやすくなるように思います。消費税が上がったために 景気が悪くなり 自分の商売が上手くいかない 等と嘆く人は 仕事に対する努力が足りないのではないでしょうか。
    話が横道にそれてしまいましたが 何時もなら 机に向かって苦しんでいる時期に 早めに仕事を終えられて ホッとしている今日この頃だという ご報告のブログでした。

  • 1月14日 成人の日なのだそうです

    こんなことを書くと いかにも年寄りらしい意見だと 笑われるのを覚悟して あえて書きますが やはり成人の日は十五日でないとピンときません。恐らく昨年の成人の日のブログにも似たような事を書いたと思いますが 昭和の時代には 毎年成人の日にラグビーの日本選手権即ち社会人のチャンピオンと大学生のナンバーワンが対決して その年のラグビーの日本一を決めていたのです。現在は 社会人の場合 外国人を補強したり メンバーを固定して練習を重ねられるので 力の違いが歴然としていますが 当時はその実力が拮抗していましたので 勿論社会人に分がありましたが 大学生がちょくちょく日本一になっていましたので ラグビー好きにとっては 日本国内で一番楽しみな試合でした。
    私はこのブログで何度も書いてきましたが 兎に角ハッピーマンデー制度と言うのが大嫌いです。その昔は 日本人が他国の人に比べて 頑張りすぎる 働き過ぎるという事で 少しでも休めるようにしようという空気がありました。その為に祝日が月曜日であったら 土曜日から三連休になるので 旅行に出かけたり 趣味に打ち込んだりしやすいであろうという 安易すぎる発想で設けられた くだらない制度です。その少し前までは 土曜日がお休みと言う習慣さえ 日本にはなかったのです。私の父は 当たり前のように土曜日もいつもの時間に出勤していました。
    私がサラリーマンをしている時期には 一応塩野義製薬と言う一流企業で働いておりましたので 完全週休二日制が導入されていましたが 土曜日でも仕事をされている方々は そんなに珍しくはありませんでした。学校が土曜日休みになったのなんて つい最近の事のように感じてしまいます。土曜日が休みと決めたお役所は 最初の時期には 土曜日は親と子が触れ合うための催しに積極的に取り組みましょう なんて実のない提案をして お茶を濁していましたが 現在では土曜日は子供にとっては単なる休日に過ぎません。
    プレミアムフライデーなんていうしょうもない制度にしても いかにもお役所が仕事をしていることをアピールするために設けられた制度としか考えられません。この制度も導入された当初だけは 注目されて ニュースなどにも取り上げられていましたが 現在ではそんな制度がある事すらみんな忘れてしまっているように思います。始まって一月目や二月目は 社員おもいのいい経営者であることをアピールしたかったのかもしれませんが ほんの一部の会社だけが早めに社員を退社させていたように思います。笑えたのは あるニュース番組で この制度を提案して 実施することを決めたお役所の前からの中継で その日その時間になっても その役所から何時もよりも早く帰ろうとする人間が一人もいない事を報道していました。
    その制度を提唱したお役所が 全くその制度を実践するつもりがないのですから 呆れ返ってしまいます。自分たちは 国民を治める立場なのだから 国民に陳腐な制度を押し付けておいて 自分たちは全くわれ関せずでいられるなんて 日本の役所は腐りきっているとしか思えません。話を元に戻しますが 国民の祝日と定められた日には それなりの理由 謂れがあるのです。そのような過去の重要な出来事にちなんで定められた日であるはずなのに そのような祝日のもつ謂れを全く無視して 単に連休を作る事しか考えないで作った法律なのですから 私は今からでも遅くないので廃止すべき法律だと思います。法律と言うのは 一旦施行してからでも 不適切であると判断されたら どんどん廃止していくべきではないでしょう。
    まあ一般の方々からすれば 連休が増えることは かなり有り難い事なのでしょうから 私のように文句を言う人間は程んどいないのかもしれません。現在 私は祝日でも仕事をしますので 無関係ですが ほんの短い間勤めたサラリーマン時代には 完全週休二日制度であったにもかかわらず 祝日があると凄く有難かったことをよく覚えておりますから。まあ私はあと少ししたら 毎日が日曜日の生活に入りますから 祝日が何時であるのかなんて やはり関係ない身分になりますけれどもね。
    先程来院された年配の飼い主さんとお話しすると やはり成人式は一月十五日の方がピンとくる と言う事で意見が一致しました。まあお若い方に この気持ち理解して頂くのは無理な話なのだと思います。昔の習慣や思い出は 時とともに風化され 忘れ去られていくのは 仕方がないことでしょう。私だって 私よりずっと先輩方にとっては当たり前の事を知らずに生きていることは少なからずありそうですから。

  • 1月11日 神社にふくざさを頂きに参りました

    動物病院と言う業種ですから あまり大っぴらに商売繁盛をお願いするのは心苦しいのですが 一応私はこの仕事で生計を立てております都合上 ある程度の利益が上がってくれない事には 生きていけませんので 心の隅っこで商売繁盛を願っております。正月の三が日は 急患に備えて常にスタンバイしておりますので まだ初詣にも出かけられておりませんので 初詣も兼ねて 正月のしめ飾りを燃やして頂く為もあり 毎年十日か十一日に 恵比寿様を祭ってある神社に お参りに出かけておりますが 本日は昼から暇でしたので 昨年のふくざさ等を持って 出かけてまいりました。
    以前はずっと 交野にある住吉神社に出かけておりました。所が三年前に 何気なくネットを見ていたら 星田にある神社でもふくざさが頂けるという事を知りました。神社としては 住吉神社よりもコンパクトだし 元々が田舎である交野の中でも かなりの田舎に位置するので お参りしている人間が少ないという評判でした。私は人ごみを歩くのが苦手なので 人出が少ないという事に興味を感じて 住吉神社よりもかなり遠方になりますが 思い切って出かけてみました。
    ふくざさにぶら下げてもらう縁起物なども 十一日の夜に出かけたので あまり残っていなかったので ササが寂しいと思っていたら お金をかき集める熊手をおまけに付けてくれました。まずはこの気前の良いサービスが気に入ったうえに 住吉神社では いただいたササを福娘が簡単に鈴を振って福を込めてくれるだけですが 星田神社では 丁寧にお祈りをささげてくださって 心を込めて福を授けて下さります。結構時間がかかりますが 丁寧にお祈りして頂いた分 商売が繁盛した一年であったように感じましたので そこから続けて星田神社にお参りに出かけるようになりました。
    ササなどの縁起物を買うと その金額に応じた回数 福引をさせてもらえます。いつもこの類の抽選は 引きの強い奥様にお願いするのですが 昨年はなんと一等賞の自転車を当ててしまわれました。福引会場の世話役の人も 普段は出てこない色の球が出てきたので 直ぐには一等賞と判断できず 判定するための球をしまってあるケースを引っ張り出してきて 一等賞であることを確認していましたから その場にいた皆が驚いてしまいました。但し一等賞の自転車は 看板商品であるため あと数時間は飾っておきたいので 後日引取りに来てほしいと言われてしまいました。こんなことなら 二等賞のお米の方が良かったかもしれないとは思いましたが そこそこ上等の自転車だったので ありがたく頂戴することにしました。
    昨年はおみくじも二人とも大吉でしたから 幸先良いスタートが切れたように思っておりました。そんな事もあったので 今年も星田神社に出かけたのですが 今年は昨年の気前の良い世話役の人がいなくて 昨年はこんなおまけをしてくれたので 遠路はるばるやってきたのだと 力説しましたが 全く受け入れられませんでした。不愉快なので 結局星田神社では何もせずにそのまま帰りました。そして住吉神社に立ち寄りました。久しぶりにきた住吉神社も 以前に比べると人通りが寂しいみたいでしたし 結構待たされていた駐車場も簡単に駐車できましたから やはり参拝客の数は 寂しくなってきているように思いました。
    コンパクトで枝ぶりのいいササを見つけて そこに縁起物を結構沢山ぶら下げてもらい 気合を入れて交渉したら 若くて可愛い福娘さんが にっこりとほほ笑んで承諾してくれましたので 凄く気分よくササを頂けました。但し福引をしたら 何時もの通り末等のメモ帳でしたが デザインは変わりませんけれど その厚みが半分ぐらいになっていたのには かなりガッカリしました。安倍ちゃんは 景気が上向いているような楽観的な話ばかりしますが 十日戎の人出の少なさにも 景気の悪さが反映されているように感じてしまいました。今年は年末年始のペットホテルの数も少なかったので やはり景気が回復しているなんて 絶対に嘘っぱちだと思います。まあうちの場合 借金はありませんので 奥様と二人で 慎ましく生活できる分と 老後のための蓄えが出来るぐらいの売り上げがあれば それ以上は望みませんので 今年も何とか 苦しいなりに乗り越えて行けるだろうと 考えております。

  • 1月10日 コーヒー 紅茶は少しだけ贅沢したいです

    一般的に 動物病院なんか経営していると そこそこ稼いでいて 優雅に暮らしていると思われがちですが うちの病院はお世辞にも流行っているとは言えず 辛うじて潰れずに済んでいる と言うのが正直な現状かもしれません。幸い現在の所 借金の類はないので 普段は慎ましく 質素に暮らしていて 年に2回位旅行に出かけた時だけは 多少贅沢をしようかと考えて生活しております。まあそれで老後のための蓄えが そこそこできていることをありがたく感謝しているぐらいです。
    決して貧乏な生活 とは言えないのかもしれませんが 優雅でリッチな生活とは程遠いレベルのいわゆる庶民的な暮らしをしているように思っております。この寒い時期の仕事中の楽しみといえば コーヒー紅茶を楽しむ一時ぐらいのものでしょうか。私も若い頃 カッコつけたがっていた時期がありまして コーヒー通の方が 凄くカッコよく見えましたので 一時期はサイホンとアルコールランプ ハンドミル等を買いこんで コーヒー豆にも拘って 楽しんでいた時期がありました。
    最初は ビギナーだから コーヒーの豆の種類による 味や香りの違いが 感知できないのはしょうがないけれど 経験を積んでいけば いずれ違いの分かる男になれると信じて せっせとコーヒー豆を購入しては その違いが分かるようになることを目指して コーヒーを頂いておりました。しかしその分野の才能に恵まれない者が幾ら頑張っても成果が上がらないみたいで 一年以上頑張ってコーヒーの違いが分る男になることを夢見て頑張りましたが サッパリなれませんで コーヒー通になる という夢は 破れてしまい 現在はサイフォンもミルも埃をかぶっている状態です。
    それからしばらくして 今度は紅茶通を目指した時期もありました。「相棒」の右京さんや 「メンタリスト」のジェーンさんが 大の紅茶党だったからです。私は自分の見てくれの悪さを自覚していますし 今更男前にはなれないのはしがたがないけれど 生き方としてのカッコよさへの憧れが捨てきれず 右京さんやジェーンさんのように スマートな紅茶通を目指してみたのです。残念ながら 枚方でも田舎の方に住んでおりますので 紅茶専門店なんて洒落たお店は近所にありません。
    お歳暮かなんかにもらった 紅茶セットで 色んな種類の紅茶を飲み比べてみて 何となく違いは分かりそうに思いますが 味との香りだけでそのお茶の銘柄を言い当てることは全くできそうにありません。右京さんのように 自分の好みの材料をブレンドして 自分好みのお茶をブレンドする域に達するのは 端から諦めていますが オーソドックスな銘柄の香りや味位は分るようになりたいものだと思って頑張ってみましたが やはりコーヒーの場合と同じで 何時までたっても違いがくっきりと分かる男にはなれそうもありませんのでさっさと挫折してしまいました。
    しょうがないので 現在はコーヒーもインスタントでいいし 紅茶も纏め売りしているティーバックでいいと割り切っております。所詮カモメはカモメ クジャクにはなれないのです。但しインスタントコーヒーでもやはり価格の安いものからそこそこのものまでありますし やはり値の張るインスタントコーヒーは それなりにいい香りが楽しめます。紅茶も同様でティーバック一つが数円の者は 一応湯に浸すと赤い色はつきますが 紅茶らしい香りが一切致しません。コーヒーにしても紅茶にしても 拘ればいくらでもお金をかけられウのかもしれませんが そんなに贅沢しても 大して違いの分からない味音痴 香り音痴の私ですから あんまり見えを張ってもしょうがないので そこそこの価格の物を購入して 程々に楽しむのが 分相応なのかもしれません。私も還暦を通り越してしまった年齢ですから 今更背伸びしてもしょうがないので 自分の立場をわきまえて 相応の事が出来ていればそれで良しと考えて生きていくべきなのだと思うようになりました。だからと言って それ程卑屈になるつもりはありませんので このブログを読んで頂ける方々に 別に憐れんで頂きたくもございません。私の人生と言うドラマでは 私は常に主人公なのですから。

  • 1月8日 診察台の上で患者さんが息を引き取りました

    こんなショッキングなタイトルを読まれたら かなり引いてしまわれる方も少なくないのかもしれませんが 診察台で亡くなるペットは 毎年いらっしゃるものなのです。勿論相当に具合が悪くて 入院するしか致し方がないと判断してお預かりしているうちに 入院室で息を引き取る動物は毎年少なからずいらっしゃいますが 診察台で 飼い主さんや私が傍についている時に 呼吸が停止してしまい 人工呼吸や心臓マッサージを施して懸命に蘇生を試みても 息を吹き返してくれない子は 残念ながらいらっしゃるのが動物病院の現実だと思います。
    その子は 本日の夕方に電話をかけてきてから 来院されました。普段はよそにかかりつけの病院がある方みたいで 初めて診させて頂いたのですが ミックス犬で体重5キログラムの14歳の子でした。体温が33度丁度、心拍数が30~40と どちらもかなり減少していて それこそ死ぬ一歩手前 4本足のうち2本は棺桶に入っている 状態だと飼い主さんに説明しました。昨夕から 嘔吐と下痢を繰り返していたのが昼過ぎからぐったりとしてしまったのだそうです。どうして今朝一番で遅くともお昼までに病院に連れてこなかったのかと訊ねた所 何時もかかっている病院に連絡を取ろうとしていて時間を無駄にしてしまったのだそうです。
    電話がかかってきたときに 吐瀉物や下痢便を持参するように言ったのですが トイレに流してしまい持参できないという事でしたので 取り敢えずは体を温めながら急いで 来院してもらう様に指示しました。来院した時には すでに呼吸数も低下していましたので ドライヤーで体に熱を送り込みながら 体をさすりながら 診察を始めました。体温 心拍数ともに低下していて 呼吸もいまにも止まりそうなので 全身をマッサージしながら 体温をあげることを飼い主さんに頑張ってもらいながら 私は取り敢えず採血して 血液検査をしてみました。肝機能 腎機能ともに低下しているし 細菌感染も相当に酷い状態だし おまけに貧血状態でもありますから 昨日の昼までは普通に活動していたという飼い主さんの言葉を信じられない気持ちで聞いていました。
    泣き言を言っていても仕方がないので 入院してもらう事が必要であると説明しましたが 入院しても助かる見込みは高くないと話したからかもしれませんが どうしても連れて帰りたいという事で 皮下点滴に薬を混入して飲み薬を渡すことにしました。体温が下がっているので 点滴をいつもよりも暖かくして 混注する薬を準備して 診察室に戻りました。まさに皮下点滴を始めようとしたときに 呼吸が停止してしまい 人工呼吸を施して 呼吸を呼び戻そうと試みましたが 上手くいきませんでした。来院した時から止まりかけていた心臓は 細動が始まり停止寸前なので 手術室に運んで 酸素マスクを当てながら 心臓マッサージを頑張りましたが 効果はなくて 心停止してしまいました。
    私は飼い主さんに最初から 心臓はいまにも止まってしまいそうな状態ですよ と繰り返し説明していましたが その事がまさにあたってしまったのですけれど 勿論そんな予言が当たったことを喜んでいられるわけもありません。タイミングとしては今から治療を始めようとしたその時に 呼吸が停止してしまいましたので 結局病院としては 何の治療もしてあげられなくて申し訳ないのですが もし点滴をしている最中や 点滴が終わったのと同時位に呼吸が停止してしまうと 飼い主さんから見れば 治療をされたから呼吸が停止した 等ととんでもない誤解を受ける場合があります。
    この飼い主さんは 割と物わかりがよさそうでしたから もし治療を始めていたとして 呼吸が停止してもそんなとんでもない誤解はしなかったのかもしれません。病院としては 結局温めてあげただけでも ほんのしばらく死亡するまでの時間を延命したのかもしれませんが 実質的な治療を全くしてあげられなかったことが申し訳なく思ってしまいます。例え点滴を終えられたとしても その治療効果が表れるのは 数時間先からの事でしょうから この子の息があるうちに 現実的な治療による効果は期待できなかったのかもしれませんが飼い主さんの気持ちとしては その場でしてあげられる治療を施しても助からなかったと考える方が 少しでも気持ちが楽になるのではないかと思うと 凄く残念です。
    せめて午前中に来院してもらえていれば 元の状態 日常生活が出来ていた昨日の午前中の状態に戻れたかもしれませんので 悔しくはありますが 現実を正面から受け止めるしかないので 飼い主さんに気持ちを切り替えて 元気が出るような言葉をかけてあげるのが精いっぱいでした。年が明けたばかりで おめでたい気持ちが吹っ飛んでしまいましたが 私自身も気持ちを切り替えて ペットの健康と正面から取り組む気持ちで 仕事に励んでいこうと決意を新たにしました。

  • 1月7日 本日は七草粥の日だそうです

    一般的には お正月におせち料理という名のご馳走を沢山食べて疲れた胃を休めるために 食するお粥なのだそうです。春の七草と言うのは 毎年のように覚え直すのですが 毎年のように忘れてしまいます。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロと言う名は それこそこの七草粥の時にしか思い出さない名前なのだからでしょうか毎年ノーヒントで思い出そうとすると 五つぐらいは辛うじて思い出せるのですが 大抵二つぐらいが思い出せずに ググってしまいます。
    昔なら 辞書でも引っ張り出してきて 引き直すところかもしれませんが 最近はネットで 「春の七草」と入力すれば 簡単に七草の名称や写真入りの説明まで 簡単に入手できてしまいますので 便利になったことはありがたいのかもしれませんが そんな簡単な作業で接した知識だからだと思いますが 何度憶えたつもりになっても 翌年のその時期になったら忘れてしまっております。勿論 私が年老いてきて 記憶力が鈍ってきている事も間違いないのでしょうが 簡単に手に入れたものは あっさりと手放してしまうものなのだと思います。
    現在は その時期になると 七草粥セットと言う代物がスーパーで販売されてきていますから 例年ならそれを購入してきて お鍋に水を入れて 冷や飯を放り込んで グツグツしてきたら 買ってきた七草を加えて 塩を一つまみ位で味つけたら 七草粥が出来上がります。私は 世間知らずのお馬鹿な糞ジジイですから 七草粥と言うものが 何処にどのように生息しているのかさえほとんど知りませんが 昔の方はこの七草をどのように入手されたのでしょうか。私が本日作りました七草粥は 大根の葉っぱの部分をこの日の為に刻んで冷凍しておいたものに 白ネギの緑の部分や青菜を刻んだもので 七草粥に似た雰囲気のお粥を作り 頂きました。仕上げに溶き卵を流し込みましたので 邪道かもしれませんが 見た目も美しく ぐんと味が引き立っており 美味しく頂けました。
    ググったところによる知識を少しだけひけらかすと お雑煮と同様に七草粥も 使われる材料や調理法 勿論見た目も味も凄く沢山の種類があるらしいです。私は 関西それも大阪で幼稚園から育ちましたから 大阪の習慣はある程度身に付いていますが お隣の京都の習慣でさえ殆ど知りません。京都市内には 七草粥にお餅を入れる習慣のある地域もあるのだそうで驚いてしまいます。京都の大学に通っていたころ 京都で泊まり込みのアルバイトをしていた時に 京都の白みそ仕立てのお雑煮を一度だけ食べたことがあります。甘くて独特のとろっとした食感で美味しかったのですが 初めて食べたのでかなり驚きました。京都のお雑煮を食べたのは その時が最初で最後です。
    「秘密の県民ショー」と言う番組がレギュラー放送されてから 相当な年月が経ちますが 未だにネタが尽きないように 狭い日本でも私の知らない風習や文化が山の様にあるみたいです。私が引退してから キャンピングカーで日本全国津々浦々まで ゆっくりと回ってみたいのは 日本にあるそのような未知の文化と触れ合ってみたいからです。隣の京都ですら知らないことがまだまだありそうなので 殆ど足を踏み入れた事のない 東北地方辺りでは そもそも言葉がすんなりと通じるのかさえ不安な位ですが ゆっくりとその地域の人情や風物と触れ合ってみたいものです。
    大阪のこの地で 七草粥を頂くのが あと何回あるのか分りませんが取り敢えずは大阪風の七草粥を本日は頂いて 今年の無病息災をお祈りいたしました。文末ではありますが このつまんないブログを読んで頂いている 有難い読者のみな皆様のご健康も心よりお祈りいたします。

  • 1月6日 毎年この日に墓参りをします

    まだお正月のうちから 悲しい話を書くのは縁起が良くありませんが 奥様と出会ってから間もなく 我が子を授かりましたが 無念ながら流れてしまいました。その日が本日であったので 供養してもらったお寺と 何時も患者さんが亡くなった時に紹介していて 我が家で飼っていた犬猫もそこに眠っている動物霊園にお参りに出かけ 花を手向けるのが 恒例行事になっておりますので 昼からお墓参りに出かけてきました。
    我が子を供養してもらったのは 山田池公園の近所にある明尾寺です。午前中にささやかな花束を二つ用意しておきました。昼から何も予定が無かったので 病院を閉めてから直ぐに 出かけました。6日にもなると お寺も静かで人は何時も殆どいません。お線香に火をつけてから まずは本堂にお参りします。もし生まれていたら そこそこの年齢になっているはずのわが子を想って 心を込めて手を合わせます。続いて水子を祭ってある所に移動して 持って行った花束を供えてから 手を合わせます。最後にお稲荷さんを祭ってある所に行って 小銭をお賽銭にして 商売繁盛を祈ります。動物病院としては 商売繁盛を大きな声でお願いすることは憚られますが 生きていくためには稼がなければなりませんので 最後にこっそりと ちょこっとだけお参りしました。
    続いて穂谷にある枚方動物霊園に向いました。ここは普段から暇があると 花束を持って ちょくちょくお参りに出かけていますが 何時も静かで厳かな時が流れているような気がします。いつもそうですが 本日も共同墓地の花入れには 奇麗な花が溢れ返っていましたが そこに持参した花を加えました。我が家で飼っていた犬猫の事を思い出しながら 手を合わせていると ペットを亡くして涙されている飼い主さんの気持ちを慮られました。私は仕事柄 ペットの死は日常であるわけだし 出会うたびにいちいち落ち込んでいては 仕事になりませんが 勿論ペットの死を厳粛に受け止める気持ちを無くしてはならない事です。年が明けて 改めて仕事への気持ちを引き締めるために 気持ちを込めて手を合わせ これまでにうちの病院で亡くなった動物たちを偲んで お祈りしました。
    ここ十年以上 毎年この日にお参りに出かけていますが 元旦同様に晴れたお天気の特異日かのように お天気に恵まれています。本日も結構寒かったですが そこそこ良いお天気でした。この仕事を続ける限りは 毎年この日のお参りを続けようと思っております。お墓参りとしては 他には母の命日に 父が建てたばかりのお墓にお参りに出かけるぐらいです。両親は福岡県の出身なので そちらには 先祖代々のお墓がありますが そちらは子供の頃には帰省した時にお参りに出かけた記憶がありますが ここ数十年は お墓参りをご無沙汰しております。
    私は 世間一般の常識的な感覚が欠落しているのかもしれませんが ご先祖様への有難味や尊敬の概念が凄く希薄です。自分の子供が出来ることを無条件に喜ぶ方が一般的なのかもしれませんが 私は自分と言う人間に対する劣等感や嫌悪感凄く強いので 自分の子孫を残したいという気持ちも殆どありません。ですから 奥様が流産された時も 奥様の体の事は心配でしたが 子供を失った事に それほど大きな悲しみは感じませんでした。
    私と言う人間が 現存するのは ご先祖様のおかげであることは 自覚しておりますが 私と言う人間の人生は 私が死ぬ時に完結するものと考えております。自分が死んでからの事は 恐らく間違いなく奥様の方が長生きされるであろうから奥様が亡くなられるまで 経済的な苦労が無ければ それ以外の事はどうでもよい事です。その為に現在コツコツと貯め込んでいるのかもしれません。死んでしまってから 別に自分のお骨がどこのお墓に納められようと お参りする人が途絶えて 荒れ放題になろうと一向に構わないと考えております。
    正月早々 私の特異な人生観を ダラダラと書いても 楽しく読んではいただけないと思いますので 本日のブログはこの辺りで終りに致します。