Dr.喜作のブログ

2019年7月 の記事一覧

  • 7月19日 子供たちの夏休みが始まるようです

    午前中から 小学生がばらばらと帰宅していました。土日の関係で 今日が一学期の終業式なのだそうです。誰にでも子供の頃があって 大人になっているのですから 子供たちを羨むのは 筋が通らないのは分っていますが やっぱり毎年羨ましくなってしまいます。明日から一月以上 一応宿題と言う課題はありますが 思い切りのんびりと出来るのです。私は子供の頃から恐らく血圧が高めだったのでしょうが 毎朝起こされる事なく目覚めていましたから 早朝のラジオ体操なんか全然苦痛ではありませんでした。宿題だって 苦手のお絵かきや工作などの図工系の提出物や 時間のかかる自由研究以外のものは 最初の二三日で終わらせてしまっていましたから 休みの終盤に宿題と悪戦苦闘した事等ありませんでしたから ひたすら楽しい毎日でした。

    私が子供の頃は 真夏でも午前中は結構涼しかったです。涼しいうちに勉強をしておきなさい と言う言葉が母の夏休み中の口癖でした。ですから仕方なく 午前中は自分の机に向かって 一応勉強をしている格好をしていました。但し 机に向かってしなければならないような宿題は 最初に片づけてしまっていましたので もっぱら昔に読んだ小説などを読み返していたように思います。

    昼になると お中元で大量にもらってしまうので 致し方がないのでしょうが 冷しソーメンばかりの昼食を食べておりました。私は母の手抜きもあったように思っています。昼になると 山でセミが鳴き始めますので すぐにでも補虫網と虫かごを持って セミ取りに出かけたいのですが 暑い盛りに出かけるのは 健康によくないと信じていた母親の為に 寝ゴザとタオルケットが渡されて 一二時間昼寝することを強要されていました。今なら昼寝はありがたい事この上ないのですが 全く眠たくない子供にとっては 苦痛の時間でした。この時も やっぱり昔読んだ小説を読み返していたように思います。

    太陽が幾らか傾きかけてから ようやく外出を許されて とっても楽しいセミ取りに出かけられました。補虫網といっても 近所の文房具屋さんに売っている安物ですから 高い所にいるセミには 届きません。当時うちの近所で取れるセミは アブラゼミとニイニイゼミばかりでした。秋が近づくとツクツクボウシも出現していました。捕まえたセミは ただ虫かごに入れておくだけで 大抵翌日には死んでいました。

    セミの一生は数年間幼虫として地中で生活して やっと地上に出てきて二週間ほどで子孫を残す活動をして 寿命を迎えます。今考えると 本当に短くて貴重な地上での生活を無理やり中断させて 拘束して死なせてしまうだけですから ひどい悪行だと思います。でも当時はセミを樹上に見つけて そっと忍び寄りさっと網をかぶせるときのスリルが堪らなかったのだと思います。暑いさなかに 山を駆け回り 滑って転んで擦り傷などを作りながら 蚊に刺されながら 汗を思い切り書きながら セミ取りに夢中だった自分が不思議に思えます。

    毎年ではないけれど 福岡県の母方の実家にお盆の前後二週間ほども 帰省することがありました。母の実家は 工場を併設するような大きなお菓子屋さんでした。工場では和菓子を中心に かなりたくさんの種類のお菓子を製造していました。勿論キャラメルやチョコレートなどの一般的なお菓子からアイスクリームも販売していましたので 子供にとっては夢の国のようなものでした。

    朝ごはんがすむと 漫画本が山のようにある家でしたので 午前中は 従兄弟たちの部屋でお菓子を食べながら読みふけりました。昼からは 近所の川へ泳ぎに出かけました。プールでしか泳いだことが無かったので 自然の中でお欲のは面白くてしょうがありませんでした。私は初心者なので上手く魚を捕まえられませんでしたが 従兄弟たちは上手にフナやモロコ等を捕まえていました。子供は虫にしても魚にしても捕まえるのが大好きなのでしょう。

    夏休みが とても楽しいのは 誰もが同じだったと思いますが いつも必ず終りが来ます。長い休みが楽しかっただけに 尚更胸にどんよりとした 重くて暗いものが のしかかってきました。学校に行けば また級友に会えるわけだし 苛めを受けた経験もないし 授業が分らなくて苦痛だったこともないのですが やはり決まった時間に出かけて 授業を受けなければならないという事を 矯正されることにプレッシャーを感じてしまいます。

    毎年 水の事故などの悲しいニュースが報道されますが 今年は何とか無事に子供たちが夏休みを楽しく過ごしてくれることをお祈りいたします。

  • 7月18日 私は違いの分からない男なのです

    昔 インスタントコーヒーのテレビコマーシャルで「違いの分かる男」と言うフレーズがありました。多分ネスカフェのゴールドブレンド辺りのCMだったと思います。インスタントコーヒーなんて どれも似たり寄ったりのような気がしますがゴールドブレンドは それまでのインスタントコーヒーが細かな粉末だったのに対して 瞬間冷凍 瞬間乾燥 と言うこれまでとは違った製法なので 見た目にも顆粒状で今までのものとは異なりますし 味や香りが 段違いだというのが売り文句だったように思います。数十年前の出来事ですので 全然見当違いの事を書いてしまっていた場合は 笑ってお許しください。

    見た目が粉末状と顆粒状と 違っていましたし 我々貧乏人にとってインパクトがあったのは 価格がグンとお高くなっていました。ですから 当時は段違いに美味しいに違いないと信じて 有難がって飲んでいたように思います。確かにコーヒー豆を挽いてサイホンなどでいれたコーヒーとは 香りなどが大分劣っていたのでしょうが 少なくともそれまで飲んでいたインスタントコーヒーよりは 瓶のふたを開けた時からの香りが違っていた事には気づいておりました。

    現在 インスタントコーヒーは 幾つかのメーカーから販売されていますが その殆どの商品が 顆粒状になっていますので 正直な所 メーカーによる違いを 殆ど感じる事が出来ません。ですから 正直に私が違いの分からない男だと申し上げているのです。今の季節は 暑い時期なので 毎朝 少量の湯を沸かして インスタントコーヒーを濃いめにいれて たっぷりの氷で冷たくして飲んでおります。勿論フレッシュもたっぷりと入れますし カロリーゼロの甘味料もたっぷりと入れております。そんな雑な作り方飲み方をしておりますから 尚更 メーカーの違いも商品による個性の違いも分りませんが それなりに美味しいアイスコーヒーを頂いており 自分としては毎朝満足しております。

    昔は違いの分かる男に憧れた時期がありました。やはりコーヒーは自分で選んだ豆を買ってきて ハンドミルで自分で飲む直前にガリガリとひいて サイホンでたてたコーヒーが美味しいはずだと思って それなりの道具を揃えて 何とか豆による味の違いを見分けられるようになろうと 努力したものです。しかし幾ら頑張っても 豆による味や香りの違いが 何となくは感じるのですが この味は どの種類の豆なのか いくら努力しても 明確にピンとはきませんでした。

    そのうち ドラマで見ていてカッコいい主人公である 「相棒」の杉下右京さんや「メンタリスト」のジェーンさんが 紅茶党なので コーヒーを諦めて紅茶の茶葉の種類の違いを 感じ取れるようになろうと 何種類もの茶葉を購入してきて 変わりばんこに飲んだことがありました。こちらも何となく味と香りが異なるのは 辛うじて理解できましたが この味はこの銘柄の茶葉だ とは何時までたっても自信を持って断定できるようにはなりませんでした。

    ですから 私恥ずかしながら コーヒーも紅茶も 違いが判らない 味音痴なジジイなのです。人間ある程度の年齢に達したら 若い頃よりは 色んな意味で違いが分かってくるのだろうと思っておりましたが 私は目も見え辛くなる一方ですし 耳もどんどん遠くなっているのを実感します。少し坂道を歩くとすぐに息がきれますし 根気が無くなってきたので 好きな事でも夢中になって時間を忘れるようなことが無くなりました。

    ひたすら痴呆症で周囲に迷惑を これまで以上にかけまくる年寄りへの一本道を突き進んでいるみたいです。これまで以上に 特に大切な奥様にご迷惑をおかけするのなら 下手に長生きはしたくありません。これまで散々 恥をかきまくってきた人生ですから 散り際位は 幾らかでもカッコよくしたいのですが 友人にこのことを話すと 「絶対に無理や」としか言われたことがありません。最後の最後まで面倒をみてもらえるように 今からできる奥様孝行にだけは励んでおこうと思います。

  • 7月16日 スクールハラスメントなんてものがあるのだそうです

    現代は ハラスメントだらけの世の中のようです。とは言え 社会の仕組みや構造が 昔と大きく変化したのかと言えば そんな事はない様に思いますから 騒がれ始めたのは ここ二三十年かも知れませんが それまではそのような行為が当たり前と認識されていたのでしょうから 物事に対する認識が変化してきただけなのでしょうか。

    ハラスメントの草分けは セクシャルハラスメント いわゆるセクハラだと思いますが 私はセクハラ と言う言葉が大嫌いです。男性が女性に対して性的な興味を持つのは 動物の本能として当たり前だと思います。私は男なので 女性の感性を 全く理解できませんが 女性にだって性欲があるのですから 男性ほど簡単にあからさまにされないだけで 異性に対する関心は 五十歩百歩なのではないでしょうか。

    男性が女性に対して 興味を持つことを止めることは不可能だと思いますが 私の様に見てくれが悪くて 女性に好感を抱かれにくい容姿の場合 女性をジロジロと観察するだけで セクハラと問題視されるのだそうです。所がキムタクの様な男前に 見られたら 女性は大いに喜ばれる場合が多い様に思います。セクハラなんて 同じ行為をしても その男性の容姿によって セクハラと認識されたり 好感を抱かれたりするのですから あまりにも主観に満ちた いい加減できちんとした根拠に欠ける主張だと 私は思います。

    以前 近所の中学校の学外職業体験なる企画で 年に一度二日間ほど中学生を預かって 仕事ぶりを見学してもらっておりました。四五年は 問題なくこなせておりましたが 見学に来る子が 三人と限定しておりましたけれど 全て女の子だったので 私は迂闊な人間なので ウッカリセクハラ発言でもしてしまいそうで不安なので なるべく男子を選出してほしいと 中学校にお願いしておりました。只中学側としては 病院と言うジャンルなので なるべく成績の良い生徒をと考慮すると 女の子ばかりになってしまうという話は聞いておりました。

    そしてある年にまた三人の生徒さんが 仕事の見学の前に挨拶にやってきました。自己紹介カードだったかその書類の名称は不確かですが そのカードを各自が記入して私に提出してくれて そのカードを見ながら 注意事項や服装 心構えなどを説明しておりました。そのうちの一人が 紹介カードの事を勝手に「プロフィールに書いてあるように」と言うセリフを連発しました。

    私は自己紹介カードと言う名称があるので 勝手にプロフィール等と呼ばないように注意しておりましたが 何度窘めても全く改まらないので 少し強い口調で「勝手にプロフィール等と言う言葉を使わないように。アイドルのプロフィール欄には 体のスリーサイズが書かれていたりするけど このカードには君たちのスリーサイズは 書いて無いやろ」と言いました。更に「私の指示に従えないのなら 職業体験には 参加をお断りする」とまで言ってしまいました。

    その子は 流石にその場では凹んでおりましたが まあ見学当日からは頑張ってくれるだろうと 思っておりました。所がその日から二三日してから 中学校から電話がかかってきて 急用で伺いたい とのことでした。何の話かと思っていたら 普段は顔を見せたことがない教頭とかいうオッサンがやってきて 「中学生が挨拶に来た時に 先生に体のスリーサイズを尋ねられたという報告があった。そんなセクハラ発言をするような所に大事な生徒を預けられないから 自己紹介カードをすぐに返してくれ」と言われてしまいました。

    私が何度注意しても改めないような子供でしたから 私に注意されたことの腹いせに 帰宅してから両親に ある事ない事報告したのでしょう。その言葉を鵜呑みにした両親が 学校に文句を言い またその言葉を鵜呑みにした学校側が 一方的な文句を言いにやってきたのです。親にしてみれば 可愛いわが子を 学校にしてみれば 可愛いわが生徒を 守りたいという気持ちはわからないでもありませんが 私は呆れてしまって 言葉を失い 言われたい放題で その場がお開きになりました。

    この事実を客観的に判断して頂けたら セクハラを受けたのは 私だという事にならないでしょうか。何度注意しても改めようとしないような子供を育てていた両親が我が子の言葉を鵜呑みにすることは まあ致し方のない事かもしれませんが その言葉を丸ごと鵜呑みにしてしまう学校側の判断には 呆然としてしまって 一方的に言いたいことを言われて 文句を言いに来たおっさん達が帰ってから 猛烈に腹が立ってきました。私は セクハラのセもしたつもりはありません。只言葉遣いを注意しただけで セクハラ親父扱いを受けたのですから セクハラの一番の被害者は 私だと思います。この話には後日談があって その翌年にも 同じ中学から 職業体験の依頼の電話がかかってきましたので「昨年あんたの中学の教頭からセクハラを受けたので 断る」と言ってやりました。

    セクハラ問題が 裁判沙汰になっているケースも少なくないようです。現実に男性が その優位な立場を利用して 性的な嫌がらせをしているケースも少なからずあるのは間違いない様に思いますが 私の様に全くの冤罪で 訴えられているケースもかなりあるのではないでしょうか。現代は訴えたもの勝ち のような雰囲気がありますから 冤罪の裁判も幾らでもあるように思いますので 正当な判決が下されることを期待します。たとえ冤罪であってもセクハラで訴えられたという事実が 世間に知れ渡ることによって 本人は勿論その家族までが 凄く大きなダメージを受けるのですから 検察が慎重に判断してくれることを期待いたします。

    さてスクールハラスメント とは学校の教師やクラス全体から 嫌がらせを受ける事なのだそうです。ネットニュースによると 高校時代にスクハラを受けた現役の大学生が スクハラを受けた場合に相談できる窓口を立ち上げるために署名活動を始めた という記事でした。ご本人の話によると 両親が離婚していて片親なので その事を理由に教師から嫌がらせを受けて 更に学校側からも退学するように圧力をかけられたのだそうです。まあ学校側の言い分も聞かないと 客観的にどちらの言い分に正当性があるのか 判断できませんが キチンと入学試験に合格しているのに 明確な理由もなく退学を勧告されたとしたら 学校ぐるみの嫌がらせである可能性が高いのかもしれません。

    最近知ったハラスメントとしては カスタマーズハラスメント 略してカスハラなるものがあるのだそうです。つまりお店のお客さんが店員さんに対して行う嫌がらせの事なのだそうです。客が店員に対して 無理難題を吹っかけたり 注文を意図的に間違えておいて 店員にその責任を押し付けたりするのだそうです。そんな客は 追い返せばいいのでしょうが 客商売をしている店側としては 甘んじてその嫌がらせを受けざるを得ないのかもしれません。

    パワハラについては 私は最初から納得がいかないハラスメントです。よくあるのが上司と部下の関係で 上司が部下を頑張らせようとハッパをかけるのは 当たり前だと思います。会社は業績を上げるために経営されているのですから 実績や実力 影響力が上である上司が 部下に対して 達成するのがかなりしんどいかもしれない指示を出すのは 必然的な事でしょう。部下にしてみれば 実現するのが相当困難な指示を出されるにしても 上手にそのやる気をくすぐるような言い方をされれば パワハラとは感じないのかもしれませんし 表現力の拙い上司からの指示は 嫌がらせと感じてしまうのかもしれません。だとしたら 男前の視線は 女性が嬉しいけれど スケベ親父からみられるのをセクハラと主張するのと同様に 納得のいきかねる出来事のように思えてしまいます。慎み深かった日本人が 訴訟社会のアメリカの悪影響を受けて 自分が不満に感じることは なんでも訴える 訴えた方が正義だなどというような短絡的で誤った考え方が 蔓延しているのには 非常に不愉快 と言うよりはむしろ悲しい気持ちになります。

    力のあるものが 立場の弱いものに対して 高圧的な態度に出てしまうのは 大昔からごく自然と合ったことだと思います。勿論それを肯定するつもりはありませんが 上から物が言いたければ 偉そうな態度が取りたければ 自分が業績を上げて 偉くなればいい事の様にも思います。自分が未熟であったり 実績がない事は 最初は当たり前だし 素直に指示に従って 実績を積み重ねていくしかないように思います。

    このスクハラを受けた大学生にしても 教師からそんな圧力を受けたのなら 弁護士に相談すれば キチンと法的な対抗策がたてられたのかもしれません。市役所で調べれば 無料の法律相談が受けられるはずです。級友たちと しっかりと話をして 友情を育んでおけば そんなに孤立した立場に追い込まれなかったのかもしれません。客観的に見ると その大学生が まだ高校生であったにしても 親にきちんと報告しておけば それなりの対応が出来たように思いますから 一方的に被害者の立場を主張するのは 如何なものかと思ってしまいます。そんな訳で 私はハラスメントと騒ぐ人たちが 信用できないという話でした。

    会社の業績を伸ばすために

    無理かもしれない指示を出す上司や 本人を若しくはチームを上達させるために 敢えて過酷なトレーニングを課すスポーツ指導者が パワハラとして訴えられているのを見ると そんな事だから 日本と言う国が低迷しているのだと思います。何でもかんでもハラスメントと騒ぐ風潮は 日本にとって 凄く悲しい未来しか待っていないように思いますが 如何でしょうか。

    そりゃ

  • 7月15日 「海の日」なのだそうです

    どうも自分が病院を開業してからは 祝日も仕事をしているからなのかもしれませんが 特に新しく制定された祝日には 馴染がないせいもあってか 興味が全くわきません。世間ではどのようにこの祝日を認知されているのでしょうか。子供にしてみれば 夏休み前の行きがけの駄賃みたいな連休ですから 勿論嬉しい存在なのでしょうが もともと祝日のなかった七月を八月に 大人の為に わざわざ作ったようなものです。何となく祝日のための祝日と言った雰囲気が感じられて 特にこの二つの祝日の存在には 私は懐疑的な気持ちになってしまいます。

    本来の意味合いとしては 明治天皇が東北地方を巡幸されて7月20日に 明治丸と言う船で無事横浜港に帰って来られたので その日を「海の記念日」と言う呼び方をしておりました。当時はまだ 船による航海に国民が不安を持っていましたが 天皇陛下が無事に帰港されたので 国民も安心して船での旅が出来るようになったと言われている 大切な記念日だったのです。

    そこで国民の祝日について取り仕切っている内閣府の木っ端役人どもが 自分たちの仕事をした爪痕を残したくて頑張って「海の日」という安易な発想の祝日を思いついたのでしょう。「海の恩恵に感謝し、海洋国家日本の繁栄を祝う」等と言う 本当に薄っぺらくて国民に全っく響かない 謳い文句でスタートしてしまいましたから 国民にとっては只の休日以外の何物でもない祝日としか認識されていないように思います。

    それもスタートした時は 7月20日 と言う謂れのある日に固定されていましたが ハッピーマンデー法なんていう悪法の為に 毎年七月の第三月曜日 と定められてしまいましたから 本当にただの休日になってしまっております。 仕事を引退したら 毎日が日曜日になるわけですから 平日に祝日のような 普段は空いているはずの所が 混み合うかもしれない日は 歓迎したくないのであろうと思います。ゴールデンウィークなんていうどこに出かけても混み合う事が約束されている連休なんて 敢えて渋滞や行列を体験する為に出かけることはあるのかもしれませんが ひたすら自宅で静かにのんびりと暮らすことになるのであろうと思います。

    一時期の日本人は 働き過ぎて世界から「エコノミックアニマル」なんて呼ばれた時期がありました。事実その頃の日本の経済力や技術力は 世界を席巻していたのかもしれません。しかし現在の日本は 人口が減少し始めた時期から その国としての勢いを一気に失ってしまいました。子供の学力なども一時期は世界のトップクラスでしたから 独創的でノーベル賞受賞者を量産することはないにしても 国民の平均的な知識力の水準は相当に高かったのです。所が世界のトップの座に安心しきって ゆとり教育なんて言う日本人の唯一の強みであった 平均的な学力を著しく低下させる愚かな教育改革を実行してしまい 世界のトップから自ら転げ落ちていってしまいました。

    「メイドインジャパン」と言えば かつては世界が一目置くブランド力をほこっていました。所が現在では アジアの中でも中国 韓国に言いたい放題 やりたい放題を許している三流国に 成り下がってしまいました。日本と言う 国土が狭くて 資源も乏しい国が 唯一世界に誇れた 技術力を磨く努力を忘れてしまい その間に世界がどんどん技術力を高めてしまって あっと言う間に置いて行かれてしまいました。

    そんなかつての勢いを無くして衰えてしまった日本が 今更必要性のない祝日を新設して 更にのんびりしてどうすんねんと思いますが 役人は何らかの自分の仕事の足跡を残したいので 形のある祝日を制定しようと頑張ったのでしょう。まあ一般的な国民にすれば 休みが増えてのんびりできるので 積極的な反対意見は出なかったのかもしれませんが こんな本来はキチンとした意味合いのある記念日だったのに つまらない 説得力と謂れのない祝日を作ることで キチンとした歴史のある祝日について考える気持ちをさらに薄めてしまうという愚かさに気づいている人間は ほんの少数のようです。

    せっかくの海の日も 今年は冷夏の為か 海水浴場やプールは閑古鳥が鳴いていたみたいですから 全く無意味な祝日になってしまっていたように思います。勿論気象条件だけが原因ではなくて 国民に祝日を制定された意図が全く理解されていないからだと思いますから こんなくだらない祝日はさっさと廃止してしまった方がいい様に思うのは 私だけでしょうか。

  • 7月14日 1974年の本日「エクソシスト」が封切られて 観客が押し合って怪我をしたのだそうです

    私は このブログで何度も申し上げておりますが 筋金入りの腰抜け野郎ですから 怖いものは全般的に苦手です。しかし人間は何故か昔から 怖い映像や恐ろしい物語が大好きなようで ホラー映画や怪談話が とても人気があります。私が中高生の頃に この「エクソシスト」や「オーメン」「サスぺリア」等の外国物のホラー映画が次々に封切られて 凄くヒットしていました。私は なんで高いお金を払ってまで 恐ろしい場面を見たい人が多いのか 全く理解できませんでしたので 当然その類の映画を観に出かけたことはありません。私は映画には もっと楽しくてワクワクできるジャンルのものが沢山ありますから どうせお金を払うのなら心置きなく楽しめる映画を選んで映画館に出かけました。

    しかし不思議な事に 何故か恐ろしい映画を観たがるのは女性が多いのです。私は女性は男性に比べて 体力的に劣っているし 守るべき存在だと認識しておりますので どうしてそんなに恐ろしい思いをしたがるのか 理解できません。それは遊園地の絶叫マシーンに乗りたがるのも 何故か女性の方が断然積極的です。私は勿論 ジェットコースターの類も 好きではありません。せっかく楽しい思いをするために 遊園地に出かけているのに 何故そんな恐ろしい思いをしたがる女性が多いのでしょうか。うちの奥様も 然りで 当然の様に 一番恐ろしい乗り物に乗りたがられます。私がそれこそ土下座をするくらいの勢いで お願いして回避してもらっております。

    最近よく出かける ナガシマスパーランドにも 非常に恐ろしいアトラクションが少なからずあります。ジェットコースターの類も宙返りするのは 当たり前みたいになっていますので 宙返りや体がクルクル回転する動きには もうある程度慣れっこになってしまいましたので 私もそれほどの恐怖感はありません。但し一番高い所から落っこちる スチールドラゴンだけは 本当に土下座をして 勘弁してもらっております。でもこのアトラクションは 凄く人気があって 何時も行列が出来ていますから 本当に人間と言うのは 分けの分らない生き物だと思ってしまいます。

    さて「エクソシスト」等の外国のホラー映画は 当然ですが 日本とは風土が異なるし生活習慣にもなじみを感じられない場面がちょくちょくありますから ウッカリテレビで放送されているのを 見てしまっても その恐怖感がそれほど長引きません。しかし日本のホラー映画は 描かれている場面が ずっと身近に感じられるので 恐ろしさがかなり長持ちしてしまいます。「リング」で貞子がテレビの画面から乗り出してくる場面を観てしまってから 暫くはテレビの画面自体が恐ろしくなってしまいました。たまたま奥様も一緒にその場面を見ておられましたが ケラケラと笑っていましたから 二人の間には 埋まらない深い溝があるのだと感じてしまいました。

    何にしてもそんなホラー映画を観るために何時間も行列を作って 更には入場するときに押し合って怪我をする人が出てしまうなんて 人間って不思議だなと改めて思ってしまいます。

  • 7月13日 1596年の本日 秀吉が家康に関八州を与えたのだそうです

    秀吉の日本統一の総仕上げ的な段階での 最後まで反抗した一大勢力であるところの 北条氏を滅ぼすための小田原攻めが 終了して この日小田原城に豊臣秀吉が入り 論功行賞の結果 徳川家康に北条氏の旧領にかなりのおまけをつけて 徳川家康に与えたのだそうです。当時の関東地方は 京の都から遠く離れている とんでもないド田舎だったのでしょうし 徳川家としては 先祖代々の土地である東海地方を離れるのですから 手放しでは喜べなかったのかもしれませんが その領土の広さは 徳川家のその後の勢力の基盤となったのですから ある意味秀吉は 虎を野に放ったような 大失敗だったのかもしれません。

    取り敢えず 秀吉としては 主君であった信長の盟友である家康は 大名としての格などから見ても 百姓出身の自分よりも はるかに上で 何代にもわたる絶対に裏切らない家来を多数抱える家康が 武将としての能力や 人の上に立つ魅力の持ち主であったことなど 目の上のたんこぶだったので 取り敢えずは十分な恩賞で目先をごまかして 京の都から はるかに離れた関東に追い出して ホッと一息つきたかったのだと思います。

    明治維新があり 江戸城の後に皇居が建設されて 天皇陛下が移り住まわれて 日本の首都が江戸改め東京に置かれたのも 秀吉が家康を関東に送ったことに起因しているのでしょうから その後の日本への影響を考えると とんでもなく大きな出来事と言えるのかもしれません。もし秀吉が もう少し家康に対して 親近感を持っていたら ひょっとしてもう少し都に近くて 家康の先祖代々の領土に近い 名古屋辺りに領土を授けていたら 日本の首都は名古屋になっていたかもしれないように思います。

    家康としては シブシブだったかもしれませんが 未だド田舎でありますから 逆にどのようにでも発展する可能性を秘めた広大な領土をもらい 譜代の信頼できる家来にその管理を安心して任せられたので 秀吉の死後の天下取りに向けての大胆な行動が 心置きなくできたのでしょうから やはり百姓上がりの秀吉とは持って生まれた立場の違いが その後の徳川家の繁栄につながったのかもしれません。

    秀吉としては よしんば家康が反旗を翻しても 関東から上京する道筋に 秀吉を裏切らないであろうと信頼した大名を東海道筋に配置したつもりなのに 関ヶ原の合戦では その殆どが家康に与してしまいましたから 晩年の秀吉の細やかな心積りは 全て水泡に帰してしまいました。歴史にたらればは 禁物ですが もし信長が存命で織田家が天下を制していたなら 豊臣家もその重臣としての ポジションは維持できていたのかもしれませんから 勿論現実のような自分の天下は望めないものの 結果的には豊臣家が長続きしたのかもしれませんから 皮肉な運命だったのかもしれません。

    歴史上 この事実は あまり重大事としては取り上げられていないように思いますが その後東京が日本の首都であり 中心地になるきっかけとなった出来事ですから もう少し注目されてもいい様に思いますが 如何でしょうか。

     

  • 7月12日 プロ野球のオールスター戦が放送されていました

    私は小学校の三年生まで 何故か野球に興味がありませんでした。学校で体育の時間にソフトボールなどをやっていましたし 父とキャッチボールはよくしていましたが 何故か ルールにさえあまり興味が湧かなくて プロ野球にも高校野球にも 全く興味がありませんでした。所が 同じクラスで好意を持っていた女の子が 大の巨人ファンだという事を知ってから プロ野球に興味を持ちました。好きな女の子が応援しているチームですから 私もそのまま巨人ファンになればよかったのですが 私は今も変わりませんが 強大な勢力を持った存在が大嫌いなのです。プロ野球の巨人や 相撲の大鵬 そして政党では自民党 そして現在その頂点に踏ん反り返るアベチャンが 秋元真夏と同じぐらいに 大嫌いです。

    当時は巨人が ONを中心として中心として 圧倒的な強さで九連覇をしている最中でしたから 私はそんなチームは生理的に受け付けませんでした。当時のクラスに男子が二十数人いましたが 約十人が巨人ファンで あと十人位が地元の阪神ファンでした。残りの数人が それまでの私と同様にプロ野球に興味がない男子でした。巨人が大嫌いなら そのライバルとされている存在だし 地元のチームですから すんなり阪神ファンになればいいのですが その頃私が一番仲が悪くて 大嫌いな奴が 熱狂的な阪神ファンでしたので 阪神を応援する気にもなれませんでした。

    プロ野球にようやく興味を持ち始めて 新聞のスポーツ欄を楽しみに眺めるようになってから ようやくセリーグとパリーグのチーム名を覚えた頃に 中日が たまたまなのでしょうが巨人に三連勝して 凄く勢いを感じました。そこで中日が名古屋のチームであることすら知らないのに 嫌いな巨人を三たてしてくれた勢いに魅力を感じて ドラゴンズを応援するようになってしまいました。それ以来ずっとドラゴンズ一筋で応援してきました。落合監督が解雇されるまでは 大好きでしたが 尊敬する落合さんに 8年間監督を務めているうち五回も日本シリーズにドラゴンズを導いてくれた功績を正当に評価しないで 解雇する球団の姿勢に 一度で中日と言う球団自体が嫌いになってしまいました。落合監督は シーズン途中で解雇されることが発表されましたが 最後の年まできちんと仕事をして 劇的な逆転優勝で ドラゴンズを日本シリーズに連れて行ってくれました。ちなみにそれ以降のドラゴンズは一度も日本シリーズに出場できていませんし この十年のほとんどがBクラスに低迷しています。

    そんな訳で 中日ファンをやめてから 一気にプロ野球に対する興味が薄れてしまいました。同時に春夏ともに楽しみにしていた甲子園での高校野球にも 興味が無くなってしまいました。昔なら ちょうど今頃 各都道府県での予選が盛り上がっていますから それらの情報を出来るだけ掻き集めて 自分なりにその年の大会の優勝候補を占ったりして 大会が始まる前から 存分に高校野球を楽しんでおりました。中日が嫌いになったのなら 別のチームを応援すればいいかと思って 一時期 地元の阪神を応援してみようと頑張ってみましたが やはり他人のお宅にお邪魔しているような気分で 本気で応援する気にはなれませんでした。

    子供の頃には オールスターの試合がある時期になれば まずはファン投票でどの選手が選出されるのか ワクワクしながら結果を待ち ファン投票が終われば 監督推薦で選ばれる選手を 前半の成績から予想して楽しみました。出場選手が決まると 自分なりに特にセリーグの打順を予想してみて楽しみました。結局は人気のある巨人の選手を中心にオーダーを組まなければなりませんでしたが 私の予想は 開催される球場も考慮していましたので 結構あたっていました。そしてテレビで中継されるのを 最初から最後まで 噛り付くようにして観ていました。

    所が現在では 何時試合があるのか どんな選手が出場するのかさえ 全然知りません。まあ私のスポーツ全般に関する興味が薄れてきていますので 以前は野球以外でも ラグビーやアメリカンフットボールの試合を凄く楽しみにしていましたが 現在では たまに結果を見て 今年はここが優勝したのか と思うだけです。ここ十年位で 私が一番関心があったのは やっぱり乃木坂46だと思います。このブログでも 散々乃木坂については 書きまくりました。

    所がここ最近は あまり乃木坂を題材に取り上げることがありません。正直な気持ち 若干飽きてきてしまったのかもしれません。ナーちゃんが卒業してしまったことが 拍車をかけているのかもしれませんが その他の欅坂や日向坂にも それなりに興味がありましたが 最近入ったメンバーは 顔を見ても名前や出身地も知りません。数年前なら 新しく入ったメンバーの顔と名前を 覚えるのに凄く頑張っていましたが 現在は殆ど知らないメンバーがそこそこいますが 特に何も感じなくなってしまいました。

    私が現在 一番興味があるのは プレバトの影響で俳句です。俳句と短歌の違い すらよく分っていない段階ですが 構成する文字数以外にも 根本的な違いがあるのでしょうと言うぐらいの 超初心者ですが 何方か俳句の達人に上手く巡り合って ご指導いただきながら 上達したい と言うのが私の現在の一番の望みです。正直 ダラダラと長ったらしいブログを書いてしまう私には 一番向いていない文学の形かも知れませんが だからこそ猶更 チャレンジしてみたいのです。人間生きていれば 興味の対象が移り変わることは しょうがないのかもしれませんが 出来ましたら 俳句とは死ぬまでお付き合い願える趣味にしたいと 考えております。

  • 7月11日 運転免許の更新のための講習を受けてまいりました

    一月ほど前に 免許の更新に 交野警察署を訪れました。届いたハガキを持って 数年前に撮影した顔写真を持って出かけました。本当は最近撮影した写真でなければなりませんが わざわざ撮影しに行くのが面倒だし 幾らかでもお金がかかりますから 節約してしまいました。まあくたびれたジジイの顔写真なんてそんなに変化もないのでしょうから 知らん顔して提出したら すんなりと受け取ってもらえました。視力検査を無事通過して 直ぐに講習を受けて帰ろうと思いましたが 何とその日に講習を受けたければ 三時間以上も待たされることになるのだそうです。日を改めれば 指定された時間に来ればいいので そんなに待ち時間は必要ありません。

    そんな訳で本日三時半からの 一時間講習を受けてきました。優良ドライバーであれば 三十分で済むのですが 私は数年前に 無理して黄色信号を突っ切ろうとしたのですが 運悪くパトカーが停車していて 信号無視で捕まってしまい 減点を喰らってしまいました。その為に一時間講習を受けてまいりました。昔は 講習と言っても テレビのビデオをただ眺めるだけで済んだように思いますが 現在は異なります。偉そうにしゃべるオッサンが ペラペラと喋りつづけて45分が過ぎると ようやくビデオが流れましたが オッサンが常に目を光らせていますから 居眠りすらできませんでした。

    ビデオを流すだけでは 殆どの人が居眠りをしているだけで 講習をする意味がないとは 以前から思っていましたから まあ講習の形態が改善されたと言えるのかもしれませんが 私は最近購入した俳句の本を しっかりと読み込もうと意気込んでおりましたので 残念でした。車の運転は 現在の私にとっては必要不可欠なものですが 私は70歳を超えたら 運転免許を返納しようと考えておりますので 免許の更新も 五年後にあと一回するだけになりそうです。何となく人生の終着点が見えてきそうで 悲しくなりますが 悲惨な事故を起こして 人生の晩年で大きな後悔はしたくありませんから 70歳を超えたら 免許を更新しないで 返納することを実行しようと考えております。このブログでも何度も宣言しておりますので 今更返納しないなんて言えないように思います。

    私が運転できなくても しっかり者で車の運転もとても上手な奥様が 傍にいてくれるはずですから そんなに不自由はしないと思います。高齢者の事故がここの所頻発していますから 免許を取れる年齢は18歳以上と決まっておりますが 上限はないのだそうで 70歳になっても 視力や聴力の検査で問題が無ければ 免許は取得できるのだそうです。しかし十八歳未満は 取得できないのですから ある程度の年齢になったら 運転免許を更新できないようなルールがあってもいいのではないでしょうか。

    田舎に暮らしているから 車が無ければ生活できない 等と言う意見もあるかもしれませんが 十八歳未満の人は 運転できなくても たとえどんなに不便な田舎であっても生活できているのです。いきなり免許を取り上げられるのではないはずですから 一定の年齢になれば 運転できなくても生活できるような準備をしておけば 何とか対処できるはずです。

    お年寄りになればなるほど 運転の適性にも個人差がありますから 一定の年齢になれば 強制的に免許を返納させるにしても その線引きが相当に難しい事は分りますが このような法律は 決まってから実際に施行されるまでに かなり余裕を持たせるはずですから 実行は出来ない事ではないように思います、私は自営業者ですから 自分の仕事の辞め時も自分で決めなければなりません。年金なんて殆どお小遣い程度しか受け取れませんから 少しでも長く働くべきなのかもしれませんが 老後を充実させて楽しむためには 少しでも早く引退したい気持ちも強くあります。

    運転免許も 返納してしまえば 自分で運転できない不自由さがありますが 悲惨な事故を起こさなくて済む安心感も得られるのです。仕事の辞め時も 免許の返納時期も 自分で決断を下さなければなりませんから 難しくて辛いでしょうが 後悔しないために自分で決めざるを得ません。軟弱極まりない私にできるのか 正直あまり自信はありませんが 自営業者の先輩方は 皆その難しい決意をなさってこられたのですから 何とかなるでしょう。

    免許返納については 返納した人に何かかなり大きな特典が与えられるようにしたら いいかもしれません。例えば消費税を免除されるのなんかも 手軽でいいのではないでしょうか。それか 公共交通機関の生涯無料パスを贈呈するのは如何でしょうか。人間何か返納したらいい事でも無ければ なかなか返納しないように思いますので 政治家の方々には 現実に役に立つルールを作ってほしいものです。

     

  • 7月10日 本日は 語呂合わせで納豆の日なのだそうです

    ひょっとしたら 昨年の同じ日にも同じことを書いたのかもしれませんが まあいいでしょう 兎に角私は納豆が大好物です。なのにここ十年くらいは 一粒も納豆を食べておりません。私は心臓病を患っております。具体的には 不整脈なのです。つまり心臓が正常ではない動き方をしております。その為に心臓内で血液が スムーズに一方通行してくれておりません。その結果 血液に血の塊ができやすい状態が 恐らく死ぬまでずっと継続するようです。

    血の塊が 例えば心臓に流れる血管で詰まってしまった場合 心筋梗塞と言う事になります。脳の血管で詰まってしまえば 脳梗塞と呼ばれる状態になります。その為に私は 血液が固まりにくくする薬 昔からあって結構有名な薬ですがワーファリンを死ぬまで飲み続けねばなりません。ワーファリンの薬理作用は ビタミンKが関わる 血液凝固作用を阻害することによって 血液をサラサラに 即ち血液が固まり血栓になりにくい状態を保ってくれるのです。

    納豆は 何故か知りませんが ワーファリンが阻害してくれるビタミンKを非常に沢山含んでいるのだそうです。ですから 納豆を食べてしまうと ワーファリンによる血液凝固阻害作用が 十分に発揮されなくなってしまうのだそうで その為に私はワーファリンを飲み始めてから 一度も納豆と 同様にビタミンKを大量に含む青汁も禁じられております。まあ阿蘇汁は一般的には 健康にとって望ましい食品なのかもしれませんが 私は全然飲んだことがないし 飲みたいと思ったこともありませんから 全然苦痛ではありませんが 納豆が食べられないのは 慣れるまでは相当に辛い日々でした。

    スーパーでは色んな種類の納豆が 安い値段で大量に販売されています。一昔前までは 関西人は一般的に納豆を苦手とする方が殆どだったように思います。うちの家庭は両親ともに九州出身ですから 朝食にちょくちょく納豆が登場しておりました。ですから昔から 納豆自体の販売はされていたのでしょうが 現在ほど色んな種類の商品が それもかなりの低価格で 販売されてはいなかったように思います。自分が食べられなくなってしまったからかもしれませんが 尚更納豆売り場が拡大されているような気がしてしまいます。

    まあ私の場合 糖尿病も抱えておりますので 病院で検査を受けるたびに 血糖値の指針となるヘモグロビンA1cをなるべく正常値である6.0以下にするために 検査の一月前から 炭水化物を食べないようにして しっかりと運動して 何とか血糖値が低い状態を維持するように心掛けております。その時期に正直に体重が落ちるのですが 病院で検査が終わるたびに ホッとしてほんの少しの時期だけ 食べたいものを食べてしまい また体重が増加してしまって ここの所体重がなかなか減少してくれないのが悩みの種です。

    頑張ってダイエットするのだけれど リバウンドを繰り返す 愚か者の極みのような私の生活ですが 検査後締め付けを緩める時期に 少しぐらいなら 納豆を食べてもそんなに次回の血液検査に響いてこないでしょうから 一度や二度なら大好物の納豆を食してもいいのではないかと ずっと思い続けてはいるのですが 何故か実行には移しておりません。納豆なんて 価格の安いものですから けつの穴の小さなけちん坊の私でも たっぷりと購入して 思う存分食べてみたいのですが 何故か自分でストップをかけてしまいます。理由は 一度か二度でも 大好きな納豆を食べてしまうと これまでできていた辛抱が出来なくなってしまうのではないか と不安があるのかもしれません。まあとにかく意志の弱い 自分に甘い人間ですから 恐らく次回の検査が終わっても 納豆には手を出さないだろうと思います。

    医学は日夜進歩していますから ワーファリンと同じように血液をサラサラにして 血栓ができにくくする薬が 新しく開発されました。新しくとは言っても もう開発されて実用化されてから そこそこ年月は経ちますが その新薬のお値段が かなりお高いのです。基本的に毎日ずっと飲み続ける訳ですから ワーファリンを止めて新薬に切り替えると 薬代が今までの二倍くらいに跳ね上がってしまうのです。けつの穴の小さなけちん坊の私は もう少し年月が経って 新薬の薬価が下がったら切り替えを考えますが 現在の所は 納豆を辛抱してワーファリンを続けようと思います。

    まあ薬の効果が同じなら 安い方がいいと考えてしまう 本当に器の小さな男でお恥ずかしいのですが 持って生まれた性分ですから 今更変えようがないので 上手にお付き合いしていくしかありません。但し 一週間後に死ぬことが もしも分ったら 納豆を思いっきり食べるだろうと思います。最後の最後まで安上がりにできた お粗末な男の人生を どうぞお笑いください。

  • 7月9日 本日はジェットコースターの日なのだそうです

    1955年の本日 後楽園遊園地に日本で初めてのジェットーコースターが登場した日だからなのだそうです。高い所が苦手な方は少なくないと思います。私も高所恐怖症と言うほどではありませんが 高い所はあまり好きではありません。人間大なり小なり 高い所から急速に滑り落ちる感覚を味わう ジェットコースターに恐怖感を味わうのは 当然だと思いますが 何故か遊園地に出かけると 行列を作ってでもコースターに乗りたがりますから 不思議な生き物だと思います。

    昔にあった 私が子供の頃に存在していたジェットコースターは 程々の高さから 程々の傾斜で滑り落ちるタイプでした。それでも当時としては 子供であった私にとっては 恐怖の極みだったのですが 男としてのプライドが ガキはガキなりにあったみたいで 割と平気な顔をして乗っていました。ジェットコースターに乗ろうと誘われれば 内心は凄く嫌々なのですが 表面的には 極当たり前の表情で応じていたように思います。

    時代が進むと ジェットコースターも色んな方向に進化していきました。初めて 宙返りするタイプに乗った時には あまりの恐怖に思わず声が出てしまいましたが 男として恥ずかしいので 思わず歓声を上げてしまったように振る舞いました。まあ同乗した友人たちには 恐怖からの叫び声であったことは ばれていたであろうとは思いますけれど。宙返りを何度も繰り返すタイプや ねじれながら宙返りするスクリュータイプなどいろいろありますが 何度か経験したら 徐々に一瞬真っ逆さまになる感覚に慣れてきました。

    それと最初に登る高さがどんどん上昇していきました。フジQハイランドの フジヤマやナガシマスパーランドのスチールドラゴンなんて60メートル以上 つまりビルの20階よりも高い所まで上昇して 凄い角度で滑り降りますから どうして人間と言う生き物が こんな代物に乗りたがるのか 全く理解できません。人間は45度以上の傾斜に立つと 殆ど垂直な斜面にいるように錯覚する生き物なのだそうですが 最初に落下する角度は 恐らく60度位ですから 感覚的には滑り降りる と言うよりも真っ逆さまに落下していくような恐怖を味わっているはずだと思います。なのにこの二つのコースターは 何時も行列が絶えないのです。

    ジェットコースターは 基本的に最初に一番高い所まで斜面を登って行って 後はその位置エネルギーを運動エネルギーに変換して 要するに惰性で斜面を滑り落ちる動作を繰り返して ゴール地点まで辿り着くように設計されていましたが 現在ではコースターにいきなり荷重をかけて 急激にスタートしたり 動き出した直後に宙返りをしたりするタイプもあります。その最たるものが フジQにあるドドンパだと思いますが 初めて経験した時に そのロケットスタートを体感して 恥ずかしながら 吐き気を催してしまいました。隣に座っていた奥様は 平然とされていましたので 余計に情けなかったのですが 降りた直後にベンチにへたり込んで30分ほど動けなくなってしまいました。

    ジェットコースター系の絶叫マシーンは 大抵女性の方が 楽しんでおられるように思います。行列に並んでいる時も カップルなどの様子をうかがうと 女性の方は心底楽しみにしておられるようですが 男性の方は 正直嫌々ながらも 怖がっているとは思われたくないので 虚勢を張っているような雰囲気が 読み取れます。大分昔の話ですが 確かフジヤマに並んでいた時 私たちのすぐ後ろに 小学五六年生ぐらいの 大人しそうな女の子がいました。こんな可愛らしい女の子が こんな恐ろしいコースターに乗って 大丈夫なのかと心配しているうちに やっと乗る順番が回ってきました。

    出来たらなるべく後ろの方で乗り込みたいと思っておりましたが 何と一番先頭車に乗り込むことになってしまいました。すぐ後ろにいた小さな可愛らしい女の子が 先頭でないことを口に出して残念がっていましたので ここは大人の貫録を示したくての発言の様に順番を交代することを申し出ました。女の子のお母さんが 申し訳なさそうに遠慮されましたが 女の子がとても喜んでいましたから 結局交代することになりました。一番先頭でも二番目でも 味わう恐怖感は大差ないのでしょうが 取り敢えずはホッとしました。

    フジヤマに乗った 感想は恐ろしいの一言につきましたが 途中で記念写真を勝手に撮られるのですが その写真を見てみたら 私は恐怖におののいた顔で のけぞり気味に映っていましたが その可愛らしい女の子が 嬉しそうな笑顔で身を乗り出し気味に映っていたのが 不思議でした。本当に女性と言う生き物は 同じ人間なのでしょうが 理解不能な一面を持っているように思います。

    私も還暦を過ぎましたので あまりに過激なコースターの場合 年齢制限に引っ掛かるケースもあるみたいですから 今後は縁を切りたいのですが 奥様もジェットコースターが大好物なので 当分はお付き合いをせざるを得ないのかもしれません。出来たらさっさとジェットコースターから 卒業したいものです。私は車の運転免許を70さいになったら 返納しようと考えておりますが コースターに乗ることも合法的に辞退できるようなルールを作ってほしいものだと思います。