Dr.喜作のブログ

2019年7月 の記事一覧

  • 7月7日 七夕の日です

    近所に機物神社がありますが 毎年七夕祭りの日には かなりの人出でにぎわっているみたいです。本日は日曜日ですから 尚更人出が多いのかもしれません。お天気は何とか持ってくれているみたいなので 浴衣姿のお若い方たちが きっと盛り上がっていたことだと思います。私も奥様と数年前にはいちどでかけてみたことがあります。立派な竹笹に願い事を書いた短冊が 凄く沢山ぶら下がっていて それなりに七夕祭りの雰囲気は 盛り上がっていたみたいですが 中学生高校生にしてみれば 夜に出かける堂々とした理由のある日だからでしょうが やたらと集まっているし テンションが上がってしまって 煩いので あまりのんびりできませんでした、

    屋台がかなり長く連なっていましたが 価格設定は 相当に高めで あまり購買意欲がそそられませんでした。近ごろでは かなり遅くまであいているスーパーもありますから 飲み物にしても食べ物にしても そんな衛生的にどうなのか と言う店で買うよりも 安心だし 価格は断然安いからです。試しに買ってみた焼きトウモロコシは 焼き過ぎて干からびてしまって 焦げ臭くて歯に挟まるだけの代物でした。一緒に買ったコーラも 炭酸は抜けているし 温くて 飲めたものではありませんでした。価格だけは 自動販売機で買うよりも立派な値段でした。

    何も暑い夜に 人ごみの中うろついて 蚊に刺されて 不味いものを高くかわされるような所へ出かけるメリットはなさそうなので 一度きりで出かけるのをやめてしまいました。まあ中高生にしてみれば カップルで出かけるのなら 浴衣姿も新鮮なはずですから最高でしょうし 仲の良い同性の友人と 騒ぐのも楽しいでしょうから 若くて元気なうちに楽しんでおかれればよいと思います。

    こんな晩に夜空を見上げると 何だか普段とは違った雰囲気に感じられるような気がします。最近 始めようと思っている新しい趣味である 俳句でも夜空を眺めてひねってみようと思うのですが まずは夏の季語についての勉強から始めねばなりません。そしてやっぱり趣味にしようと思えば 何方かある程度俳句に通じておられる方が傍にいてくれて 適切なアドバイスを頂けないと 自己満足に浸るだけになり 進歩が期待できなさそうです。

    何しろ私はこのブログが象徴するように ダラダラとやたらと長い説明文を書くのは 得意です。まあ内容が殆どない文章なので 得意と表現すること自体がおこがましいとは思いますが お許しください。所が 俳句と言うのは その対極にあるような文学なのです。たった十七文字で表現しなければなりませんし 散分的ではいけないし 説明文になってもいけないのだそうです。夜空に向って 一応十七文字で 一応「七夕」と言う間違いようのない夏の季語を入れて 今夜の気分を読み込んでみましたが 単に気持ちを十七文字に当てはめただけで 尊敬する夏井先生にお見せしたら 全く才能無しと評価されてしまいそうなので この場での発表は控えさせていただきます。

    かなり昔に 俳句について全く知識がなかった頃に 何句かこのブログで発表したことがありますが その時も全くの散分を十七文字に当てはめただけの 形だけは俳句の体を成しているけれど 季語の入った短い文章に過ぎませんでした。当然この枚方の地にも俳句を嗜まれている先輩方が少なからずいらっしゃると思いますので そのような方々の集まりを探してみて お仲間に加えて頂けたら と考えております。早くこのブログでも自信を持って発表できるような 俳句を読んでみたいものです。

  • 7月6日 セミが鳴き始めました

    七月になったのですから 当然かもしれませんが やっぱりセミの鳴き声をきくと 本格的な夏がやってきたように感じます。例年よりも梅雨入りが遅かったし 蒸し暑くはありますが 病院の二階で 過ごすときに エアコンのお世話にならなくてもすむ日が 多いので 暑くなるのも遅いのかと思っていましたが セミの鳴き声で夏の本格的な到来を感じました。

    桜の開花宣言や 梅雨入りの時期については ニュースなどでも取り上げられていますから それなりに注目されているみたいですが セミの鳴き声も夏になった証だと思いますから もう少し注目されてもいい様に思いますが 如何なものでしょうか。まあ世の中は 参院選の選挙活動が始まっていますから そちらに注目が集まっていても仕方がない様に思います。

    私はこのブログで何度も何度も書いておりますが 安倍晋三と言う政治家が 大嫌いです。理由は 大嘘つきだからです。そもそもアベノミクスによって 一般庶民の生活が 必ず向上して楽になる と言いましたが 全くよくなっていません。確かに円安誘導には 成功しましたので 輸出産業は かなり潤ったのは事実でしょうが 円安によって 輸入に頼っている商品 例えば石油からできるガソリンや 小麦粉からできるパンや麺類などが 値上がりしましたので 給料は上がっていないのに 生活必需品が値上がりしてしまって 確実に庶民の生活は苦しくなっています。

    今経産省の報告書によって もめている年金問題にしても 「百年安心」等と大見得を切っていましたが それは国民の生活自体が安心であるかのように聞こえますが マクロ経済スライド なる耳新しい仕組みによって 支える人間が減少するし 平均寿命が伸びつつありますから 当然国民が受け取れる金額を変動させる と言うと分りにくいですが 要するに国民に支給される金額を大幅に減少させることによって 年金と言う仕組み自体の崩壊はありえないので 年金自体にとって百年安心だという意味です。これもアベチャンが国民についた大嘘の一つだと思います。

    消費税の増税にしても 本当なら今よりもずっと前に十パーセントに引き上げられているはずで それによって表面的には国民の生活が幾らか苦しくなるかもしれないけれど 消費税増税によって 国民が受けられていたはずのサービスを 選挙での得票を増やすための道具として 二度も先延ばししたことも 国民に対する 許されざる裏切り行為だと思います。さすがに今度の選挙では 増税することを公約に掲げていますから 今更後には引けないと思いますけれど。

    森友学園や加計学園の問題も とんでもないスキャンダルで これまでの首相だったら あっと言う間に首相の座から転がり落ちていたはずなのに 衆議院議員の数が 圧倒的に自民党多数の為に安泰なだけです。自民党議員が多く当選するのは 小選挙区制度のおかげだと これも何度も何度も書いております。小選挙区制度が正常に機能して国民の意思が 現れるのは 二大政党が確立されている国でだけなのです。日本の様に 自民党が一番図体が大きくて 野党が分裂して幾つも存在する国では 全く国民の声が反映されなくて 一番大きな政党の立候補者だけが当選してしまう選挙制度なのです。ですからこれも何度も書いていますが 現在の自民党の圧倒的一強独裁は 何も和えちゃんが評価されたのでこうなっているのではないという事です。

    宇野宗佑内閣が 短命に終わったのは リクルート問題や社会党に一時的に吹いた追い風によるマドンナブームなどの逆風があったこともありますが 女性スキャンダルの影響によるイメージダウンが大きくて 参院選で惨敗したことが理由だと思います。私はアベチャンの 個人的なお友達に対する好意と それを覆い隠そうとする閣僚 官僚たちの忖度合戦の方が よっぽど卑劣なスキャンダル事件だと思います。

    ただ今回は 野党に全く追い風が吹いていません。たまたま時期的にタイムリーだったかもしれない経産省の年金に関する報告書の問題にしても 野党がまるで鬼の首を取ったかのように大騒ぎしているのが不思議で仕方がありません。何もあの報告書の存在によって 急に国民の老後が年金だけでは足りなくて ある程度の額の貯蓄が必要なのだという事実が生じたわけではありません。ですから これまでの野党の年金運営の責任を問うのは おかしい様に思います。

    そもそもあの報告書自体が 客観性に欠けているので その内容自体が大いに疑わしいです。国民のうち 厚生年金を受け取る人と 私の様な自営業者で国民年金しか受け取れない人がどの程度の割合で存在しているのか知りませんが 国民年金しか受け取れない人にとっては 夫婦二人で満額受け取っても月に十五万円にも満たないのです。ですからあの報告書の試算は全く意味を成しません。それに現在の日本人の平均寿命は 八十歳+αのはずなのに あの試算は 夫婦二人が九十歳+α まで生きることを前提になされているのですから 全くナンセンスでこれっぽちも信憑性がありません。

    そんなズタボロの報告書を根拠に野党の責任追及をしようとしても 国民から評価されるわけがありません。それにしても野党の対応も あまりにお粗末で泣きたくなります。自分たちが それなりの人たちに依頼して 提出させた報告書なのに 自分たちに不都合な内容のものだと分ると その報告の受け取りを拒否して 拒否することによって その報告書の存在を認めようとしない なんて愚かな小学生のような対応だと思います。あのようなお粗末な報告書を作り上げるためにも少なからぬ税金が使われていることも忘れてはならないと思います。但しこんな情けない与党ですが 結果的には自民党の圧勝に終わるのでしょうから 本当に日本の未来は真っ暗だと思います。一日も早く仕事を引退して 政治や経済がどうなろうと知ったこっちゃない と言う身分になりたいものです。

  • 7月5日 1951年の本日 藤圭子さんが誕生しました

    私よりも6歳も年上だという事に 一寸驚いております。私が子供の頃 一番最初に好きになった芸能人が 五十嵐じゅんさんですが 歌手として一番最初に好きになったのが藤圭子さんでした。まあじゅんちゃんも一応レコードを出していますから 歌手の端くれかもしれませんが 私の中ではあくまで女優さんとして認識しています。まあ演技力も大したことはなかったけれど 兎に角可愛らしかったので 現在のナーちゃんと同様に 無条件にじゅんちゃんが大好きでした。

    藤さんが歌っていたのは 一応演歌のジャンルだったと思いますが その寂しげな顔立ちとたたずまいが 一般的にも日本人の好みにマッチしていたようで アイドル的な人気も高くて 私は小学生でしたけれど 少年漫画雑誌の表紙などを何度も飾っていましたので 子供のファンは多かったろうと思いますし 密かに私も大好きでした。今のお若い方には 藤圭子さんと言っても ピンとこないのかもしれませんが 宇多田ヒカルさんのお母さん と言えば 何となくお分かり頂けるのかもしれません。

    第一回歌謡大賞を受賞されていますし オリコンチャートで 二枚のアルバムで39周連続一位と言う今も破られていない大変な記録を お持ちな位に 売れに売れていた歌手でした。ただし まだ二十歳と若いうちに 前川清さんと結婚されましたが あっと言う間に離婚されてしまいました。お互いにまだ若いし 仕事が凄く忙しくて 擦れ違い生活だったようなので 当然の結末かもしれません。その後宇多田照實さんと巡り合い 結婚しては離婚して再婚を何度も繰り返しておられたのだそうです。ヒカルさんが生まれてからは ようやく落ち着かれたのかもしれません。その娘さんが出したファーストアルバムが 日本で売れたCDの圧倒的なナンバーワンなのは やっぱりお母さんの遺伝子によるものかもしれません。

    その後 藤さんの名前がニュースで流れたのは 「自宅から飛び降り自殺か」と言う突然の訃報でした。ご自身も 若い頃に歌手として大成功されていますし 娘さんもとんでもない才能に恵まれて やはり歌手として堂々と活動されていた時期でしたから 本当に驚いてしまいました。ご主人と娘さんに囲まれて 経済的にも凄く恵まれておられたのでしょうから どのような理由で自殺を選択されたのか 見当もつきませんけれど 私が初めて大好きになった歌手ですから 心からご冥福をお祈りします。カラオケに出かけた時 たまに彼女のヒット曲を歌いますが 今度出かけた時には 彼女の面影をしのんで 心を込めて歌おうと思います。

  • 7月4日 本日は語呂合わせで 「梨の日」なのだそうです

    私はどちらかと言えば 似たような形の果物 リンゴよりもナシの方が好きです。リンゴよりも 甘みが強く感じますし みずみずしくて シャリシャリした食感も好みに合うからです。でも果物としては リンゴの方が 食べられる と言うか販売されている季節が長いし 種類も沢山ありますから 一般的には リンゴの方が人気があるのでしょうか。欧米では そのシャリシャリとした食感が疎まれているみたいで あまり果物として人気がないようです。アジアでは 割のナシの人気が高いのだそうです。私は 梨はスーパーでも食べたくなって 自分で購入しますが リンゴをわざわざ 買ってまで食べようとは思いません。

    私が子供の頃は ナシと言えば 青梨の代表選手「二十世紀」しか 知りませんでした。「二十世紀」と言えば 鳥取県を思い出すほど かつては圧倒的な出荷量を誇っていたのだそうです。まさか鳥取砂丘では栽培されていないのでしょうが 水はけのよい砂地がナシの果樹の生育に適しているのだそうです。私の父方の実家がある 福岡県でもそこそこ出荷されているみたいで 夏には頻繁に段ボール箱で 送ってきていました。ですから 夏休みの昼間の外出から戻った時には 冷蔵庫で冷やしたナシの皮を剥いて よくかぶりつきました。子供の頃ですから 皮を剥くのが面倒で 皮のまんまかぶりついたことも多いのですが ナシはリンゴよりも甘くてみずみずしいので 害虫がつき易くて 皮に農薬が多いので リンゴの様に皮を食べてはいけない と言われていましたが 本当の所はどうなのか疑問です。

    何時の間にか 青梨の「二十世紀」よりも 赤梨の「香水」や「豊水」の方が 人気が出てきたみたいで スーパーにも赤梨の方が沢山並んでいるようになりました。赤梨の方が青梨よりも 甘みが強いし適度にみずみずしい と言う理由で 生産量も逆転してしまったのだそうです。今では 生産量の一位と二位は 千葉県 茨城県となり 「二十世紀」と言う品種にこだわり続けた 鳥取県の生産量が 五位位に落ちてしまったのだそうです。確かに「二十世紀」を丸かじりすると 果汁がボタボタと滴り落ちるほどみずみずしいのですが 「香水」や「豊水」は滴り落ちません。私は個人的には 滴り落ちるほどみずみずしい「二十世紀」の方が 食べなれているせいか 美味しく感じます。

    一般的な人気は 赤梨に軍配が上がっているみたいですが 青梨の方が 日持ちするので アジアの各地に結構な量 輸出されているのだそうで 尚更スーパーにならんているのをあまり見かけなくなってしまったのかもしれません。今年も そろそろスーパーの店頭に並ぶ季節ですが 最初の時期は 当然お値段がお高めですので 価格が落ち着くまでは 辛抱します。たかが果物の価格ですから 高いとは言っても知れていますが 根っからの貧乏人なので 辛抱してしまいます。このけちん坊の性分は 多分死ぬまで直らないと思います。

    冷蔵庫で良く冷やしたナシ それも二十世紀を果汁をしたたらせながら 丸かじりするときに 子供の頃の夏休み 外出から戻った時の幸せな気分を思い出せると思いますので 今年もまたちょくちょく梨を買って 楽しもうと思います。

  • 7月3日 梅雨入りしたけれど あまり雨が降りません

    局地的には 九州南部で 局時的に大雨が降っていて 災害が心配されていますが 関西地方は 梅雨入りした直後は 幾らか雨の日が続きましたが ここの所 にわか雨はあるようですが いかにも梅雨らしい しとしとした静かに長雨が降り続く日は 殆どない様に思います。一般人としては 傘をささずに出歩けますから 助かってはいますが 今年は梅雨入り自体が凄く遅かったし 長期予報的には 冷夏が予想されているみたいですので おコメや野菜などの農作物の生育が心配されてしまいます。

    1993年のような「平成の米騒動」みたいなことにならなければいいと思いますが 愚かな日本国民はまた同じような馬鹿げた行動を繰り返してしまいそうで 心配です。その年の米の作況指数が 80を下回ってしまい 言葉で表現すると「著しい不良」と言う事になるのだそうですが 日本人の恥かしい本性であるところの 自分さえよければ 他人の事なんてどうでもいい と言う事を明確に証明する 普段なら絶対にやらない コメの買い溜めに走ったがために 流通するコメが存在しなくなってしまいました。

    例年に比べて 収穫量が少ないとは言っても 最終的な収量は 例年の八割がたに達していたのだそうです。つまり一週間に少なくとも一日 パンや麺類だけを食べる日 つまりコメを口にしない日にすれば 誰も米が不足して困った事にはならないはずなのです。他の野菜で 例年の八割以下の生産量のものがあったのかないのかも知りませんが 生産量が落ちれば 販売価格が上がるのでしょうから 消費者が自然に買い控えたりして 殆ど不足して困るような事態にはなってはいなかったように思います。

    政府の大馬鹿役人が 高々と「著しい不良」等と宣言してしまったがために その年は日本では殆ど米が収穫できないような 誤解を日本国民にさせてしまいました。その結果 米は日本人の主食ですから 米が無ければ生きてはいけない みたいな間違った雰囲気が出来上がってしまったがために 愚かな国民は 自分さえよければ と言う気持ちになってしまい 普段は見向きもされないような 品質の良くない不味い米まで それも古米で商品価値など普段なら全くないようなくず米を 行列を作って 頭を下げて 驚くような高値で買いこんで 自宅にせっせと貯め込んだのです。

    私も残念ながら 日本人の端くれですから またぞろ そんな愚かな日本人の国民性を再確認したくありませんので どうぞ今年のお米の作況指数が程々であってくれることを 心から願っております。

  • 7月2日 ホームページのスマホ対応処置にお金がかかりそうです

    私は このブログでは何度も告白しておりますが 全くの機械音痴で パソコンの事も ホームページの事も 未だにガラケイを持っているぐらいですから スマホの事も 全然わかりませんし 正直殆ど興味もございません。私は あと少しして 仕事を辞めたら 携帯電話とは縁を切った生活になります。年がら年中 スマホを弄繰り回している人たちの事が 不思議でしょうがありません。

    ただ 現代の日本におけるスマホの重要性は おぼろげながら分らなければならないと 認識しております。私はホームページなんて パソコンのそこそこ大きな画面で見るものだと思っておりましたが 近頃では 大半の人たちが スマホでしか閲覧しないのだそうです。ホームページだけではなくて インターネットを利用するのも スマホの割買いが 圧倒的に高いのだそうです。

    そしてそんな人たちは テレビを見たり 映画を観賞したり 音楽を聴いたり 思い出の写真の管理をしたり 見て楽しんだりもスマホでするのだそうです。私が暇つぶしにしているゲームも 私の様にパソコンではなくて 勿論本格的なゲームは専用のゲーム機が沢山発売されていますが スマホでゲームを楽しんでいる方は 相当数に上るのだそうです。

    そんな時代ですから 病院のホームページも スマホに上手く対応しているか否かが 患者さんの数に直接影響を与えているらしいのです。スマホにホームページを対応させることの重要性は 勿論分っていたつもりです。三年半ほど前に 営業に来たおばちゃんの口車にうっかり乗ってしまって 質の悪い相当に時代遅れなスマホ向けのホームページの管理を依頼してしまい かなりの料金をボッタくられてしまいました。

    まあ自分たちの勉強不足であるのは否めませんし 私も奥様もスマホを所有していないという 時代遅れ夫婦なので しでかした失敗だったと考えております。そこで 今度は慌てず騒がず ジックリと腰を据えて 幾つかの会社とアプローチしてみて その内容や料金を比較検討して 納得のいく会社にホームページのスマホ対応を依頼しようと考えております。

    うちのホームページを始めた時代には もうかなり昔の話でしたが インターネットは パソコンで閲覧するのが相場でした。私は機械音痴ですが 奥様は頭脳明晰なので 冬至ホームページを自分で作成するためのソフト「ホームページビルダー」を何とか使いこなして頂いて 勿論素人が見よう見まねで作ったものですから 大して見栄えの良いものではありませんが 何とかうちの病院のホームページを 立ち上げました。

    所が数年たって もう少し見栄えを良くしようと 努力しましたが その時点では もうすでに素人がどんなに頑張ってみても 何とかなる時代ではなくなっていたみたいなので 仕方なくホームページ作成業者に依頼しました。しかし時代の流れは 驚くほど速くて そのホームページも あっと言う間に時代遅れになってしまっていました。

    ホームページの閲覧する手段が パソコンからスマホへ変化してしまっていたのです。スマホで上手く閲覧できるように対応していなければ 残念ながら ホームページが上手く活用されているとは言えない様になってしまっていました。仕方なく 業者に依頼して 月にかなりの金額をふんだくられながら 運営していました。

    但し現在の状態では とても上手く運営できているとは言えない状況だという事に 他の業者さんたちに見てもらって 問題点を指摘して頂いて ようやくわかってきました。私が意図するPR効果が 殆ど発揮されていなかったのです。勿論 そんないい加減な業者に依頼した自分のミスであることは 間違いありませんが これから少しでもいい状態に持っていくのには やっぱりかなりのお金がかかってしまうみたいです。

    自分でできれば いいのですが 出来ない事をお願いする以上 適正な料金なら支払うしかありませんので 業者さんが出してくれたプランや改善案 そしてそれにかかる料金等と比較検討して お願いする業者さんを決めようと思います。まあ一般の方には 犬や猫の避妊の手術なんて 絶対にできませんから 一~二時間の手術で それなりの料金を頂戴しているのです。自分にできる事で しっかりとお金を稼いで 支払っていこうと思います。思わぬ出費ですが 必要な事ですから致し方がありません。それでこのブログを読んで頂ける方も増えるのかもしれませんので 頑張ってこのダラダラと長いブログを続けていこうと思います。

  • 7月1日 飼い主から「殺したろか」と面と向かって言われてしまいました

    これまでにも 飼い主から罵詈雑言を浴びせられたことは 度々ありましたが「殺したろか」等と面と向かって言われたことは 初めての経験です。まあ正確に表現すると 昨日も同じ飼い主から 同じ言葉を浴びせかけられましたので 二回目の経験と言うべきなのかもしれません。それもかなりよぼよぼした ご年配のご婦人から言われてしまいました。明らかに私よりも年齢が上だと思われますが そんな威勢のいい言葉を頻繁に口にするのですから 当分はくたばりそうもない代物です。

    患者はイタリアングレーハウンド と言う犬種のまだ若い子ですが 階段から落ちたのだそうで 右前肢を骨折していました。昨夜遅くに 緊急で治療してほしい と電話がかかってきましたが まあその話しぶりからして まともな人間ではなさそうな雰囲気でしたから そして丁度その時 それよりも少し前に連絡を貰った交通事故に遭った猫の手術をしていましたから 対応できないとお断りしました。

    本日になって また電話がかかってきて 昨夜は救急病院に出かけて 治療してもらったのだが その続きの治療をしてほしいとのことでした。診察時間中の事でしたから 断りようがなくて 来院してもらいました。救急病院の診断書や レントゲン写真 血液検査結果などを持参してきましたので それらを確認してから 診察を始めました。

    昨夜 この骨折は 骨折の状態や 部位から判断すると 外固定つまり 骨折している部分を 添え木でもしてテーピングで固定して骨がくっ付くのを気長に待つしかしょうがないと言われたのだそうです。取りあえず 患部からテーブを除去して 患部の具合を見て 触って 本人の反応などを観察しました。外傷はないけれど 完全にぽっきりと折れています。部位が手首に近いし イタグレと言う非常に足が細長い犬種ですから ピンを通して固定したり プレートを当ててボルトで 固定するのはむずかしそうなので 昨夜の先生が診断された外固定による治療に私も異論はありませんでした。

    そこで 骨折している前あしを飼い主さんに固定してもらって テープで患部を固定する作業を始めました。所が 骨折している部位を処置するわけですから 当然イヌ本人は 苦痛の声を上げて 暴れようとします。犬が動こうとすると 直ぐに飼い主が保定している手を放してしまうので 全然作業が進みません。私が飼い主に 動かないようにしっかりと捕まえるように指示を出すと「犬が痛がって 嫌がっているのに 捕まえておける訳がないやろ。殺したろか」と私に向って 言いました。私は 非常に驚きましたが 一番つらいのは骨折している犬ですから ぐっと堪えて 患部をきちんと固定できなければ 折れた骨がくっ付かないので 少々痛がっても 頑張って捕まえてください とお願いしました。

    結局殆どちゃんとした保定をされないまま テーピングをしましたので 患部をきちんと固定できたかどうか分りませんが 一応の治療は終わりましたので くれぐれも狭い所に綴じ込めて なるべく動かないような環境で面倒をみてもらう様に指示しましたが 何処まで従ってもらえるのか 全く期待できませんでしたけれど 内服薬を渡して 帰宅してもらいました。

    本日は 午前中なら 奥さんがいますから きちんと保定してもらえるので 昼までに来院するように 指示しましたが 案の定来院したのは 病院の終いがけの時間でした。午前中に来院してほしいと伝えたことを告げると そんな事は聞いていないと 突っ撥ねられました。まあしょうがないので 出来るだけ動かないような環境が用意できたのか 尋ねると 狭いかごに入れておいたが 掃除をする間に 部屋中を走り回っていた と言いました。

    「かごを掃除する間 誰かに抱っこでもしてもらっておけばいいのでは」 と言うと 「一人しかおらへんのやから そんな事が出来るか 殺したろか」と言われてしまいました。私は一度ならず二度までも「殺したろか」と言われてしまったので 「そんな言葉を浴びせられるような飼い主には 対応できませんので お帰り下さい」ときっぱり言いました。その婆ちゃんにしたら 「殺したろか」が口癖のようなもので 家族や友人に向って 日常茶飯事の様にそんな言葉を吐いているのかもしれませんが こちらが誠意をもって 対応しているのに 一度ならず二度までも そんな暴言を投げかけられたので 治療を拒否しました。

    飼い主は「あんたに向って言ったんやない。面倒ばかりかけるこの犬に対して 殺したろか と言うたんや」等と言い訳をしてきましたが その婆ちゃんは 明らかに私の顔を見ながら その暴言を吐いていましたし、もし犬に対して本心からそんな言葉を投げかける飼い主なら それはそれで 対応したくなかったので その後もごたごたと言いたい放題で 罵詈雑言のオンパレードでしたが こちらが完全に無視したので 何とか帰ってくれました。

    まあこれで あの婆ちゃんがあっちやこっちでうちの病院の悪口を言いたい放題するのでしょうから またまたうちの病院の評判が悪くなってしまうのでしょうが 病院の評判を気にして あんな人間と関係を続けていても 勿論治療が継続されれば 売り上げにはつながったかもしれませんが 私の堪忍袋の緒が切れるのは 時間の問題だったと思いますし キッパリと縁を切ってよかったと思っております。

    動物病院は サービス業に分類されますから 患者さんと言うか飼い主さんの言う事には 絶対服従するような病院もあるみたいです。勿論不愉快な感情は発生するでしょうが 何とかうまくその気持ちを昇華出来れば 病院の評判は上がるでしょうし 儲かるのも間違いありませんが 私は還暦を過ぎても まだまだ人間が出来ていないので あまりに非常識な人間とは 決定的に対立してしまいます。

    まあおかげで うちの病院の評判は ボロボロだし 何時でも閑古鳥が鳴いています。それでも何とか私を信頼して頂ける飼い主さんが 幾らかでもいらっしゃいますので 何とか病院を潰さないですんでいるのだと思います。頑張ってもあと三年足らずですから 今まで通り 自分なりのポリシーに従って一生懸命に 仕事に取り組んでいく所存ですので どうぞよろしくお願い致します。