Dr.喜作のブログ

2020年12月 の記事一覧

  • 12月5日 年賀状の図案を考えました

    年賀状の図案を考えたとは申しましても 例年パソコンのソフトである「ふでまめ」を利用しておりますので その中から 背景や言葉 イラストなどを組み合わせて 選んでいるにすぎません。このソフトの中には かなり沢山の 完成された図案が収められています。プロの方が仕上げられたのですから 色遣いやバランス 使われている言葉のチョイスにも間違いはないのでしょうが さすがにその図案をそっくりそのまま使うのには さすがに気が引けてしまいますので 背景や 正月らしいパーツや 言葉の組み合わせやその字体を 来年に向けての私の気分などを考慮して 選んでいきました。まずは背景ですが 今年一年が コロナ禍によって ずっと暗かったことは間違いないので せめて年明けにお出しする年賀状としては 皆さん考えるとは思いますが 明るくて過度にならない程度に華やかなものを選びました。梅の花が 可愛らしく咲いているその奥に 美しくて凛々しさも感じられる富士山が描かれている背景です。はがきを縦置きにして 下三分の二ぐらいが ウグイス色の無地の部分があります。
    その部分に新年を祝う言葉 賀詞と 私からのメッセージを綴り その隙間に 色のバランスを考えて 正月らしい縁起物を配置しました。メッセージに ある程度ボリュームがありそうなので 新年を祝う言葉は 漢字四文字の言葉から選ぶことにしました。「新春」や「迎春」などの二文字の言葉もありますが これらは略語になってしまうので 目上の人には 出してはいけないマナーがある事は 一応知っておりますので 四字熟語から選ぶことにしました。「謹賀新年」は 一番ポピュラーで馴染みのある言葉ですので これまでに年賀状で何度も使っておりますから 今年は止めにしておきました。
    「恭賀新年」という言葉も 一文字違いで 殆ど似たような意味合いの言葉なのだそうですが これも頂いた年賀状などで何度か目にした言葉ですので どうしようかなと考えておりますと 「恭賀新春」という言葉が目に入りました。新年を祝う言葉としては 似たり寄ったりなのだそうですが ちょっと一ひねりがしてあって これまでいただいた年賀状でも見たことがないように思いました。勿論 お祝いの言葉ですから 珍しければいいと言う訳ではございませんが せっかく目に留まった初めての言葉なのでチョイスしてみました。字体をいろいろと考えて 筆字で力強いタッチの物を選びました。この言葉が 年賀状のポイントですから ここさえ固まれば 後は私の新年に向けてのメッセージ文を考えました。
    ここからが 私のオリジナリティを発揮するパートですので 落ち着いて考えました。今年が 皆にとって 辛くて 暗くて 悲しい一年であったのは 間違いないように思いますので 何とか明るい一年になって欲しいという気持ちを込めて 「今年は 明るいことが 沢山ありますように」という一文を書き込みました。正直に 素直に来年への期待を込めての言葉です。この二行の下には 何とか願いが叶うようにと 富をもたらす象徴と言われる打ち出の小槌のイラストを配しました。
    続いてもう一文「皆様のご健康とご多幸を心よりお祈りいたします」という言葉を 書き添えました。年が明けても コロナ禍が継続するのでしょうから 健康が一番大切だと思います。こちらは 字体を少し変化させて 文字色も黒ではなくて 濃い目の青色にしてみました。黒い文字ばかりが並んでしまうと どうしても暗い雰囲気になりそうだからです。一番左の 余ったスペースに 門松でも置こうかと思いましたが 動きのあるものを配したくなりましたので 全体の色合いも考えて 真っ赤な可愛らしい鯛が跳ねているカットを加えて見ました。
    私には 絵心というものが サッパリございません。父は 数十年にわたって 趣味として油絵を描いておりましたので その文字も達筆でございましたが 絵の才能にも恵まれていたように思います。私は その才能は全く受け継いでいないみたいで 字も拙いし 絵を描けば 小学生が描いたのかと思われるレベルです。奥様は芸大出身で 陶芸科を卒業されていますが 勿論絵心も人並み以上に持ち合わせておられますので 毎年私が大まかな年賀状の図案を作成しまして 仕上げは奥様にしていただいております。配置や色遣いについて 幾つか修正していただいて OKを頂きましたので 来年分の年賀状の図案がほぼ完成いたしました。あとは 年末慌ただしくならないうちに 年賀はがきを購入して 印刷して あて名書きをして 裏面に一行ずつ言葉を書き添えて 完成いたしますが 今年は早めに完成させようと考えております。
    まあ迂闊な 私ですから 結局はギリギリになって 大慌てでその作業をすることになりそうですが 年末の大切なそしてちょっぴり楽しい仕事として 頑張りたいと思います。

  • 12月4日 1795年の本日 イギリスの思想家カーライルさんが誕生されたのだそうです

    二百年ほど昔に活躍された方で 日本でも 夏目漱石や内村鑑三 新渡戸稲造などに 多大な影響を与えられたのだそうです。この方を有名にした格言「雄弁は銀、沈黙は金」と言うのがありますが この言葉はカーライルが作った言葉ではなくて 彼がスイスで見た碑文からの引用なのだそうです。男のくせにおしゃべりな私には 耳に痛い言葉ですが 黙っていては何も伝わらないように思わないでもありませんが 私のように余計な一言で かえって相手を傷つけたり 怒らせたりしがちですから 黙っていた方が賢明な場合も多いのかもしれません。高倉健さんは 寡黙な男の役柄が人気の要因のだとおもいますがあれだけ男前でスタイルもよかったら おしゃべりでも無口であったとしても 女だけではなくて 男だって惚れてしまうでしょう。
    もう一つ有名な格言として 「この国民にしてこの政府あり」と言うのがあります。これまた 元は19世紀イギリスの修道士の発言が彼によって広まったのだそうですが「国民は、自分達と同程度の政府しか持てない」と言った意味合いなのだそうです。アベチャンの後を継いだジジイは アベチャン以上に 最低最悪の首相だと思いますが その首相を選んだのは 直接ではありませんが 国会議員として自民党に絶対多数の議員数を与えてしまった責任は 国民にあるのでしょうから 日本国民が 最低最悪だとおもわねばならない という事なのかもしれません。
    「桜を見る会」の費用として アベチャンの事務所が お金を出したことは 動かしがたい事実みたいですが 残念ながらそのイベントの会場を借りるための料金を支払ったのだとしたら 合法的な出費と認められてしまい 公職選挙法に違反することには ならないのだそうです。政治資金規正法にも そのお金の出入りがきちんと記載されていなければ 勿論問題ではある事なのですが アベチャンが自分の懐にお金をしまい込んだ と言う話ではなくて 逆に出費したという事実が 判明しても罪としては 担当した秘書が罰金を支払えば それで済んでしまう位の罪にしか問えないのだそうで とっても残念です。 
    政治家と秘書の関係 一体どの程度に仕事を任せてしまって 政治家自体がノータッチの分野と分量が どれくらいあるのか見当もつきませんが 政治家と秘書の関係をよくご存じの方々のお話だと ほぼ間違いなく 年間百数十万円ぐらいの金額の出費については 現職の首相であったアベチャンが全くあずかり知らぬ範囲で処理されてしまっているだろう との事です。政治家の方のお仕事をなさっている姿をお見掛けするのとしては 国会で居眠りしている場面位のものですが 見えないところで政治家の方々は私たちが思っている以上に 忙しく仕事をしているのかもしれません。とはいえ 百万円以上ものお金を出費することを 政治家自身が全くあずかり知らないような 経済感覚では 庶民の懐具合の苦しさなど 全く理解できないのではないでしょうか。アベノミクスを信じてついていけば 庶民の生活が楽になるなんて やっぱり夢のまた夢であったのは 間違いないことのように思えます。
    このブログで何度も何度も書いてきましたが こんな風に自民党が 圧倒的な議員数を誇るに至ったのは 衆議院選所において 小選挙区制度が 導入されてしまったことであるのは 間違いないことですし 自民党にとって非常に有利な選挙制度を 自民党自らが変更しようと考えるわけはありませんから 小選挙区制度が導入されてその日に 日本の少数野党がいくつも存在して 国会の力関係の絶妙なバランスが取れていた世の中は 終焉を迎えてしまいました。その選挙制度の愚かなる変更を決めたのも 私たちが選んだ国会議員ですから 現在も そして今後ずっと続くであろう無能な自民党の政治家による政府の責任も やはり日本国民にあると考えねばならないように思います。
    なんにしても 私のように 言わないでもいい余計な一言を口にしてしまって 相手を傷つけたり 不快にさせてしまう事が非常に多い男にとっては 有難く為になる言葉を残してくださったと思います。

  • 12月3日 私は木村もりよ先生が大好きで 非常に尊敬しております

    木村もりよ先生 と言っても 直ぐにお顔を思い浮かべられる人 ああ あの人かとピンとくる方は非常に少ないだろうと思います。筑波大学医学群を卒業して アメリカでも非常に権威があるジョンズ・ホプキンス大学公衆衛生大学院疫学部修士課程を修められて 優れた研究者に贈られる、ジョンズ・ホプキンス大学デルタオメガスカラーシップを受賞された 相当に優秀なお医者様であります。芸能人ではありませんから それ程美人とは言えないのかもしれませんが 私は大好きな先生なので それなりにチャーミングな女性だと思っております。
    疾病予防管理センターの施設研究プロジェクトコーディネイターを経験されてから帰国されました。財団法人結核予防会に勤務してから その経歴を買われて、厚生労働省へ入省されました。厚生省でいろいろ意見の衝突があったみたいで 退職されてから ノンフィクションライターとして活躍されていて 時々テレビ番組に医療関係者として出演されているみたいです。専門は感染症疫学ですから 感染対策に対するご意見は 凄く説得力を感じられる信ぴょう性の高いお言葉が多いように私は思います。
    先生は マスクには 飛沫により伝染すると言われている病気に対する予防効果はほとんど期待できないとはっきりと仰います。私がこのブログで何度も何度も申し上げているように マスクをする目的は 自分が咳やクシャミを頻発する場合に 自分の口や鼻からの飛沫によって 他人へ病原体を伝搬する危険性を抑えるためにするものだという事です。日本人は 悲しいかな自分さえよければ 他人なんてどうなっても構わないという気持ちが非常に強い民族だと思います。ですから 皆がマスクを四六時中装着しているのは 他人に自分の病原体を伝搬して病気を伝染させないためではないでしょう。自分さえよければいい 自分さえ感染しなければいいと考えているから 馬鹿の一つ覚えみたいに いつでもどこでもマスクを装着しているのです。但し残念ながら マスクに病気の感染を予防する効果は 全くないとは言いませんが その効果は非常に希薄であることをいい加減知っておくべきだと思います。自分さえよければ 他人はどうなっても構わない と言う気持ちを皆が強く持ち合わせていないのなら春先の時期の 各自の愚かな買い占め行為によって 発生したマスクの在庫切れが相当長く続くようなことは 起こりえないでしょう。皆に少しだけ 他人を思いやり 譲り合う気持ちがあれば 例えば一週間に一度マスクを購入する予定なら 一週間に使用する分だけ購入していれば 決してマスクの在庫切れは起こらなかったはずです。
    マスクに予防効果がほとんど期待できない事なんか まともな医療関係者なら 当然理解しているはずですが テレビに頻回に出演している医療関係者は そのような国民感情を逆なでするような方向の意見は 殆ど発言していません。ワイドショーのMCを務めているお馬鹿なタレントが 以前に発表されたマスクの効能効果についての実験で 普通に発売されているマスクを装着しても 八割以上のウィルスが口や鼻から体内に侵入してしまう という結果でしたが だからマスクの装着は感染症予防に大切だ 等と発言していましたから 呆れ返ってしまいました。医療関係者が 口をそろえて マスクには感染予防の効果などほとんど期待できないと 叫べば 誰でも彼でも四六時中やみくもにマスクを装着することをやめる人がいくらかでも増えてくるのではないでしょうか。
    木村先生は 新型コロナ感染症が 特別扱いされるような 恐ろしい伝染病ではないと 仰っていますが まさにその通りだと思います。数年後には 普通の風邪やインフルエンザと同格に扱われる 人間社会に居座って蔓延り続ける 厄介だけれども 完全に駆逐してしまうことが不可能な伝染病と認識されて 特に問題視されなくなるはずです。エイズが流行し始めた時には 人間社会に多大なダメージを与える恐ろしい病気だと宣伝されましたが 今では 極当たり前に人間界に存在する困った病気として受け入れられているのと同じことになると思います。
    木村先生は ある意味正しくて 正当な意見をお持ちであり その考えを公に正直に発表されてしまったがために 厚生労働省を退職されたのだと思います。この事はあくまで私の想像ですが だからこそ「厚労省が国民を危険にさらす」だとか「厚生労働省崩壊」などのショッキングなタイトルの本を出版されたのだと思っております。今の所 先生の本を読んだことはございませんが 先生のテレビでの発言には いちいち納得がいくし 拍手をしたくなることばかりなので 是非これらの本を購入して 精読させていただきたいと考えます。このブログを読んでいただいている 極僅かの方々も 木村先生の著書は 是非お勧めしますので お読みください。

  • 12月2日 大阪が 豪いことになっているみたいで心配です

    全国的にみても 新型コロナ感染症の流行の 第三波の真っ最中みたいですが 特に大阪の感染者の確認数の増加の歯止めがかからず 非常に心配な状況になっているみたいです。この病気は 私から言わせれば 普通の風邪のごく近い親戚みたいなものですから 寒くなれば 当然感染者もその確認人数も増加するのは 必然的なことだと思います。当然予想されたこれまでよりもずっと大きくなるであろう 第三波に対する対策を 現実的であり 有効な対策を殆どたてずにこの時期を迎えてしまったのですから 致し方のないことのように考えます。
    第一波と言われる感染確認人数の拡大が始まった時に アベチャンは 国民に他人との接触を八割自粛するように求めました。その時に 私はこのブログで 外出を自粛させて 他人との接触の機会を減少させたとしても そんなことは臭い物に蓋をするのと同じで 実質的な感染症対策には 一切つながらないと 何度も何度も訴えました。現実的には 感染確認人数が 減少しましたから その効果があったと言えるのかもしれませんが 所詮臭いものにふたをしたので その場では臭いにおいが減少しただけで 何時までもふたをしているわけにはいかず ふたを開けた途端に また臭いにおいが立ち込めてくる とかきましたが 案の定直ぐに第二波がやってきました。
    当時考えられる有効な対策は 効果と安全性がきちんと確認されたワクチン もしくはやはり安全で効果的な特効薬の開発しかない と考えていました。まあそのためには 年単位の相当な時間がかかりますから 時間稼ぎとしては無駄なことをしているわけではなかったのかもしれません。気候が暖かくなり 風邪という病気には 逆風が吹いたのと いわゆるお盆休みに ウッカリ田舎に帰省できない雰囲気が出来上がってしまいましたので 本来なら新幹線や 高速道路が非常に込み合う時期に 国民皆が外出を辛抱してくれたおかげで 何とか第二波も収まりかけました。但しゴートゥーキャンペーンによって 政府が国民の外出と旅行への気持ちを煽り立ててしまいましたから すぐさまこれまで人数的にも日にち的にも最大になるであろう 第三波が引き起こされました。
    アベチャンの後を継いだジジイが 自分の肝いりで始めたキャンペーンだけに 意固地になって 来年までこのキャンペーンを続けるなどと発表したのは 狂気の沙汰とした思えません。わずかに残っていた来年オリンピックが開かれる可能性を自ら握りつぶしたのではないかと思われます。このキャンペーンのために感染が広まっているという証拠がない という発言を繰り返してばかりで 挙句の果てには このキャンペーンで感染したと確認された人数が 二百人足らずだから このキャンペーンが安全だ 等と言い出す始末です。一日の感染確認人数が 連日二千人を超えていますが そのうちの感染経路が不明の患者さんが 毎日数百人見つかっております。その人たちが全てゴートゥーキャンペーンとは無関係である と断言できるエビデンスが 一体どこにあるのでしょうか。
    本当に辛くて悲しいことばかりの一年が終わろうとしています。特に最近大阪の状態は 切迫していて 本当に心配な状態だと思います。片田舎にいる私の生活には その窮状はあまり実感できませんが ここ数日 患者さんの数も減少しているみたいですから これからうちの病院もコロナ禍の苦しみを味わいそうで心配しております。政治家の皆さんは 取り敢えずは十二月の前半だけ 辛抱して欲しいと訴えていますが この二週間で 状況が好転しなければ 自粛を要請される時期は 年末年始まで延長されるでしょうし 現実的には その可能性が極めて高そうに思われます。
    たとえ年が明けたって 年号が改まるだけで事態が好転する希望は 持てそうにありません。外国で相当にフライング気味にワクチンの使用が始まりそうですから いずれ日本でもワクチンの使用が始まるのでしょうが 未だその安全性や有効性が持続する期間など殆ど確認されてはいませんから 接種する頻度なども 何も解明されていないのです。接種後一定期間を置いてから発生する 思わぬ副作用の可能性も否定できません。日本に入ってくるワクチンも 最初は数に限りがあるのでしょうから 使用されるのは 感染リスクの高い医療従事者と 高齢者になるのでしょうが 思わぬ副作用が発生した場合 日本全体に及ぼすダメージが 相当に大きなものになりそうですから 慌てて節操もなくできたばかりのワクチンに飛びつくのは 決して賢明な選択だとは思いません。
    このブログでは何度も書きましたが 日本では インフルエンザという病気によって この一年間は別として 毎年数千人 これまでに新型コロナ感染症で亡くなられた方の数よりもずっと多い数の方がお亡くなりになっているのです。つまり 一応ワクチンと特効薬と言われる薬がいくつか存在しているにも拘らず インフルエンザという病気を 十分にコントロールできているとは言えないのです。ですから 超見切り発進的なワクチンが 日本国民にも広く出回ったとしても それでコロナ禍がすんなりと解決するはずはありません。とはいえ この嫌なことばかりの一年が ようやく終わって 新しい年を迎えられたら 何かいいことが待っていてくれそうに思いたいものです。来年こそはいい年であってくれることを 心からお祈りいたします。
    このm 

  • 12月1日 コロナ禍に振り回された今年も 残りあとひと月です 

    昨年の冬に 中国の武漢で流行が始まった肺炎に類似した症状を引き起こす 新型コロナウィルスによる感染症が 徐々にその感染域を広げていって 中国が最初にキチンとした封じ込めを目指した 感染症対策を取らなかったがために その流行が世界に広がり始めると それこそあっという間にあらゆる地域や国々で大流行してしまいました。今年一年間は 本当に思いもしないような広範囲の分野の人々が コロナ禍の影響を受けて 常にはない辛抱を強いられてしまう 楽しみの凄く少ない一年だったのではないでしょうか。
    私はこのブログで 何度も何度も書いておりますが この病気は 極ありきたりの 流行性は初めて広まるのですから この病気に対する抗体を持った人が一人も存在しているはずがありませんから 当然と言えるのかもしれませんが それなりに強い事は認めざるを得ないのかもしれません。とはいえ これほどまでに 特別扱いをして 恐れるには足らない病気だと確信しております。エイズだって新型のインフルエンザだって 流行し始めた時には 人類にとって大きなピンチをもたらす病気として 大騒ぎされていましたが 現在では ごく当たり前に人間界に存在する ありきたりな病気になってしまっています。
    こんなつまらない病気を 日本だけではなくて世界中が 大げさに取り上げて 大騒ぎしている世の中が不思議に思えて仕方がありません。高齢者が 特に重症化しやすい事だって 医学的に考えるなら 年齢が進めば 体力もそれに応じた免疫力もダメージを受けた状態から回復に向かう力も 衰えるのは 当たり前すぎる事です。すべての病気が 高齢者は重症化しやすいし 命に関わる危険度は高いのですから 殊更この病気だけが高齢者が厳重警戒を要する 等と表現されるのには 違和感を感じてしまいます。
    それから 最近よく耳にするのが 新型コロナの後遺症 というフレーズですが 人間普通に生きていて 思いがけない体の不調と遭遇する事なんて 全然珍しくありません。たまたま 時期的に新型コロナ感染症に罹って 何とか無事に回復してから しばらくして何か体に異常なことが起こると そして似たような現象が 複数の人たちに起こったと分かったとたんに この病気の後遺症だと 騒ぎ立てているだけの事のように思えます。勿論 間違いなく この病気の後遺症である場合もあるでしょう。でも病気とは縁もゆかりもない 体の不調をたまたまこの病気が快復したのちに始まり 似たような状況になってしまった人が複数存在したからと言って 勘違いして騒いでいるケースも少なからずあるのではないでしょうか。
    海外のニュースによると ワクチンの実用化が間近い と報道されてこのコロナ禍が解決される日も近いみたいな明るいニュースとして報道されています。現在の状況に 少しでも希望をもたらすニュースを求めたくなる気持ちは理解出来ないでもありませんが ワクチンなんて これまでの病気でもそうですが 予想もしない副作用が それも接種してからそこそこの期間を経て発生する場合もありますし その有効期間など ワクチンが実用化されてから ある程度の時間経過がなければ 確定できません。安定した有効期間が 分かっていなければ どれくらいの頻度で 再びワクチン接種が必要なのかも 分からないのです。
    この病気は人種 民族によって受ける被害の程度や大きさに 少なからぬ違いがあるみたいですから たとえヨーロッパで開発されて ヨーロッパの人たちには ワクチンの有効性 即ち病気に対する抵抗力が十分に形成されたとしても 安全性が 問題ないことがしっかりと確認されたとしても 日本人のようなアジアの民族にとって 同等の効果や安全性が 保障されるわけではないのかもしれません。それにこのウィルスは 流行しはじめてからも どんどん進化というか 変化を遂げていますから 最初に開発されたワクチンが 何時までも病気の予防効果を発揮してくれる保証はないのです。 
    現在のタイプのインフルエンザが 人間界で流行し始めて かなりの年月が経過しておりますから この病気に対するワクチンや 特効薬と言われる薬は幾つも存在していますが 今年は例外として 日本で毎年 数千人が つまり新型コロナ感染症でお亡くなりになられた方よりもずっと多い人数が 一年に亡くなっておられました。ですから ワクチンや特効薬が開発されたら それでこの病気による厄災が全て解決されるわけではないことを 知っておくべきだと思います。効果や安全性を確認されたワクチン 特効薬が存在するインフルエンザを 人間界はコントロールできているとは言えない現状だという事を 理解したら ワクチンが それもその効果や安全性に疑問が残るものが 見切り発進で実用化されたからと言って そのことですべてが解決されるわけではないという事を 覚悟しておくべきだと思います。
    この病気を起こしているウィルスの狡猾な所は 例え感染しても殆ど症状が出ない人間が 相当数存在することです。無症状の感染者が 他人にこの病気を感染させる可能性がどの程度あるのか よく知りませんが 感染させる可能性が全くない という事は現実的にあり得ないでしょう。現在感染を確認されている人のうち 感染経路不明の方々が かなりの割合で存在していますが ひょっとしたらその人の周囲にいる無症状の感染者から感染している可能性は そこそこあるのではないかと思います。現在無症状の人が 少なからず確認されていますが それはたまたま無症状の感染者が 陽性と診断された人の濃厚感染者だった場合に 検査を受けて陽性と判断されたケースではないでしょうか。
    日本でも 精度の高い検査が 大分身近になってきてはいるみたいですが それなりに費用がかかりますし 手間暇 時間も取られますから 無症状の状態で 自発的に検査を受ける場合は あんまりないのではないでしょうか。私は自慢じゃありませんが 自粛生活を全く実行しておりませんでした。外出の頻度も外食の回数も 去年までと全く変わっておりません。普段の生活でも 外出する際でも どうしてもマスクを装着しないと面倒になりそうなケースを除いては 一切マスクを装着しておりません。この頃はあまり耳にしなくなったのは 皆さんが当たり前に習慣づけられてしまったからなのかもしれませんが 手洗いや嗽なども全く励行しておりません。そんな一般の方から見れば ふしだら極まりない生活をしておりますから ひょっとしたら私は既に感染してはいるけれど 全くの無症状のために 自覚していないだけなのかもしれませんが 無症状の状態で検査を受ける必要に迫られなければ 自発的に検査を受けることは間違いなくありません。
    私だけではなくて 多くの方々が 今後全くの無症状の状態の時に 検査を受けることは殆どないように思います。だとしたら この病気が人間社会に どっかと腰を据えて 人間社会が継続している間はずっと 感染を繰り返すことは間違いないように思います。いわゆる普通の風邪や 風邪よりは特殊にとらえられているかもしれない インフルエンザと 全く同様にです。ですから 最初からこの病気を 人間社会から根絶しようなどと 不可能なことにチャレンジするよりも いかにうまく共存していくかを目指した方が よほど賢いこの病気への対処法だと思いますし 社会が落ち着きを取り戻すための近道だと思います。
    とにかく 早く従来の生活に戻れることを 皆が求めているのでしょうから 政治家の皆さんやお役人さんたちが 適切に判断して 有益な決断をしてくださり 特に恵まれていなくてもいいから 普通の生活ができるように 日本を導いてくださることを期待いたします。まあ アベチャンの後を継いだ くそジジイでは 全く期待できませんけれど。今年も残りあとひと月ですから 何とか明るい新年を迎えられるように 状況が変化していってほしいと心からお祈りいたします。