Dr.喜作のブログ

2021年9月 の記事一覧

  • 9月4日 魚を食べると 頭が良くなる というのは 幻想かもしれません

    日本人なら そしてスーパーで買い物をしたことがある人なら スーパーの魚売り場辺りから 繰り返し聞こえていた「魚を食べると 頭が良くなる」と言うフレーズを繰り返すメロディーに聞き覚えがあるのではないでしょうか。魚の油に含まれているDHA(ドコサヘキサエン酸)とかEPA(エイコサペンタエン酸)という物質が どうやら頭の回転をよくする働きがあるらしいという事のようです。医学の分野で いろいろと研究されて それなりの裏付けがあるような ないような話だと理解しております。 DHAやEPAと言う物質は オメガ3脂肪酸と言う名称の物質に分類されるのだそうです。人体はこれらの物質を体内で合成することができないので、もっぱら食べ物から接種するしかないのだそうです。
    所が オメガ3脂肪酸が 頭をよくするというデーターが どうも魚を沢山食べる人たちが 肉を沢山食べる人たちに比べて ある種の病気になりにくい傾向があるらしい と言った極めて科学的根拠の乏しい研究結果にもどついていることが 広まってからは どうもこの説に対する信憑性が 薄まってきたみたいなのだそうです。魚の油が 血液をサラサラにする効果がある事は 日本のテレビコマーシャルで散々放送されていますが この効果とて 私が常用している血液をサラサラにする効果のあるワーファリンと言う薬剤の効果の百分の一位だという話を聞いたことがございます。私の場合 不整脈がありますので 心臓の動きが不自然であり どうしても血栓ができやすい 即ち血栓が血管に詰まってしまって 梗塞状態になり易いと予想されるので 恐らく死ぬまでワーファリンを飲み続けなければならないらしいのですが 元気で長生きしたい願望があるので 頑張って続けざるを得ません。
    話が横道にそれてしまいましたが 魚に含まれる健康成分の働きが ある事は事実のようですが その実質的な効果は 殆ど期待しないほうが懸命でありそうなお話のようです。テレビでは 色んな効果をうたった健康食品が 凄く沢山 さも凄く効果的であるかのように 販売されています。その効果が嘘っぱちだとは申し上げませんが コマーシャルで謳われているような健康への大きな効果を期待するのは やめておいた方が賢明かもしれないという事のように思います。
    人間 美味しい物 好きな物を食べる事は 精神的にもとてもいいことだと思います。魚がお好きな方は どんどん召し上がればいいし お肉が好物の方も同様でしょう。分かりうる範囲で 栄養のバランスを取るように心掛ければ 美味しく楽しく食事できれば そのことがけんこうにつながることだとおもいますから 食品や健康サプリなどの 健康に対する効果など あまり気にしないで 取り敢えずはバランス重視の気持ちだけ大切にして食事をする事だと思います。
    私は爺になっても 相変わらずお肉は大好きなので 焼肉食べ放題などに 今でも出かけますが そんなときには お肉を必ずチシャの葉っぱでくるんで食べるように心掛けております。お肉を食べたら それ以上に野菜をしぜんとたべられるようにと そんな食べ方をしております。私は野菜嫌いではないので 普段からできるだけサラダなどを積極的に食べるように心掛けております。お魚を食べるときには あまり野菜を取ることができていないのかもしれませんが 例えばお刺身の場合 付け合わせの大根や海藻は残さずに食べます。とにかくどんな食事の場合でも 意識して野菜を出来るだけたくさん食べるように意識しております。
    この歳になっても 一向に食欲が落ちないので 沢山野菜を食べて 肉や魚の摂取量を少しでも減らそうとしているのですが やっぱり普通の人よりもたくさん食べてしまっているから ここのところ一向に体重が減少しないみたいです。食欲のない方から見れば この歳になっての 食欲モリモリは 羨ましいのかもしれませんが 私からしてみれば いい加減食欲が衰えてくれることを心底望んでおります。まあ私の場合 お酒を飲みたいという欲望が もともと全くございませんから 食欲が落ちた時には 人生の最後が迫っているのかもしれません。死ぬまで食べ物がおいしいのは 幸せなことかもしれませんが 死ぬまで旺盛な食欲にブレーキをかけねばならないのは それなりにしんどいことだと思います。極端にではなくていいけれど せめて年齢相応に食欲が減退してくれないかと 願っておりますが 無理なのかもしれませんね。

  • 9月3日 ガースーが首相の椅子を降りることになりました

    コロナ禍で 暗いニュースがずっと続いていましたが 今年になって一番の吉報のように思えます。コロナ対策では 有効な手立てが全く打てない無能ぶりを 存分に発揮しましたから ましてや国民の気持ちを無視してオリンピックを強行したりして 支持率が三十パーセントを割り込みましたから 退陣するのは当然すぎるのかもしれません。ただコロナ対策に専念したいから 総裁選に立候補しない 等と体裁のいい理由をあげないで アベチャンと同じように 日本の大変な時期に 頑張ってるつもりなのに 全く評価されなくて 面倒になったので 責任を放り出した と正直に退陣理由を説明して欲しかったけれど 無理な話ですよね。そんな潔い態度が取れる政治家なら 私がアベチャンの次に大嫌いな首相として評価したりしませんから。
    まあ正直な所 誰が後継者になっても 今の自民党の国会議員さんから選ぶのなら 五十歩百歩のようにも思えますけれど これまでの流れを変えてくれそうな人物と言えば 大嫌いなアベチャンや 小学生レベルの漢字が読めない麻生から一番距離のある石破さんに期待したい気持ちはあります。片山さつきの次に妖怪婆をイメージさせる 高市には 出来たら立候補もしないで欲しいけれど 周囲の風向きを読む術にだけはたけた 自己顕示欲の塊のような婆さんですから アベチャンあたりを上手く手なずけて その支持を取り付けて 総裁選に出てくるのだと思います。
    若手の議員では 年寄りがやっぱり実権を握っている自民党ですから 現実的に総裁になることは 無理があるのかもしれません。ゴーンにひどい目にあわされた 日産でも取り敢えずは日本人から という事だけで トップを若手に切り替えるいい機会かもしれないように思うけれど 画期的な人事はなされなかったみたいです。日本の場合 どうしても年功序列の慣習から未だに脱却できていないようで残念です。
    それにしてもガースーは ひどい権力者だったように思います。最初に驚いた傲慢さは 自分に関連する役所の役人が 自分の考えに反抗的な意見を述べた場合 私だったら気骨があって かえって見込みのある人物と評価するかもしれませんが ガースーの場合 必ずすぐに左遷したりして 露骨に報復人事を実行したみたいです。きつい見せしめをする事によって 反対意見を述べたら左遷される と言う既成事実を明確にすることにより 殆ど耳障りの悪い意見を聞かずに済むようにしていました。
    コロナ対策についても 独自の理論を展開するのは悪いことだとは思いませんが 肩書ほど説得力を私も感じてはいませんでした尾見先生の直訴に近い形での進言ですら 完全に無視するのは 諮問機関の長として依頼している立場からすると あり得ない行動のように思えます。ゴートゥーキャンペーンなども 自分が言い出したことだから 引っ込みがつかなくなってしまったのか 単に思いあがっていただけなのか よく分かりませんが 周囲の人間や国民の声を無視して 暴走しましたから あっさりと首相の座から降りてくれて 本当にほっとしています。
    オリンピック パラリンピックの強行問題にしても これまでにつぎ込んだお金の金額にビビっただけなのかもしれませんが 東京が感染確認人数の増大で 非常事態宣言を発出している時期に 開催するなど 常識的にあり得ない事のように思います。オリンピックでは 予想以上の日本人選手の大活躍によって 頑張って開催してよかった と言った雰囲気になっていますし 無観客で行いましたから オリンピックによって 日本人がより沢山出歩いたとは 考えにくいのかもしれませんが 世界中から 沢山の選手 役員を迎え入れて 選手村などでクラスターに近い状況が確認されたみたいですから オリンピックとして成功だったとは客観的にみたら 言えないように思います。緊急事態宣言下で 世界のお祭りを開催したわけですから 少なくとも東京都民の自粛しようという気持ちが緩んだのは 致し方のないことのようにも思います。
    兎に角ガースーが首相だった機関で 政府がいい仕事をしたと思えることは一つもございませんでした。唯一評価出来るのは アベチャンのようにしがみ付けるだけしがみ付いて 結局は責任を放棄するようなことなくあっさりと身を引いたことだけかもしれません。まあ自分の派閥を持っていないので しがみ付こうにもしがみ付けなかったのが本音かもしれません。もともとガースーが首相にまつりあげられたのだって 単に一時的な風が吹いて その風に乗っておかないと 報復人事でひどい目にあわされるのを恐れた 腰抜け自民党議員によって 神輿として担ぎ出されただけにすぎない存在だったから前日まで出馬すると発言していたのに 簡単に前言撤回できたのでしょう。
    出来たら 石破さんに首相になってもらって 新風を吹き込んでいただきたいのですが 現実的には難しいと思います。くれぐれも 古市婆に風が吹かない事だけは 心から祈っております。

  • 9月2日 本日は宝くじの日なのだそうです

    宝くじは ここのところご無沙汰しておりますが 十年ぐらい前には 年末の宝くじを 奥様と十枚ずつ何度か購入して 当たりくじの番号をドキドキしながら 確認する作業を繰り返していた時期がありました。今では 一等にあたると 数億円がもらえますから もし当たったらどうしようか 等とワクワクするだけで三千円の値打ちは十分にあるように思っていました。これまで 末等の300円以外には 当たったことがございません。もし一等が当たったら それこそ人生が変わってしまうのかもしれませんが 今更そんな大金を手に入れたとしても 上手い使い道が 後悔しないような 有効な使い道が見つかるのかどうだか自信がありません。多分不必要な無駄遣いをしてしまって 後悔だけが残ってしまうような 愚かな使い方をしてしまうように思います。
    これまで 病院を開業して 出来るだけ無駄遣いをしないように心掛けて 少しずつ貯えを増やしてまいりました。奥様と二人で のんびりと そして幾らかリッチな老後を過ごすためにです。地道にコツコツと貯めてきたお金は 地道に使い道を考えて 有効に利用できるように思いますが 所詮宝くじの当選金などと言う苦労しないで手に入れたお金は ろくに身にもつかないあぶく銭として消えてしまうのだと思います。とはいえ そんな身につかなりあぶく銭でもいいから たんまりと手に入れてみたいものだと思います。
    ここ数年 年末にバタバタしてしまって 宝くじ売り場の前を通らなかったので 購入しなかったのだと思います。私も今年が仕事をしている最後の年末になることは間違いありませんから 忘れずに奥様と十枚ずつ購入して 二人でワクワクドキドキしようと思います。仕事をリタイヤしてからは 二人で六千円の無駄遣いをする心の余裕があるのかないのか 分かりませんが たとえ収入がなくなってしまっていても 遊び心まではなくしてしまいたくないので 宝くじを出来たら購入したいです。とにかく 宝くじというものは 買わなければ絶対に当たらないのですから 幾つになっても夢を持ち続けていけるような人生を送りたいです。

  • 9月1日 本日は防災の日なのだそうですが 私は一切災害に対する準備をしておりません

    どちらのお宅でも 災害時に持ち出す 防災グッズの一通りそろった防災袋のようなものを 常備されているのでしょうか。非常食や飲料水など ある程度の量は 普段から備蓄しておくべきなのだとは思いますが 以前非常食など用意していた時期がありましたが 常々その中身をチェックしていなかったので 結局賞味期限が切れてしまって 無駄にしてしまった経験がありますので それ以降はなかなか積極的に 何かあった時のための準備を怠るようになってしまいました。
    枚方市と言う地域は そして私が開業して暮らしている野村という地区は 有難いことに 大きな地震が起これば それなりに揺れはするのですが 何かが転がり落ちたりした被害もない位なので あまり災害を実感できなくて どうしても防災の準備をしておかなければ という意識が薄れてしまいます。ここで暮らし始めて三十年以上が過ぎますが 大きな台風などが来襲するという天気予報に それなりに家の周囲の片づけ位はしたように思いますが 大して風が吹いたり大雨で恐怖を感じるほどの経験は致したことがございません。病院の入り口のテントが風で破れたことは 一度ありましたが 経年劣化により ひび割れておりましたから 寿命を迎えただけの事だったみたいですし 火災保険がおりたので 経済的にはかえって潤ったぐらいの事でしたから 殆どダメージを受けた覚えがございません。
    勿論 台風や地震などの大きな被害が出た後 ニュースで被災された地方の方々の 悲惨な状態を見て 自分の所は殆ど被害が出なくて良かったと 胸をなでおろすことはございますが 自分が全然痛い思いをしておりませんので 根本的に災害の恐ろしさを実感できずにおりますので どうしても防災の意識や その準備を怠ってしまうのだと思います。私の人生も既に晩年に差し掛かっております。これまで大して痛い思いをしていないという事は これから災害が列をなして襲ってくるのではないかと 不安がないでもありませんが 楽観主義者の私としては このまま何事もなく人生を終えられるのではないかと 秘かに期待している気持ちもあります。移住を考えている大分県杵築市も 九州で大雨の被害などが頻繁に起こっているみたいですが その類のダメージもサッパリないみたいなので 杵築に何とか移住出来れば 自然災害に直面することは 恐らくなさそうに考えております。
    非常用持ち出し袋を しっかりと準備していたお宅で いざ被災してみたら 持ち出せなかった場合も少なからずあるみたいな話も ちょくちょく聞いたことがございます。津波に対しての食料や飲料水を大量に用意していたが 低い所に備蓄していた為に 津波によってすべて流されてしまった と言う話を東日本大震災の時には かなり頻繁に耳にしました。準備しているつもりでも 現実的には あまり役に立っていない場合も珍しくないのかもしれません。
    私が もしも今後被災者になった場合 取り敢えず己の身の安全だけを心がけようと考えております。命さえ助かっておけば 後の事はどうとでもなるように思います。物に対する執着が薄いので なくしたら困るようなことは殆どないように思います。奥様さえ無事に傍にいて下されば 後のものはすべて失ってしまっても 何とかなるように思っております。なので 日頃から防災を心がける事が出来ないのかもしれません。命からがら助かったなどと言う経験をしていないのは とても幸せなことだと思っております。何とかこの幸せが 死ぬまで続いてくれることを 心から祈っております。