4月26日 友人が 遺産相続で 裁判沙汰になっていると聞いて 驚きました

先日 当院が裁判ではなくて調停という段階でしたが 全くあらぬ疑いで 訴えられましたがこちらの言い分が認められて無事に解決しましたとこのブログに書いたばかりですが 一つ目の大学時代の合唱団の一つ学年が下の後輩と 未だに交流があり メールのやり取りをしておりますが うちの病院が訴えられて 調停センターのお世話になったと 報告した所 実は自分の所も 奥さんがそのお父さんの遺産相続をめぐって 裁判沙汰になっているのだ と言う話をしてくれました。あくまで 私の後輩の言い分だけを聞いているので 一方的な話で客観性に欠けるのかもしれませんが 後輩のいう事には その奥さんのお父さんがそこそこの遺産を残して数年前に亡くなられたのだそうですが 後輩の奥さんがずっと介護しながら面倒をみていたのだそうです。奥さんには実のお姉さんがいるのだそうですが ずっと親の事をほったらかしにしていて 死ぬ直前になって現れて 家の鍵を交換してしまって 後輩の奥さんが実家に出入りできない状態にしてしまってから そのお姉さんの息子と言うのが 一応弁護士なのだそうで お父さんを監禁状態にして それまで面倒をずっと見てくれた後輩の奥さんに手厚く分配する旨の遺言書が出来上がっていたのに 強引にお姉さんに有利な内容の遺言書に書き変えさせたのだそうです。
私はこれで殺人事件でも起こったら まるで二時間ドラマの題材になりそうな話に 非常に驚きました。後輩とは数十年の付き合いですから その人物の表も裏も分かっているつもりですが 割と穏やかで のんびりした性格なので 遺産相続で裁判沙汰になっているなんて 非常に驚いてしまいました。世の中に 悪いことをする人物がいるのは間違いないのかもしれませんが まさかこんなワイドショーにでも取り上げられそうな出来事が実際に起こっていることを知って 人間の悲しい性を見てしまったようで かなりガックリときました。
まあお姉さんのサイドにすれば それなりの言い分があるのかもしれませんが 自分の親が一人暮らし それも介護が必要な状態であることを知りながら 一切連絡すら取っていなかったのに 死ぬ直前になって登場して 遺言書を自分たちに有利な内容に書き変えさせる など人間として というか実の娘として恥ずかしくないのかと思ってしまいます。そして親が遺産を残してくれるという事は有難い話だと思いますが 残った家族でドロドロとした争いが起こるのなら 全部どこかの慈善団体にでも寄付してしまった方が良いのかもしれないと思ってしまいます。私も 父の事がこの世の中で一番嫌いな人間を 安倍晋三と争っていた位の存在でしたし 父が亡き後には 妹が一位争いに加わるぐらいに 犬猿の仲ですが 凄く高い手数料を払って 銀行が第三者的な仲介人になっているので それ程の揉め事は起こらずに済みそうです。
裁判は 数年前に始まり 名古屋の地方裁判所で争われたのだそうですが さすがに弁護士が絡んでの遺言書書き変えですから お姉さんに有利な判決が下されたのだそうです。そこで現在 納得のいかない後輩の奥さんが 高等裁判所に控訴する準備をしている段階なのだそうです。裁判となると 頻繁に一方的に裁判所の都合で 呼び出されたりするそうですし 弁護士の費用なども かなり莫大になるのだと思います。控訴するとなると 明らかに自分に有利な材料が見つからなければ 判決が変更される可能性は高くないのでしょうから 本人にかかる精神的な そして肉体的なストレスが相当なものでしょうから 納得がいかない裁定であっても 甘んじて受け入れたほうが結果的にはいいのかもしれません。
私は 奥さん御姉妹と面識もないし 遺言書の内容も見当がつかないし どのような裁定が下ったのか 知りもしませんが まあもらえるだけでもありがたいと考えたほうがいいのじゃないかと思ってしまいますが 肉親同士で争うと 憎さ百倍になってしまって 引くに引けない状態なのかもしれません。以前父が詐欺にあって 弁護士を立てて 何とか騙し取られたお金を取り戻そうと 裁判で争いましたが 取り返せたのは ほんの一部分で 苦労ばかり多くて 取り返したお金もすべて弁護士費用に消えてしまっていましたから あまり意固地になるのが得策だとは思えません。
後輩本人は 至って穏やかな人物ですが 奥様が当事者なので あまり強く意見できないのだそうです。人間 お金も大事ですが 年をとってくれば 穏やかに過ごすことが 健康のためにも大事だと思いますので なるべく穏便に解決することを祈っているとだけ 友人に伝えました。まあ私も うちの病院が 全く謂れのないことに 難癖をつけられて 訴えられて いきなり相手側が訴えを取り下げてきたので 逆にこちらから訴え返してやろうとしているぐらいの人間なので あんまり偉そうなことは言えませんけれどね。

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