1月22日 各地で暖冬のために雪が全然ないとぼやかれています

私は 全く自慢にも何にもならないことですが 病院を開業して以来この二十年以上 年がら年中 素足にサンダル履きで ごく当たり前に生活しておりました。所が 昨年素足だと 足の指先がかゆくなって 赤くはれる所謂しもやけの状態になってしまいました。そうでなくても 私は糖尿病を患っておりますので 糖尿病の恐ろしい症状として 手足の先端の血行が悪くなって も何にもならないことですが 病院を開業して以来この二十年以上 年がら年中 素足にサンダル履きで ごく当たり前に生活しておりました。
所謂しもやけの状態になってしまいました。そうでなくても 私は糖尿病を患っておりますので 糖尿病の恐ろしい症状として 手足の先端の血行が悪くなって 感覚が鈍り 足の先の部分などに壊疽を起こす場合がありますが 最近私は少し足を冷やしてしまうと 足の指の間隔が鈍くなってきたように思うのです。奥様に話すと 寒いときには 足の先端の感覚なんて 鈍くなるのは当たり前のことで 今までそうならなかったのが おかしいと言われてしまいました。まあなんにしても 体の一部をあまり冷やしてしまうのは 将来的にも好ましくはないのでしょうから 今年の冬は 毎日靴下を履いて生活しております。別に裸足で生活することに 誇りを持っていたわけではないので 当たり前のことかもしれませんが 冬は靴下を履いて生活していますが なんとなく年老いたことを自覚させられているようで ちょっぴり悔しい気持ちもあります。
そんなわけで 私は例年になく寒さを感じて かなり久しぶりに ずっと靴下を履いた生活をしておりますので 例年以上に今年の冬が寒いのではないかと思っていましたが 世間では暖冬のためにかなり大騒ぎになっているみたいです。スキー場に雪がなくて お客さんが呼べなくて 苦労なさっているというのは ニュースで見ましたが 新潟県や 長野県の北部のスキー場は 何とか例年よりも積雪量が少ないながらも スキーができる状態なのだそうです。現在は 若い方たちで スキーをする割合が低くなってきているみたいなので 私がスキー場に通っていた時代ほど混みあうことはあまりないのかもしれませんが それでもスキーというスポーツ自体は やってみると非常に楽しいスポーツですから それなりに賑わっていたはずなのに 肝心の雪がなければ スキー場として機能しませんから どうしょうもないでしょう。
スキー場関連のお仕事をなさっている方にすれば スキーシーズンこそ 働ける時期であり それこそ一年分の収入を集中して 稼いでおられたのでしょうから 大変なんてものでは片づけられない大問題だと思います。農家の方々が 丹精を込めて育て上げられた作物を ほんの一夜の台風で 台無しにされて 泣くに泣けない状態になってテレビの取材に答えておられるのを見るのも かなりつらい光景ですが 自然相手に文句を言っても始まらないのかもしれませんが雪の降らない空を恨めしそうににらみながら インタビューに答えておられた スキー場の旅館の女将さんも お可哀そうでした。
今年はこの時期に雪に埋もれて 幻想的な景色を楽しめる 岐阜の白川郷でも 例年は 雪を屋根にタップリと積もらせた 非日常的な光景をライトアップされて 更に素晴らしい雰囲気が楽しめるはずなのに 雪が一ミリも積もっていなくて 観光客の方々が ガッカリされていたのも 印象的でした。ただ白川郷は 雪が積もっていなくて ガッカリさせてはしまいましたが まだお客さんがやってきてくれただけでもまだましなのかもしれません。
鎌倉が名物のお祭りを開催されている町では トラックで雪を運んできて 何とか鎌倉を作っているみたいですが 鎌倉を一つ作野に二も 何トンもの雪が必要なのだそうで 作り上げるのに凄く時間がかかっていて 準備の能率が上がらないとぼやいておられましたが 暖かいから当たり前ですが せっかく急ごしらえで作り上げた鎌倉も 出来上がったばかりなのにどんどん溶けていってしまい 何時までもつのか心配な状態なのだそうです。お祭りとして成立するのかどうか 疑問みたいですね。
各地が雪を名物としてのイベントを沢山企画されているみたいですが 今年は企画倒れになりそうなイベントが 続出しそうで イベントスタッフの皆さんにお見舞い申し上げます。まあ雪が少ないおかげで 毎年必ず発生しているであろう 雪による被害や事故が 少なくて済んでいるのかもしれませんから いいことも全くないわけではないのかもしれません。但し 地球温暖化の影響で 日本の機構そのものに変化が生じているのは間違いないのだそうです。ここの所 台風と関連している場合が多いみたいですが 百年に一度と言われる規模の雨が 何度も降っています。当然そのような雨に対する対策までは十分に立てていられないので 各地で深刻な被害の爪痕が残っているみたいです。
私の父の実家が 福岡県の朝倉郡杷木町にあります。何年か前に 台風による大雨で ひどい水害が起こったことが 全国版のニュースでも何度も放送されていました。私の覚えている印象としては もうかなりの昔と感じていましたが 今度の九州旅行の時に 久しぶりに杷木の父の実家を訪れようと思って 最近いとこと連絡を取りました。実家自体は 杷木の中でも高台にあったみたいで 何の被害も受けてはいないと聞いておりましたが 久しぶりに訪れることを告げると これまでの道は 橋が流されてそのままになっているし 川の通る道筋も 変わってしまっているので これまで通りの道は通れないので よく調べてから来るように との事を告げられびっくりしました。
勿論杷木町としては 懸命に復興に向けて頑張っているのでしょうが 二年以上が過ぎた現在でも 以前にごく普通に通れていた道が 未だに通れない状態が続いているのだそうです。まあう回路が確保されているので 生活には支障がないのだそうですが なかなか以前の通りに復元できていないところが 少なからずあるという話を聞いて 被害者になっていないと 時間の経過とともに忘れ去ってしまいますが 大きなダメージを受けてしまうと 元通りの姿への復興は 難しいという事を知りました。
昨年の 千葉県南部の台風による被害も どうしても関東地方の事ですから ニュースとしてもあまり扱われませんので その後の復興の状況などが皆目見当がつきませんが まだまだその爪痕は大きく残っているのかもしれません。地球温暖化が それこそ地球規模で確実に進行していることは 間違いないことのように思います。二酸化炭素を減らすために 誰にでもできる事 例えば駐車場に停車しているのに ずっとエンジンをかけっぱなしにしている人が 沢山います。注意した方がいいのかもしれませんが つまらない摩擦を生んでけんかになるのも 好ましくないので つい口をつぐんでしまいます。車は移動手段として 必要欠くべからざるものですから 移動しているときにエンジンをかけているのは 致し方がないのですが 停車しているときにエンジンをかけておく必要はないのですからエンジンを停止するという ごく当たり前の行為位は 自発的に実行していってほしいものです。まあ前向き駐車と書いてある駐車場に 殆どの車が 後ろ向き駐車をするようになってしまった日本では そんな簡単なことも難しいのかもしれません。

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