1月23日 名護に基地問題に目をつぶった自民党推薦の市長が当選しました

私は不勉強なので 沖縄が抱えた 凄く深刻な基地問題の始まりからその経緯まで殆ど知りません。沖縄は 大阪からは 距離的にも その他の意味でも遠すぎたし 基地問題が自分の身に影響することはなかったので 敢えて見ないふりをしてきたのかもしれません。向こう岸が見えない位の大河での対岸の火事でしたから 炎はおろか煙さえ見えなかったし 自ら進んでみようともしていなかった問題のように思います。日本で行われた選挙ですから 投票結果が捻じ曲げられたようなことはあり得ないと思いますが 一応名護市民としては 普天間飛行場の辺野古への移設を受け入れる選択をしたかと判断せざるを得ない結果だと思います。
日本本土で生活をしている日本人は 同じ日本人なのに 長年基地問題で苦しんでいる沖縄の方々の現状を敢えて見ないふりをしてきたように思います。無論名護市の人々も 辺野古への基地の移設を喜んで受け入れているわけではないはずだと思いますが 政府は というか自民党は 巧妙に飴と鞭を使いこなして 基地問題を選挙の争点としないような雰囲気を見事に作り出して 何となく自民党推薦の候補者要するに政府の言いなりになる人物に投票してしまったのだと思います。基地問題をぼやかしたまま 国からの援助金によって 市民の生活が楽になる事ばかりを謳った選挙戦が 結果的には功を奏したみたいです。
市街地にある普天間飛行場の周辺で起こった少女の暴行事件は さすがに記憶に残っていますが その後どのような経緯で 辺野古への移設に至ったのか 恥ずかしながら 殆ど知りません。只アメリカに尻尾を振りたいだけの岸田政権が 強引に辺野古への移設を推し進めるやり方は 日本人としては黙ってみていていいことではないように思いますが 如何でしょう。現在私は プライベートなことで大きな問題を抱えておりますので 日本にとって非常に重要な問題 真剣に向かい合う事件だとは思いますが これ以上声をあげる元気がありません。何とか正しい方向に向かって動き抱いてほしいものですが 現実的には難しい様にしか思えません。

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