1月25日 石川県の知事さんは 中西さんが八期 谷本さんが七期務めたので この59年間に知事が二人しかいなかったのだそうです

石川県には 塩野義製薬に勤めていた頃 金沢で二年間働いていましたので 生活をしていました。とはいえ その二年間 何という知事さんが務めておられたのか どのように県民の生活と関わっておられたのか 全く記憶にはありません。大阪の知事さんの場合 私が知っているだけでも横山ノックさんから七八人が交代しているように思います。まあ知事さんが 一般市民の生活と関わる事なんか 殆どないのが当たり前かもしれません。コロナ禍になってから 吉村さんの顔や声を頻繁に見聞きするようになったのが印象的な位です。
知事さんの仕事柄 長く続けた安定政権の方が良いのか 新陳代謝が活発で次々に交代するのがいいのか 政治について 恥ずかしながら 本当に不勉強なので さっぱり見当がつきません。大阪のように 知事さんの任期が四年間ですが 殆どの知事さんが一期で交代 長くとも二期八年間で 次の人と変わる というのは 府民がそれまでの知事に不満を持っているから交代するのか 新しい風を求めているので 新しい知事さんが誕生するのかよく分かりません。でもあまりに継続してしまう長期政権よりは 風通しがいいのではないかと思ってしまいます。
よく言われるのは 関西人がせっかちなので すぐに結果を求めてしまいがちで 自分たちの願望が叶えられないと すぐに新しい知事さんを選んでしまうのかもしれません。別に石川県の人々が 凄くのんびりしているとは思いませんが 大阪よりは 流れている時間がゆっくりであるのは 間違いないようにも思います。谷本さんが今回の任期満了後 再出馬しないと表明されたので 約三十年ぶりに 新しい知事さんが次の知事選で誕生するのは確実ですが その方もまた 超長期政権になるのかどうか 分かりませんが 安定を求めて 急激な変化を求められる県民性には 変化ないのでしょうから 次の知事選では 慎重に投票されることを期待します。
私の石川県 金沢の印象は 初めての裏日本での生活でしたので 正直あまり良いものではありません。十一月を過ぎると ほとんど毎日雨降りのお天気でした。年が明けると 雨が雪に変わり 更につらい生活が待っていました。地元の人にしたら そんな天候は当たり前なのかもしれませんが 表日本で生活してきた人間にとっては 凄く辛いし 惨めな日々でした。初めての一人暮らしで 寂しいし めんどくさいし そのうえ雪に埋もれる生活は 大変でした。私が 塩野義製薬という 厳しいけれど 素晴らしい待遇を保証してくれた 一流企業での生活に見切りをつけたのは 赴任地が石川県 富山県という北陸地方であったことも影響しているのかもしれません。まあ見切りをつけたおかげで 動物病院の先生という 子供の頃からの憧れの職業につけたわけですから 悪いことばかりではなかったのかもしれませんけれど。
金沢では殆どご近所さんとのおつきあいはありませんでしたので 金沢市民の人柄と触れ合う事も 皆無だったように思いますけれど 穏やかで優しい方々だったのではないかと思いだします。数十年ぶりに 兼のトップである知事さんが 交代するわけですから コロナ禍の中 石川県に新しい 風が吹いて 明るい未来をもたらしてくださる方が 知事さんになればいいと 思います。

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