1月26日 父親がペースメーカーを埋め込む手術を受けました

数日前から父親が心臓の状態が悪くて また入院しました。不整脈は以前からあったのですが 心拍数が30台でから上がらないのだそうです。体に負荷をかけてみても心拍数の上昇が認められなかったので いよいよペースメーカーのお世話にならざるを得ない状態になったようです。もうすぐ90歳になる父の心臓ですから これまでよく頑張ってくれましたが さすがにくたびれてきたみたいです。

昔はペースメーカーを設置するのは 結構大変な手術だったみたいですが 現在では 鎖骨の辺りの皮下に消しゴムぐらいの大きさの装置を埋め込んで そこから心臓まで電極を通して 刺激を与えて心拍数をコントロールするので 割と短時間で済みますし体にかかる負担も軽くて済むようです。まあ短時間とは言っても二三時間はかかりそうですし 局部麻酔でするそうなので 手術されている間意識があるわけでしょうから その間結構長くて辛い待ち時間になるのかもしれませんが。

無事に装着の手術が終わったみたいで 病室に戻ってきましたが これから麻酔が切れてくるので 多少は痛みを感じるのかもしれません。まあ傷痕と言っても ほんの三センチ位のものですから 動物の場合は直ぐに動き回りますから 四五針縫いますが 人間の場合はテープで固定するだけです。下手に縫合するよりもテープで固定するだけの方が 何しろ人間の場合は動きませんから きれいにくっ付くのでしょう。

装着後の経過をみるために あと一週間ほど入院が必要みたいですが まあ無事退院できそうなのでホッとしました。ペースメーカーを装着すると 現在の決まりではほぼ自動的に一級身体障碍者に認定されるのだそうです。一級の身障者になると それ以降の医療費がすべて無料になるので 今回の手術まで含めて 支払わなくて済むのだそうです。

ペースメーカーを装着してから 凄く元気になってしまって 頻繁にゴルフに通えるぐらいになっておられる方もいらっしゃるのだそうです。従って ペースメーカー装着する=一級身障者 と言う図式には問題があるのではないかと言う意見が昨年辺りから出されているのだそうです。確かにそんなに軽々しく一級身体障害者を認定してしまうのは如何なものかとも思いますが 当事者としては 無料になる恩恵を被りたいみたいです。勿論身体障害者に認定されること自体は決して喜ばしいことではありませんから 私は客観的に見て認定されるべきか否かは術後の父親の状態によって 納得のいく判断が下されることを望みます。

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