1月29日 今年も確定申告の準備が無事終了いたしました

昨年に引き続いて一月中に無事振替伝票のデーターのパソコンへの入力を終了いたしました。勿論これから入力したデーターにミスが無いかとか 矛盾が生じていないかなどの確認作業は残っていますが 決算書を作成するための情報の入力は終わりましたから 後は微調整のみですので かなり気楽な気持ちになりました。

今年は確か鏡開きの頃ですから 十日ごろから申告の準備を始めましたので 約三週間足らずで終えることが出来ました。勿論地道に作業をしたのは 私ですが こんなに短期間に作業が負えれたのは 伝票や領収書の類をきちんと月別に 日付順に整理しておいてくれた奥様の協力のおかげです。

いつも思うのですが 他の動物病院の先生方は どのような形で申告の作業をなさっているのでしょうか。勿論私の様に 普段は事務作業を一切しないでほったらかしにしておいて 年明けから集中して一年分の作業を終わらせる方もいらっしゃるのかもしれません。逆に まあ毎日ではなくても 月ごと位で 伝票を整理して必要なデーターの入力をなさっている方も多いのかもしれません。

会社組織にされている先生方の場合は 税理士さんを雇うことが義務付けられるように聞いています。そもそも税理士さんを雇ったら当然その人に対して経費が掛かります。どの程度のお仕事をお願いするかなどによって その金額は変わってくるのかもしれませんが 私の感覚ではまず税理士さんにかかる費用自体が 全く無駄な経費としか思えません。

勿論税理士を雇えば 申告の作業が多少は楽になるメリットはあるのかもしれません。しかし税理士と言う職業の方々は 雇い主の為に仕事をしてくれるのではなくて 税務署の方を向いて仕事をしている と言う話を聞いたことがあります。例えば税金を安く上げるための情報は一切流してくれないのだそうです。節税のための上手いやり方や特例情報などは自分で見つけなければ 親切に税理士が教えてくれることなど殆ど考えられないという話を聞きました。

つまり税理士を雇うと言う事は 税務署の出城を病院内に設けさせることになるのだと私は解釈しています。それも自分が費用を払ってです。代診の先生や看護士さんを沢山雇っていて会社組織にせざるを得ない場合は仕方がないにしても 出来たら個人商店でいた方が動物病院としては メリットが大きいように私は考えます。その理由は 殆どが現金商売であることと 仕入れ先が薬屋さん数件とごく限られていますから 決算の事務作業が非常にシンプルであるからです。

申告の作業が税理士を雇う事で多少は楽になるかもしれないと書きましたが 私の様に事務仕事が苦手な人間が 一年間ほったらかしにしておいても 集中すれば三週間足らずで終えれる程度の作業なのですから楽になっても知れているはずです。勿論月々の売り上げの経年変化などを比較して 売り上げを伸ばすために検討していらっしゃるまじめな先生方もそこそこいらっしゃるのかもしれませんが 税理士がそのような作業に前向きの意見をアドバイスして協力してくれることは期待できないでしょう。

ご近所の仲良しの小嶋先生の話では 先生の所でも税理士さんを雇っているのだそうですが 何らかの出費があった場合に それが病院の経費として認められるか否かの判断をする場合に 税理士さんは完全に税務署サイドに立った見方 即ち税金が高くなる方向で 判断するのだそうです。私は少しでも病院に関わりのある出費の場合は 経費として計上してしまっています。

勿論税務署の調査が何時はいるかわかりませんから 筋の通らないことはしているつもりはありませんが 例えば奥様と食事に出かけた時や トリミングに必要なので購入した衣服などは 経費として計上しています。奥様へのお給料は勿論経費として計上していますから 病院での立場は従業員のはずです。従業員と親睦を深めるための食事は 当然福利厚生費として認められていいのではないでしょうか。

ここの所税務署の調査が入っていませんから そろそろ税務署から電話がかかってくるのではないかと思いヒヤヒヤしながら過ごしていますが まあそんなときでも私には頼りになる奥様がついていますから 何とかなるでしょう。まあ真面目にきちんと申告しているつもりですから 「税務署ドーンと来い」 と言う気持ちで開き直っています。

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