1月30日 本日で一月が終わってしまいます この一月私はいったい何をしたのでしょうか

昨年一年 コロナ禍で 大部分の日本人が 色んな意味で辛い思いをしてきました。うちの病院としても 売り上げが あんまり実感しておりませんでしたが そこそこ減少しておりました。有難いことに動物病院は 緊急事態宣言が発出されましても 特に診察時間の短縮など 求められておりませんでしたし 元々がそんなに流行っている病院でもないからなのでしょうが 幾らか患者さんの数が減っていたみたいで その分正直に売り上げが落ちていたようです。まあ私と奥様がつつましく暮らせていれば そして老後のための貯えが何とか目標額に達しておりましたので 自分としては仕事の面では そこそこ充実していた一年だったと思っております。
年が明けたからと言いましても ウィルスによる感染の状況に何ら変化があるわけもありませんし どちらかと言うとどうしても人の動きが多くなってしまう年末年始がありますから 感染確認人数は かえって増加してしまうであろうと思っておりましたら 予想通りで 年明け早々に緊急事態宣言が再び出てしまいました。初めての時は アベチャンが 八割の外出を制限して欲しいと要求して 日本国民は律儀にその要求にこたえようと頑張って 外出を辛抱したがために 確かに見た目の感染確認人数は 減少に向かいました。
但しそんなことは 臭いものにふたをしただけの事で 蓋をしっかりと閉じておけば 確かに当面は臭いにおいが減少するかもしれませんが 何時までもふたを閉めっ放しには出来ませんので 蓋を取り払ったらすぐに元の木阿弥 と言うよりもさらに大きな感染確認人数の波 第二波が始まりました。お盆前後の人の動きが落ち着くのに従って まあ暑い時期でしたから 風邪の類のこの病気は 一応治まる方向に向かってくれました。そして再び寒さが強まるにつれて 確実にこれまでで一番大きな波である第三波が 予想通りにやってきました。ゴートゥーキャンペーンが追い打ちをかけたのかどうかは分かりませんが 政府が外出を 旅行を賞賛すべきではなかったように思います。
政府がやっている対策は 相変わらず馬鹿の一つ覚えのように 外出の自粛 飲食店の営業の自粛の要請 更には 自粛要請に応じないお店への罰則を設けるための特措法改悪と言った 愚かなるワンパターンの繰り返しです。このブログで何度も書いておりますが どうして自分の所さえよければ としか考えないで 頑なにコロナ患者の受け入れを拒否している病院に対して どうしてもっと厳しい協力要請が出来ないのでしょうか。大阪の九割以上の病院が コロナ患者を受け入れていないために 大阪は医療崩壊の状態に陥っているのです。政治家がやるべきことは 自粛に応じない飲食店に罰則を与えるような弱い者いじめではなくて 利己的な考えから受け入れを拒否し続けている病院への 強制力を伴った協力要請のはずです。なんでそんな分かりきった そして効果が確実に出る政策が建てられないのか 不思議でしょうがありません。
うちの近所でも ここの所ずっと営業をしていない飲食店が何軒かありますので そのまま潰れてしまうのではないかと 心配しております。現在幾らかは 感染確認人数が減少傾向にはあるみたいですが 緊急事態宣言が予定通りに終了してくれるのかどうか 見当もつきません。お役人 政治家が 偉そうに踏ん反り返らないで 国民の役に立つ政策 国民が暮らしやすくなるための政策を 実行して欲しいと 切に願っております。別に月が替わったからと言って 何にも明るい変化がないとは思いますが せめて少しずつでも暖かくなってくれれば ウィルスの勢力も感染状況の拡大も 治まる方向に向かってくれることが期待できますので 気候の変化に期待したいと思います。

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