1月5日 初夢や 平穏無事で ありがたや

初夢という季語を使った 今年初めての句会に出してみようと思っている俳句です。初夢に見ると縁起の良いものとして 富士や鷹 茄などが有名ですが 初夢にそんな贅沢なものは 望みません。平穏無事であってくれれば 御の字です。十分に有り難いことです、といった気持を詠んでみました。還暦を過ぎた今 私はやりたいと思っていた仕事ができておりますし 賢くて優しい奥様がそばにいてくださいますから 十分に有り難い暮らしができていると思っております。今後の望みとしては 無事にこの仕事を切り上げて 恐らく大分県の杵築市に決まると思いますが その地にスムーズに移住が出来ましたら それ以上は何も望みません。
心臓病と糖尿病という厄介な病気を併せ持っておりますので どっちみちそんなに長生きは難しいものと覚悟しております。何とか五体満足なうちに仕事を引退して ちょっと贅沢なキャンピングカーで 日本中を旅してまわってみたいのです。ですから 自分の面倒を自分で見られる時間が少しでも長くあれば それ以上のことは望みません。平穏無事に過ごせますことだけが望みでございます という正直な気持ちを詠んだのですが 余りにそのまんまの句で 深みもなければ 広がりも捻りも 全くありません。こんな平坦な内容では 恐らく夏井先生に 「凡人」と評価されればいい方で ほぼ間違いなく「才能なし」と評価されるような つまらない句であることを自覚しております。でも今の私の一番正直な気持ちを伝えたかったので あえてこの場を借りて 発表させていただきました。どうぞお笑いください。

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