10月24日 合唱の練習で 殆ど声を出しませんでした

毎週の事ですが土曜日の午後は夏に入団した「ハーモニー」と言う合唱団の練習に参加しました。本日11月7日に参加する枚方市の合唱祭のステージオーダー(ステージでの並ぶ順番)が発表されて 私はベースですからステージに向かって右端の辺りのの三列目に配置されました。普段の練習では出来たら後ろの方で気楽に歌いたかったのですが ベースの先輩方から 一番前で歌う事を強く希望されましたので 仕方なしに最前列が指定席になっていました。

待望の後ろの列ですから 私は気楽にのんびりと歌おうと思っていました。所が歌い始めてすぐに隣のメンバーから あるフレーズの歌いだすタイミングが早すぎると注意されました。私は合唱を十年以上経験していますが 歌い方についての練習中のダメ出しを 指揮者やパートリーダー以外からされたのは初めての経験でした。

私は先週まで一番前の席で ベースでは圧倒的に一番の声量で歌っている自身がありますから もし歌いだすタイミングに問題があれば 当然指揮者かパートリーダーから注意されているはずです。取り敢えず私は自分が歌っていたのでは 私にダメ出しをしたメンバーがどの様に歌っているのか 聴き取れませんから 自分が歌うのを控えて そのメンバーの声に意識を集中しました。

私は合唱を十年以上やっていますから それなりに合唱で歌うときの技術的なものはある程度身に着けているつもりです。ピアノも十年以上習っていましたし マリンバも七年ぐらいは先生について練習していました。ですから音感も人並み以上にあるつもりです。私にダメ出しをしたメンバーは はっきり申し上げて 声に響きが殆どありませんから 本人としては歌っているつもりかもしれませんが 合唱を聞いてくれる人には その他大勢のうちの一人で 何にも伝わるものはない程度の声で歌っていました。

その上時々音程は外れているし リズムがずれている所も何か所も見つかりました。自分がほとんど完璧に歌えている自信があって 他人にダメ出しをするのなら 分らなくもありませんが 自分が自信たっぷりに歌えないレベルなのに どうして他人にダメ出しをすることができるのでしょうか。私は気づいたそのメンバーの歌い方の間違い 音程の違う箇所やリズムがずれている所を全て指摘してやろうかとも考えましたが それではあまりに大人げないし 喧嘩になってしまうのかもしれません。

それで 私は歌う気をなくしてしまって 只練習場に座っているだけで 練習時間が終わるのを待っていました。練習後にいすの片づけなどの後始末をしている時に 他のメンバーから「今日は全然声が聞こえなかったけれど 風邪でもひいたのですが。本番までには体調を戻しておいてくださいね。」と二三人から 心配して頂いたのだと思いますが 声をかけられました。

帰りの車の中で 奥様から尋ねられました。「今日はあなたの声が全然聞こえていなかったけれど どういう事なの?」私は正直に不愉快なダメ出しをされたので歌う気をなくした、と答えました。奥様のパートはアルトですから テナーを挟んでいて 結構離れていますから どうして歌っていないことが分ったのかと質問しましたら[あなたが本気で大きな声を出している所なんて あなたの声以外のベースの声は聞えないのよ。」と答えられました。

そして[次の練習の時には機嫌を直してちゃんと歌いなさい。」とはっぱをかけられてしまいました。私は腹立ちまぎれに この合唱団を辞めてやろうかとも思いましたが まあ思い直して次回の練習に参加することにしました。奥様は私がお誘いして あまり気乗りしないのに合唱団に入団されましたが 今では結構お友達もできて 非常に楽しそうに練習に参加されていますから 私の一存で合唱団を辞めることは難しそうなので ここは辛抱してもう少しこの合唱団で歌っていこうと考え直しました。

そのまんばー

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