10月25日 合唱団の演奏会に出かけました

私の所属している合唱団で ピアノ伴奏を担当して頂いている先生が やはりピアノ伴奏と言う形で参加されている合唱団の演奏会と言うよりも発表会位の規模のコンサートが 橋本公民館で開かれました。合唱団の演奏会と言うのは 聴きに来てくれるお客さんの大半が 歌っている人の家族か 合唱関係者に限られています。

午前中の仕事を終えて 軽く昼食を取ってから 橋本公民館へ車を走らせました。ホームページで調べると公民館に駐車スペースが数台分しかないので 運が良ければそこに駐車できますがそこが一杯なら近所の有料駐車場に停めなければなりません。勿論初めて出かける場所なのですが 奥様が歩くナビゲーターなので 全く迷わずに最短距離で到着できました。公民館の駐車場に入ると 最後の一台分だけスペースが空いていましたので ラッキーでした。

既に開場されている時間でしたので 会場である部屋に入りました。案の定いかにも出演者のご家族と見受けられる方々や うちの合唱団のメンバーの方も数名が座っておられました。合唱団は創団して35年の歴史を誇っていますから 恐らくメンバーの方々の年齢のそれ相応に相当高めであろうことが想像されます。勿論最初から 若いお姉さんのいらっしゃる合唱団とは期待していませんでしたが 予想が当たったみたいで一寸だけガッカリしました。

会場には折りたたみ式のいすがならべられていましたが お客さんがどんどん増え続けて椅子が並べてある分だけでは足りなくなったみたいで 後から補充していたみたいです。合唱団の演奏会などと言うものは お客さんがたくさん入ってくれたら それだけで万々歳大成功みたいなものです。

開演時間になり演奏が始まりましたが メンバーの平均年齢は恐らく60歳を超えていそうな位でしたが 皆さんとても楽しそうに歌っておられて とても良かったです。技術的には もう少し響きのある声の方が何人かでもいらっしゃれば より伝わるものが大きかったのかもしれませんが 目立つようなミスもなく無難に歌っておられたように思います。

二つのステージで合計10曲ほど歌われましたが 感心したのは全曲暗譜されていて 歌うときに指揮者に集中されていたことが素晴らしかったと思います。私の所属している合唱団は 合唱祭でわずか二曲 時間にして7分位のステージなのに 暗譜できない人がいるので楽譜を持って歌うことになっています。楽譜を持てば大なり小なり楽譜に意識が行きますから 指揮者に集中できずに きちんとした演奏ができないであろうと予想されます。

僅か二曲ぐらい 暗譜する気になれば 必ずだれでもできるはずですから 次回からこういう機会があれば 絶対に暗譜する決意で臨むべきだと私は思います。年齢的に見て この合唱団とうちの合唱団は似たり寄ったりだと思いますから この合唱団にできたことは絶対に見習うべきだと思いました。

普通は 演奏会の最後に アンコール曲が歌われますが あっけなく演奏会は終わってしまいましたのでちょっと拍子抜けしました。正直な気持ち それほど合唱がうまい団体ではなかったのかもしれませんが 各メンバーの方々が一生懸命に歌っておられる雰囲気を味わえただけでも 久し振りに合唱の演奏会に出かけてきた値打はあったように思いました。

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