10月25日 エボラ出血熱の事が不安です

最近 世界で心配な出来事と言えば やはりエボラ出血熱の事です。この病気のウイルスが初めて確認されたのが1976年ですから もう40年近く前の話です。それから何度も小規模な発病 伝染拡大 終息を繰り返してきました。人類にとって非常に致死率の高い恐ろしいウイルスです。だから当然 この病気に対して治療する側も含めて安全性の高い治療法や 有効な薬の開発や 感染拡大へに対処法などが じょじょに確立できていったはずでした。所が 今回の場合はこれまでと比べ物にならない位に大規模な病気の拡大を見せています。

西アフリカの諸国では 国によっては終息に向かっていると宣言する国もありますが どんどん感染が拡大している国もありますから、全然安心できません。例えば日本の様な平和ボケ 安全ボケした国なら かつてそのような致死率の高い恐ろしい病気による大きな被害を受けたことのない国ですから 病気に対する基礎知識もなければ 感染拡大を防ぐためにどのような行動をとるべきか 何も知らないのは当然かもしれませんが このウイルスを宿主とする動物と共存している国 即ちこの病気がいつ発生しても不思議ではない国に住んでいたら 自分と大切な家族の命を守るためにはもし病気が発生した時に取るべき行動や 慎むべき行動は 常識としてわきまえておくべきだし その国の医療従事者なら 感染拡大を防ぐための知識や手法を普段から徹底して身に着けておくべきだと思うのですが これだけ病気が拡大していることを考えれば 平常時からの気持ちや対策に対する備えが不十分だったとしか言いようのない事だと思います。

この病気は患者の体液(血液や粘膜からの浸出液)や排泄物に直接接触することで感染するだけで 空気感染はしないと言われています。インフルエンザのように咳やクシャミを症状としていないからなのだそうですが もしこの病気に感染した患者が 一時的に風邪をひいていたり 慢性的な喘息もちだった場合はどうなのでしょう。当然咳やクシャミにより ウイルスが空気中にまき散らされますし、インフルエンザと違ってほんの数個のウイルスが体内に侵入しただけで感染すると言われていますから、その伝染力はインフルエンザよりもずっと強いのかもしれません。

今回の感染者に医療従事者が500人以上いるというのも心配を煽ります。医療従事者ですから 病気そのものに対する知識や 感染の仕方、防ぎ方も熟知していて 当然ですが己の命は一番大切ですから 十分に安全と考えられる範囲で医療行為を行ったはずなのに これだけ大量の感染者が出ているという事は 従来言われているように 「この病気は簡単に感染しませんから」という言葉の信ぴょう性を貶めているように思います。

外国で心配なのは 非常に厄介な多数の住人 中国です。一度数十人の感染者が確認された という情報がネット上に流れましたが 直ぐに削除されてその情報が誤りであると 訂正されました。本当に感染者は存在しないのでしょうか。中国はなにしろ 鉄道の事故が起こった時には その原因を隠ぺいするためにその列車を穴を掘って土中に埋めたことがあります。世界から非難されてしぶしぶその列車を掘り出して事故の原因を検証することに応じましたが とにかく自分の不利益になることは全てなかったことにしようとする国柄です。

以前に航空機が事故を起こした時も 何時もうつされる映像に事故を起こした飛行機の機体に中華航空という文字がくっきりと写っていたのですが 中国がイの一番にした処置は白いペンキをぶっかけて 中華航空という文字をみえなくすることでした。本当に何か問題が起こった時に 根本的に問題を解決しようとする方法よりも 自分たちにとって不都合なことは隠し 自分たちの利益でありメンツしか大切にしない国民性なのです。

現在の中国は 日本が想像するよりもはるかにアフリカ諸国と密接に結びついています。日本も従来からアジアやアフリカの諸国に技術協力をしてその国の発展に寄与しようとする動きはありましたが 最近では中国が非常に盛んにそれらの国に進出しているのです。但し日本と根本的に異なるのは中国人は自分であり自国の利益しか考えていないことです。例えば資源を開発しても優良な資源はすべて中国に持ち出して 当事国の利益などそっちのけです。工場を建設して 地元民を安くこき使って某かの利益を上げてもすべて中国に送り 当事国には何のメリットも与えないのです。

さすがにこれらの国々も中国との関わりと持つことには 自国にとってメリットがない事が知れ渡ってきて 消極的にはなっていますが 執拗に進出する機会を狙っているのが現状のようです。ですからアフリカ諸国と相当に密接な関係である中国に 感染者が存在しても少しも不思議ではないと思います。感染を防ぐ技術が一番高いであろうアメリカですら かなりの数の感染者が見つかっているのですから。いずれ日本にも感染者が確認されるのは間違いないと思いますが 日本人らしく秩序ある行動で 感染の拡大をきちんと終息させてくれることを期待します。

 

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