10月27日アベチャンの後を継いだジッチャンは大丈夫なのでしょうか

アベチャンの政権が長続きしたのは 衆議院議員の数が絶対多数で盤石なものであったことに加えて アベチャン自身が狡猾だったので 迂闊な答弁をせずに 後から側近や役人たちが どうにでも自分たちの都合の良いように 記録を改ざんしたり 上手く口裏を合わせて 誤魔化し遂せる 巧みな話術を 駆使していたことと 厚顔無恥の極みというか どんなに後ろめたい真実があったとしても 平然と自己の主張のみが正しいのだといった顔をして 押し通すだけの 鉄のように硬い意志を持ち合わせていたからだと思います。所が その後を継いだジッチャンは 議員相手であれ 記者相手であれ 原稿を用意されていない その場でアドリブで返答をしなければならない状況で 後から修正や誤魔化しが上手くできないような 答弁をしてしまうので 今回矢面に立たされている 学術会議のメンバーの問題でも かなりその立場がぐらつきそうな状況です。
私は これまで見てきた政治家のうちで 一番大嫌いなのが アベチャンでしたが その後を継いだジッチャンの言動を見ていると あっという間にアベチャンを追い越して 更に大嫌いな政治家と認識してしまいました。ですから 一刻も早く総理の椅子からおりて欲しいので 今回の問題でつるし上げにあっているのを見るのは 非常に心地よいです。どうしてこのジッチャンは こんなに短期間で 馬脚を現してしまったのでしょうか。
官房長官という アベチャンの一番身近で働いていて どうしてアベチャンの狡猾極まりない 傲慢な独裁者ぶりを もう少し学習できていないのでしょうか。やっぱりこのジッチャンは首相の器ではなかったのだけれども 国民の納得しそうな後継者が不在だったのと このジッチャンという勝ち馬に乗っておけば しばらくは議員としの活動が安泰である という議員心理の雪崩現象のなせる業であるように思います。
とにかく ジッチャンの発言は 普通に日本語が理解できるレベルの人間には 明らかに論理が破綻している 矛盾だらけの発言に終始しています。狡猾なアベチャンは 少なくともこんな初歩的なミスは しなかったように思います。含みを持たせて 後からどうとでも言い開きができるような いわゆる玉虫色の発言を心がけていたのかどうだか知らないけれど 結果的には 徹底的に揚げ足を取られないままに 退陣してしまいました。本当は しっかりと揚げ足を取られていたようにも思いますが そのあまりの厚顔無恥ぶりを発揮して 取られていないような強引な演技を押し通した役者魂には 拍手を送るしかないのかもしれません。
あべちゃんの 信賞必罰の徹底ぶりが 知れ渡っていましたから 役人にしても 側近の政治家にしても とにかくアベチャンの都合の良いように行動すれば 即ち忖度しまくった人間は 美味しい思い 例えば旨味のあるポストを与えられたり 出世させてもらったりしましたから 皆が アベチャンのために オールフォアアベチャンが 一糸乱れずに成し遂げられたのだと思います。所が 今度のジッチャンは アベチャンと同様に 剛腕を振るおうとしたつもりかもしれませんが あまりにその剛腕の理論的裏付けが お粗末すぎたので つるし上げを喰らっているのです。本来なら 今の状況だけでも 歴代首相が退陣に追い込まれた状況を思い出してみると 当然首相の座を降りるべきだと 私は思いますが まあそんな嬉しい展開には なりませんよね。
アベチャンが 凄く巧みに 森友家計問題や 桜を見る会についての説明責任を 無視して 踏み倒して我が道を行きましたが このジッチャンには 同じような傲慢さは持ち合わせていないように思いますので 一日も早く 少なくともコロナが収束するよりはずっと早くに この政権の終焉を迎えてほしいものです。残り僅かの私の人生ですが 出来たら 明るい日本の未来が見えるような世の中を生きていきたいものです。

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