10月28日 久し振りに岐阜へお寿司を食べに出かけました

本日は休診日ですが 私も奥様も何にも予定がありませんでした。良いお天気なので家にいるのはもったいないし どこかに出かけようと言う事になりましたが 時期が中途半端でした。紅葉を見るには まだ早すぎます。京都でも十一月中ごろが見頃です。果物狩りには少し遅すぎました。ブドウやナシの時期としては 最後の最後で どこの農園に行っても 殆ど美味しそうなフルーツは残っていないでしょう。芋ほりは丁度シーズンですが 昨夜かなり雨が降りましたから 足場が悪くて泥だらけになりそうでしたから 諦めました。

そういえば昨日見たテレビで誰かが美味しそうにお寿司を食べているのを思い出しました。私の行きつけのお寿司屋さんは岐阜にあります。ちょっと遠いけれども思い切って久しぶりに岐阜までお寿司を食べに出かけることにしました。

海なし県の岐阜でお寿司と言うのは不思議に思われるかもしれませんが 岐阜は私が二つ目に通った大学のある土地です。勝手に勤めを辞めて大学に行き直すことを決意しましたから 親から一切の援助を受けずに大学を卒業しようと決意していましたので かなりの貧乏な生活を余儀なくされました。父が時々心配をして顔を出してくれましたが 金銭的な援助はかたくなに拒否していました。それで私の好物のお寿司をお腹いっぱいご馳走してくれました。その時に通った寿司屋さんが岐阜駅の近所にある千成寿司でした。特別に高級な寿司屋さんではありませんが 貧乏学生が出入りできるようなお店ではありません。

千成寿司の特長は 値段の割にネタのサイズが凄く大きいことです。この寿司屋に来ると必ず最初に頼むのが 玉子と穴子ですが 玉子は玉子焼きが凄く大きいので シャリが玉子焼きの上にチョコンとのって出てきます。アナゴは一つに一匹がのっかっていますから かなり長大な姿になります。この玉子と穴子を食べただけで そこそこお腹が満足できます。勿論本日も最初に注文しました。美味しかったです。

続いて 奥様の好物のサーモンやホタテの貝柱、カンパチなどを握ってもらいました。サーモンのネタの大きさは普通に焼いてある鮭の切り身一切れと同じくらいの大きさでした。とろっと甘くておいしかったです。イクラも頼みましたが イクラがご飯からはみ出しまくっていてこぼれている量の方が多いのじゃないかと言うくらいでした。私はあまりイクラが好きではないので 奥様にお譲りしました。

生のサンマや飛騨牛(生ハム仕立て)などの珍しいネタもありましたので 試に注文してみましたが 凄く美味しかったです。本当はボタンエビも頼みたかったのですが 値段が相当に高かったので クルマエビで辛抱しました。握りたては身が踊っていて プリプリして非常に美味しかったです。頭は焼いてもらいましたが 奥様は苦手なので2つとも私が美味しくいただきました。エビの頭は子供の頃は気持ち悪くて食べられませんでしたが 味噌の美味しさを知ってからは エビフライでも必ず頭を楽しみに食べるようになりました。

思いっきり食べましたので 10,000円でいくらかしかお釣りが戻ってきませんでしたが まあ相当に満足できましたからしょうがないでしょう。お店を出た時まだ1時過ぎだったので 岐阜大学にも顔を出しました。卒業して20年以上もたちますから さすがに研究室に顔を出しても知った顔はありませんから 大学構内を散歩して 食堂でお茶を飲みデザートを食べました。

時期的に大学祭がまじかに迫っていましたが 地方の小さな大学ですから 派手さはなくておとなしめのお祭りでした。今も多分その雰囲気は変わっていないのだと思います。時々立命館大学にも顔を出しますが やはり大学の規模が大きいのもあるし 大学の雰囲気として学生が華やかで明るい感じを受けます。私が在学していたころは女子の比率が少なかったけれど 今では学部構成の関係かもしれませんが 割と派手できれいな格好をしている女子大生が多いので 余計に明るく見えるのかもしれません。ただ私は 岐阜大学の地味だけれどコツコツと勉強をしている雰囲気の方が好きかもしれません。

大学の雰囲気を少しだけ楽しんでから また高速を走って大阪まで戻ってきました。天気も晴れていましたから 気持ちの良いドライブが出来て楽しい休日でした。

 

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