10月28日 昨日プロ野球のドラフト会議が行われていたみたいです

昨日のブログにも書きましたが プロ野球にも全然興味がないので 日本シリーズが何時から始まるのかとかドラフト会議の日程すらよく知りませんでした。一位指名が七球団で競合した清宮君という選手が 日本ハムに指名されたのだそうです。ここの所ずっと その年の目玉と言われていた選手の殆どが パリーグの球団に指名されて入団しているように思います。昔から人気のセリーグ 実力のパリーグと言われていましたが これだけ能力の高い選手がパリーグに集中しては 実力の差がどんどん大きくなってきているように思います。
ここ十年間の日本シリーズの結果もパリーグが七度も日本一に輝いています。交流戦の成績も 上位にずらっとパリーグの球団が並んでしまいます。昔ドラフトのなかった時代には 巨人が金にあかせて優秀な選手を根こそぎ掻き集めていましたから 巨人が圧倒的に強くて 何度も何度も日本一になっていましたが それではプロ野球全体の事を考えればよろしくない と言う事で ドラフト制度が始まりました。私は巨人が 自民党と同じくらいに大嫌いですから 戦力が均衡していくことを目指したドラフト制度には 大賛成です。
細かい制度の変更は色々あったみたいで 逆指名なんていうドラフトの目的を根底から覆すような条件が付いた時期もしばらくありましたが 一位指名選手だけ入札して後はウェーバー順の現在の制度が 一番公平に戦力を振り分けられる とても良い制度に落ち着いているように思います。ただこれだけその年の目玉になる選手 所謂一番能力が高い選手の大部分が パリーグに入団し続けているのは 一寸困りもののような気もします。でももちろんくじ自体は 極めて公平 そして公正に行われているはずですから 結果に偏りがあっても致し方の無い事かもしれません。
プロ野球を目指す選手たちも勿論人間ですから それまでに応援してきたチームや 尊敬する選手 監督コーチ等のいる球団に入りたい気持ちがあるでしょうし チームカラーや戦法などを含めて嫌いな球団即ち入団したくない球団があるはずです。入団するチームによって ひょっとしたらその選手の一生を左右するかもしれない選択を くじ引きで決めてしまう事が良い事なのか 悪い事なのかは 昔からよく議論されてきたことだと思います。日本のプロ野球に就職するのだから どのチームに入団するかは どんな部署に配属されるかみたいなもので そこには本人の意思は反映されないのだから仕方がない という意見もあります。ただ 選手の育成の上手い球団 施設が充実した球団 給料を簡単に上げてくれる球団など チームによってその後の待遇や環境は千差万別の様ですから 一般の企業に就職しても配属先を選べない 等と単純に決めつけるのは 可哀想な気がします。
選手によっては 十二球団何処でもOKの人もいるでしょうが 嫌いな球団 どうしても行きたくない球団があることは 人間としては当然の感情ですから せめて指名してほしくない球団を幾つか事前に明らかにしておけるような制度をあってもいいのではないかと思います。指名拒否の球団が多いと 勿論プロ野球ファンの好感度は下がるのかもしれませんが 自分の一生がかかっている事ですから きれいごとばかりを言ってはいられないでしょう。 
インターネットで指名出来た選手によって 球団ごとに会議の結果の出来不出来を採点されているサイトを幾つか見てみました。取り敢えず目玉の清宮君が指名できた日ハムは 万々歳でしょう。スーパースター大谷君が抜けた後の救世主となってくれればいいと思います。ここ数年出来過ぎた指名をしていたソフトバンクが くじ引きで連敗を重ねて 一位指名で 三順目ぐらいでも取れそうな選手を指名してしまったと 評価されていました。確かに指名された選手の名前は聞いたことがありませんが この選手には意地でも頑張ってそんな評価を跳ね返してほしいと思います。中日はどうしてもキャッチャーが欲しかったのかもしれませんが 一位指名されそうな選手を二人も指名できましたから 取り敢えずは成功と言えそうです。巨人は 上位でキャッチャーを二人も指名していましたが その意図が全く不明だと言われていました。巨人が失敗してくれたのなら 取り敢えずは私にとっては喜ばしい事です。阪神はそこそこバランスよく指名できたみたいですが 上手く育てられるのかどうか心配です。阪神も巨人についでの人気球団なので FAで簡単に戦力補強をしてしまう傾向があるように思います。せっかくチーム内で努力している選手がいるはずなのに そんな選手の頑張りを無駄にしてしまうようなチーム方針は改めて 地道にヒロシマの様に選手を育てて強いチームになってほしいものです。
色々かきましたが 基本的にあまりプロ野球に興味がないので 口から出まかせの適当な意見ばかりです。でも夢を持ってプロ野球に進む若者たちが それぞれに活躍して成功してほしいとは 本音で思っていますので 頑張ってほしいです。

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