10月31日 赤い羽根 今日だけ私も いい人か

明日俳句同好会の句会に参加しますので そこに提出する俳句を タイトルにしてみました。季語は「赤い羽根」で勿論秋を表しています。
最初に作ったときは

「今日だけは 私もいい人 赤い羽根」

というように 言葉の順番が逆でした。こちらの方がすっきりしていて 見栄えがいいようにも思いますが なんだか言いたいことを説明しているだけで 殆ど広がりがないように思えてきましたので語順をどうしようかと悩んでいるうちに タイトルのような俳句に変化しました。私は 俳句の全くの初心者ですので どちらの方が 俳句としての出来がいいのか さっぱり見当がつきませんが 「いい人か」という疑問文のような終わり方をした方が 広がりがあって いいのではないかと 現在思っておりますので 多分このブログを書き終えてから タイトルに挙げたほうの形で 句会に提出する短冊に記入しようと考えております。

俳句というのは たった十七文字の中に いろんな気持ちや情景を詠みこんで作るのですが たかが十七文字の言葉を選ぶのに 私なりにすごく考えて 悩んだことがいい結果につながる自信がないので 猶更苦しんでしまいます。まあこの悩み苦しむところに 俳句作りの楽しさがあるのだろうと考えて 明日 句会に提出する五つの俳句を 慎重にそして後悔がないように 最近作った俳句から 選んで短冊に 記入しようと思います。他人から見れば 非常に地味な作業に見えるのかもしれませんが 一旦俳句作りの魅力にはまってしまうと なかなか抜け出せそうにありません。まあお金のかからないし 他人に迷惑をかける心配もない趣味ですから 当分はどっぷりと浸ってみようと思います。

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