10月4日 私が生まれた1957年の本日 ソ連が初の人工衛星を打ち上げました

世界で初めての人工衛星がアメリカではなくて 今は無きソ連のうちあげたものであることに 若干驚きますが その驚きをスプートニックショックと言うのだそうで それ以降アメリカなどの宇宙開発部門に相当な衝撃を与えたのだそうです。まあ初めての人工衛星ですから 当然かもしれませんが 非常にシンプルな構造だったようです。形態としては球体に四本のアンテナがついているだけのものだったそうです。機能としても 衛星周囲の気温の情報を 定期的に送ってくるだけのものだったそうです。
総重量は83キロと凄く軽量にできていて その重量のうち半分以上が 情報を送信するための電池の重さだったそうです。電池には勿論寿命があって 21日後には切れてしまい情報の送信も途絶えたのだそうです。その後は勢いを失って 高度が低下してきて 地球に落下する途中で燃え尽きたのだそうです。ですから 記念すべき初めての人工衛星は 燃え尽きて消滅してしまい その存在は記録にしか残っていないのだそうです。
私が生まれた年に 始まった人工衛星の歴史は 素晴らしい速さで進歩して その十二年後には アメリカのアポロ十一号が 月面着陸して 人類が月に足跡を残して 無事に帰還しました。凄い快挙ですが ソ連とアメリカの競争があまりに過激で その為にお金がかかりすぎたからかもしれませんが 結局七回月面着陸してからは もっぱら地球を周回する人工衛星に目的が変化してしまったみたいです。その後うちあげた機体を再利用することを目的としたスペースシャトル という形態に変化してからは 殆ど地球の大気圏ぎりぎりの所 宇宙から見たら地球の表面を周回しているような状態になってしまいました。
スペースシャトルが機体を再利用することを目的に掲げていたのは 経費削減が一つの目的だったのかもしれませんが 開発費用は膨らむばかりで その割に安全性の面からみてもあまり性能が向上しませんでしたので スペースシャトル計画もいつの間にか終わってしまったようです。現在宇宙旅行には かなりの高額のお金と 健康な肉体にそれなりのトレーニングを課すことで 実現が可能になったと言われているみたいですが やはり地球の大気圏よりもわずかに外側で 一応無重力状態は経験できるのでしょうが そんな地球から飛び立ったとは とは言えない状態を味わっただけで 宇宙旅行といってもいいのかどうか 私にはわかりませんし 興味も全然ございません。 
宇宙は 実際に移動しながら旅するのも夢があるのかもしれませんが 空気のきれいな場所から眺める美しい星空を眺めて 色んなことに思いをはせるだけでも 十分に楽しめる神秘的な存在だと思います。

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