11月11日 またもやスクールバスに子供が置き去りにされる事件が あったようです

私はこの手の悲惨なニュースは 苦手なので あんまり興味を持ちたくありませんが 今年確か二人が亡くなって 大きく報道されていたように思います。今回の事件は 広島の支援学校で発生して 短時間で発覚したので 被害者の子供さんは 無事に保護されたからなのか あんまり大々的に扱われていないように思いますが 度々悲惨な事件が起こってから それ程日にちが経っていないうちにまたもやお起こったのですから 学校側の不手際を もっと大々的に取り上げて 厳しくその責任を追及するべきだと思います。
幼稚園のスクールバスの場合 園児の方が かくれんぼのつもりで わざと見えにくいポジションに潜んでいる場合も 無きにしも非ずかもしれませんが そんなことは当然想定して キチンと子供が残っていないか確認すべきなのに そんな当たり前のチェック事項が徹底されていなかった というだけでもすごく腹立たしいです。一度に何十人もの子供を預かるわけではないのでしょうし 途中で降りる子供がいるわけでもないのですから 預かった子供の人数を 正の字ででも記録しておいて 到着して降ろすときに 厳密にその人数を確認すれば済む事なのに どうしてこんな簡単な事が 徹底して行われていなかったのか不思議です。
子供さんを こんなつまらないことが原因で亡くされた親御さんたちにとって その悲しみと怒りは 恐らく生きている間ずっと続くと思います。子供さんを預かって 送迎する関係者は もっともっとその仕事の安全性に対する責任を感じて 厳しい姿勢で仕事に望んでいただきたいです。この広島の支援学校の関係者は 今年立て続けに 凄く悲惨な事件が起こったにも拘らず 子供をキチンと全員降ろしたかどうかの確認作業について 何の対策も講じていなかったのだそうです。暑い時期ではなかったので 子供さんが無事に保護されましたが 本格的な冬になっていれば 逆に寒さが災いしたかもしれません。スクールバスの座席に子供が取り残されていないかどうかなんて きちんと確認するのに 一分もかからない簡単な事ですから 今後すべての送迎バス関係者は肝に銘じて 徹底していただきたいけれど 現に広島のこの学校が何の対策も講じていなかったことからすると 万全の安全対策を望むのは 難しいのかもしれません。
昔 私が幼稚園に通っていた頃 私は近所の と言っても子供の足では結構遠くに感じましたが 幼稚園まで徒歩で通っておりました。所が妹は その幼稚園の 入園のための簡単なテストで落ちたので 遠方にある幼稚園に 送迎バスで通っていました。子供としては 毎日バスに乗れるというだけで 凄く羨ましかったし 私は通っていた幼稚園は 運悪くキリスト教系の幼稚園だったので 毎朝お祈りの時間があって 神様なんて全く信じない私にとっては 凄く辛い時間が繰り返されました。その時のことがトラウマになったからか 私は今でも神様や死後の世界について 全く信じていないし 興味も一切ありません。公立の小学校に上がった時 毎朝お祈りの時間がなかったので 私は学校が大好きになりました。それ位に自分が通っていた幼稚園が大嫌いだったし 妹の話によるとそちらの幼稚園ではお祈りの時間などないとの事でしたので 毎日バスに乗れるし お祈りの時間がない幼稚園に 凄く憧れました。
それ位子供にとって 毎日バスに乗れることは とても楽しみなことだと思います。その楽しみが しっかりとした安全に裏付けられることを期待しますが 今後も似たような事件は繰り返されていくのかもしれません。入るのが難しい 名門と言われる上等の私立の幼稚園には どっちみち一般庶民は通えないのでしょうが そんなところに通う場合 親が車で送り迎えするのでしょうから 送迎バスの危険とは無縁かもしれませんが その分親にかかる負担が大きくなりそうです。そんな上等の幼稚園に子供を通わせる両親は そんな負担などどうと言うことはないのかもしれませんが 私としては 一般庶民が通うごく普通の幼稚園の通園が より安全になることを心からお祈りいたします。

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