11月28日 猫の虐待動画を投稿した被告の初公判がありました

被告の言い分だと家の周囲に猫が糞をしたことが 猫を虐待す行為の切っ掛けになったのだそうです。動物は人間もペットも生きるために食べますから 食べれば必ず便を排泄します。私はナーチャンだけはおしっこもうんこもしないと信じています。同じ事を信じている男性は 日本中に無数にいるはずです。取り敢えず普通に生きていれば 排便するわけですから 野良猫が存在すれば どこかに排便しているはずですから たまたま自宅の近所で排便されただけで 客観的に見たら 日常茶飯事が起こったに過ぎません。
但し 猫の糞は 犬の糞とは異なり どちらかというと人間のうんちに近いクサくて不愉快な匂いがしますから 凄く腹立たしい気持ちになるのは分らないでもありません。実家でも庭の芝生の上に 猫が糞をするようになった時期がありました。父が野良猫を見かけるといつも輪ゴムを飛ばす ゴム銃を作ってこまめに追い払っていたら いつの間にか寄り付かなくなってしまいました。何も高いお金をかけて駆除業者に頼まなくても 己の工夫と努力で野良猫が寄りつかないための対策は可能なのですから 被告も野良猫をこまめに追い払う努力をすれば 何も虐待する必要はなかったはずです。よく水を入れたペットボトルを並べている人がいますが あの行為には何の猫駆除の効果もないはずですから 景観上もやめた方が賢明だと思います。
野良猫にかまれたので 余計に恨みが増大した 等と発言していますが 野良猫は人間が近づくと 餌をくれる場合を除いては 一定の距離を取るはずですから 直接コンタクトする可能性は殆どありません。恐らくは 虐待してやろうと 野良猫を捕まえるために罠でも仕掛けて 捕獲した猫を虐待しようとして咬まれたのだと思います。だとしたら自分を虐待若しくは殺害しようとする人間に対して 咬んで引搔いて抵抗するのは 当然の行動だと思いますし 虐待を実行しようとして咬まれて恨みを増大させるなんて 全くの逆切れだと私は思いますが 一般の方はどのように感じるのでしょう。
まあ人間には 人間関係においても つもりに積もった恨みつらみを 暴力でしか晴らせないような危険人物が 時々存在します。ましてや恨みの対象が野良猫であるのなら 虐待したり殺害することに 抵抗をあまり感じない人間がいても全然不思議だとは思いません。私だって 晴らせない恨みやつらみが積もりに積もってしまったら 暴力的な対応を絶対にしないと断言はできません。ですから自宅に糞をする野良猫に対して 暴力的な反撃に出る行為自体は 決して肯定はしませんが ある程度理解できる範囲の行動の様に思います。
ただその野良猫の虐待行為を 自分で撮影して ネットに公開する気持ちが全く理解できません。被告の言う所によると 野良猫の駆除のページを覗いていたら 虐待する映像が目に入ってしまい 繰り返し見ているうちに野良猫を虐待する行為に対する罪の意識が消えてなくなってしまったのだそうです。そして自分の虐待行為の映像を繰り返し見ることで 溜飲を下げていたと告白しています。何故自分の虐待行為を他人に見せるために公開したのでしょうか。自分だけの秘密にしていれば 逮捕されて 裁判にかけられて 実名まで報道されていますが そんな情けない 恥ずかしい事態にはなっていなかったように思います。住所から実名まで報道されていますから 家族はもとより 親類縁者にまで迷惑をかけているのです。
自分の虐待映像を見て 溜飲を下げていたなどと発言するような人間は おそらく弁護士にでも入れ知恵されたのでしょうが 動画を見て不快な気持ちになった人間にお詫びをしたい 等と心にもない発言をしていることが 私からすると余計に腹立たしく感じてしまいます。こんな全く自分のしでかした行為に対して 反省している様子が微塵も感じられない人間が 良くても一年プラスαの懲役 悪くすると執行猶予がついてしまうかもしれないのだそうです。全く反省していないのであれば 懲役生活をたっぷりと送る中で じっくりと反省する必要がありそうですから もう少し長めの懲役刑に処せられて欲しいものだと思います。万が一 執行猶予がついてしまい 実刑を免れたりすることがあれば 動物愛護団体が連日押しかけて 反省を求めるデモンストレーションでも繰り返ししてやればいいのかもしれません。
あんまりこんなことをしつこく書くと 動物虐待動画を何も感じないで 垂れ流しにしている愚か者や そんな動画を見て喜んでいる馬鹿者どもから 嫌がらせをされるかもしれませんので 本日はこの辺で終りにしておきます。

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