11月4日 木枯らし一号が吹いたのだそうです

木枯らし一号というのは いわゆる北風 およその方向として北から南に向かって 風速八メートル以上の風が この時期に初めて吹いた場合 そう呼ぶのだそうです。おおよそ北風であるのは 当然かもしれませんが なぜ風速が八メートル以上と適宜されているのか ちょっと不思議に思えます。切りのいいところで十メートルでもいいように思いますが そうするとその時期がかなり遅れてしまって 今更木枯らし一号といわれてもと 感じる時期になってしまうのかもしれません。
木枯らし一号という名称と定義が気象庁で作られたのは 1979年の事なのだそうですが 私の感覚では この名称を身近に感じるようになったのは 割と最近の事のように思います。まあそれまでは 年がら年中裸足て過ごすほど 寒さに対して鈍感な人間ですから 木枯らしや冬の寒さ自体に対して 殆ど興味を持っていなかったからかもしれません。でも昨年あたりから 足の指が寒さによって 若干痺れたような感覚になってしまいますので 現在も外出するときは 靴下を履くようになってしまいました。私としては 軟弱になってしまったようで 悔しい気持ちもありますが まあ普通の人々にとっては 冬場に靴下を履く生活なんて 当たり前すぎるのかもしれませんから 無神経なことこの上ない私の生活が いくらか人並みに近づいたと考える方が 妥当なのかもしれません。でも一昨年までは 靴下を履くのは 風邪をひいてしまって寒気がするときだけでしたのにまだ本格的な冬が始まっていないこの時期から 靴下を履くことに抵抗がなくなってしまったわけではありません。
もうすぐ立冬を迎えます。これまで暦になんかまったく興味がありませんでしたっが 俳句作りを始めましたので 立冬を過ぎれば 当然冬の季語を使う時期になるのでしょうから もうすぐ冬本番といってもいいのでしょうから 自分のある意味衰えを 素直に受け止めて生きていきましょう。頭髪がすっかり白くなってしまいましたし 当然毛髪の量も数年前よりは 明らかに減少しています。精神的にも もう少し年寄りらしく 穏やかでのんびりすればいいように思いますが こちらの方がなかなか上手い具合に進行してくれないようです。
ここで一句 次の句会に提出しようと思っている俳句を紹介します。
     困ったな 幾つになっても 秋渇き
秋渇き というのは勿論秋の季語ですが 夏場食欲が落ち気味だった人も 涼しくなるし おいしい食べ物が出回る時期なので 食欲が旺盛になって どれだけでも食べられてしまう といった意味合いなのだそうです。私は 何度も申し上げておりますが 凄く肥満体ですので 見栄えもありますが 元気で長生きのために 減量することを 今年の最大の目標にしておりますが 殆ど体重が落ちていないので 情けなく思っております。還暦を過ぎたのですから 食いしん坊であっても 美味しいものを少しだけ食べて 満足できるようになっていかねばならないのは 重々承知しておりますが ついつい美味しい物は なるべく沢山食べたくて 恥ずかしながら食べ放題のお店に行きたがる習慣が 全然改まりません。
私の現在の一番の望みは 元気で長生きすることですから 食べることを控えねばならないのですが 人間の一番基本的な欲望を未だにコントロールできないので 幾つになっても困ったものだという気持ちを詠みこんできました。私よりも年配の方々が集まる句会ですから この抑えきれない食欲について 理解していただけるかどうかは 疑問ですが 自分の気持ちをストレートに表現した句ですので 深みも広がりも 趣も全くありませんが 提出して皆さんに是非を問うてみようと思います。皆さんからの評価は 後日のブログで報告します。

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