12月10日 アワビが絶滅危惧種に選定されたのだそうです

アワビなんて言う 高級食材は私たち一般庶民が 普段口にする食材ではありません。極たまに 海辺に旅行に出かけた時に アワビのお刺身やステーキが付いた食事になると それだけで 五千円 一万円高くなりますが 普段は望んでも 滅多に口にできるものではありませんから 懐が温かければ つい注文してしまうことも多いように思います。お刺身とステーキだと 私はお刺身のコリコリとした触感よりも ステーキの程よい噛み応えの方が 美味しく感じますので 選べる場合は ステーキを注文するように思います。
別に アワビが特別に好物と言う訳ではありませんから 食べられなくなっても そんなに悲しい思いはしないけれど 寂しい気持ちにはなるように思います。以前は 当たり前のようにスーパーで売られていた食材 クジラの刺身やベーコンが 滅多に見られなくなりましたが 元々クジラは両親が苦手だったこともあり 殆ど食べたことがないので 全く寂しいとは思いません。只 捕鯨が極端に制限されてしまって 一つの日本の大切な食文化が ほとんど失われてしまった事は 凄く残念に思います。
アワビと言う貝の養殖は 卵から孵化させて 稚貝を時間をかけて育ててある程度の大きさまで成長したものを 放流するような形や 商品になる大きさまで更にもかけて育て上げるなど 幾つかの方法があるのだそうです。触感は天然物と差があまりないけれど 水槽で背だてるわけですから 磯臭い香りが感じられないのだそうです。まああまり普段からアワビを食べなれていない人間にとっては 養殖されたアワビでも 十分に美味しくいただけるらしいです。
アワビは 高級な食材ですから 乱獲されることもあるでしょうし 温暖化によって水温や海の環境が変化するために ここ数年で日本でも収穫量が半減しているのだそうです。この先 資源としての希少価値が上がれば中国などが 徹底的に乱獲してしまい 猶更絶滅の可能性が高くなりそうで心配です。一年に一度も食べない位の ご馳走ですが 何とか養殖された稚貝が成長した貝もいいので 数年に一度 海辺に旅行した時には 一寸奮発してアワビがいただける時代が続いてほしいと思います。

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