12月16日 一つ目の大学時代の 混声合唱団の女性二人とランチしました

ここの所 六月ごろに 混声合唱団の平方在住のメンバーを中心に 土曜日の昼に集まって昼食会を開く事が 恒例になりつつあります。私が言い出しっぺなので かなり面倒なのですが 毎年集まりの幹事として頑張っております。そちらの方は 十人以上も集まっていただくのでかなり盛り上がっているように思います。ただその時に一人の女性が 秋ごろにもっと少数で 簡単に集まってランチをしようと言い出しました。私も参加したいので 集まるときには 必ず声をかけてほしいと伝えました。先日 秋に少人数でランチをしようと言い出した女性から メールが届いて 秋は忙しいので十二月の半ばにランチするのは如何でしょう という内容でした。年末になるとさすがに忙しくなるので 本日の昼から なら時間が取れるのでその旨返事を出しました。
集まるのは その女性が宇治の近辺に住んでいるので 自分のご近所さんの女性を一人誘って 承諾をもらっているという事なので 三人で集まろうという計画でした。但し日にちだけは 彼女が決めてくれましたが いつの間にかお店と集合場所 集合時間などは 私に決めてくれと 頼まれてしまいました。結局この少人数の集まりも 私がセッティングする幹事役を引き受けてしまいました。昼なので 予算は2000円位と 言われていましたので 困りました。私としては 女性二人と食事するのですから 当然私がごちそうするつもりで もう少し予算を高めに考えて ゆっくり話ができるように個室のあるお店を 想定していました。
所が 計画が煮詰まっていくにしたがって 妙な借りを作りたくないので お会計は割り勘にしてくれ 予算は2000円位に設定してくれと 注文がついてしまったので どのお店にしようかと 一から考え直さなければならなくなってしまいました。そこで思いついたのが イタリア料理のチェーン店「ルイジアナママ」でした。個々のランチなら 大体千数百円のランチセットがいくつもあり デザートを付けるとちょうど二千円位に収まりそうなので 予算的にちょうどいいように思いました。但し 駅から遠く離れているので 私のオンボロ往診車で駅まで送迎しなければなりません。普段トリミングの犬たちを沢山のせて運んでいますので 車内がかなり毛だらけなので 丁寧に掃除をしなければなりませんが 何かないとずぼらな私が掃除をしないので いい機会だと前向きに考えました。そして本日の午前中に ボディに付着した泥などを 洗い落としたり 窓ガラスをクリーナーで磨いたり 床に掃除機をかけたりして せっせと掃除をしました。
午前中の診察が無事二十二時過ぎに終わりましたので 待ち合わせの樟葉駅のロータリーに向かいました。何とか約束の時間ギリギリに モスバーガーの前という指定した場所に 辿り着きました。ちなみに 私の奥様も参加してもらいました。私としては とにかく楽しい時間を過ごすのに 奥様は必要不可欠な存在だし 奥様は昨年の六月の集まりの時に参加していましたので 二人と面識がありましたから 二人とも奥様の参加を快く受け入れてくれました。正直に申し上げると 奥様がいないと 駅までの道や お店までの道筋に 不安があるから同行してもらわないと 道に迷ったりして 惨めな醜態をさらしてしまいそうになる不安があったから誘ったのもありました。
このお店は 昼間は忙しいので 予約を受けてくれないのですが 事前にお願いしておくと 順番待ちのボードに 早めに名前を書いておいてくれて それ程待たずに済むよう配慮してくれるので有難いのです。一応余裕をもって 一時頃に着く予定だと告げておりましたが 十分以上早くついてしまったがために 若干入り口の所のイスに座って待ちました。勿論そこでも 互いの近況報告などをおしゃべりしていましたので 全然退屈しませんでしたし ものの五分ぐらいで 席が空いたので 案内されました。チーズフォンデューとハンバーグのランチを注文しました。スパゲティとピザが一つずつ付くので 彼女たちに選んでもらいました。
私たちは 午後も仕事がありますので お酒は飲めませんが 彼女たちはそこそこ酒豪コンピでしたから 取り敢えずグラスワインを注文されました。私はウーロン茶 奥様はオレンジジュースのグラスをもって ワインがテーブルに届いてから 乾杯してにぎやかな食事が始まりました。
二人の女性のうち 一人は 私と何と同じ出身高校 四条畷高校でも同窓生でした。まあ同じクラスになったことがなかったので 寝屋川出身の彼女とは全く面識がありませんでしたが 練習終わりの帰り道は いつも同じ京阪電車に乗って 帰るので 直ぐに親しくなり 色んなことを喋るようになりました。最近でこそ ちょこちょこランチのお誘いにも 気軽に参加してくれますが 以前は 何故か頑なに合唱団のメンバーの集まりに顔を出してくれないので心配しておりました。その辺りを食事の途中で 私が話すと その頃は ご主人との仲が かなり険悪になっていて 離婚することも考えたぐらいに 家庭崩壊のピンチだったようなことを 話してくれました。それに娘さんが 大きな病気を抱えてしまい そちらへの対応にも 精一杯で とても学生時代の友人と 楽しいひと時を過ごすための 時間的にも 精神的にも余裕がなかったのだそうです。自分の家庭の事情の 裏の部分を 正直に話してくれましたので 嬉しかったし 現在は 何とかその二つのピンチを上手く乗り越えられたらしい と聞いて ホッとしました。
もう一人の女性は 富山出身で 大学を卒業してすぐに 実家に戻り近所の高校の社会の先生をしていました。私が 卒業して 塩野義製薬に就職して 一年目は金沢で働いておりましたが 三年目から富山に勤務地が変わりましたが 勿論私は富山に知り合いが全然いませんでしたので 彼女と結構頻繁に連絡を取るようになりました。最初のころは 特に寂しさを感じておりましたので 彼女の実家にちょくちょくお邪魔させてもらいました。料理は得意でしたから 結構自炊をしておりましたが いわゆるおふくろの味 一般的な家庭料理に飢えておりましたので 晩御飯を期待して 仕事終わりに度々通ってしまいました。ご両親とも何故か話が弾んでしまって 事あるごとに お誘い頂けたりしておりましたので 遠慮なくお邪魔してお世話になっておりました。現在彼女は 娘の嫁ぎ先が京都にあり その子供たち つまり孫の面倒を見るために 京都で暮らしているのだそうです。ご主人は まだ栃木県にお住まいでお仕事を頑張っておられるみたいですが 私としては孫は可愛いかもしれませんが もっとご主人を大切にして 面倒を見てあげてほしいように思っております。
そんな彼女たちと 全く連絡を取れていない時期もそこそこありましたが 現在もなんとか 仲良くさせてもらっていますので とても嬉しいです。食事は 結構ボリュームがありましたので みんなおなか一杯になったあたりで三時半を回りましたので お開きにすることにしました。私は 現在の最大関心事である 移住先の話を中心にしましたが 彼女たちは どちらかというと老後は便利な都会で生活したい派でしたので 私の話す田舎暮らしの楽しさをなかなか理解してくれなくて もどかしかったけれど いずれ移住してから 大分県まで遊びに来てくれたら その良さを理解してもらえるのではないかと 思いました。とても楽しかったし この人数だとみんなと満遍なく そして心置きなくおしゃべりできましたので またいつかこのメンバーで集まりたいと思いました。とても楽しくて充実した一日でした。めでたしめでたし。

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