12月26日 コーヒーか 紅茶か

寒くなると 仕事中も患者さんがいなくて 例えばこのブログを書くときなども よくコーヒーか紅茶を飲みます。若い頃は コーヒー通になりたくて 幾種類かの豆を買ってきて ミルで自分で挽いて挽きたてをサイホンでコーヒーにして飲んだりしていた時期もありました。出来たら豆の種類の違いが分かるようになりたかったのですが 私は恥ずかしながら 味覚も嗅覚も人並み以下なのかもしれませんが 違いはなんとなく分かるのですが どの味がどの豆の種類であるのか なかなかぴたりと区別することが出来るようにはなりませんでした。そのうちにいちいち豆をひいてサイホンでコーヒーをいれるのが面倒になってきてしまいました。現在ではコーヒーミルもサイホンも台所の片隅に埃をかぶっているようです。
ドリップコーヒーが出現してそこそこの年月が経ちますが こちらに一時期はまったこともありました きちんとサイホンでたてたコーヒーには及びませんが 香りはすごくいいし 後片付けが簡単なので 助かります。価格的にも結構割安感がありましたから 一時期はドリップコーヒーばかりを飲んでいた時期もありました。しかしこのコーヒーの困ったところは 食いしん坊の私はコーヒーもたっぷりと飲みたいのです。マグカップになみなみとついで 満足が行くくらいに飲みたいのです。所がこのドリップコーヒーは 一回分の豆の量が少ないので マグカップなら 半分ぐらいしか作れないのです。お湯の量を増やすと てきめん薄くて美味しくないコーヒーになってしまうのです。
私は喫茶店でコーヒーを注文するときは 取り敢えず強い苦みを感じたいので メニューにあればストロングコーヒーを必ず注文します。コーヒーの味としては 苦みと酸味があると思いますが 私は苦味が強いコーヒーが好きなのです。薄くて香ばしさを感じられないコーヒーは 我慢できないのです。ケチケチしないで一杯いれるのに二パックを使えばいいのかもしれませんが そうすると何となくもったいない感じだし 面倒なのです。その為に徐々にドリップコーヒーとも縁が切れていきました。
結局現在の所は インスタントコーヒーに落ち着いています。別に価格が高ければ美味しいとは限らないように思いますが 今のところは昔から飲み慣れたネスカフェのゴールドブレンドに落ち着いています。私は味覚も日本人としてごく平均的なのかもしれませんが 昔からある定番が一番好みに合うような気がします。ちなみにインスタントラーメンも凄く沢山種類がありますが チキンラーメンが一番おいしく感じます。たっぷりのネギと卵を入れて食べれば 最高のご馳走の一つになります。
昔はカッコをつけたくて ブラックばかり飲んでいましたが 最近では血糖値を気にしだしてから ゼロカロリーのシロップを常備するようになりましたので ミルクタップリ 甘みたっぷりの 女の子が喜びそうな 甘ーいカフェオーレを 何杯も飲んでいます。軟弱な飲み方だとも思いますが ある程度年を取ったら カッコを付けるよりも体が求めるものを飲もうと思うようになりました。どうせ私の人生もそんなに長くないのだから 男のくせに恥かしいけれども甘党人間であることを正直に認めて 甘くて口当たりの良いカフェオーレを飲もうと思います。ミルクタップリ 甘味料たっぷりで飲むのなら そんなに香りや苦みにはこだわらなくなってしまいましたから お手軽で安上がりのインスタントコーヒーを楽しんでいこうと思います。大好きな福山君が演じた変人ガリレオも インスタントコーヒー派でしたから。
若い頃は 紅茶なんて 女子供の飲む飲み物だと思っていました。所が たまたま車の中で聴いたあるラジオ番組で コーヒー通ぶる人よりも紅茶党の人の方が スマートでカッコいい と断言しているのをきいてしまいました。確かにドラマの登場人物で 紅茶党の人と言えば 「メンタリスト」のジェーンさんや「相棒」の右京さんがいらっしゃいますが どちらも凄くスマートでカッコいいと思います。
奥様がもともと紅茶がお好きなので ティーバッグですが 結構いろんな種類の紅茶を医局にも用意してあります。
ランチブッフェに出かけるお店も 女性をターゲットにしているからなのか かなりたくさんの種類の紅茶やハーブティーを用意してあります。私も特にハーブティーに興味が湧いてきましたので 色んな種類のハーブティーを飲んでみました。ローズなどを使って濃厚な味わいのものから ミントなどで凄くサッパリとした味わいのものまであり コーヒー以上にその味わいに広がりを感じて 最近ですがかなりお気に入りになってしまいました。
とは申しますが 医局ではスーパーで売っている紅茶のティーバッグですから ごく一般的な種類しかありませんし 飲み方もミルクティーが好きなので こちらにも結構シロップを加えて 女の子が喜びそうな 甘くて口当たりの良い飲み物ばかりを飲んでいます。紅茶をカップに注ぐときには 誰でもがチャレンジしては 失敗して怒られていると思いますが ポットを高い位置に持ち上げてしまいます。お分かりだと思いますが 右京さんのカップへの注ぎ方を真似してみては 周囲を紅茶だらけにして 怒られるのですが 何度も何度もチャレンジしてしまいます。
そんなわけで 現在の私は コーヒーと紅茶を殆ど交互に飲んでいるみたいです。勿論紅茶通になって 茶葉の種類の区別がつくようになれば カッコいいのかもしれませんが ミルクタップリ 甘みたっぷりで飲んでいては その微妙な違いなど分かるようにはならないでしょう。
コーヒー、紅茶 どちらもゼロカロリーシロップで飲むようになってからは 血糖値を気にしなくて済むようになりましたから 遠慮しないでたっぷりと頂いています。暑い季節になると 当然氷を入れて冷たくして飲みますから 尚更味覚は鈍くなるのでしょうから 違いの分かる男には全然近づけませんが もともとそんなデリカシーの欠片も持ち合わせていない人間ですから致し方ないですね。

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