12月26日 昨年の本日 父が亡くなりましたので 霊園におきまして 一周忌の法要を行いました

私は 恥ずかしながら 信仰心というものが全くありません。人間も含めて 全ての動物は 心臓が停止して 死が訪れた時に全ては終了する 完結してしまうと思っております。腰抜け野郎ですから お化けなどは凄く怖いと思っておりますが 死後の世界など 単なる人間の創造物であり 実在しないと確信しております。ですから 死亡した時に 気持ちに整理をつけるための儀式として 葬式を行う事には反対しませんが その後一周忌だの三回忌だのとり行う事にどのような意味があるのか 正直な所疑問に思っております。但し 親戚筋などの気持ちを考えると 一応長男としては 最低限の事をしなくては 思いますので 一周忌の準備をしました。感染確認人数が 減少しているこの時期とは言え コロナ禍の事ですから 集まるのは 私夫婦と 妹夫婦 そして近所にお住いの叔母さんだけにしました。年末の貴重な日曜日ですから それ以上範囲を広げるのは 懸命ではないと考えました。
まあ準備と言いましても 取り敢えずは霊園に連絡して 場所と時間を決めて予約しました。その日時をお寺さんに連絡して いつものお坊さんにお越しいただくよう手配をしました。集まる人たちに 法要の日時を連絡しました。その場に持参するものとしては 何が必要なのだか 興味のない私には分かりませんので お坊さんに相談して 過去帳と遺影 それからお供え物として晩年善哉が好物になった父のために 上用饅頭を近所の菓子屋に注文しました。上用饅頭なんて 初めて注文しましたが やはり儀式に使われる菓子だからなのでしょうか 普通の饅頭よりも幾分立派な見栄えですが 二つで千円以上の値段だったのには驚きました。まあ特別な意味合いを持つ饅頭だからしょうがないのかもしれません。
午後三時からだったので 二時過ぎに和菓子屋で饅頭を受け取り 近所に住む叔母さんを迎えに行って 霊園に向かいました。到着したら 既に妹夫婦もお坊さんもそろっておられたので 挨拶がすむと 法要が予定時間よりも早めに始まりました。お経をあげていただき その途中で順番にお焼香をして 度胸が終わってから 簡単な法話がありました。その後お花と線香を購入して お墓参りをして 何とか一周忌の法要を無事に終えられました。母の方が先になくなっておりまして その一周忌は経験しておりますが 父が喪主を務めましたので 私はそこに出席しているだけでしたので その時の記憶も全然ございませんから 実質的に初めて一周忌の準備をしましたので きちんと行えたのか自信がありませんが こういう儀礼に詳しい妹から クレームがつきませんでしたから 何とか無難に終えられたのだと思っております。
もっと早い時間に法要を始められたら 終わってからお茶でも飲む時間があったのかもしれませんが 私は五時からまた仕事がありましたので その場で解散となりました。本当は 三か月ほど前に仕事をリタイヤした妹夫婦に 現在の生活をいろいろと尋ねてみたかったのですが 夜の仕事のため話をする時間がありませんでしたので 明日妹宅を訪問させてもらって ゆっくりと話を聞かせてもらう約束をして別れました。本日はとても寒くて お墓まりの時など震え上がるほどでしたが いいお天気だったので 気持ちも晴れやかになり いい一日だったと思います。

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