12月27日 安倍首相について思う事

 つい先日までの沖縄知事との交渉では 金をばらまき 沖縄の為にできることはすべてやる等とわざとらしい甘ったるい言葉で 丸め込んで辺野古の埋め立てを承認させる手口は 衆参両議院で圧倒的多数を占める与党党首としての自信満々の安倍ちゃんらしくて この首相の嫌いな私としては不愉快極まりありませんでした。

 沖縄知事を丸め込んでアメリカに対して大いに点数を稼いだつもりが 調子に乗って靖国参拝をやらかして まさかアメリカからまで非難されるとは思ってもいなくて 安倍ちゃんはかなりしょげ返っているのではないでしょうか?

 それにしても小泉さんは堂々と靖国参拝を繰り返していて アメリカとの関係はそこそこ良好でした。何故安倍ちゃんが参拝するとアメリカは非難したのでしょうか。当然ここ数年の中国、韓国の国力充実による台頭によって 両国に対してアメリカでさえそれなりに配慮が必要になってきたからではないでしょうか。靖国参拝で中国、韓国を刺激するのは重々承知だったでしょうが アメリカやヨーロッパからまで非難されてしまうと さすがに安倍ちゃんが可哀そうになってしまいます。

 そもそも靖国神社を首相が参拝することが何故そんなに非難されるのかといえば 靖国神社にÅ級、B級、C級の戦争犯罪人とされる方が 一般の戦没者の方々と共に祀られているからではないのでしょうか。何故これだけゴタゴタを起こす素になるのに戦争を引き起こしたとして犯罪者とされる方と一般の日本国の為に命を落とされた方とを誤解を招かないように別の神社に祀らないのでしょうか。

 それと日本人は首相が公人として参拝したのか私人として参拝したのかなんてつまらない拘りをもっていたりするけれど外国から見たら首相に公人も私人もないと判断されているように思います。大体大勢の人間に警護されながら参拝するのだから 少なくとも私人として参拝したなどと一般的に認められるはずがありません。もし本当に私人として参拝したいのなら 忙しい中きちんと時間を作って 周囲の人間にも秘密にして 一人でこっそりと参拝すればよいのでなないでしょうか。誰にも気づかれなければ 外国からとやかく言われる心配もありません。さすがに中国や韓国も一般の国民、特に戦没者の遺族の方が靖国神社を参拝するのに対して非難する気持ちはないのではありませんか。

 まあ、安倍ちゃんとしては 自分なりに参拝するベストタイミングだと判断して決行したパフォーマンスが裏目に出たのだから 多少は反省して自分は何をしても許されるわけじゃないってことを学習なさればよいと思います。何をしても許されるのはセーラー服の女子高生だけです。意味の分からない方はAKBの「スカートひらり」を聴いてみてください。

 

ブログ一覧