12月8日 1980年の本日 ジョンレノンが狂信的なファンによって射殺されました

このての 熱狂的なファンが 芸能人やスポーツ選手に危害を加える事件は 昔から時々あったみたいですが 私には この事件もサッパリその動機が理解できません。ジョンを殺害した犯人は その場で一切抵抗もしないで 逮捕されました。その後の警察による 取り調べにも割と素直に応じたみたいですが 大好きなジョンを殺害した理由については 周囲を納得させるような説明がなされなかったようです。ジョンのファン以外の人間でも なぜジョンレノンが それも彼自身のファンに 射殺されねばならなかったのか という理由を知りたかったはずで 数々の憶測が飛び交ったようですが その本当の所の真実は 明らかにはされていないのだと思います。この事件を描いた映画が 二本も作られていたのだそうですが あくまでも脚本家による推理が 犯人の動機づけとして描いているのでしょうが 真実であるのかどうかは分かりません。
例えば アイドルのファンが どっちみち相手にされるわけがないので チャンスが現実にはあるわけないはずですが レイプしてしまう というのなら 動機としてはすごくよく理解できます。私もナーちゃんやマイマイを 無理やり自分のものにしてしまう妄想をしながら オナニーにふけったことはしばしばあります。 まあ現実にナーちゃんやマイマイを目の前にしたら あまりに可愛らしすぎて 好きすぎる気持ちがあふれるのでしょうから 例えそのようなチャンスがあったとしても 自分の勝手な欲望を 辛抱してしまうと思います。
私が 初めてレコードを買ったのは 中三の頃でした。それまでは自宅に ステレオというレコードを再生する装置が存在しなかったので レコードを買いたいけれど我慢しておりました。当時ステレオという電化製品がそれほど贅沢品ではなかったように思いますが うちの父は そのたぐいのなくても生活には不自由しない電化製品を購入するのには じっくりと時間をかけて 選ぶのだけれど その時にはケチケチしないで 割とグレードの高い製品を購入する傾向があったような気がします。中三という 初めての受験を控えた時期に そんなものを購入されては 受験勉強に差しさわりがあるはずなのに なぜそんな私の人生にとっては大切な時期に ステレオを購入したのか分かりません。
但し 父も待ちに待っていたかのように ステレオを購入した途端に 自分の趣味であるクラシック音楽のレコードをどっさりと買い込んでいるのが おかしく思えました。私も欲しかったレコードが沢山ありましたので 早速レコードを買いに行きました。記念すべき私の一枚目のレコードは ビートルズの「ヘルプ」でした。このレコードは 同じタイトルのビートルズ主演の映画の サントラ盤でしたが 一番有名かもしれない「イエスタデイ」が収録されていることでも有名かもしれません。当時のステレオには チューナーも当然のようについてきましたので それまでAMラジオばかり聞いていましたがFM放送も聴くようになりました。受験生なのに この時期にこんな電化製品を購入されてしまいましたので ステレオの前に陣取る時間がそこそこできてしまいましたが 致し方ないような気持でおりました。
最初は当たり前ですが 一枚しかレコードを持っておりませんから 繰り返し繰り返し 何度もひっくり返しながら それこそレコードが針ですり減るぐらいに 聞いておりました。二枚目に買ったレコードが確か「ラバーソウル」だったように思います。名曲「ガール」や「ミッシェル」が入っていましたので これまた何度も何度も繰り返し聴いていたように思います。受験生の貴重な自由時間は 殆どすべてビートルズのレコードを聴きながら過ごしたように思います。何とか高校受験に合格して 自由な時間が増えましたが 当時の小遣いがひと月2000円で LPレコードが殆ど2000円平均でしたから ひと月に一枚レコードを買うと それだけで小遣いが全く消えてしまいます。高校時代ですから 一番おなかがすく時期で 学校の食堂でみんなが 美味しそうにうどんなどを食べているのを 指をくわえてみているしかありませんでした。
とにかく最初は せっせとすでに解散してしまっていた過去のグループであるビートルズのレコードばかり買い集めておりました。初めてビートルズ以外のレコードを買ったのは 当時大人気であったカーペンターズのアルバムでした。たまには カーペンターズやモンキーズに浮気をしておりましたが ビートルズのレコードを買いそろえるつもりで 販売されているレコードをせっせと買いに出かけておりました。ビートルズが四人のグループとして活動していた時期はたった八年間です。私の知る限りでは12枚のアルバムを発売して 世界を席巻しました。乃木坂が活動を始めて 多分八年だと思いますから 活動期間としては並んだのかもしれませんが その知名度や 影響力は 全く比較になりません。まあビートルズと乃木坂を比較するなんてことは 大の乃木坂ファンである私ぐらいしか思いつかないでしょう。
私は どちらかというとポールの作品の方が メロディーが美しいので 好きでしたが ジョンの作り出す かっちりとした音楽も嫌いでは会いませんでした。すでに解散してしまった後から 追いかけるようにファンになった私ですから 解散した理由などは あとから耳にして 徐々に理解していったのですが 結局は 四人ともに能力が高かったので いずれは独立して活動をせざるを得なかったのだと理解しております。とはいえ ジョンが生きているうちは いつかまた四人でグループを再結成してくれるのではないかと 秘かに期待しておりましたので ジョンの悲報を聞いたときには それも狂信的なファンによって殺害されたことを聞いたときには 直ぐには自体が呑み込めなくて かなり落ち込んだことを覚えています。
ビートルズファンである私としては 今更ながらジョンのご冥福を祈りたいと思います。

ブログ一覧