2月14日 ワリエワ選手の出場を認められたことが信じられません

十五歳の スケートだけを練習して生きた女の子が 意図的にドーピングを行ったなどとは 全く思いません。多分 彼女を指導する立場の人間辺りが 本人には気づかないような形でドーピングを実行したのだと思います。でも今回のオリンピックに ロシアが国として参加できない背景には 国ぐるみのドーピング体質が 招いているのです。参加している選手には 絶対にドーピングの可能性がないから 選手個人として参加を認められている 特別な救済措置を受けているはずです。そんなロシアの選手がドーピング検査でたとえ一人でも 陽性判定されたのなら 極論から言えば 全てのロシア人選手の 今後の競技に参加を認めるべきではないし これまで行われた競技についても ロシア人選手の結果はすべて削除してしまうのが 適切な処置だと思います。
今回の大甘の判断は ワリエワ選手の年齢が十五歳と若いので 自分の意志でドーピングをしていないのだろう という事と 彼女の演技がこれまであまりに圧倒的であったことも加味されているように思います。はっきり言って 彼女の演技は 他の選手と別次元に思えるぐらいに とびぬけて素晴らしいものであったことは 私も認めます。どんなにすっ転んでも 恐らくぶっちぎりでトップの成績を残すだろうと思います。でもとびぬけた演技を見せているのも ドーピングの結果なのかもしれないのです。
ドーピングに関して こんな甘すぎる裁定をされては 世界各国で今後ドーピングが始まってしまうのではないかと心配です。オリンピックという ある意味アマチュアスポーツの最高峰の戦いの場ですから 猶更厳格な対応をすべきだと思います。ワリエワ選手は 顔立ちも凄く魅力的だし 演技は人間のものとは思えない位の圧倒的な素晴らしさに満ちているのは 認めますが だからこそ 厳しく対応すべきだったのではないでしょうか。

ブログ一覧