2月16日 若い世代の消費意欲が過去20年で最低だったそうです

新聞をたまにじっくりとみると 将来的に残念な記事ばかりが目についてしまいます。39歳以下の世帯主の家計の消費意欲が2016年は過去20年のうちで最低だったと二月十五日の経済財政諮問会議
で報告されたのだそうです。議長は アベチャンなのですが どんな顔をしてその報告を受けたのでしょう。そもそもアベノミクスとかいう代物は アベチャンを信じてついていけば 景気が自然と上向き ひいては一般国民の収入も増えて 生活が楽になるはずだったのではないでしょうか。その為に一般国民 あえて言うと一般庶民がせっせと自民党に投票してしまったがために アベチャンが絶対多数とも言われるぐらいの多数の議員さんを抱えて 総理の椅子に踏ん反り返っているのです。
アベノミクスが実際に行ったことは 思い切って金融緩和することによって 強引に円安に誘導していき 基本的に輸出産業に頼っているわが国の 極一部の企業が非常に潤って 見た目の景気が多少良くなっただけだと思います。企業がこれまで非常に苦しい時代を何とか乗り切ってきましたが その為に多少その企業が潤っても 会社内に貯めこむばかりで 社員の給料には ほとんど反映されていません。全てがアベノミクスによるものかどうかは知りませんが 国民のいろんな形で支払う税金や料金が少しずつですが確実に高くなっています。年金を含めて国民が受け取る金額や少しずつ減少していることも間違いないと思います。
見た目の就職状況は 労働者の総数が増えていますから 改善しているように数字的には表現されていますが 現実には正規社員数が減少して 非正規社員の数が凄く上昇しているのだそうです。私はサラリーマンの経験がほんの数年しかありませんし 非正規社員の方々の不安定感がどれくらい大きいのかさっぱり見当がつきませんが アベチャンは働く人口が増えたことをさも自慢そうに話しますが 非正規社員の数ばかりが増えているから 将来が不安で消費意欲がどんどん低下していっている と言う事に直接つながるのではないでしょうか。賃金にしたって 景気のいい会社の数字を並べ立てて 景気のいい数字を挙げ連ねていますが 実質賃金は下降の一途をたどっているというデーターをよく目にします。
大体 円安に強引に誘導したことで 輸入商品の価格が上がりましたから 庶民の生活を給料は上がらないのに出費が増加して 苦しくしていることは明確だと思います。本来なら 今度のトランプさんとの会談で こっぴどく金融緩和をたたかれると予想していたのに 意外にもトランプさんから好意的に迎えられたのが 私にはとても不思議です。トランプさんは北朝鮮に対しても 不思議なくらいに好意的な言動が目につきます。当然北朝鮮としても 喜んでアメリカに尻尾を振る準備をしているように見えます。トランプさんが本心からアベチャンを認めているはずがないので 何時本性を現すのか 反って心配になってしまいます。
私は もう残りの人生が後わずかですから 今更日本全体の景気がどの様に変化しようと 一般国民の生活が楽になろうと苦しくなろうと 殆ど関係がありません。でも日本と言う国にずっとお世話になってきましたし 同胞を大切に思う気持ちは勿論あります。みんなが心から笑えて 安心して暮らしていける国になってほしいと心から願っています。

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