2月17日 確定申告書を提出に税務署に出かけてまいりました

今どきは メールで書類を提出したほうが 確か幾分税金の控除額が大きくなるようですし わざわざ出かけていく必要がありませんから 手間暇省けて お得ですので そちらのやり方で 申告作業をなさっている方が 相当数いらっしゃるのだと思います。でもバリバリアナログ人間の私は そのような便利な手法は採用できませんので えっちらおっちら税務署に出かけて 提出して参りました。窓口で提出すると こちらが保管しておく書類に 受付印を押してもらえますが 開業以来ずっと保管してある書類にも 同様に受付印が押印してありますので 何となくいつもと同じで安心できますから わざわざ出かけてしまうのかもしれません。
毎年 そして今年も 提出に行くと 相談窓口に長い行列ができていました。初めて申告する人もいれば 例年とは 異なる状況なので 書類の作り方が異なるので 書き方を教わらなければならないために 相談されているのかもしれません。只 もし私が相談する必要があれば 普段の税務署がすいている時期に 出かけてきたら 待たされないし 分かり易く丁寧に対応してくれるでしょうから 何もこんな間違いなく混みあっている時期に 行列に並ぶようなことはしたくありません。
提出するための窓口は 職員さんが十人近く窓口に並んでいて 提出する人が行列に並んで 次々に空いた窓口へ歩いて行って提出します。こちらの行列は 全ての書類が整っている人ばかりなので スムーズに順番が回ってきて ほんの二三分で私の番になりました。決算書と申告書 領収書類を添付する書類 をまとめて窓口から提出しました。すぐに提出書類に不備や不足がないことを確認して 受付印を押してもらってから出口への進路に進みました。いつもなら このまま税務署を出るのですが 今回は オヤジの遺言書を預かっている銀行から オヤジの分の申告もするように言われていましたので 出口への進路を進んでいる途中で出会った職員さんに 事情を説明して オヤジの申告に必要な書類を貰って帰ろうと思いました。
オヤジの場合 基本的に年金収入だけなので 白色申告しているはずだと思いましたので その類の書類を受け取りましたが その時職員さんが気づいてくれたのが 年金額が一年に四百万円以下なら 申告の必要はないように ここ数年制度が変わったことでした。父が毎月受け取っていた年金は約三十万円ですから 十二か月分で どうみても四百万円には達していないはずです。実家を探索した所 数年前までの申告書類は何とか見つかっておりましたが ここ数年の分の書類がないことを不思議に思っておりましたが 四百万円以下の年金額のものは 申告の必要ない と言う制度に基づいていたのだと理解できました。
オヤジの遺言書を預かっている銀行は とんでもなく高い手数料をふんだくっておきながら このような制度の変化を知らずに 偉そうに指示を出していたことを理解して 猶更ムカついてきました。オヤジの残した遺産が そこそこの金額であれば 第三者が介入してくるのも致し方のないことかもしれませんが オヤジは死ぬ間際の十年間で 株式の損失とその損失を取り返したいというスケベ根性に付け込まれて 二度も同じ詐欺グループに付け込まれてしまって 合わせて六千万円以上を失っておりますので 遺産の総額は子供三人が受け取るのですが 殆ど相続税の控除額の範囲で治まる程度の僅かな金額なのです。そんな微々たる遺産の管理に百万円以上もの手数料を 私としては殆ど面識のない銀行に 支払うなんて 愚の骨頂としか思えません。本当に けちん坊なくせに見栄っ張りのオヤジは 死んだ後までむかつかせてくれました。
まあオヤジの確定申告が必要であったのなら その初めてするのでかなり面倒な手間暇がかかりそうな作業をしないでも済みそうなので ホッとしました。帰宅したら すぐに開業以来申告書類の控えを綴じこんでいるファイルに今年の分もパンチで穴をあけてから 綴じこみましたので 昨年のお仕事が完了したような気分になり 安心しました。よかった、よかった。

ブログ一覧