2月19日 1906年の本日 ケロッグのコーンフレークが誕生したのだそうです

コーンフレークと言えば ケロッグが一番有名なメーカーですが 私はシスコーンという商品があったことを覚えています。アメリカで誕生して発売されて 日本に入ってきたのがいつ頃なのかよく知りませんが 私が小学生のころには わが家にも存在していましたから そこそこ昔から 日本でも発売されていたのだと思います。子供のころ 朝ごはんと言えば 母が作る味噌汁に 前の晩のおかずの残り物とか 作り置きされている野菜の煮物などのほか 海苔の佃煮や 漬物がせいぜいでした。うちは父の好みだったのかもしれませんが パンが朝食になるのは 少なかったように思います。
近所にパン屋さんがありましたので パン食の場合 いつも私がお金を渡されて 食パンを買いに行かされておりました。そのパン屋さんは 朝六時半には 開店していましたから ずいぶん早起きなお店だと思っておりましたが パン屋さんは一般的に開店時間が早いようです。うちでは 食パンが朝食の場合 別に母が手を抜いていたわけではないのかもしれませんが トースターで食パンを焼いて それにマーガリンやジャムを塗ったトーストしか出てきませんでした。まあその頃の 朝ごはんがパン食の場合は 友達に聞いても似たり寄ったりの家が多かったみたいです。
今なら トーストだけではなくて ハムエッグや サラダがついてくるのが 常識かもしれませんが その頃はトーストがお皿に乗っているだけだったと思います。私は子供心にもトーストだけの朝食に不満がありましたので 出来たら味噌汁とごはんの和風の朝食の方が好きでした。生卵で作る卵かけご飯は 今食べても凄くおいしく感じますから 私は子供のころから 現在まで 朝ごはんはずっと和食が好きです。ホテルの朝食で 和食と洋食が選べる場合 殆ど間違いなく和朝食を選びます。
但し パン食の場合 ある時から コーンフレークを食べてもいい という風に選択肢が広がりました。器に紙箱からフレークを流し込んで 牛乳と砂糖をかけるだけで とても美味しいサクサクした触感と甘い味が 凄く気に入ってしまい 食パンを一枚も食べずにコーンフレークばかり食べていました。それからしばらくして 真っ黒な炭酸飲料であるコーラが 直ぐに生活に馴染みましたが コーンフレークと言いコーラと言い いずれもアメリカから入ってきたものですから アメリカという国は凄い と子供ながらに思っておりました。
そのうち コーンフレークに砂糖を予めまぶしてある商品が登場しました。食べるときに 砂糖を加えなくてもいいので より便利になるのでしょうが 私は子供のころも今も甘いものが大好きだったので 牛乳をかけずにそのままバリバリ食べておりました。私はサクっとした食感が好きだったので牛乳をかけて時間がたつと ふにゃっとしてしまい あまりうれしくなかったので そのまま食べられる砂糖をまぶしてあるタイプを お菓子代わりに 喜んで食べておりました。その後 チョコレートをまぶしたチョコフレークが発売されましたが こちらも好きではありましたが チョコレートがコーティングしてあるので 本来のサクサク感があまり感じられませんでしたので そんなに嬉しくはありませんでした。
コーンフレークと言えば M-1で優勝したミルクボーイのネタに登場しましたから 現在人気が再沸騰しているのだそうです。私は 普段から血糖値をあげたくないので コーンフレークも原料はトウモロコシであり そこそこカロリーがあるし 牛乳をかければさらにカロリーが高くなりますが カロリーゼロの甘味料をかければ 甘いものを食べた気分が味わえるので 時々朝ごはんに頂いております。子供のころの 食パンのトーストしか なかったパン食の朝食から 解放された時の嬉しさを思い出しながら 頂いております。但し プレーンのコーンフレークは あまり売っていません。砂糖やチョコ味のフレークが やはり売れ行きが良いからなのでしょうか。だからスーパーでプレーンタイプを見つけるに 二箱か三箱まとめて買ってしまいます。
コーンフレークは 別になければないなりに 過ごせるけれど たまにその食感と甘みを感じられるので 食べたくなりますので 出来たらいつまでも存在していてほしい食べ物です。

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