2月17日 所得税の確定申告は 本日より始まりました

私は 例年通り 年明け早々から 一年間さぼってほったらかしにしていた 伝票や領収書の類と 格闘して 一月半ばには 無事に昨年分の決算書と申告書を完成させました。二週間ほどで 一年分の作業が終わるのは 毎日の売上伝票と 領収書の類を 月別に分類して 日付順に並べて保管しておいてくださる奥様のおかげです。パソコンの会計ソフトの扱い方も 何時までたっても私が習得しませんので そちらの準備作業や 設定処理などは すべて奥様にお願いしております。
地道に電卓をたたいて 一日の売り上げを計算して 振替伝票に記入してホッチキスで伝票に張り付けたり 領収書を見てその名目や科目を数値とともに記入して貼り付ける作業を一年分ひたすら繰り返します。一年分の振替伝票に銀行勘定帳から 日々のお金の出入りを記入したら ほぼ振替伝票が完成しますから あとはひたすらパソコンに入力します。きちんと間違えないように入力してしまえば 有難いことにあとの作業はすべてパソコンの会計ソフトがやってくれますので 銀行勘定帳や仕入帳と 金額に打ち込み間違いなどがないことを確認したら 最後に水道光熱費や通信費のうちの自家消費分を事業主貸に移して 決算の作業が終了します。
決算書をプリントアウトしたら その数値を見ながら 税務署から届いた申告書に書き込みます。うちの場合 仕入れが薬屋三社だけだし 基本的にすべて現金商売ですから 非常にシンプルで 申告書もほんの十分足らずで書き込みが完了しますので 今年の分の決算並びに申告の作業は スムーズに滞りなく終了しました。あとは 保険や小規模企業共済などの払い込み証明書を用紙に張り付けて 何年か前から始まったマイナンバーの記入をすれば 申告の準備は 本当に簡単に終了してしまいました。まあ何十年も同じことを繰り返していますから 今年の特に問題はないのだと思います。
決算書と申告書はの提出は いつも税務署に持参しております。郵送でもすみますし 何だったらメールでの提出も出来るみたいです。税務署にしてみれば いちいち職員が対応しなくても済みますから そんな提出方法の方がありがたいのかもしれませんが 私としては 一年に一回しか税務署に出かけませんので 毎年二月の恒例行事として 書類の提出に出かけております。出かけて提出すると 控えの書類に 受付印が押してもらえますので その方が保管しておくにしても なんとなく安心できるのです。本日は さすがに初日ですから 相当に込み合って 行列ができて待たされるのでしょうから 実際の提出は 数日後ある程度提出者が少なくなってからを 見計らって出かけようと思います。
毎年 提出に行ったときに不思議に思うことがあります。いつも税務署で 職員さんに申告の仕方を教えてもらいながら 申告書に記入している人が あふれていることです。私のような自営業者は 毎年の決まりきった作業ですから 当然自分で調べて パソコンソフトの助けを借りたりしながらかもしれませんが 何とか自力で提出書類を完成させて 提出しているのでしょうが その時に職員に教えてもらいながら記入している人たちは どうしてこんな一番税務署が混みあうときに やってくるのでしょうか。
申告といっても 例えば親の遺産を貰った場合など 人生で初めてのケースも少なくないのでしょうが 申告しなければならないことが分かっているのなら 何をどう準備したらいいのか とか申告書にどのように記入すればいいのか とか添付すべき書類はどのようなものがあるのかなどを 何もこんな混みあっている時期ではなくて 日頃のもっと税務署がすいている時期に相談に来れば 待たされずにも済むでしょうし ずっと丁寧に対応してもらえて 分かり易く説明してもらえるように思います。毎年毎年 必ずこの税務署が混みあっている時期に 相談に来て 困った顔や不安そうな顔をしながら 行列を作っている人たちが 沢山いることが 私にはとても不思議に思えます。
まあ他人の事などどうでもいいでしょう。要は 私が今年も無事に 申告できるための準備が 完璧に終わっているという事です。自営業をしている限りは 納税は国民の三大義務の一つですから きちんとその義務を果たそうと思います。まああと何年仕事をするのか分かりませんが 申告の作業もあと多くとも二三回のはずですから 頑張って義務を果たそうと思っております。税務署の職員の皆さん あと少しだけよろしくお願いいたします。

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