2月20日 NHKの朝ドラ「カムカムエヴリバディ」に不満を感じております

朝ドラとしては 初めての試みなのだそうですが 半年の間で 主人公が三人も代替わりして 勿論異なる女優さんが 主演されるという企画に かなりの不安と 若干の期待を持って 見始めました。初代の主演女優さんが 上白石萌音さんでした。彼女は とても可愛らしいし 演技力もかなりある事は知っていました。私としては 兎に角 歌が凄くお上手な上品な女の子 といったイメージの方が強いのですが いかにも朝ドラのヒロインといった役柄を 上手に そしてとても感動的に演じておられました。ストーリー的に 結構泣ける場面も幾つもありましたので とてもいいドラマだと 非常に高く評価しておりましたし 楽しませていただきました。ただ安子が私としてはかなり突然に感じられましたが アメリカ人と結婚してアメリカへ行ってしまった というような違和感に満ちた消え去り方をされましたので その後の展開に少なからぬ不安を感じてしまいました。
二代目を深津絵里さんが これまでのイメージとはかけ離れているように感じられましたが 上京して苦労しながらも 懸命に生きていく 典型的な朝トラヒロインらしい役柄を ベテランの女優さんですから 当たり前かもしれませんが お上手に演じておられました。萌音ちゃんの時のように 感動して涙が流れそうになる場面こそあんまりありませんでしたが 三台目の主役への上手な橋渡し役を 演じておられて まあまあいいドラマだなあと それなりに満足しながら 拝見しておりました。
所が 三代目の主役 つまりこのドラマを締めくくるはずの役柄を演じるのが 川栄李奈というキャスティングを見た時から 一抹の不安を感じておりましたが 彼女のキャラクターからして 致し方のないことかもしれませんが おちゃらけた女の子の ありきたりのつまらない展開に 不満を感じております。このドラマは 私が朝ドラの中で一番感動して 評価が高い「ちりとてちん」と同じ藤本さんの作品ですから 保子が登場している場面での 泣きたくなるような状況が度々ある 素晴らしいドラマが半年楽しめる事を期待しておりましたが、今後どのような展開になって 川栄がどんな演技を見せてくれるのか 分かりませんが 自分で糧にハードルを上げてしまっていたからかもしれませんが とても残念に思います。
私は 川栄を AKBのそつぎょうせいでは 一番活躍しているように思っていますし それなりに可愛らしい女の子だとは 思いますが あのたかみな以上のおバカなので 本質的にすきにはなれないし 期待をしてしまったから 勝手にがっかりしているだけの事なので わざわざブログに書くほどの事ではないように思いますが もう少し感動的な場面を沢山描かれるドラマであってほしかったと 残念に思います。視聴率が高いのか低いのかも 全然知りませんが 藤本さんの作品ですから 言い締めくくり方を描いてくださることを期待して 毎朝楽しんでいこうと思っております。

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