2月23日 1952年の本日 中島みゆきさんが誕生されました

私よりも五歳年上ですから 64歳になられたはずですが まだお婆ちゃんと呼ぶのは失礼に思えるぐらいに 若くてお美しいような気がします。デビュー曲の「アザミ嬢のララバイ」から知っていますから 中島さんとのお付き合いは相当に長いように思います。中島さんは現在でもそうですから 若い頃には凄くお美しかった と言うよりも可愛らしかったと思いますが 殆どテレビ出演されていません。数年前に紅白に出演された時に 動く中島みゆきを初めてみた人も少なくないのかもしれません。

70年代にデビューされたニューミュージックと言うジャンルの方々は 大概テレビ出演されていませんでしたから 不思議には思いませんでしたが よく対比される存在だと思いますが ユーミンよりもずっと見栄えがいいのですから せめて千春位に思い出したようにでも テレビ出演されていたら 更にレコードの売り上げは増加したのではないでしょうか。

初めてオールナイトニッポンで中島さんの話す声をきいたのですが 殆ど人はその話し声に衝撃を受けると思います。外見はお上品な可愛らしい女の子なのに 話す声は太くて 話す内容もあけっぴろげで 殆どおばさんかと思ってしまって 驚くとともに逆に気取っていなくて 親近感がわいてしまって余計にファンになってしまいました。

中島さんが息の長い歌手であることを証明するのが 自身の歌う曲で70年代、80年代、90年代、2000年代の四つの年代でシングル曲がヒットチャートの一位に輝いたことがあると思います。更に他人に提供した曲では 実に70年代から2010年代まで 五つの年代でシングル曲が一位に輝いています。こんな超人的な出来事を達成したのは 勿論中島さんだけです。

私がカラオケで中島さんの曲で 一番よく歌った曲は恐らく「雪」だと思います。この曲を知ったのは 立命館大学時代に所属していた合唱団で行われていた夏合宿で 新入団員は 自己紹介代わりに昼食時に一曲歌わされていた習慣がありました。その時に下級生の女の子がこの曲を歌ったのですが 夏合宿でなんと季節外れの曲を歌うのかと驚きましたが その子が凄く上手に歌い上げたので ぎゃくに印象に残ってしまって カラオケで歌うようになりました。かなり暗い内容の詩なので 暗い歌を歌い時にしか選曲しませんが これまでには数えきれないくらいに歌っていると思います。あまりメジャーにヒットした曲ではないようですが なかなかの名曲だと思っていますので 心を込めて歌います。

こんなにたくさんのヒット曲を生み出した中島さんのナンバーワンの曲を決めるのは それこそビートルズやユーミンの曲のナンバーワンを選ぶのと同様に 人それぞれであり ほとんど無意味なことだとは分かっていますが 一応私の中でのナンバーワンの曲がありますので ここで発表したいと思います。ごくありきたりではあると思いますが その曲は「糸」です。

この曲が名曲であることは 相当に沢山の一流と言われる歌手の方がカバーされていることで証明されているでしょう。歌詞の最後の二行「逢うべき糸に 出逢えることを 人は仕合わせと呼びます」が最高です。カバーしている歌手の方も 私が自分でカラオケで歌うときも「出逢えることを」の所で思いっきり貯めて 思い入れを込めて歌ってしまいます。仕合わせの意味は普通の幸せとは違って 運命とか巡り合いを意味しているのだそうです。でも中島さんご本人の歌唱では この部分を極サラッとうたわれている所が 素敵だと思います。そのサラッとした歌い方に 中島さんの気持ちが込められているように感じてしまいますから 「糸」が最高の名曲だと思います。

 

 

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