2月25日 今年はプロ野球の楽天と阪神を応援することに決めました

私は子供の頃から50年近く ドラゴンズファン一筋でした。しかし球団が落合監督を解任した時から 好きではなくなり その後成績が低迷したからではありませんが 徐々に嫌いなチームになってきました。落合監督も相当に個性的な監督さんでしたから 当然好きな人がいれば 大嫌いな人もドラゴンズファンの中にもいると思います。

只 落合監督がチームを率いた八年間で 実に五回も日本シリーズに進出したのです。田舎者集団のチームですから 注目を集める日本シリーズでは実力を発揮できなくて 一度しか日本一にはなれませんでしたが 八年間で五度も日本一の夢が見られましたし その他の三年も勿論Aクラスには入っていましたから 残念なことは多少ありましたが 惨めな気持ちには殆どならずに済みました。

落合監督が辞めてから もう何年たったのかも覚えていませんが その間のチーム成績はすべてBクラスであり 昨年なんか気分は殆ど最下位でした。監督の選任にも納得がいきませんし ドラフトの指名や外国人の補強の方針も全く理解できません。球団として チーム力の向上を目指しているのかどうか疑問です。

そこで昨年の春に私は一大決心をしました。思い切ってドラゴンズ以外のチームを応援してみようと考えたのです。そのように決心したのが 開幕がもうまじかに迫っていた時期でした。正直それまでドラゴンズ一筋に応援していましたから それ以外のチーム事情や戦力の状況など全然把握できていませんでした。

暇な時にスポーツ新聞が沢山おいてある喫茶店に出かけて じっくりと各チームの戦力や勢いを比較検討しました。どうせ応援するなら 負けの混みそうなチームよりも 勢いが感じられる景気の良さそうなチームにした方が 楽しく一年が過ごせると予想したからです。私はプロ野球チームの中で一番嫌いなのがぶっちぎりでジャイアンツです。プロ野球人で嫌いなのは 昔から長嶋が圧倒的な一位でした。その後長嶋に迫る勢いだったのが星野仙一です。

私がなぜドラゴンズファンになったかと言うと とにかく一番強くて一番偉そうにしているチームを本能的に嫌いになるのは私の持って生まれた習性みたいで巨人嫌いはプロ野球のチームを殆ど知らない頃から決定していました。大阪人ですから普通は地元のましてや巨人のライバルと自称している阪神を応援しそうなものですが 私がプロ野球に関心を持ち出した小学校の三年生の頃に たまたまクラスメートで大嫌いな奴がいて そいつが熱狂的な阪神ファンでした。その為に阪神なんて絶対に応援するものかと決意してしまいました。そんな時に巨人と首位を争っていたのが中日ドラゴンズだったので たまたまなのですが些細な理由で 名古屋とは縁もゆかりもありませんでしたがドラゴンズファンになったのです。

セリーグでは巨人と阪神、中日を除いた三球団で応援するチームを考えましたが 勢いと言う点で広島が一番でした。前ケンが残ってくれたし 黒田が帰って来てくれたし、前年のホームラン王も元気だったので 久し振りの優勝に広島は凄く盛り上がっていました。出来たら勝ち馬に乗りたかったので セリーグは広島を応援することにしました。

次にパリーグは セリーグのチーム以上に選手も監督も知らないので どのチームにしようかと迷いましたが オリックスが本気で優勝を狙って 金に糸目をつけずに戦力を補強したので勢いがあるという評判でした。地元の大阪のチームでもありますから 応援し甲斐があり 勢いも感じられましたからパリーグはオリックスを応援することに決めました。

所が昨年ペナントレースが開幕したとたんに 私の応援する両リームが 全く勝てなくて 最下位に低迷してしまいました。別に本心から好きなチームならたとえ負け続けても応援する気になるはずでしたが 応援しようと決めた動機が不純で 単に勢いがありそうだったからなので 最下位に沈んでしまって 勢いを感じられなくなってしまったら それこそ全然応援する気持ちがわいてこなくて プロ野球に関しては ほとんど無関心なまま過ぎてしまった一年間でした。

プロ野球も開幕が迫ってきましたから そこで今年はどのチームを応援しようかと考えた時に 楽天には私の大嫌いな星野仙一が関わっているので 勿論応援などしたくなかったのですが 昨年のドラフト会議で 私が一番目と二番目に注目していた選手を楽天が一位、二位で指名したのです。オコエと吉持と言う抜群に足の速い選手を指名しましたから 相当にスピーディーなチームになってくれそうです。明確なチーム作りの方向性が伺えたので 星野は嫌いだけど応援しようという気持ちになりました。

セリーグではなかなか応援したいチームが見つかりませんでしたが 奥様が基本的には阪神ファンなので 一緒に阪神を応援しようと誘ってくださいましたので まさかと思っていた阪神を応援することにしました。

楽天と阪神 昨年の様にスタートとともにズッコケなければよいのですが 取り敢えずはこの一年間この両チームを応援しながらプロ野球を楽しもうと考えています

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