2月25日 昨夜父親が救急車で病院に運ばれました

深夜の十二時半ごろに電話がかかってきました。急患からかと思って電話を取ると 交野市の市役所の救急対応の方からの電話でした。父親が寝る前になってもおしっこが出ないという事で 救急を知らせる発信ボタンを押したのだそうです。役所の方と話をして 心配なので救急車を呼んで 関西医大に運ばれたのだそうです。

関西医大に電話をすると 以前にも一度経験している前立せん肥大による尿道閉塞によっておしっこが出ない状態になっているのだそうです。これからカテーテルを入れる処置をする所なのだそうですが、本人はタクシーを呼んで自力で帰ると主張しているが 結構酒を飲んで酔っ払っている状態なので 心配であり出来たら迎えに来てほしいとのことでした。

せっかくの休みの前の晩であり のんびりと過ごそうと思っていましたが しょうがないので関西医大まで迎えに行きました。病院につくとカテーテルを入れる処置は既に終わっていて 何時もの酒を飲んでご機嫌な父親がいました。尿バックを見ると二百五十cc位溜まっていましたから 朝まで様子を見ている余裕はなかったと思いますので 深夜に処置をしてもらってよかったと思いました。

明日カテーテルを抜けるかどうか判断するので 朝もう一度来院するように言われて 料金を支払い病院を後にしました。交野の実家についたら一時半を回っていたので静かに父親を下ろして家の中に入りました。カテーテルが入っているので 勿論入浴もできませんから すぐに父親をベッドに寝かしつけて 明日の朝八時半に迎えに来ることだけを伝えました。

朝八時半に実家に行ってみると 父親はもうすでに起きだしていましたので 顔だけ洗わせてすぐに病院に向かいました。ここの病院の駐車場は料金が凄く高いので 父親を正面玄関でおろして 向かいの安い駐車場に停めに行きました。泌尿器科につくと 大学病院ですからたっぷりと待たされることを覚悟していましたが 割とすぐに呼び出されて カテーテルを抜く処置をしてくれました。その時点でのおしっこの出具合と 膀胱に残っている尿量から カテーテルを留置するか抜いてしまうか判断するのですが どうやら微妙な量が残っていて抜いてしまっても大丈夫と判断するのには もう一度ある程度おしっこが膀胱にたまってからの出具合で判断することになりました。

たった今だしたばっかりのおしっこですから 再びある程度おしっこが溜まるまでにはそこそこ時間がかかります。仕方がないので 病院内の喫茶店に出かけていきました。私は朝ご飯を食べてから出かけましたので 水のペットボトルを冷蔵庫から取り出しましたが 父はモーニングセットでハムチーズサンドをむしゃむしゃ食べていました。九十近くになっても お酒が毎日おいしいし、ハムやチーズも大好きなので まだ当分は大丈夫なのかなと思ってしまいます。

十一時ごろになって ようやく父が尿意を催しましたので 二回目の判断をしてもらい 診察室の前で待つように指示されました。所が、診察室の前で順番を待っている患者さんは何人もいるのに、三十分以上待っても 誰一人として診察されません。診察室をのぞいてみると 医者も看護婦も誰一人として存在しません。隣の診察室は私たちが待っている間に 診察を終えて帰っていく患者さんが何人もいました。

そこで私の堪忍袋の尾が切れて 看護婦に怒鳴りつけました。「おい、第四診察室の担当医の○○はどこで何をしているんや。眠たくなったので昼寝でもしているのか お腹が空いたから早目の昼飯にでも出かけているのか 一体どっちや?」と声をかけると 「患者さんの検査に立ち会っているために不在なのかもしれません」とその看護婦は答えました。「かもしれないとはどういう事や。」と私が言うと「すぐに探してきます」と答えました。私は怒りが頂点に達して「探しに行く、とはどういう意味や。外来担当の○○が三十分以上も自分の仕事をほったらかしにしているのに 担当科の看護婦がその所在もしらんというのはどういうこっちゃ。患者を舐めるのもいい加減にせえや」と私の声のトーンもかなりボリュームアップしました。年配の看護婦がやってきて「直ぐに対処しますのでお名前を教えてください。」と言うので「うっかり名前を言ったら 文句を言ったうっとおしい患者やから最後回しにされたりするのが嫌やから 名前は言いません。」と答えてやりました。

しかし文句を言った効果はあったみたいで 私が席に戻って五分もしないうちに一人目の患者の診察が始まり私の父は三人目でしたが 約十分後には診察室に呼び出されました。実質医者と話したのはわずか三分足らずでしたが 診察を終えた時には 既に十二時を回っていました。結局大学病院なんかの診察を受けたら 予想通りに半日が潰されてしまいました。

診察を受ける前に父が尿意を催した時の看護婦の対応も悪すぎます。前立せん肥大で尿意を催すと 急激に辛抱できない状態になります。泌尿器科の看護婦ならそんなことは熟知していなければならないはずなのに、父が尿意を催したと看護婦に伝えた時も 担当者を探すから少し待ってくれと言って、結局担当者が見つかったのは五分後ぐらいだったので 父は尿が少し漏れてしまい 下着を汚してしまいました。患者の状態に応じて臨機応変に対処できないのは 看護婦のレベルが低すぎます。

そもそも関西医大なんて 入学するための学力偏差値も凄く低いので 医者のぼんくら息子が 出来が悪くても金を積めば医者にしてもらえる為の大学ですから 優秀な医者がいることを期待するのが酷な話なのかもしれませんし、そんな病院にいる看護婦に優秀さを求めるのはナンセンスな話なのかもしれません。

昼になったので 父と昼食を取ってから実家まで送っていきました。せっかくの休診日だったのですが つまらない時間の使い方をしてしまいました。

 

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